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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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谷川岳幽ノ沢◆写真 

ちば山の樋口です。

平野さんと谷川岳幽ノ沢V字状岩壁右ルートを登攀しましたので報告します。

週末から梅雨入りする可能性がありましたが、その前日6/8(金曜)に日帰りです。
谷川岳の天気は行ってみないとわからないとのことでしたが、
当日の谷川連峰を遮る雲は1つもなく、青空と稜線の境界から足元の雪渓まで1点の
霞なく丸見えの状態に。
アルパインクライミングを満喫、日が暮れるまで幽の沢を独占させていただきまし
た。

8ピッチ目_R
 [8ピッチ目 平野さん登攀中です]

【山域】谷川連峰
【ルート】幽ノ沢V字状岩壁右ルート
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】CL:平野、SL:樋口(文責)
【日程】H24.06/08 晴れのち曇り
04:00千葉発(平野さんのエコカーで)
07:10一の倉沢駐車場着
07:25一の倉沢駐車場を出発
07:40幽の沢出合い
09:15V字状岩壁取り付き
15:16堅炭尾根
18:15一の倉沢駐車場
谷川温泉に立ち寄り、帰葉。

【内容】

 あらら、快晴です。暑くなる予感。水を多めに持っていこう。
一ノ倉沢は中央稜と烏帽子沢奥壁南稜を確認して去る。
一ノ倉尾根の取り付けを教えてもらう、そこから幽ノ沢出合いまで近し。
幽ノ沢出合から谷川岳連峰を見上げる。えーと、右俣リンネを探してみーっけた。
あそこを横断した真上が幽ノ沢V字状岩壁。とりあえずそこまで観察できた。
幽ノ沢に入り直ぐに大雪渓を歩くことに。12本刃のアイゼンを履き、
片手にとアイスバイル(アイスハンマー)を持つ。
カールボーテンと呼ばれているスラブ帯はほとんど雪渓に覆われていて、よくわから
ず。
いきなり真上に右俣リンネがあらわれた。雪渓から右俣リンネの左側壁に飛び移る。
少し緊張する。

ここでアイゼンを外し、登山靴からクライミングシューズに履き替えるハーネスと登
攀ギアーを全て身につけ、
ダブルロープを解きコンテで発つことに。まずは右俣リンネをトラバース気味に渡っ
てV字状岩壁取り付きに向かう。
支点がでてきたところで”つるべ登攀”に切り替える。
コンテにつづき、1ピッチ目を平野さんリード。
といううことで、奇数ピッチ目は平野さんリード、偶数ピッチ目は小生・樋口のリー
ドで。
ザイルはダブルロープ50m2本。

【1P目】
 Ⅲ級程度の登り。岩というよりもスラブっぽい。徐々に傾斜がきつくなる。
【2P目】
 右俣リンネの手前までトラバース気味に。リンネの真横にビレー点あり。
【3P目】
 右俣リンネを横ぎる。その先のリッジにテラスあり。ピッチを切る。
 見た目は怖いが行ってみると怖くない。
 ダブルロープの張り方・流れ方がおもしろい。トラバースも結構、楽しい。
【4P目】
 V字状岩壁取り付きへ。最初2m程度降りてからトラバース気味に昇ってゆく。
 しっかりしたビレー点あり。ここから幽ノ沢V字状岩壁登攀のはじまりはじまり。
【5P目、幽ノ沢V字状岩壁登攀開始】
 フェースを直上。草付部が少し厄介か。
【6P目】
 引き続き、フェース。少し傾斜がきつくなる。45m。直ぐに左ルートと右ルート
と分かれる。
 このあたりからブヨが湧いてきた。
 ビレイ中は、ブヨの群れに襲われることに。クライミングシューズを脱ぎたくとも
脱げない。
【7P目】
 急なフェースを昇り、上部ハング帯に突き当ったら左に折れる。
 ランニングビレイを間隔よくセットできる。
 後半inコーナーを攻めると少しきついかも。
 恐らく、7P目と8P目が右ルートのハイライトと思う。
【8P目】
 初めの数歩が嫌らしい、慎重に。
 しばらくすると細長い狭いルンゼをひたすら登攀。
 ランニングビレイを6箇所セットしたか?、とにかくたくさん。
 途中狭まった溝を昇るがこの辺りのクライミングはとても楽しい。
 真下を見下ろせるので結構高度感は抜群!、たまりません。
 足元濡れているところ多いのでスリップ注意。
【9P目】
 引き続き凹角の岩から草付ルンゼに移る。そして灌木帯に入る。
 草付ルンゼは滑るので、左の岩に足を置く。ここのビレー点は全く記憶なし。
 ブヨがうっとうしい。
【10P目、幽ノ沢V字状岩壁登攀終了】
 岩壁を抜けた。リッジに出る。なんとなく終了点を通過。
 ザイル50mをフルに使い、灌木を使いビレイ。
【11P目、12P目】
 草付の斜面でところどころ露岩ある。途中、笹藪に入ってしまい、体力消耗。
 笹藪は(も)一ノ倉沢(烏帽子沢奥壁南稜)のような
 しっかりとした踏み跡はなく、踏み跡を見失いやすい。灌木を使いビレイした。

12P目を終えて小休止。登攀開始してから、暑いし飲まず食わずだったので、バテ
てしまった。、
ブヨに相当刺されたようだ。ここで飲み食いしてザイルを片づける。この先直ぐそこ
が堅炭尾根だった。
お疲れ様です!。

雲がでてきたものの堅炭尾根からの眺めを少しだけ楽しむ。
白毛門~清水峠~茂倉岳~一の倉岳とつづく尾根を確認。
沢以外に雪はほとんどない。
登攀ギアーを全て外してザックに突っ込み、下山を急ぐ。

堅炭尾根の下りは快適だが、途中から芝倉沢へ下る道がハッキリしなく、笹藪の急斜
面を滑るように降り結構疲れた。
さらに、芝倉沢から湯桧曽川沿いの(一ノ倉沢駐車場に至る)旧国道との合流・分岐
点を見落としてしまい、少し登り返すことに。

駐車場に停めた車のタイヤの影にノンアルコールビールとおつまみを隠しておいた。
でもでも、下山後の楽しみだった、ノンアルコールビール等々は・・・。
カラスに飲まれて食べられてしまい落ち込みました。カラスってアルコールも飲むん
だっけ?。

-------------------
今回、つるべ登攀させていただきましたが、課題がみえた。
一つは、スピード。
幽ノ沢V字状岩壁右ルートは取り付けから終了点までの6ピッチで2~3時間とガイ
ド記載あるが、
今回3時間かかった。天気よく独占できたのだから2時間で登攀しないと。
フォローからセカンドへの切り替えなど、手際が悪いと思われる。
また、少しでも待ち時間があれば、先行してできる作業を前倒しでおこなうことが大
切かな。
もっとピッチ数のあるところで、鍛えないと。
下山中に一ノ倉沢をみながら課題と次なる目標を平野さんと会話する。
二つ目はザックの重量。大きすぎ。出発前にザックの中身をチェックかな。

ということで、平野先輩、ご指導ありがとうございました。
もたついてしまい、時折、いらいらしたかと思いますが、我慢下さりありがとうです。

谷川岳は日帰り登攀できるのでもっともっと通って鍛えないと。
以上、幽ノ沢V字状岩壁右ルート アルパインクライミングの報告でした。


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