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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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エビラ沢◆写真 

うわしげです。週末台風の接近で遠出は避けて丹沢エビラ沢に行きました。
時折薄日は射しましたが、一日中どんより湿度が高く、逆に沢中は冷えずに過ごせました。

 
07 滝をバックに

【日程】
 2014年10月4日 曇り時々晴れ
【山域】 丹沢 神ノ川流域 エビラ沢
【メンバー】 CL上茂 石橋 高梨 
【行程】 10/4 千葉5時出発~エビラ沢橋8:30 9:00入渓~20m滝11:00~奥の二俣14:30~登山道15:00~風巻きの頭16:00~エビラ沢橋18:00

 
ハイキングの室さんを焼山登山口で降ろし、風巻きの頭で落ち合えたら合うことにし、沢組みはこの後エビラ沢橋に車を駐車。
暗いF1の脇の斜面に架けてあった木道は崩壊していて、さらに危険度が増していた。
しょっぱなから緊張する斜面のトラバースを過ぎ、朽ちた梯子を上り仕事道をしばらく歩き、途中で沢に降りていく踏み跡から入渓。
 
ゴルジュの中の2~3の滝を通過すると堰堤。左岸から巻き、堰堤上は一瞬水が涸れ、ゴーロになる。
最初から倒木が目だち、これが今回の沢の遡行の妨げになった。エビラ沢全体的に斜面から根こそぎ滑り落ちた木々が、沢を堰き止めている状態だ。
3メートルCSは左壁に残置シュリンゲが3本架かり、それを伝って滝上に行くようだが、バランス悪そうなので右から巻いた。
癒しのナメもあった。なかなか綺麗なのだが、そこにも倒木が覆いかぶさり行く手を阻む。赤茶の土も堆積している。
絡み合った枝を掻き分けながら進むのは重労働だった。視界が開け荒れた景色を見回すと、黒い20mの滝が岩の奥に水を落としていた。白滝と呼ばれているようだ。
人工ルートのようだが、近寄れないので巻くことにした。左岸を少し上がり木の根を頼りに斜面を登り、なるべく滝からはなれないよう小さく巻く。
 
この先の小滝はあまり印象がないが、相変わらず倒木にさえぎられ体力消耗。
12メートルの滝は右側に残地ハーケン、中間部に古ぼけたテープシュリンゲがたれている。
滑った感じなのでこれも巻く。右から斜面をトラバース気味に右上して木の根伝いに尾根を上がっていき、
2段目の滝も越えて、急なくだりを木にぶら下がるようにしながら下降し、沢床に着地。
 
一箇所滑った滝を左から巻いてしばらく行くと水の流れがなくなり、堰堤を2つ超え、最後の二俣を右に入り急な詰めとなる。
詰めも倒木が凄かったらどうしようと不安だったが、いつものざれた急斜面であった。
右の尾根上に上がり、藪こぎなく右上すると登山道。ピークを2,3超えて風巻きの頭到着。
携帯が通じたので室さんに連絡すると、もう車道に着き、後40分ほどでエビラ沢橋に着く予定だそうだ。北尾根が分からずそのまま登山道を下る。
 
神ノ川林道途中軽トラが運よく通りかかり、お願いして荷台に3人乗せてもらい、暗闇のエビラ沢橋に到着すると、東屋にぽつんと室さんの光。
心細い思いをさせてしまい申し訳ない。軽トラの人は狩猟をやる方で帰宅途中だった。エビラ沢橋は圏外でしたのに送ってくださり助かった。
入浴は藤野やまなみ温泉を検索。600円。食事も済ませ9時頃までのんびりしたが、帰りは渋滞もなく、10時半には千葉に到着。


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