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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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正沢川・細尾沢◆写真 

内堀です。
8/2・3正沢川・細尾沢の沢登りの報告します。


22木曽駒ヶ岳山頂
 [木曽駒ヶ岳山頂]

【山城】  中央アルプス 正沢川・細尾沢
【コース】 
8月2日 木曽駒高原スキー場~正沢川~二股(細尾沢出合)~細尾大滝~テン場
8月3日 テン場~雪渓(スノーブリッジ)~木曽駒ケ岳~七合目避難小屋~木曽駒高原スキー場
【日時】8月2日(土曜日)~8月3日(日曜日)
【天候】8月2日:曇り・一時晴れ・雨・曇り 8月3日:曇り・雨・曇り 
【参加者】 CL:柘植・石橋・富樫(富)・内堀(記録)
【山行タイム】
8月2日 木曽駒高原スキー場:6:45~細尾沢出合:9:55~細尾大滝下:10:30~細尾大滝上:11:00~テン場着:11:45
8月3日 テン場:5:45~木曽駒ケ岳:9:20~七合目避難小屋:12:00~木曽駒高原スキー場:14:25

【山行報告】

8月1日(金曜日)夜、船橋駅21:00集合して、京葉道路・首都高速と続き、新宿の手前辺りから渋滞が始まり高井戸まで続いてしまった。
中央高速に入る頃には順調に進み、双葉SAでトイレ休憩する。更に中央道を進み伊那ICに到着したのが、8月2日(土曜日)0:05ギリギリ、土・日割引になった。先程の休憩が結果的には非常にありがたかった。ラッキーであった。
権米衛峠を越え、道の駅:日義木曽駒高原にて仮眠する。1:00頃就寝。
 
8月2日(土曜日)
4:30頃目覚め、身支度とパッキングを済ませ。早朝も取らず木曽駒高原スキー場跡に向かう。ここで、最終の沢支度をを済ませる。
ハーネスを忘れたことに気づく。騒いでもしょうがない、必要な時に簡易ハーネスで対応しようと言い聞かせる。
この駐車場には既に何台か車が来ている。人気の沢なのか、はたまた、木曽駒登山の方々か? いざ出発である。
駐車場から10分程度で正沢川に入渓する。細尾沢まではゴーロ地帯である。石が大きいなと感じた。本日これで疲れそうな予感がする。
この沢は水が冷たい、先週の尾瀬(ヘイズル沢)に比較して格段冷たい。3000mの沢は冷たいのか?
このゴーロ地帯を休憩を挟みながら3時間程度で超え、やっとの事、細尾沢出合(二股)に到着した。後続の若いお兄ちゃんもこの場所にて釣りを始めた。テン場の確保のため急いで出発。細尾大滝がドーンと目の前に現われる。左岸より高巻きルートを進み一歩一歩進む、危険なトラバースも更に上に進み、無事高巻きに成功。この高巻きに30分程度掛かってしまった。これよりゴーロ地帯はなくなった。嬉しい。

更に進み滝を何本か超え、少し幅広のひょんぐり滝4mが現われる。ネットではこの上にテン場があるとのことで、左岸より巻いて登るとテン場が出現する。焚き火のあとが見受けられた。しかし、エスパーステントを設営するには少し狭い。強引に設営。12:00を少し回った辺り。
着替えを済ませ服を乾かす。河原周辺は滝の頂上のため、河原がほとんどない。ビールを沢に入れ冷やす。
若いお兄ちゃんはこのテン場を尻目に、更に上流に登っていった。どこで幕営するのだろーと心配した。若いから何処でも寝られるか?
途中、15:00頃?(定かではない)より雨が降り始めテントに逃げ込む、こうなるとする事がなくなる。宴会の開始である。
先週より1本多く酒を持ち込んだため、気持ち良い時間が結構続いたのは嬉しい限りである。
早めの食事を済ませ。18:00頃には就寝開始した。途中あまりよく寝たので朝かと思い時計を見ると、まだ夜12:00頃であった。
更に寝て、4:00頃起床する。
  
8月3日(日曜日)
朝食を済ませ、沢支度中に事件勃発である。昨日はいていたショートパンツ(紺色)がなくなっている。何処を探してもない。
記憶を辿り、最終置いた場所を特定し回りを探すが見つからない。どうも沢に流れたようである、沢の側の木に掛けた事が敗因のようである。
残念である。2・3回しか使っていないのにと思っても、ショートパンツは帰ってこない。下の沢で仮にこのショートパンツを見たら、どのように思うのであろう? 体は何処・ズボン無しで上がったのか? 余韻に耽るものの、我に返り懺悔の気持と本日の山行の無事をお祈りする。
テント撤収とパッキングを済ませ。いざ出発である。やはりこの沢冷たいなーと感じる。
出発して30分弱の箇所に雪渓が現われ、更に進むと巨大な雪渓:スノーブリッジが出現する。水が冷たい訳だ。
スノーブリッジを潜り抜け、順調と思いきや、更に奥に雪渓が現われ、雪渓の高巻きを行い結構時間を費やす。この雪渓が終わった所から推量が極端に減ってきて、何個か二股を過ぎると更に推量が減りか細い物となる。ここで各自、水の補給を済ませる。
遠くを望むと雲の間から北アルプスの穂高が見え、大キレットの先には槍ヶ岳が微かに見えている。ラッキーである。
二股へは右側右側と進み最後の二股(ガレ場)で左に進み、ガレ場と這い松地帯を避けながら尾根道へ辿り着く。尾根を歩いていた人達はいきなり出現した人に怪訝そうな顔を向ける。すかさず沢から上がってきましたと。相手も納得の顔で挨拶を済ませ。木曽駒ヶ岳山頂に向かう。

5分程度で無事山頂に登頂。人は多い。小雨が降っている。天気悪い。さっきまで遠く見えたのにと思いつつ、沢の片付けを済ませる。
軽い食事と山頂での記念写真を収め、天候が悪くならないために早めの下山開始。9:50頃ここより、2時間程度で七合目避難小屋に到着、この時点で結構疲れている。12:00頃であった。
更に急斜面を降りようやく幸の川到着した。更に林道を歩きようやくのこと、木曽駒高原スキー場跡に到着。14:25頃。お疲れ様でした。
国道手前の天神温泉で汗を流し、道の駅:日義木曽駒高原にて食事を取り、元の道を辿り帰宅。
本日夏休み日曜日のため、笹子トンネルで渋滞が始まり、大月からは渋滞のピークとなり、小仏トンネルの先から順調に進んだ。
この渋滞もつき物であるが、夏休みは中央道を使用するにはこの渋滞と付き合う事が不可欠のようである。・・・ホトホト疲れます。


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