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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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海谷山塊◆写真 

吉川です。西頚城の山麓には毎年のように遊びに来ていた時期があり、錦
に染まる秋の鎌池、雨飾山の水芭蕉、大渚山から望む北アルプス、海谷渓谷
での山菜摘み等などを懐かしく思い出す本とであった。蟹江健一著の「雨飾
山と海谷山塊」である。昨年から、頚城山塊の山を歩き始める。今回またそ
のチャンスに恵まれ、意外に情報の少ない海谷山塊を歩いてきました。


07駒ケ岳山頂(バックは雨飾山)

【山域】海谷山塊 
【ルート】頚城駒ケ岳~鬼ヶ面山~鋸山、2日目青海黒姫山 
【登山方法】ハイキング 
【メンバー】L柘植、樋口、吉川(記)
【日程】6/3千葉20:30-上信越道~北陸自動車道-糸魚川IC-頚城大野駅
(仮眠)6/4(晴)頸城大野駅-大神堂登山口6:50-駒ケ岳8:50-鬼ヶ面南峰
 11:20-鋸岳13:20-雨飾温泉16:00-頸城大野駅構内(テント)  
 6/5頸城大野駅-清水倉登山口6:50-青海黒姫山9:00/9:30-清水倉登山口
 11:30-北陸自動車道-上信越道-帰葉


【内容】大神堂登山口の標識を見てはいり、樹林を抜け出ると大岩壁が目前
にはばかる。その大岩壁がパックリ口をあけたようなバンドをくぐるように
してトラバースし、ちょっとしたテラスに出る。眼下に林道と雨飾温泉の赤
い屋根が見える。ブナと雑木の中を登り山頂に出る。これから進む鬼ヶ面山
や鋸岳、手前に1498のピーク、藪混じりの鋭鋒が幾つもそそり立っている。
いかにも難儀しそう。トレーニングに来たと言う地元の青年に、記念写真の
シャッターを押してもらう。縦走しないのか尋ねると何度も行きたいところ
ではない!ときっぱり言われた。縦走路に入り直ぐに、急下降、急登とロー
プはあるものの、木にぶら下がったり根っこを掴んだり、ナイフリッジまで
現われる。東峰(1498P)から垂直壁の下降は、懸垂さながらで、ロープや鎖
に振られないよう三点支持で慎重に通過、後ろ向きに降り向きを変え直ぐ目
の前のロープを辿ると言った具合に緊張の連続で夢中で進む。鬼ヶ面の北峰
を巻き南峰に立つ。山頂に縦走路が見つからず、山頂を下り海谷側巻の縦走
路を見つける。急下降の後、奇岩の脇を通過、藪、やせ尾根のアップダウの
繰り返し時々雪稜に出たり、一瞬道を失いそうになるがテープに助けられ進
む。怪しげな岩場と思う間もなく、長い梯子が垂直に、その下に、あちこち
からロープを張り巡らされたキレット現われる。梯子の中間部にトラバース
するのは危険なので、下部に下がってロープを辿りにトラバースして梯子を
登る。この後も幾つかピークを越え鋸山に到着。この間、湿地もありスミレ、
カタクリ、ツバメオモト、シラネアオイなどが花盛りで癒される。山頂の展
望は、縦走路を挟んで、金山、焼山、昼闇山、鉢山、阿弥陀山の順に日本海
に延び、人を寄せ付けないような景色と、雨飾山の懐に雨飾温泉の赤い屋根
や人里の風景が広がり、相反した不思議な感覚!核心部も通過し、後は下る
だけと思いきや、まだまだ気が抜けない!ロープの下がる露岩帯を下り、雨
飾山への道を分けて、ブナ、ミズナラの樹林を下り、水平に巻きながら尾根
に出て、鉱度倉沢を渡渉して、やっと雨飾温泉に到着した。タクシーで車を
回収後、田んぼ道で、車を止めドーム型の駒ケ岳を振り返る。厳しかった山
歩きから開放され、田植えの終わった田んぼに柔らかな夕陽映り安らいだ。

 6/5(曇り)青海黒姫山
 杉の樹林帯からオニシダとシャクの白い花が咲く、サワグルミの林に変わ
る。この辺りは、旧水田跡らしく、なだらかに登る散策路のよう。サワグル
ミ林にトチの木が混じり、だんだん傾斜がきつくなって、標高を稼いでくる
と、オニシダは椿に変わり、急斜面のぬかるんだ登山道になる。金木平の水
場を過ぎると沢筋の雪渓を詰めていく。雪渓が消えもう一登りで、視界の開
けた明るいピークに出る。背丈ほどの潅木と大石の石灰岩のゴロはとても歩
きにくい。黒姫権現の立派な祠のある山頂は、抜群の展望を期待してきたが、
青い日本海にはお目にかかれず佐渡組を探せなかった。残念!栂海新道の白
鳥山、犬ヶ岳から朝日岳や昨日登った駒ケ岳をガスの切れ間に望む。復路は、
登り以上によく滑り、ストックを突く手首が痛くなった。今日は随分大勢の
登山者を見送りながら下る。


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