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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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船形山/笹木沢◆写真 

加藤です。先週宮城県船形山南部の笹木沢に行きました。
【山域】大倉川下降~笹木沢溯行 【日程】前夜発6月28日~29日
【メンバー】CL辻本、SL上茂、会員外堀、記録加藤
【行程】28日 黒伏林道駐車場6:50~粟畑7:15~仙交小屋跡下降地点8:25~大倉川10:55~
笹木沢15:00~泊まり場16:00
    29日 出発5:45~8m滝6:40~三段滝7:00~泥壁トラバース7:30/9:30~鎧滝9:40/10:25~登山道1:10~駐車場2:00
【内容】駐車場で支度しているとすぐ虫が寄って来る。ブナに囲まれた登山道は高低差がなく、コシアブラ、根曲竹のタケノコを探すが時期外れで殆どない。仙交小屋跡分岐からルンゼに下降するが、倒木に埋め尽くされ、よく滑る。懸垂下降数回の後、V字状の大倉川本流が見渡せる地点に着く。
 前回辻本さんが来たときは雪渓で埋め尽くされていたが今回は半分以下とのこと。顕著な雪渓は2つで最初の雪渓を右から越え、次のは1人ずつ下を素早く潜る。本流はグリーンタフと呼ばれる深緑(実際はグレー)の岸壁が続き、仙台沢が白糸のように注ぎ込みタニウツギのピンクの花と相まって何とも言えない美しさである。
 4m滝の釜に釣り竿を出すと数分で3匹のイワナを釣り上げた。沢幅が広くなると赤倉沢が流入し、軌道跡の残骸がある。ゴルジュ状になると笹木沢出合は近いが厳しい滝があるので、台地状の所を高巻いて笹木沢へ入渓する。素晴らしいナメと手頃な滝が続き750m地点を泊まり場とする。タープを張り焚き火でイワナ2匹を塩焼きに1匹を油炒め、コシアブラ、ウルイを上茂さんが天ぷらにして味わった。残念ながら3本のタケノコは火の中に落ちてしまった。
 翌日は曇り、雨天が予想されたため先を急ぐ。この日も雪渓は大きなものが2つあり右から越える。8m滝は左から巻くが高く行き過ぎないように堀さんのリードで微妙にトラバースする。三段滝は右から大きな釜の縁を渡り左を登る。次は雪渓の下を潜って出口で記念撮影。
 まさかこの雪渓が30分後に崩壊するとは!
 いよいよ鎧滝かと思いきや、辻本さんも前回は雪渓で覆われて登っていない滝が現れた。直登できそうもないので左から巻くが木も草も生えていない恐怖の泥壁トラバースとなる。リードする堀さんがハンマーでグズグズの泥に足場を作って進むが、見ている我々も怖い。そのとき、雷のような轟音が響き、先程潜った雪渓が崩壊したのが見えた。
 堀さんはランニングビレーを立木で取るかと思っていたが豪雪で枝が下向きに伸びた木、根が浮いた木もあり手こずっているようだ。次に上茂さんが行き、加藤は滑って足場を崩し、最後の辻本さんもかなり下まで滑ってこの泥壁トラバースに2時間を要した。やっと鎧滝だが、雨が降り出す。堀さんの確実なリードで左を登るが岩がぬめっている。もう滝は終わりかと思ったが、深い瀞の釜を持つ滝がいくつもあり飽きさせない。
 霧に煙るブナ林が幻想的で源頭まで水が豊富である。ようやく仙台カゴ西側の登山道に出たが雨足も強くなり駐車場へ急ぐ。帰路は作並温泉で暖まり、蕎麦とサクランボでこの山行を締めくくった。入会して以来、最も緊張したが印象に残る山行でした。
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