軍刀利沢◆写真
2011/04/29 Fri 15:00:00 [edit]
辻本です。4月29日に行った沢講習の報告です。

【沢講習】南秋川支流・矢沢・軍刀利沢遡行報告
【講習日】平成23年4月29日
【参加者】辻本CL・高梨・上茂・花島・澤田(淳)
【受講者】樋口・山内・富樫(富)
当初の予定日が雨のため日程が変わり、参加者が二転三転したが、3人が受講していただいた。
天候は晴れ。予定通りに千葉を発ったのだが、GWの頭のため中央道は大渋滞。
おかげで矢沢林道の駐車ポイントまで2時間の遅れ。早々に沢支度を整え、軍刀利沢に向かう。
入渓点で地形図の見方と、パーティで高度を確認しあうことを講習。軍刀利沢に11:40入渓。
沢はミニゴルジュから始まる。ここを抜けると2mの幅広滝があり、いつもの通り右側を小手試しに登る。沢が左に曲がるとナメ滝3mと4m2条の2段の滝が現われる。軍刀利沢で一番美しい滝だ。上段の4m2条の滝は左をザイル確保で、山内さんと樋口さんの2人に登ってもらう。
富樫さんは右を巻き加減で登ってもらった。5m逆くノ字の滝を過ぎると、右と左に2本の枝沢が合わさり、ここで560mの現在地確認をしてもらう。8mのナメ滝を過ぎ、次に現われる大滝10m右側ガレ場で、毎年のように懸垂下降の練習。2人はスムースに下降。1人は年齢からか、もたつきながら下降。懸垂を再度、やっていただいた。懸垂ポイントから滝の落ち口へは残置ロープがあるが古いのでFixロープを張り、岩場をロープマンで通過。ランニングビレイの付け替えを経験してもらった。この沢の核心部といえる5mナメ滝は、上部の流木のホールドがなくなっていた。手前を左に上がり、小さく巻いて登る。1人足を滑らせて豪快なドボン音が聞こえた。右にハーケンがある6mの滝は、中間でお助け紐を下げ、ローププマンで登った。
なかなか手際よくロープマンがセットできない。現場でCLの指示に手早く対応するため、自宅で練習することを伝える。細長い淵は5人が左から、2人が右をへつった。落ちる!落ちる!の声を上げるが誰も落ちなかった。楽しいポイントである。
最後の10m滝は右から巻く。滝上の700m付近で昼食となるが、今日は中央道の渋滞が祟り2時半の遅い昼食となった。これから登山道までの遡行は、地形図を見ながら新人に先行してもらう。源頭部は右に左に枝沢が出てくる。
読図しながら三国峠右の登山道に15:25に出た。一息入れた後、靴を履き替え下山を急ぐ。仕事道から矢沢林道に下り、1時間ほどで下山できた。
ヒヤリハットの報告は、軍刀利沢が苔の影響かヌメリが強くなっていて、1人が滝の落ち口に上がった際、転倒した。もちろんザイルに結ばれていたが、一瞬ドキリとした。
+写真集へのリンク+

【沢講習】南秋川支流・矢沢・軍刀利沢遡行報告
【講習日】平成23年4月29日
【参加者】辻本CL・高梨・上茂・花島・澤田(淳)
【受講者】樋口・山内・富樫(富)
当初の予定日が雨のため日程が変わり、参加者が二転三転したが、3人が受講していただいた。
天候は晴れ。予定通りに千葉を発ったのだが、GWの頭のため中央道は大渋滞。
おかげで矢沢林道の駐車ポイントまで2時間の遅れ。早々に沢支度を整え、軍刀利沢に向かう。
入渓点で地形図の見方と、パーティで高度を確認しあうことを講習。軍刀利沢に11:40入渓。
沢はミニゴルジュから始まる。ここを抜けると2mの幅広滝があり、いつもの通り右側を小手試しに登る。沢が左に曲がるとナメ滝3mと4m2条の2段の滝が現われる。軍刀利沢で一番美しい滝だ。上段の4m2条の滝は左をザイル確保で、山内さんと樋口さんの2人に登ってもらう。
富樫さんは右を巻き加減で登ってもらった。5m逆くノ字の滝を過ぎると、右と左に2本の枝沢が合わさり、ここで560mの現在地確認をしてもらう。8mのナメ滝を過ぎ、次に現われる大滝10m右側ガレ場で、毎年のように懸垂下降の練習。2人はスムースに下降。1人は年齢からか、もたつきながら下降。懸垂を再度、やっていただいた。懸垂ポイントから滝の落ち口へは残置ロープがあるが古いのでFixロープを張り、岩場をロープマンで通過。ランニングビレイの付け替えを経験してもらった。この沢の核心部といえる5mナメ滝は、上部の流木のホールドがなくなっていた。手前を左に上がり、小さく巻いて登る。1人足を滑らせて豪快なドボン音が聞こえた。右にハーケンがある6mの滝は、中間でお助け紐を下げ、ローププマンで登った。
なかなか手際よくロープマンがセットできない。現場でCLの指示に手早く対応するため、自宅で練習することを伝える。細長い淵は5人が左から、2人が右をへつった。落ちる!落ちる!の声を上げるが誰も落ちなかった。楽しいポイントである。
最後の10m滝は右から巻く。滝上の700m付近で昼食となるが、今日は中央道の渋滞が祟り2時半の遅い昼食となった。これから登山道までの遡行は、地形図を見ながら新人に先行してもらう。源頭部は右に左に枝沢が出てくる。
読図しながら三国峠右の登山道に15:25に出た。一息入れた後、靴を履き替え下山を急ぐ。仕事道から矢沢林道に下り、1時間ほどで下山できた。
ヒヤリハットの報告は、軍刀利沢が苔の影響かヌメリが強くなっていて、1人が滝の落ち口に上がった際、転倒した。もちろんザイルに結ばれていたが、一瞬ドキリとした。
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