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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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栂池・ヒヨドリ尾根 遠見尾根山スキー◆写真 

菊池です。
天候不順のなか、友人Sさんの案内で初体験の2ルートに行ってきました。


09 ほっとして魚眼レンズで記念撮影   [ほっとして魚眼レンズで記念撮影]

【山域】北アルプス :栂池・ヒヨドリ尾根付近(17日)
 ・遠見尾根一ノ背髪村尾根(18日)
【日程と天気】17日:雨、上部では雪のち雨、風弱し 
 18日曇り視界やや不良・ほぼ無風 
 新雪15cm、ヒヨドリ尾根付近で最深25cmほど
【メンバー】Sさん(CL)・Hさん・長池さん(TM)・小生(TM)(記)
【行程】17日;ゴンドラ終点ー林道ー早大小屋ーヒヨドリ尾根(鵯峰の西)
 -北面滑走2本-尾根ー南面滑走ー林道ースキー場
 18日:白馬47スキー場ー9:32地蔵の頭ー1870m尾根地点
 (ドロップ地点:10:25)ー一ノ背髪村尾根ー12:46八方沢出合ー林道
 ―14:30スキー場駐車場


・雨の栂池でゴンドラに乗ると、上部は雪模様となっていた。状況を
見ながら行けるところまで行ってみようと林道を進み、早大小屋から
北のヒヨドリ尾根へシール登行した。硬い下地の上に湿雪が15~
20cmのり、急なところでズルズルと滑りやすい状態であり、表層
雪崩が懸念された。途中、遠くでバリバリ音の混じった雪崩れの音が
聞こえた。乗鞍スキー場へのツアーは無理であろうと、とりあえず
北斜面のやや重パウダー滑走を行った(標高差100m位)が、30
度ほどの部分でターンに伴い下部に2~3mのプチ雪崩れが起き、
極めて不安定な状態と判断された。平坦な地形を少し東方向へ向かっ
たがごく近くで(鵯峰付近の急斜面か?)再び、凄まじい雪崩れの音が
聞こえ、この時点で白馬乗鞍へのツアーは断念、登り返して、再度パウダー
ランをもとめ、ノートラを選んで滑走したが、やはり急な部分では
プチ表層が発生する危険な状況であった。早大小屋への南斜面の滑走
では急速に気温上昇、雨に変わり、湿悪雪滑走となった。ずぶ濡れの
まま、長いゲレンデをN氏にテレターンの個人レッスンを行いながら
ゆっくり下った。

・18日は夜間の気温低下は予想以上に少なく、1870mのエントリー
ポイントでも0℃以上あり、前日の新雪も適度に締まり、尾根ルートでは
表層雪崩の危険性は少ない状態となっていた。上部では硬い下地の上に
湿った前日の新雪が10~15cm、ピットチェックを行った後、視界
不良のままGPSをチェックしながら村尾根を下った。コースは概ね
まあまあの滑りやすい雪質であったが、下部に行くと湿雪がやや深く
なり滑走にてこずるようになってきた。最後はかなりの急斜面をルートを
見極めながら八方沢出合付近の渡渉地点(広いスノーブリッジ)で対岸の
林道に上がった。八方側から4~5か所の凄まじいデブリ跡をやや
スリリングに通過し、駐車場手前の堰堤付近をじゃぶじゃぶ渡渉し、
大満足ツアーのフィナーレとなった。

この時期は雪崩れ・滑落・千変万化の雪質など、山スキーツアーとしては
非常に難しい時期である。

今回はツアーには不向きの悪天模様であり、無理は禁物と思いつつ、
親交を温めるべく計画を慎重に実行した。
当初、1日目は八方の無名沢を狙っていたが、ウラヒヨ~乗鞍スキー場
ルートに変更、表層雪崩の脅威を体験し、2日目はなんとか予定通り、
変化あるダイナミックな大ツアーを初体験できた。今後の山スキーの
教訓・参考となる味わい深いイベントであった。

速報はちば山HP掲示板に掲載しました。GPSトラックを含めた報告は
近日中にHPの「山スキーの部屋」に掲載予定です。


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