剣岳チンネ左稜線◆動画
2011/08/06 Sat 12:00:00 [edit]
ちば山^渡邊3です。
先週、チンネに行きました。
報告書です。
【山域】 北アルプス
【ルート】 剣岳チンネ左稜線
【登山方法】 アルパインクライミング
【行動日】 2011 前夜発 8/4~6 7日予備日
【メンバー】 CL 高梨 SL 岩元 横山 大塚 神山 渡邊3(記)
【共通装備】 ロープ8㎜?9㎜ クイックドロー5 アルパインヌンチャク2
環付き3 ATCガイド エイリアン2(持っている人) ロープマン スリング
120×2 60×2
一年ぶりの剣岳。前回は気合いを入れて挑んだが風雨の中敗退、ショックだった。
今年こそと期待をし再チャレンジ。
8/4 曇り 夜雨
立山 7:30 = 室堂 9:00 = 剣沢キャンプ場 12:00/12:30
= 長次郎谷出合 13:30/14:00 = ビバーク地 16:00
チンネ左稜線までのアプローチはとにかく長くて重くて辛い。
室堂から雷鳥沢へ下り、別山乗越の急な登り、剣沢キャンプ場までまた下り、
そこからアイゼンを付け剣沢雪渓をおり上部ズタズタな長次郎雪渓を登り詰め、
ガラガラの石の集まり池の谷ガリーを下り、三の窓経由で取り付きへ。
今回は長次郎谷途中でビバークした。
明日は2:30起床の為、早めの就寝。
8/5 晴れ のち 曇り雨
ビバーク地 4:00 = 池の谷乗越 5:20 = チンネ取付 6;00
= 登攀開始 7:00 = 終了 14:00= ビバーク地 16:00
薄暗い中長次郎谷を登り出し途中二股に分かれる所を左へ上部を回り込み
右へと雪渓がズタズタな為横山、高梨 両氏が道を選び池の谷乗越へ
池の谷ガリー下りはとにかく滑落、落石に注意し三の窓へ
再びアイゼンを付け雪渓をトラバースして取り付きへ。先行2人、2人、5人の
3パーティー私たちを含め4パーティー15人だ。
登攀準備をして高梨&渡邊、大塚&岩元、神山&横山、2人ずつツルベで登攀開始。
1P 凹角から左上 岩は硬く快適
2P フェース 途中ピッチを切った
3P フェース
4P ピナクルを右回りにまき岩溝下から上に登る
5P 傾斜のあるフェース 出だしは背中の壁を使いリッジに出てピナクルでビレー
6P 草付をコンテで進む
7P ハイマツ右を登る
8P リッジ上の凹角を登る
9P 小ピナクル群 ザイルが重く途中で切った
10P 核心部下のT5テラスまで
11P 核心部 右側のリッジからのハング越え
12P クラックからリッジへ
13P フェースを登り
14P リッジ上を歩いてチンネの頭へ
登攀7時間、支点の間隔が遠い所、ロープがうまく流れない所、声の聞き取れない
所など多数あり緊張させられた。
終了まじかガスが出てきて雷が鳴り出したが何とか全員無事にチンネの頭に
到着することが出来た。下降はクライムダウンと懸垂を交えて池の谷ガリーに降り、
再び来た道を戻りビバーク地へ。祝杯。
8/6 曇り雨
ビバーク地 6:00 = 室堂 12:00
ああ 疲れた。
おしまい。
+動画(予告編)へのリンク(会員限:25Mbyte.mp4)+
+動画(予告編)へのリンク(会員限:25Mbyte.m4v)+
先週、チンネに行きました。
報告書です。
【山域】 北アルプス
【ルート】 剣岳チンネ左稜線
【登山方法】 アルパインクライミング
【行動日】 2011 前夜発 8/4~6 7日予備日
【メンバー】 CL 高梨 SL 岩元 横山 大塚 神山 渡邊3(記)
【共通装備】 ロープ8㎜?9㎜ クイックドロー5 アルパインヌンチャク2
環付き3 ATCガイド エイリアン2(持っている人) ロープマン スリング
120×2 60×2
一年ぶりの剣岳。前回は気合いを入れて挑んだが風雨の中敗退、ショックだった。
今年こそと期待をし再チャレンジ。
8/4 曇り 夜雨
立山 7:30 = 室堂 9:00 = 剣沢キャンプ場 12:00/12:30
= 長次郎谷出合 13:30/14:00 = ビバーク地 16:00
チンネ左稜線までのアプローチはとにかく長くて重くて辛い。
室堂から雷鳥沢へ下り、別山乗越の急な登り、剣沢キャンプ場までまた下り、
そこからアイゼンを付け剣沢雪渓をおり上部ズタズタな長次郎雪渓を登り詰め、
ガラガラの石の集まり池の谷ガリーを下り、三の窓経由で取り付きへ。
今回は長次郎谷途中でビバークした。
明日は2:30起床の為、早めの就寝。
8/5 晴れ のち 曇り雨
ビバーク地 4:00 = 池の谷乗越 5:20 = チンネ取付 6;00
= 登攀開始 7:00 = 終了 14:00= ビバーク地 16:00
薄暗い中長次郎谷を登り出し途中二股に分かれる所を左へ上部を回り込み
右へと雪渓がズタズタな為横山、高梨 両氏が道を選び池の谷乗越へ
池の谷ガリー下りはとにかく滑落、落石に注意し三の窓へ
再びアイゼンを付け雪渓をトラバースして取り付きへ。先行2人、2人、5人の
3パーティー私たちを含め4パーティー15人だ。
登攀準備をして高梨&渡邊、大塚&岩元、神山&横山、2人ずつツルベで登攀開始。
1P 凹角から左上 岩は硬く快適
2P フェース 途中ピッチを切った
3P フェース
4P ピナクルを右回りにまき岩溝下から上に登る
5P 傾斜のあるフェース 出だしは背中の壁を使いリッジに出てピナクルでビレー
6P 草付をコンテで進む
7P ハイマツ右を登る
8P リッジ上の凹角を登る
9P 小ピナクル群 ザイルが重く途中で切った
10P 核心部下のT5テラスまで
11P 核心部 右側のリッジからのハング越え
12P クラックからリッジへ
13P フェースを登り
14P リッジ上を歩いてチンネの頭へ
登攀7時間、支点の間隔が遠い所、ロープがうまく流れない所、声の聞き取れない
所など多数あり緊張させられた。
終了まじかガスが出てきて雷が鳴り出したが何とか全員無事にチンネの頭に
到着することが出来た。下降はクライムダウンと懸垂を交えて池の谷ガリーに降り、
再び来た道を戻りビバーク地へ。祝杯。
8/6 曇り雨
ビバーク地 6:00 = 室堂 12:00
ああ 疲れた。
おしまい。
+動画(予告編)へのリンク(会員限:25Mbyte.mp4)+
+動画(予告編)へのリンク(会員限:25Mbyte.m4v)+
スポンサーサイト
クライミング /
Trackback -- /
Comment --
| h o m e |