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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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鳥海山・月山山スキー 

長池です。鳥海山・月山山スキー山行報告です。

【日時】2012年5月25(金)~27日(日) 早朝発2泊3日 晴れ
【場所】鳥海山祓川口、月山
【メンバー】CL長池、鶴田、石橋、小泉(27日のみ)
【タイム】
  25日 9:00千葉→18:00鳥海山祓川ヒュッテ(泊)
  26日 5:25祓川ヒュッテ-5:59雪面に出る-7:07七ツ釜避難小屋
     -9:19七高山山頂-10:30新山-11:23七高山山頂から滑降
     -12:29祓川ヒュッテ-17:30道の駅「西川」(泊)
  27日 5:30道の駅「西川」-8:00姥沢-8:22リフトトップ-8:55
     姥ケ岳-10:06雪割れ地点-11:08雪渓トップ-滑降-12:31
     姥沢駐車場-道の駅「西川」-帰葉

【内容】

25日 小雨 アプローチ
 ・市川から外環を経て東北道、山形道へ車を進め、象潟から鳥海山へ登る。
 ・祓川ヒュッテは金・土に管理人が入り有料の小屋となるが今日は不在で
  無料開放、炊事設備、毛布、清潔なトイレなど気持の良い小屋であるが
  発電機が動かないので照明はない。

26日 快晴 鳥海山祓川ルート登降
 ・小屋横の湿原に掛った木道を渡って登山道に入っていく。赤布の掛った
  樹林の岩道を板を背負って30分ほど行くと雪原に出られる。
 ・正面に七高山の岩峰が高く、雪渓がいくつかに分かれて昇っているが、
  雪渓には赤布を巻いた竹杭が、山頂まで一定の間隔に打たれており、
  春山登山に人気のコースらしくルート整備も充実している。
 ・真っ青、無限の高天で雪は最良ザラメ、登高も滑降も良好な環境である。
 ・避難小屋付近、中間沢状地形、山頂直下と3ケ所ほど急斜面があり、
  そこにジグを切る他はシールでほぼ直登できる。
 ・山頂下の急斜面にしばし汗を流すと雪が切れて岩峰に出た。
  2230mの三角点の置かれた七高山山頂である。振返って登ってきた祓川
  方面に目を降ろすと、ブナの新緑と白い雪原の織りなす斑模様の大きな
  台地と、さらにそれに続いて広がる緑の平原が広大な裾野を作り富士に
  も劣らない鳥海のボリュームに圧倒される。
 ・七高山頂の西側は断崖になっていて、その谷向こうに新山が同じ程の
  高度で雪を被って切り立っている。崖のガラ道を下って雪の新山にも
  登ってみた。累々と火山岩に折畳まれた岩峰から、千蛇谷を裾に引き
  行者岳から文殊岳への断崖が屏風を連ねているのが見える。
 ・往路を滑って戻る。いくつかの雪渓を繋ぎながら滑るので“一様な富士
  を滑るより変化があって楽しいね”などと言いつつ爽快なダウンヒル。
 ・残雪と雪解け尾根で作る山肌の斑模様と、雪とブナの織りなす樹林の
  絶妙な色合いの美しさに感動を口々にしつつ鳥海を後にした。

27日 快晴 月山登山ルート登降
 ・自然園に寄って石跳川の残雪を確認し、下から眺めて姥ケ岳から石跳川
  へ降りる雪渓が繋がっているらしいと見て登ってみると、石跳川左岸尾
  根の上はブッシュで遮られ川への降下点は見いだせない。
 ・そこで姥ケ岳を降り月山へ転進を検討する。山頂は既に露岩が出ていて、
  雪渓は山頂下100mほどで切れているが滑降のボリュームは十分と雪渓
  頂部へ登り詰めることにする。
 ・春の月山は競技スキートレーニングやボーダーの競技大会が開催される
  など大いなる賑わいである。月山をめざす登山者は山スキーや、壺足登
  山で列をなす程だ。
 ・緩斜面から傾斜の強い斜面に接して亀裂が入ってクレバス化している深
  溝が散見される。我々もトラバース中にそのいくつかに遭遇した。危険
  なほどではないが滑走スピードが早ければそこに突っ込む可能性もある。
 ・さて、雪渓トップで大休止。雪面はほど良い上質ザラメ。雨溝もなく滑
  降には申し分ない。人間が豆粒に見える大斜面を気儘にルート取りして
  いくのはまったく快適この上ない。駐車場まで滑りこむことができた。
 ・登山や滑降の楽しさも去ることながら、この時期の東北は、残雪の白と
  ブナを始めとする、樹々の初々しい黄緑が織りなすハーモニーと、その
  清々しさに心の奥底が清められる思いがするのだ。
 
【参考】
祓川ヒュッテ http://www.city.yurihonjo.akita.jp/yashima/tanbou/haraikawah01.htm 
道の駅「西川」http://www.gassan.co.jp/  

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