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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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海沢谷遡行 

辻本です。増水の中、遡行した海沢谷の報告をします。

海沢谷遡行報告
日時:8月28日
メンバー:辻本、会員外1名
天候:薄曇り


奥多摩は鳩ノ巣駅下駐車場に9時に集合する。相変わらず駐車場は満車状態。
早々に海沢に走り、林道に駐車し、沢支度と本日の遡行の概略をS氏に説明。
S氏は今年から沢を教えている入門者。春に軍刀利沢でデビューを予定して
いたが、雨で中止になり、ザイルの結び方、懸垂下降などは知らない。
入渓早々の崖下で、エイトノットと懸垂下降を教える。その間、女性二人の
パーティーが通り過ぎていった。
沢は数日の雨で、水量は多い。一抹の不安が過るが、駄目なら林道に逃げる
気持ちで、水勢の強いゴーロを右に左に水に遡行開始。
最初の釜で先に行った女性パーティーが、泳いで滝に取り付こうとしていた
が、流されて数度、失敗を繰り返している。巻きは戻って林道をから行かね
ばならず、面白さが半減する。S氏が泳げるというので試しに滝に向かわず、
左岸沿いに泳ぐよう指示し、上がれるポイントも教えて、沢での泳ぎにトライ
させたが、1度目は失敗。私が行こうとしたが、再トライしたいと申し出。
2度目に無事、上がることができた。そこから滝に向かわせようと考えてい
たが、上がったポイントの後ろに巻き道がありそうなので、偵察を指示。
巻き道がOKなのを確認し、女性二人と私がザックピストンで渡った。
今日は釜が難しい。次から次と泳ぎになる。大声を出すのは疲れるので、後
は全て自分が泳ぎ、お助けで3人を引き上げる。去年は泳いで取り付き、井上
さんを引き上げた3m程の滝も、水勢がきつくて取り付けない。釜の左岸を上り、
木を利用して滝下に辿り着く。後は水の中を岩伝いに来てもらい、お助けで引き
上げる。半袖のS氏は、寒さでガタガタと震えだす。雨具を着てもらが震えが止
まらない。低体温症が怖いので、下流部で打ち切り、三つ釜の滝とネジレの滝は
登山道から見学。大滝は諦め、短いが沢の泳ぎを堪能した遡行を終了した
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