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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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谷川本谷から赤谷川源流遡行◆写真 

吉川です。谷川本谷から赤谷川源流遡行の報告

【山域】谷川連峰 
【ルート】谷川本谷~赤谷川源流 
【登山方法】沢登り
【行動日】7/23~24 
【メンバー】L柘植、SL深谷、藤、吉川(記)
【行程】
7/23谷川温泉駐車場5:30-二俣入渓7:35-細芝沢8:10-大滝下9:55-大滝上
-11:30-右俣出合13:40-乗越15:20-赤谷川本谷16:40(幕営)
7/24赤谷川本谷6:30-登山道9:18-肩の小屋11:20/12:00-熊穴沢13:10-駐
車場13:45


27風景に不似合いの3人衆

【内容】7/23(晴)まずは、蛭の洗礼を受ける。蛭対策をしなかった者は靴下
が血だらけになった。大騒ぎした自分は無事!ヒツゴー沢を少し下って本谷
に入る。大岩群を越え関越自動車道の空気孔が見えてくると広々した河原歩
きとなる。いつの間にか伏流になり、また、水が復活してくると間もなく、
渓相は美しいV字谷となり、俎渓が現われる。ここを潜り抜けると、Y字の美
しい滝の前に立つ。この滝は、本流と奥のナメ滝が合わさった大滝だが、
水量はあまり多くなくホッとする。
左の壁から取り付き中間のバンドを右に移動し、奥のナメ滝へと深谷さんの
リードで登る。この後、本谷に戻るのにルートが見つからず滝を2つ越して
しまったが、取り付きを捜しながら下降し、潅木をよじ登って小尾根を乗越
し本谷に無事降り立った。谷は狭くなり微妙な5mの滝2本を登攀し進む。
傾斜もきつくなる三俣の真ん中を詰め、草付きから笹薮に突入!藪を進みす
ぎ、ここで、リーダーが、ルートを修正し赤谷川に下降した。久しぶりの猛
烈笹薮漕ぎのピリ辛1日となる。

 7/24(晴後曇り)蚊の襲撃に会い皆寝不足!耳がダンボになったり、目
が腫れ上がったり酷いさまで、予定より30分遅れで出発した。広々した河原
も直に谷川独特の綺麗なナメに変わり、ヘツリの連続、腰まで浸かったりし
ながら上流へと進み、朝日を浴び草原のゴーロ歩きは、至福のときです。谷
が迫上がり草付を詰5mくらいの笹を越すと、あっさり登山道にでる。振り
返ると、万太郎への稜線や、草原を削りとったように赤谷川が線を引いてい
る風景をしばし眺め、そこをなぞって来たことに感激!それから、雪が付い
たら素晴らしいゲレンデになりそう。稜線の花を愛で、肩の小屋から、渋滞
に巻き込まれながら、天神尾根を下りいわお新道経由で、恐怖の蛭街道を駆
け抜ける。谷川温泉でさっぱりし、「山参」の分厚いとんかつに満たされ帰
葉。
 1日目の笹薮漕ぎ、2日目の美しいナメ床、草原の川歩きと変化に富んだ
充実の沢旅だった。


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