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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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双六谷◆写真 

吉川です。
 広々した谷に巨岩が転がり、白く磨かれた花崗岩の淵にエメラルドグリー
ンの釜は、美しく、雄大な谷だった。


17この開放感が双六谷


【山域】北アルプス南部 
【ルート】双六谷 
【登山方法】沢登り 
【行動日】8/13~16 
【メンバー】L柘植、鈴木、吉川(記)
【日程】8/13土気3:00-中央自動車道-松本IC-新穂高温泉、タクシー金木
戸川ゲート12:00-池の尾発電所15:30幕営 8/14幕営場5:10-打ち込み谷出
合入渓7:15-センズ谷11:27-下大抜戸河原12:30-キンチジミ14:06-幕営
場15:30 8/15幕営場6:00ー九郎右衛門谷出合7:30-九郎右衛門滝上部9:20
-黒部五郎小屋11:20/12:00-双六小屋16:20(小屋泊) 8/16双六小屋-槍
見平-新穂高中尾高原口12:20-中央自動車道-帰葉


【内容】
8/13(晴)
早朝、中央自動車道事故のため予定より3時間遅れてしま
った。新穂高中尾高原口に車を駐車し、タクシーで金木戸川ゲートまではい
る。炎天下の林道歩きかと思ったが、以外にも木陰の道に素掘りのトンネル
が数多くあり、ひんやり天然クーラーで涼しい林道を歩く。北の俣と広河原
の分岐を過ぎると間もなく取水口のある広河原に到着。今日は、ここにテン
トを張る。気になる明日のルート偵察の後、河原でソーメンを食べ、明日の
好天を期待し就寝する。深夜の谷は月明かりで美しかった。

 8/14(晴)取水口の脇を通り時々現われる軌道跡を確かめながら川沿いを
進む。時折藪や崩れた場所もあったが、微かな踏み跡を辿り、壊れた吊橋の
かかる打込谷でた。多分この谷の水量としては少ないのだろうが、コバルト
ブルーの大岩の淵は深そう。未知の北アルプスの谷は、広く明るい。大岩の
間を盛り上がる水の流れに不安を抱きながら黙々と身支度をして入渓する。
いきなり腰上の渡渉に戸惑い夢中で体が浮かないようストックを使い渡る。
この渡渉も繰り返すうち要領も得て恐怖も消えてくるものです。次は、大岩
乗越!肩を借りたり、尻を押してもらったり、ザックを吊り上げたりなんで
もありって感じです。巨岩を乗り越えるのに一苦労です。大岩乗越と渡渉の
繰り返しも行き詰ったら、それぞれルートを探し進む。コバルトブルーの瀞
を泳ごうとしても流される。淵をヘつりながら泳ぎ何とかたどり着いたSさ
んにロープで引いてもらう。ロープでつながれていても、引き込まれそうで
怖いです。右岸に、大きな滝のあるセンズ谷を過ぎると、暫く穏やかな広河
原を気持ちよく進める。雪渓が見当たらないまま又、大岩やゴルジュとなり、
気持は引き締まる。鐙を使って巨岩を乗り越え次に、水に洗われ滑りそうな
壁は、あっさりまいて抜けた。後でわかったのだが、ここが、キンチジミで
あった。ここを通過するとまた、広河原となりテント場を見つける。焚き火
を囲んで、今日一日の遡行あれこれ談話で盛り上がった。いつ行き詰るかと
不安を抱きながら進んでいたのは自分だけではなかった。

 8/15(晴、ガス、雨)河原を歩き始めて間もなく水量1:1に出る。間違
いなく蓮華谷である。雪渓があると思い込んでいた場所は雪渓が消えていた
ので思ったより先に進んでいた事になる。蓮華谷に入ると、渓相は今までと
すっかり変わる。七つ釜をあっさり通過し、蓮華谷ルンゼから、50mの九
郎右衛門滝の大高巻きとなる。ルンゼの取り付きで、ロープを使い後は、足
場の悪い急斜面を落石に注意しながら登り尾根に出る。滑る草付きから笹に
ぶら下がるようにして、九郎右衛門滝の上部に降り立ち、ホッとする。その
後は、滝が天を付くように続き快調に進む。が、息が切れ、足ももつれ
るようになるころ、源頭の気配を感じ、人の声が聞こえると突然テント場に
出た。不安と、冒険心でいっぱいだった北アルプスの谷を登りきった達成感
に高揚した気持は抑えようもなく、黒部小屋で儀式の握手!興奮から覚める
や否や山スキーのY氏にばったり出合い、またまた感激!11月の立山でお会
いしましょうの約束をして、三俣、双六小屋を目指す。だんだん天候も悪化
し、三俣蓮華岳を過ぎる頃から、風も強くなり、ガスは冷たい雨に変わり、
足元に花々が咲く平坦な登山道をひたすら歩き、双六小屋に辿り着く。急に
軟弱ものになってしまった三人組は、快適小屋泊まりで、心身ともに癒され
た。 

 8/16(薄曇)小寒い中、小屋を後に鏡平から、わさび平らへと、時々渋滞
する登山道を下る。わさび平で食べたトマトは、熱る身体にはご馳走で、美
味しかった!平湯バスターミナルのパノラマの湯に浸かり、お盆の渋滞には
免れず帰宅した。
 お天気、メンバーに恵まれ、3泊4日のおおきな沢旅を体験でき、全てに感
謝しています。


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