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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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海金剛クライミング◆写真 

3年越しの夢であった海金剛に行って来ました。うわさに違わぬ素晴らしい
ルートでした


32 終了点から見るクライマーと海   [終了点から見るクライマーと海]

【エリア】西伊豆雲見周辺 海金剛
【ルート】スーパーレイン
【メンバー】CL平野(文責)、川本、上茂
【日程】3月19日(前夜発翌日帰り)


アルパインクライミングに打ち込む中、いつしかフリーの重要性を認識し、
両者に実は境界がない事がわかりかけた頃、海金剛の存在を知った。
山からはほど遠い、西伊豆の海からほぼ垂直に屹立する岩壁。陸からは
臨めない場所にあるそのエリアは、さながらクライマーにとっての桃源郷だった。

3月18日:
当初の日程は17、18日の土日であったが、天候が今ひとつであった為、
18日夜発19日に日程をずらす。年休を取ってくれた川本さんに感謝。
18日は朝から軽くクライミングジムで体をほぐし、昼過ぎから西伊豆を
目指して移動。18時過ぎにベースとなる雲見オートキャンプ場着。
途中買い出した酒とつまみで翌日の健闘を誓う。夕方まで降っていた雨は
夜半には満点の星空となり、翌日への期待が高まる。

3月19日:
朝7時ベース発-8時クライミング開始-15時終了点-16時30分取付-17時30分ベース着
岩が濡れている事を懸念して遅めの出発。最近人気急上昇中のエリアだが、
前日までの天気のせいか他パーティはいなくて超ラッキーだった。
海金剛へのアプローチは難しい。人家近くの道から森の中につけられた
トレースを40分ひたすら岬突端にへむけトラバース。途中崩落地や、
滑ったら海まで100m程滑落必至の道をたどる、が、2回も下見に行って
いる為難なくこなす。

1ピッチ目:5.8 上茂リード このルート中唯一の簡単なピッチ。
とはいえ朝一なので上茂さん慎重確実にこなす。
2ピッチ目:5.9 川本リード 9とは思えない程恐ろしいトラバースがある。
川本さん「恐いよー」と叫びながら危なげなく通過。
3ピッチ目:5.10b 平野リード ここからいよいよ核心部。薄被りの
フィンガークラックを越えた後クラックをたどる。凝灰岩の岩は場所に
よって脆いが、概してフリクションが良く効きダイナミックにムーブを
こなせる。
4ピッチ目:5.10b 川本リード 段々海が遠くなる、が、眼前は壁、
後ろは180度太平洋という景色は変わらない。風が冷たいが空は快晴。
海は青いよー
5ピッチ目:5.10b 平野リード 先人クラックと呼ばれる二段のハングを
ダイナミックに越える。山スキー重鎮のK池さんのごとく雄叫びをあげて
渾身クライミング。マジ落ちると思った。
6ピッチ目:5.9 川本リード 9とは思えない程難しいワイドクラック。
上茂さん激闘の末ザックリ指皮負傷。平野は点々と血痕が残る岩場をフォロー
して怖ろしかった。
7ピッチ目:5.8 負傷にめげず上茂リード 8とは思えない難しいフェース。
特に出だしの薄被りハンドクラックは一手のムーブが恐怖。フェースになっても
ドキドキの小カチが続く。
下降:取付きまで懸垂下降。所々空中懸垂があります。

【感想】海金剛は基本ナチュラルプロテクション(残置支点がなく、自分で
支点を作って行くルート)のクラック&フェースルートです。ここを目指す為、
足掛け3年みんなでトレーニングを積みました。ピッチグレードは前述の通り
ですが、本チャンはゲレンデの比でなくプレッシャーがあり、緊張して難しく
なります。しかしスーパーレインはそれを補って余りある素晴らしいルート
でした。まさにクライミングの楽しさを堪能できるルートです。私がこれまで
行ったマルチピッチルートの中でベスト3当確ルートです。次回は自分が先行
しなかったピッチをリードしようと全員で再登を誓いました。

【翌日】完登の余韻に浸り、帰路途中の道の駅でキャンプ&乾杯。翌日再び
クライミングに行きましたが、全員燃え尽きてヨレヨレでした。

+写真集へのリンク+

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