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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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房総三間川沢登り◆写真 

辻本です。2月5日に行った千葉の沢の報告をします。

03壁のスケール比較

【山行月日】平成24年2月5日
【山 行】房総丘陵 三間川沢登り
【参加者】辻本CL、橋本、上茂、田中(利) 記:辻本
【行 程】奥米集落~入渓点(12:20)~開墾場の滝(11:10)~
  奥米林道トンネル(12:30)


年に一度は房総の沢を訪れている。船橋山の会では、今年、房総の
沢を研究するそうな。
我々はのんびりと、入渓地である三島湖近くの奥米集落へ向かった。
奥米林道のトンネル
手前に車を停めサクサクと沢支度し、廃道化した道を下り入渓した。
三間川は川というだけあって幅広い。それだけ水に入る確率が高く
なるが、今は2月。できるだけ水に浸かりたくない。流れには所々、
氷が張っていてフェルト底に神経を使う。

ナメ、ナメ、ナメが続き、開墾場の滝まではナメ床に飽きがくる。
開墾場の滝は、左手から直角に大きな水音を立て流れ込む、10mほど
のナメ滝。川廻しの滝とはいえ、なかなか壮観である。滝の左側に
心細そうなロープがぶら下がっている。右に巻き道があるらしく、
Hさん、Tさんはそちらに進む。
ま、今年の滝登りの小手調べと、Uさんがステップの切ってある左を
1.5mほど登るが、凍っているようで、濡れたところに足を置くのが怖い。
ロープを取るのはあきらめ、左の木の根頼りのガレを登る。
私も重い体を引き摺り上げ、木の根を掴んで攀じ登る。落ち口に降りる
にはどうしてもロープを取り、身を預けるしかない。意を決してロープを
掴むが、下を見ると結構な高さがあり、滑ると嫌なので慎重に足を運び、
落ち口に下りた。ぶ。7?kgの私でさえ大丈夫だったのだからと、
ロープを取って下りるようMさんに勧める。これが本日のハイライトだった。

遡行を継続するが、巻いた二人はなかなか沢に戻って来ない。M子がお花
摘み終えると、Hさんの声がして無事、合流。それにしてもM子がお花摘み
に行くと、大行沢で熊が出たように、何かが出てくる。
三間川は地形図で見ると結構長い。しかしナメ床には飽き、奥米林道が
横切るあたりで遡行は打ち切ることを打合せた。
ネットの記録では林道の手前を攀じ登ったとあるが、我々は林道の
トンネルを潜った右側に階段があるのを見つけ、2時間ほどの遡行を終了した。

遡行後の入浴は、南房総岩井温泉「グランビュー岩井」まで1時間近くの
ドライブ。入浴料500円(夏季千円)で、12階の湯船からは、東京湾口から
太平洋が見渡せるナイスビュー。
ゆっくり浸かりながら、夕日を見ることができる。
「いい湯だね~、いい眺めだね~」で1日を終えた


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