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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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白馬ー白馬大池◆写真 

菊池です。
長文ですが、興味ある方はご覧ください。

今年も恒例の盛夏の北アルプスを堪能できた。
約20年前の二男が中学の頃、初めて北アルプスに連れて行ったこのルートを今回は逆ルートで歩いてみた。


37 小蓮華付近からの白馬方面の絶景
 [小蓮華付近からの白馬方面の絶景]

【山域】北アルプス・白馬岳―白馬乗鞍岳
【日程】2014年8月2日~3日
【メンバー】菊池単独
【目的】
1.盛夏に一度は北アルプス山行を実施すること
2.小蓮華岳付近からみる白馬三山の絶景を撮影すること
3. 膝の怪我から6か月経過、リハビリを重ねた結果、恒例の夏のテント泊縦走は体力的にどうか確認すること
4.今回で10回目となる心の名山・白馬岳を久しぶりに新鮮な気持ちで訪れたい

【行程と天気】
2日 晴れ・17時頃から1時間半激しい雨
信濃町4:00-二股臨時駐車場―タクシ(2000円4名でワリカン)ー―猿倉6:50-8:03白馬尻―大雪渓―葱平―小雪渓トラバースー12:22お花畑避難小屋―13:40村営頂上小屋テント場(テント泊)
3日 晴れのち雨
テント場4:30-丸山にてご来光―5:58白馬岳山頂―7:52小蓮華岳-9:02船越の頭-10:10白馬大池ー白馬乗鞍岳―雪田横断―天狗原ー栂池自然園入口―13:40ロープウェイーゴンドラー栂池ータクシー(3500円)-二股

・白馬岳は43年前(22歳)の5月、初めて山スキーで訪れて以来(山スキーの部屋「山岳スキーへの憧れ:白馬大雪渓」に記載)、夏山・山スキーなどで10回ほど訪れている、もっとも親しみのある心の名山である。登りで白馬大雪渓経由のテント縦走は2005年7月のちば山メンバー多数での白馬三山縦走・鑓温泉山行(小生はツエルト泊)、2006年の大雪渓―不帰―唐松(テント泊:出発時重量19㎏)以来、今回で3回
目である。例年、夏には体力のバロメーターとしてテント泊縦走を続けているが、年金年齢に達し、また2月の膝の怪我からのリハビリで、ハードな山行に耐えられるか、やや不安があったが、重量14~15㎏に絞って出発した。

・五時半頃、猿倉にマイカーで向かったが、当然駐車場が満車のため二股の臨時駐車場止めとなった。次から次へと猿倉から戻ってくるタクシーを拾い、4名相乗りで2000円、ラッキーであった。

・大勢の登山客に交じって、ゆっくり白馬尻に向う。大雪渓が見えてくると涼風が顔を撫で気持ち良い。白馬尻小屋で少休憩の後、8年ぶりに4本爪のアイゼンを装着し、大雪渓の縦列の一人となった。天然クーラーの中は涼しい、途中ガスで視界が閉ざされているがその上方はガスが切れて小さな登山客の一列が続き幻想的な雰囲気を醸し出していた。葱平でアイゼンを外し、草付の登山道を登ると,クルマユリをはじめ高山植物の宝庫の片鱗が現われてきた。

暫く上ると40度を超える急斜面の雪渓上部にトラバースする登山客がガスのかかった中にぼんやり見える。滑落したら怖いなと不安になりながら、高度を上げた。小雪渓のトラバース地点にくると斜度はやや緩んでおり、雪渓に刻んであるトラバース道の幅は十分であり恐怖心はなくなるがアイゼンを再装着して通過した。この上部は素晴らしいお花畑を愛で、ゆっくり撮影しながらの登高であるが、かなりの急斜面・疲労困憊の時間帯であり、喘ぎ喘ぎ約7時間でテント場に到着した。

・テント場は奥のほうには空きがあるが、すでに満杯に近い状態、何とか隙間を見つけ1-2用のアライテントを設営、雪渓下の水場で給水と350㏄2本を冷やすための残雪を採取した。コンビニで購入したカット野菜(レタスや、千切りキャベツ・ニンジン)にマヨネーズと塩を振り掛けたサラダ、カキの缶詰、ナッツ類を肴に早くも贅沢な宴会モード、キツネそばのカップヌードルを食べ3時半過ぎには酔いと満腹に、
早々と宴会を切り上げ昼寝タイムとした。

・4時半頃から頂上を目指そうと考えていたが,その頃から雨が降り出し次第に激しい降雨状態が約1時間半ほど続いた。6時半頃になり漸く小降りとなったため、丸山まで登り夕刻の写真撮影を行った。軽めの夕食と水割りウイスキーで締め、8時半頃には就寝した。

・綺麗な三日月と星空の未明、2時半頃から周囲のテントががさつき始め、小生も荷物をまとめて4:30出発、丸山には日ノ出を待ちわびた大勢がカメラを構えていた。
4:52北信の山々のシルエットの上にご来光が始まった。一斉にシャッター音が響き、荘厳な一日の始まりである。振り返ると立山・剣の素晴らしいモルゲンローテ、メーンイベントである撮影目的の稜線漫歩の幕開けである。

・白馬山頂で記念撮影してもらい白馬大池方面へ出発、同ルートを辿る大勢の登山客と相前後しながら、ゆっくり思う存分シャッターを押しまくりながらの楽しい縦走である。柳又・雪倉そして山スキーで何度も滑った金山沢を観察しながら、多くのお花を愛でながらゆっくり歩を進めた。

・小蓮華に近づくと、いよいよお目当てのかっこいい白馬三山が見られるようになり、、撮影ポイントを探しながら何度も何度を振り返りながらシャッターを押しまくった。台風の影響で上空は上越方面の半分は雲が出ているが,下部の雲海の右上方に残雪残る迫力のある岩壁の白馬三山が見事な絶景を演出していた。本当に来てよかったと思える瞬間である。

・今回のルートはまさに高山植物の宝庫である。クルマユリ・ミヤマクワガタ・ウルップソウ・コマクサ・アズマギク・ヨツバシオガマ・ハクサンフウロなどを撮影しながら、圧巻は白馬大池のチングルマの大々群落であった。気が付いてみると2日間で360枚あまり撮影してしまった。

・白馬乗鞍から天狗原までの下りは要注意である。雪田を横切るところは慎重にアイゼンなしでもOKであるが、その後の下りは急で大きな岩石の連続であり、疲れた体にはかなり怖く緊張するところである。天狗原に近くなって雨が降ってきたが、予想以上に時間がかかり、何とか栂池自然園入り口の辿りついた。

・栂池ゴンドラ乗り場駐車場からタクシーで二股まで3500円、小日向の湯で久しぶりに汗を流し帰路となった。


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+写真集へのリンク(2/2)高山植物+
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