FC2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

魚野川・北カドナミ沢 

【山域】上越 【場所】荒沢山、魚野川北カドナミ沢 【日時】07年6月24(日)前夜発
【メンバー】上茂・渡辺・長池 【天候】曇り後雨
【タイム】7:40南カドナミ沢出合~北カドナミ沢入渓8:00~上部20m2段滝終了点12:00。12:30下降開始~20m下のテラス13:10~滝下ザック回収14:30~16:30F1滝下降終了~17:00入
渓点帰着
【内容】仮泊を土樽駅と決めて深夜の細道を行くと、ライトの中に小さな野兎が現われて右に左に、我々を先導するかのようにピョコンピョコンと飛んでゆく。しばらくこの野兎君の案内に従っていくことにする。人気のない駅舎に着く、高速道路の騒音から逃げて駅舎の蔭のホームの片隅にテントを張る。さて宴会とビールの蓋を開けるやいなや、ゴーンと夜行列車が通過する。静かになったぞさて。やっ、グワ~ンと延々と貨物列車の通過音、10分後に、またっ、貨物だっ。たまらずテントを畳んで沢取付きの車置き場へ。やっと静かにおやすみだ。翌朝は予報に反して曇り勝ちの空。薮っぽい入渓点からすぐ、何やら樹々が騒がしい。警告板にあった熊か?いや、お猿さんの群れでした。水量は細いが序々に沢の雰囲気が出てくる。小滝が続く中に10~20mの滝がドシンドシンと現われる。苔で覆われた岩はツルツルと良く滑り、傾斜がなくてもうっかりしていられない。高巻をひとつ。高度を上げるとやがて両翼から雪崩で叩き落されて枯れた草木が積み重なり荒涼とした鍋の底のような地点に出る。正面は黒い20mの垂直滝。右は畳岩を逆層に積み重ねたようなスラブ層でダメ。左のガリーを20m上がり急な草付を右にトラバースして落ち口へ立つ。さらに20mの滝。階段状に見えるが、苔でツルツル滑り、追い上げられるように右の潅木帯に上がり集結。ロープを整理する。「おっと」何かの拍子にザックがくるっと2、3転したと見る間もなく滝下に消えてしまったではないか!
メインロープの45mはザックの中だ。残ったのは20m1本。一瞬、凍りつく面々。さーてどうする?20mをフィックスして降りる?2つの大滝クライムダウンなんか絶対無理だ。不安な思いが交錯する。だが、Sさんさすが!20mフルに懸垂する絶妙のアイデアを出す。(エイトノットの瘤を支点シュリングに引っ掛け、カラビナに懸垂ロープをくぐらせてノット末端に掛け、有りったけの細引き・シュリング・テープを数珠のごとく繋げてカラビナに結び回収用綱とする。懸垂後この綱を引いてロープを回収する方法)。やったー!成功だ。辿ったばかりの草付を戻り、ガリーを同様の懸垂手法でクリア。50mを落下したザックを回収。良かった、良かった。さて、もう下降と決める。だが”難関はまだ終わっていなかった。2本ロープでも懸垂不能の大滝を巻き降りることになるが、逆落としの急斜面に追い上げられて沢身から大きく離れてしまう。仕方なく生木にすがった腕力下降でへとへとになって沢身に降りる。以後はいくつかの滝を懸垂で、小さな滝は滑り台。折から振り出した雨で全身ずぶ濡れで林道に辿り着く。突然の出来事のおかげて、時ならぬトラブル対応を覚え、大高巻で久々の重労働。小動物の可愛さに、逃げ出した仮泊事件。なんだか充実感でいっぱいの1日だった!  (長池
記)
スポンサーサイト

△page top

« 窓明山
奥秩父・古礼沢 »

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

この記事に対するコメント

トラックバック

トラックバックURL
→http://chibayama.blog47.fc2.com/tb.php/152-04bee445
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top