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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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塩沢甚助窪遡行◆写真 

加藤です。塩沢甚助窪沢登りの記録です。

04小滝を超える
 [小滝を超える]

【日時】6月1日(日)
【場所】奥多摩、七ツ石山と小雲取山の稜線を水源とする塩沢甚助窪
【参加者】CL柘植、杉山、加藤(記録)
【行程】奥多摩湖畔駐車場泊→ 片倉谷出合(駐車)6:40→塩沢橋7:10→入渓地点7:25→諸左衛門沢出合9:00→4段10m滝10:40→稜線14:50→(七ツ石尾根下山)片倉谷出合17:15


【報告】
仮泊した奥多摩湖畔の駐車場は深夜疾走するバイクでうるさく、お薦めしない。本日は11時間の長いコースなのでなるべく早く出発する。
後山林道は片倉谷にゲートがあり、塩沢橋から荒れた林道を進み入渓する。予想したより水は少なく、しばらく癒やし系の沢歩きを楽しむ。
4mの斜瀑は左側の高いところに短かすぎるフィクッスロープがあり柘植さんがリードする。ハングした大岩の横を通り抜け、ほっと一安心。以前遡行したことがある諸左衛門沢が合流し、我々は本流を行く。
ツルツルの幅広滝は柘植さんの肩を借りて這い上がる。この付近には2月の大雪の名残か、分厚い雪渓が残っている。

本日のハイライトである四段の滝はとても綺麗だが滑り易い。上部二段ともロープを出し、落ち口も滑らないように注意した。
この先は2月の大雪で倒木や枯れたササで覆い尽くされて登りづらく、二俣状の分岐は全て右へ進んだ。
源頭部は右の雪渓から急斜面を登り崩れそうなガレ場を登る。ここが一番きつい長い登りで、登山者の行き交うブナ坂に出たのは3時前であった。
いよいよ七ツ石尾根の下山である。正規の登山道はではないが顕著な仕事道があり、さらに進むと新しい運搬用のレールがあった。
この3450Mのレールは「森レール」と称し、「見晴駅」という休憩所もある。赤指山付近は展望も良く、急斜面もあるが、歩行には問題ない。
片倉谷に終点があり、良く整備された仕事道(登山道でない)から後山林道に出た。
「のめこい湯」は6時受付終了だが、何とか間に合った。
4月の丹沢の源次郎沢には全く雪はなかったが、今回あんなに雪が残っているとは予想していなかった。


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