fc2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

02«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»04

蓮華大沢山スキー 

日程:2010.5.15(土),16(日) 
山域:後立山連峰蓮華岳 蓮華大沢,毛勝山塊 毛勝谷
参加者:ちば山の会/K池(L)他2名,石松(記)


GWも過ぎ残雪期のスキーシーズンもそろそろ終盤戦。今回の“ちば山”企画は、針ノ木雪渓大沢小屋対岸より真南の蓮華岳に向かって突き上げる蓮華大沢と、その圧倒的なスケールとシーズンの長さで知られる富山県片貝川東又/阿部木谷・毛勝谷というビッグルートが二題並ぶ意欲的なプラン。直前の天気予報が上振れし、両日とも好天が報じられたこともあり、豪快な滑降にメンバーの期待も高まります。
初日の蓮華大沢は、標高1,900mの二俣より蓮華岳の肩の稜線にダイレクトに伸びる谷で、右俣にルートを採ります。高度上げるにつれて背後(北方)の展望も徐々に開け、正面の岩小屋沢岳の東方には端正な爺ヶ岳が裾野を拡げていきます。次第に直前の降雪層も厚みを増し、斜登するつぼ足ステップが時折スライドするなど積雪の状況もやや不安定と判断された他、メンバーのコンディションもあり、稜線へと続く大斜面の手前を最高点と定めますが、二俣まではなかなか手強い滑降となりました。
翌日は、林道歩きのおまけも付いて標高差1,900mをヘロヘロになって登り上げた毛勝北峰からの滑降には感慨一入のものがありました。ただ実際は、三の又付近までは濃いガスの中、降雪部分が雪崩れて剥き出しになった固い滑り面と広範囲のデブリに悪戦苦闘、必死に高度を下げたというのが実情です。
間際の降雪と気温の急激な上昇により、当日のルート上でも転・落石や小規模な表層雪崩などが発生するなど、降雪後の気象条件や急峻な雪渓等における様々な危険要素を身近に感ずることとなった他、随所に状況判断の難しさを体感することができた山行となりました。
以下、ご案内いただいた主要ルートについて紹介させていただきます。


【5/15(土) 天候:快晴】
[扇沢(標高:1,420m)発 07:30~08:10 蓮華大沢出合手前(1,600m) 08:20~09:20 二俣下部(1,850m) 09:30~11:00(2,300m付近) 11:30~12:00 大岩手前(2,450m) 12:10~13:40 扇沢(1,420m)着]

初日の蓮華大沢は、メンバー何れも滑降経験がなかったこともあり、針ノ木峠経由ではなく状況確認を兼ねて落石や表層雪崩に注意しながら慎重に沢を詰めるコースを選択。本日も所帯道具一式を背負っての夜逃げスタイルで、大沢出合付近にてアイゼン・ヘルメット装着。二俣より上部は傾斜も増し、両岸も狭く迫るなど、かなり篤志家向けの様相にピッケルの登場となります。
昇温に伴う落石や、途中離合した針ノ木峠経由の滑降者が上部斜面で転倒・発生させた表層雪崩で流されたとの話も聞き、種池上部に布引岳や鹿島槍の双耳峰が描く優美な曲線が望まれる地点よりお楽しみ(恐怖)の滑降に切り替る。雪はゆるんでいるが、雪崩れを引き起こしかねない状況のため転倒は許されず、慎重にターンを刻む。二俣よりは緊張感から開放され、関電道路まで暫しザラメの滑りを堪能。
スポンサーサイト



山スキー /  Trackback -- /  Comment --

△page top