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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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霞沢岳雪山◆写真 

霞沢岳は大正池の真上にそびえているが、なぜか登山ルートは
明神まで行って徳本峠から登ることになっており、2泊3日が標準。
3日の休みをあてるとなると他のライバル山にいつも競り負けて
後回しになっていたが、たまたま釜トンネルを抜けてすぐ取り付く
ルートがあることを知った。
しかもこのルート、1泊2日で行けるうえになかなかスリリングな
雪稜を味わえるとのこと。これはもう行かねばならぬと久しぶりの
好天をGETして登ってきました。


霞沢岳山頂
  [強風の霞沢岳山頂]

【山域】北アルプス 
【コース】霞沢岳西尾根 
【形式】雪稜
【日程】4/6(金)夜発 7(土)~8(日)  
【天候】土は曇り/雪、日は快晴
【参加者】CL柘植(記)、SL土屋、大塚、神山

【記録】

4/7(土) 釜トンネル入口8:05→西尾根末端8:50→1950m幕場11:00
前夜は道の駅風穴の里に泊ったが、朝女性3人組に「どちらへ?」
と声をかけられる。霞沢岳西尾根のピストンと答えると、彼女らも
霞沢岳西尾根とのこと。ただ彼女らは山頂から南尾根を下るという
計画で重荷を背負っての縦走だ。
すごい。我々が起きたときにすでに沢渡にむけて出発していった。
我々も遅ればせながら準備して沢渡で予約したタクシーに乗って
釜トンに向う。
ここから歩いて釜トンを抜け、さらに20分で砂防事務所への林道
分岐に着く。ここが西尾根の末端だが、ルートは林道を少し入った
ところから尾根に取り付く。木金で雪が20cmくらい積もったとの
ことだが、先行する女性3人組のトレースで迷わず取り付けた。
尾根の背に出るとワカンは不要ではということになり、ワカン
をデポして早くもアイゼンを履く。ここから西尾根はときどき傾斜が
緩むが大半が急登というか胸をつく登りの連続といってよい。
短時間で登れるにはそれなりの理由があるのだ。しかし初日は1950m
付近の幕営適地に泊ることに決めており、尾根取り付きから2時間で
着いてしまった。まだ11時、2100mくらいまでは適地が点在している
らしいが、明日軽装で登ったほうがラクというリーダー意見が通って
ここにテン張る。水作りも1時間もあれば終わり、あとは延々5時間
くらい宴会で過ごした。酒を大量に持ち込んでよかった。いった何が
目的で来たのか分からなくなってしまったが、これもまた山の楽しみ方です。

4/8(日) 
幕場6:20→霞沢岳9:00→幕場11:30→尾根末端13:45→釜トン出側14:30
今日は西尾根登攀の日。ハーネス・ヘルメット装着のフル装備で出発。
出だしから昨日に優る急傾斜の尾根が続くが荷物が軽いのでたいして
苦にならない。天気も快晴で樹間から乗鞍焼岳や穂高連峰が顔をのぞかせる。
2400m付近で森林限界となるが、その境目付近に女性3人組のテントがあり、
中から談笑の声が聞こえる。帰りに聞いて分かったことだが、早朝出発
したもののあまりの強風に怯んで退却してここまで戻ったとのこと。
確かに森林限界を超えると強風で顔が痛い。尾根はナイフリッジとなり
大きな雪庇が南側に張り出している。女性3人組のトレースはまもなく
なくなり、これからは我々だけの世界だ。このあたりかなりもぐるが
頑張って進むと眼前にはルートの核心部の岩峰が雪煙をあげてそびえている。
取り付けば2級上程度のクライミングらしいが、なんとなく迫力に押されて
左から巻くことにする。かなり急な斜面の斜上トラバースだが雪崩と滑落に
注意しながら先頭の土屋さんの的確なコース採りでここを抜けると上部は
また素晴らしいナイフリッジ。ただよく締まった雪質になり、快適に
アイゼンを食い込ませて登れる。

尾根は次第に広がるようになり、まもなく霞沢岳山頂に到着した。
周囲の展望はもう最高だが、強風でとてものんびり休憩する気分にはなれない。
写真だけ撮ってすぐに下山開始。
登りで巻いた岩峰は慎重にロープを出して下った。樹林帯に入るとようやく
人心地がついて一休み。結構充実していた上部を振り返る余裕も出てくる。
テントに戻ったらお茶でもとか話していたが、りんごを食べたくらいで
すぐに撤収して下山した。
霞沢岳西尾根はライトバリエーションといったところ。大半が樹林帯の急登
だが、短いものの森林限界上はそれなりのレベルの経験と度胸を要求される。
核心部の岩峰を直登すればより充実するだろう。

【ヒヤリハット】
帰路幕場から下山するおり、あと少しでワカンデポ地というところで、
大塚さんが急斜面を後ろ向き体勢で降りようとしたとき、踏み込んだ右足の
雪が崩れて2mほど滑落。左足が雪の中に残ったまま体制を崩して左足首を
捻挫した。あとわずかで道路だが、重荷で歩くのはしんどいということで、
大塚さんの荷物を3人で分配して下山した。
風呂から出るとかなり足首が痛むということで、月曜に病院に行ったところ
骨折や靭帯損傷は見られないものの捻挫と診断されたとのこと。

+写真集へのリンク+

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