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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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飯豊/内の倉川支流七滝沢◆写真 

辻本です。遅くなりましたが七滝沢の報告をします。
●内の倉川支流七滝沢遡行報告
【遡行日】7月20~21日
【参加者】辻本・高梨・上茂・池田・石橋・野口・村野・小俣
     会員外3名/堀・中沢・平野
19日/千葉出発を先発組と後発組の2班に分け、一路、新潟は内の倉川ダムサイトを目指す。
先発組は三連休で渋滞する関越道をぬけ、新発田市で温泉に入り、食事と買出しを楽しみしながら余裕を持って現地に着くが、後発組がテン場で首を長くして待っていた。
テント設営とともに、下山地の二王子神社駐車場に車を1台デポ。軽く呑んで早々に就寝する。
20日/4時起床。各自朝食を取り、テン場の片付けと体調を整えた後、内の倉林道入り口に車を移動し、5時45分、入山開始。約50分の林道歩きの予定が気負って早足になり、七倉沢を見過ごすミスをしたが、皆さんの指摘で事なきを得、30分ほどで内の倉川渡渉ポイントに着く。沢仕度をすませ本流を渡渉し、7時、七滝沢遡行開始。
大石と淵が連続し、鬱蒼とした緑が行く手を被う。今にも降りそうな曇天が幸いしたのか、陽射しを気にせずに歩けた。
ゴーロ歩きが1時間も続いた頃、滝が連続して現れるようになる。七滝100mの前衛の滝を2本越えると圧倒的な15mほどの滝が登場。七滝の下流部である。8時40分、休息を取り、いよいよ左岸の高巻きが始まる。巻の途中で迫力のある5段100mの七滝が見え、以前はここで記念撮影をした事を思い出す。巻は踏み後がハッキリしており、どんどん上に持っていかれる。
いつのまにか登り過ぎていたことに気付き、下降を決める。高梨さんは藪漕ぎで沢に下り、引き返し組と笛で位置を確認しあいながら、トラバース道の枝沢で合流。10時には滝の落ち口に降りることができた。驚いたことに滝の登攀だけを目的にしたパーティがいて、登下降を楽しんでいた。暫し休息を取り目の前の5m滝を右から巻く。(高梨、堀組は渋い左壁をクリアーして登る)滝上は再びゴーロ帯となり淵は大きく5m前後のゴーロ滝も多くきつい遡行となってくるが、この頃から空も明るくなり夏の陽射しが降り注ぎ、渓を明るく輝かせる。
11時40分、七段130mの連爆帯下に着く。巻と登攀に分けても良いと思い高梨さんに滝登攀を進めるが、上部を見て断念。全員が巻きに突入。できるだけ渓に近く低く巻く意識はあったが、どんどん登ってしまう。途中、何度も協議をするが渓に降りる踏み後が分からず、GPSも当てにならず、木の根、石楠花、笹などを掴みながら800付近まで登ってしまう。ここまで登ってしまうと降りる判断が難しいが、野口さんの威厳のある「迷った時は元に戻る」発言で枝沢を下降し、15時、元の130m連爆帯下に戻る。3時間20分の彷徨いであった。再び登攀意欲を奮い起こし偵察隊を出し、踏み後を発見。
15時35分の正規の巻に突入。16時20分最上段の滝上に出たところで、思わず皆の笑顔が零れた。が、まだ60mほどの登れる滝が待っていた。ここをロープやお助け紐で登攀し、17時130mの連爆帯を終える。
5分ほど行くと最後の試練の20m直爆が大きな釜を持って登場する。左を巻くが最後は足場のない壁。木の枝を掴んで腕だけの登り。ここで他パーティと会う。先に我々を上らせてくれるとの事で、彼らのザイルを借り、腕をパンパンにしながら上る。3人上ったところでザイルを交換。我々が上がった後、彼らのザック荷上げに協力。
ヘッデンを点けながら沢に下降。先行者が均してくれていたテン場にタープを張り、20時に焚火宴会となった。遡行時間13時間半の長い一日であった。
21日/4時起床。早々に片付けと朝食を摂り6時、テン場を出発。穏やかな流れと記憶していたが、いきなりゴルジュ遡行。首をかしげながら、7時、昨日予定していたテン場を通過。暫くは穏やかな瀬とナメ床の明るい渓が続く。ヒョングリの滝は右壁をヘツリ、左に飛び越え、細かいホールドを拾って登る。ナメ小滝や釜を通過すると、右岸の枝沢から3段40mのスラブ滝が青空に輝いているのが見えた。
ゴルジュ、ナメ滝、ゴーロと変化に富んだ遡行が続く。堂々とした17m滝は左岸に取り付き、途中で念のためにザイルを出し直登する。
小滝群を越え、3段三つ釜の滝も何気なく通過。ナメ床、小滝を過ぎると1:1の二俣に着いた。地形図の標高とは誤差があり、まだ二俣ではないと勘違いし、左に道を取る。
間違いに気付き、二俣に戻ったのが11時。昼食を済ませ、右俣に見える4m滝を登り、数本の小滝を過ぎると、高梨さんが泳ぎながら滝に取り付いた。が、登れず左岸の草付きを登り、滝を越える。
まだまだ滝は現れ、15m3段の滝は最後が悪く、ザイルを出して登攀。登攀を待つ間、飛沫が体を濡らすが、どうも冷たいし濁っている。上部に雪渓があると判断する。
やがて沢は明るく開けた草原となり、稜線方向には雪渓が黒く光っていた。一投足で稜線に上がり、14時30分、二王子岳の頂上となった。飯豊連峰の眺望を楽しみ、記念撮影。沢仕度を解きデポ車回収の3人は先を急ぎ下山する。しかし筋肉疲労している者、肉離れを起している者など負傷者があり、全員下山は18時半となった。
新発田で温泉に入り、新幹線で帰る3人と分かれ、関越道を走り、家に着いたのが午前2時40分。やはり飯豊の沢は厳しかった。多人数では、もう一泊必要である。

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