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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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5/5 蓮華温泉~金山沢 

菊池です。
長池さんの蓮華ー金山沢山スキー報告です。

【山域】北ア、小蓮華金山沢
【日時】2006年5月5日(金)
【コースタイム】6:10蓮華温泉発-10:17白馬大池-11:40船越の頭(ドロップポイント)-14:05白馬尻-猿倉着14:30
【メンバー】テレマーク(CL)菊池、(SL)渡辺、舟山
      アルペン    鶴田、橋本、原、岡田、長池
【天気】晴れ(薄くガスが漂う状況)、若干の風。
    気温(船越の頭で5度くらい、全体として暖かい)
3日目、一点曇りなき快晴の昨日までとくらべ、今日は晴れてはいるが、吊るし雲が時折陽を遮るような空模様。少し暖かいなと感じながら、午後あたりから崩れることをも予想しつつ登行打合せをする。
 アイゼンを着け、スキーを背負って出発。蓮華温泉の横手から白馬大池北方に落ちる支尾根に這い上がる。露天風呂横あたりから、疎らな岳樺の尾根へすぐ急登となる。標高差1200m弱の登高の幕開けである。踝が埋るくらいの雪の硬さ、アイゼンが良く利き、ぐんぐん高度を上げる。蓮華温泉のトタン屋根や露天の湯船を眼下に踏みしいて登っていく。「天狗の踊り場」といわれる2100mあたりまで急登は続くが、我々は急登の終了点を見誤って手前の平坦部でシールに換えたのが少々の失敗。わずか30mほどが予想外に厳しい登りとなった。
 この急登を終えると傾斜は落ち、2,3のピークを巻きながらルートは緩やかに白馬大池へと続く。広大な凹状雪原の窪みに、山荘の煙突と屋根棟がわずかに頭を見せる白馬大池に着き、岩塔の陰で大休止。目指す船窪の頭は指呼の先、緩やかな稜線を辿り雪の頭を越えると、そこが金山沢の下降点である。
 ドロップポイントから沢を覗きこむと、目の下の急峻な落ち込みから、すぐに幅広いカールが拡がり、ロト状の狭いくびれから先は落ち込んで視野に入らない。登高モードから滑降モードに身支度を整え、さて、いざ!
“えっ、ここを降りるの?”心なしか顔が引きつっているのは 誰。
雪面は柔らかく、急ではあっても危険はない。リーダー躊躇なく飛び込んでいく。みごとなショートターンで眼下にみるみる姿が小さくなっていく。行かねばなるまい。次、次ーっと。
 足裏に重力のGがドドーンと圧し掛かる。板が勝手に加速する。押さえ込む、エッジング、ジャンプターン、板がギシギシ撓る。こうして全員が広大で急峻な雪面に広がった。平坦部に降りて上を仰ぐと、抜けるような青空のスカイラインから豆粒のような我がパーティーが、次々と高度を下げてくる。
 平坦部からは沢は適度な斜度に変わり、白馬三山、五竜、鹿島槍の後立山の豪快な山並みに包まれながら、小蓮華尾根に沿って長大な金山沢を、壮快な気分で滑降していく。
沢の末端近くでは、小蓮華尾根からの雪崩が黒いデブリの山をなしているが、左岸を斜滑降、横滑りで慎重にクリアする。白馬尻、白馬大雪渓の荒々しい景観を愛でながら、3日間も続いた好天に感謝しつつ壮快なツアーの幕を閉じた。
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