新茅ノ沢・源次郎沢◆写真
2014/05/25 Sun 11:00:00 [edit]
5月沢講習の山行報告をさせて頂きます。
[源次朗沢]
【山行日】‘14年5月24日25日
【参加者】CL渡邊三・SL上茂・大塚・斎藤健・広木・澤田路・寺門・鈴木憲・小原・(記)小俣
【山行報告】 24日新茅ノ沢
渡邊車と上茂車に分乗し東名港北PAで待ち合わせ、一路丹沢へ。戸川林道に入り、新茅荘前の駐車場に9時過ぎ到着。すでに駐車場が満車状態にて路肩側に止めることになる。
沢支度をして、懸垂岩へ移動。都岳連の岩講習で人だらけ・ロープは簾状、なるほど満車の原因はこれか! 講師の方に了解をとり、正面右側の岩場でロープワークの練習を行う(9:40~11:00)
①プルージック・ロープマン(推奨)・タイブロック のしくみについて知る
②ロープマンを使った登り方・中間支点の通過の仕方を練習
③懸垂下降の練習
講習終了後、いよいよ実戦の沢登りである。
11:00 対岸に見える新茅ノ沢の出会いから入渓。戸川林道の橋をくぐると、すぐに滝が始まる。
F1・7m 11:10~ 水流左をロープマンで登る。
F2・9m 11:30~ 水流左をロープマンで登る。濡れており下部は少し水が掛かる。
F3・F4は傾斜も緩く、各自登攀。
右に枝沢を分けるところで、昼食 12:00~25
F5大滝 12:30~1:00 右岸高巻き 残置ロープがあり、ロープマンによる登攀とカラビナ2枚によるトラバースを実践。
F6・3段小滝 1:00~ 上段が少し難しい
F8・看板のみで滝は無い
F9・7m 1:20~ ロープマンで登る。
堰堤を超えると、伏流となり、壊れた石積み堰堤を次々と超えていく。水流現れると、二俣となる。
二俣で小休止 1:50~2:00
CS涸滝 2:40~ ロープ確保で1人づつ登らせてもらう。1歩めが立ちこみにくくて苦労する。結局スリングを掴んでしまう。岩の隙間に入り背中を押し付けながらずり上がり、CSの大岩に足をかける。大岩に上がり込めば手も足もあり滝上に抜け出れる。
この後は崩壊の進むガラガラの沢を詰める。歩くと足元から崩れだすイヤな感じである。
3:10 倒木に巻かれた赤テープの所から右手の尾根に上がる。踏み跡があり烏尾山からの登山道に出る。
3:20~40 沢装備を解除、靴を履き替え下山。
4:30 駐車場着
戸沢キャンプ場に場所を移し、今夜の寝ぐらを確保。夕食は3ちゃん心尽くしのバーベキューで盛り上がる。10年ほど前の新歓は戸沢のキャンプ場だった話など聞きながら・・・
【山行報告】 25日源次郎沢
6:35 戸沢キャンプ場出発。書策新道を歩いてすぐ源次郎沢の堰堤前を横切る。少し登った所から源次郎沢に下りる。
F1・4m 6:50~ 左壁から各自登る。
F2・8m多段 7:00~ 左壁から、難しくは無い。
F3・4mトイ状 右端のトイの中を登り上部で3歩ほどかがみならトラバース。
F4・10m 7:15~ 左壁ロープマンで登る。
F5・12m 7:35~ 左壁のカンテ状を登り大岩を抱くようにトラバースして終了。ロープマンで登る。
F6・3段 8:05~ 上段5mは立っており左壁をロープ確保で登る。中間部が出っ張っており難しい。中間支点のスリングを引張り立ち込むとかなり楽である。(リード有難うございます)
大岩のゴーロが続き伏流となる。F7の看板を9:00通過。
F8の看板がゴーロの中にある。大岩で埋まる前は滝があったのだろうか?
この上の見晴の良いところで小休止9:10~30。沢の緑が美しい!
F9・8mCS 9:35~10:00 中央溝の中を登り、上部で右壁に移り穴に左足を入れガバをつかんで右足を高く上げて登りきる。手順を講師から伝授され、皆でクリアー。
F10・10mCS 10:05~11:05 左壁には残置スリングがいっぱいぶら下がっているが大木が倒れこみ登れない状態になっている。右壁は立っているが、手掛かりの多い右端を登り上部で左へトラバースしてCSの上へ抜ける。左寄りに登ってしまうと上部で手掛かりが乏しくなり苦労することになる。(ここで次のパーティーに追いつかれる)
後は、ひたすら沢を詰める。今冬の大雪のためか真新しい倒木が多く驚きである。
赤テープ発見で右尾根に登ると思い、皆でリーダーの3ちゃんを待っていると「下見と同じ勘違いをしてるんじゃないよ!」 まだまだ沢を詰めるとのこと。
どんどん高度をかせぎ、ついに沢型が終わりかけ笹斜面が現れると右寄りに登って行く。やがて岩峰沿いに踏み跡が現れ、源次郎尾根の頭に着く。素晴らしい見晴らしである。
11:40~12:00 昼食、沢装解除。最短距離の源次郎尾根を下山。
1:10 戸沢キャンプ場着
<付>表丹沢のヒルの増加を実感
私を含め女性4人の被害者が出ました。ヒルファイターによる防御は必需品と実感致しました。
2日間の充実した沢講習有難うございました。大勢の方々と新しく知り合えることができ、とても楽しい時間を共有させていただけたことに感謝致します。
これからもよろしくお願い致します。
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[源次朗沢]
【山行日】‘14年5月24日25日
【参加者】CL渡邊三・SL上茂・大塚・斎藤健・広木・澤田路・寺門・鈴木憲・小原・(記)小俣
【山行報告】 24日新茅ノ沢
渡邊車と上茂車に分乗し東名港北PAで待ち合わせ、一路丹沢へ。戸川林道に入り、新茅荘前の駐車場に9時過ぎ到着。すでに駐車場が満車状態にて路肩側に止めることになる。
沢支度をして、懸垂岩へ移動。都岳連の岩講習で人だらけ・ロープは簾状、なるほど満車の原因はこれか! 講師の方に了解をとり、正面右側の岩場でロープワークの練習を行う(9:40~11:00)
①プルージック・ロープマン(推奨)・タイブロック のしくみについて知る
②ロープマンを使った登り方・中間支点の通過の仕方を練習
③懸垂下降の練習
講習終了後、いよいよ実戦の沢登りである。
11:00 対岸に見える新茅ノ沢の出会いから入渓。戸川林道の橋をくぐると、すぐに滝が始まる。
F1・7m 11:10~ 水流左をロープマンで登る。
F2・9m 11:30~ 水流左をロープマンで登る。濡れており下部は少し水が掛かる。
F3・F4は傾斜も緩く、各自登攀。
右に枝沢を分けるところで、昼食 12:00~25
F5大滝 12:30~1:00 右岸高巻き 残置ロープがあり、ロープマンによる登攀とカラビナ2枚によるトラバースを実践。
F6・3段小滝 1:00~ 上段が少し難しい
F8・看板のみで滝は無い
F9・7m 1:20~ ロープマンで登る。
堰堤を超えると、伏流となり、壊れた石積み堰堤を次々と超えていく。水流現れると、二俣となる。
二俣で小休止 1:50~2:00
CS涸滝 2:40~ ロープ確保で1人づつ登らせてもらう。1歩めが立ちこみにくくて苦労する。結局スリングを掴んでしまう。岩の隙間に入り背中を押し付けながらずり上がり、CSの大岩に足をかける。大岩に上がり込めば手も足もあり滝上に抜け出れる。
この後は崩壊の進むガラガラの沢を詰める。歩くと足元から崩れだすイヤな感じである。
3:10 倒木に巻かれた赤テープの所から右手の尾根に上がる。踏み跡があり烏尾山からの登山道に出る。
3:20~40 沢装備を解除、靴を履き替え下山。
4:30 駐車場着
戸沢キャンプ場に場所を移し、今夜の寝ぐらを確保。夕食は3ちゃん心尽くしのバーベキューで盛り上がる。10年ほど前の新歓は戸沢のキャンプ場だった話など聞きながら・・・
【山行報告】 25日源次郎沢
6:35 戸沢キャンプ場出発。書策新道を歩いてすぐ源次郎沢の堰堤前を横切る。少し登った所から源次郎沢に下りる。
F1・4m 6:50~ 左壁から各自登る。
F2・8m多段 7:00~ 左壁から、難しくは無い。
F3・4mトイ状 右端のトイの中を登り上部で3歩ほどかがみならトラバース。
F4・10m 7:15~ 左壁ロープマンで登る。
F5・12m 7:35~ 左壁のカンテ状を登り大岩を抱くようにトラバースして終了。ロープマンで登る。
F6・3段 8:05~ 上段5mは立っており左壁をロープ確保で登る。中間部が出っ張っており難しい。中間支点のスリングを引張り立ち込むとかなり楽である。(リード有難うございます)
大岩のゴーロが続き伏流となる。F7の看板を9:00通過。
F8の看板がゴーロの中にある。大岩で埋まる前は滝があったのだろうか?
この上の見晴の良いところで小休止9:10~30。沢の緑が美しい!
F9・8mCS 9:35~10:00 中央溝の中を登り、上部で右壁に移り穴に左足を入れガバをつかんで右足を高く上げて登りきる。手順を講師から伝授され、皆でクリアー。
F10・10mCS 10:05~11:05 左壁には残置スリングがいっぱいぶら下がっているが大木が倒れこみ登れない状態になっている。右壁は立っているが、手掛かりの多い右端を登り上部で左へトラバースしてCSの上へ抜ける。左寄りに登ってしまうと上部で手掛かりが乏しくなり苦労することになる。(ここで次のパーティーに追いつかれる)
後は、ひたすら沢を詰める。今冬の大雪のためか真新しい倒木が多く驚きである。
赤テープ発見で右尾根に登ると思い、皆でリーダーの3ちゃんを待っていると「下見と同じ勘違いをしてるんじゃないよ!」 まだまだ沢を詰めるとのこと。
どんどん高度をかせぎ、ついに沢型が終わりかけ笹斜面が現れると右寄りに登って行く。やがて岩峰沿いに踏み跡が現れ、源次郎尾根の頭に着く。素晴らしい見晴らしである。
11:40~12:00 昼食、沢装解除。最短距離の源次郎尾根を下山。
1:10 戸沢キャンプ場着
<付>表丹沢のヒルの増加を実感
私を含め女性4人の被害者が出ました。ヒルファイターによる防御は必需品と実感致しました。
2日間の充実した沢講習有難うございました。大勢の方々と新しく知り合えることができ、とても楽しい時間を共有させていただけたことに感謝致します。
これからもよろしくお願い致します。
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