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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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ブナオ峠~大笠山◆写真 

【山域】両白山地 
【コース】ブナオ峠~大笠山 
【日程】5/3(土)~4(日)
【参加者】 CL柘植(記録)、吉川 
【天候】5/3雨のち曇、5/4晴のち曇


09奈良岳付近から来し方を望む
 [奈良岳付近から来し方を望む]

【記録】
5/3(土) 道の駅上平8:00→ブナオ峠11:45→13:45大門山分岐(大門山往復40分)

前夜発で松本ICと沢渡の間の道の駅風穴の里で仮眠。翌朝は5時過ぎに道の駅を発って五箇山IC近くの道の駅上平に駐車して出発。今日は天気予報は雨なので、覚悟して林道を歩いていると途中から予定通り雨。雪は例年よりも少ないみたいで、ブナオ峠近くになってようやく道を覆う程度。峠からゆるい登りを2時間で大門山分岐。峠に着くころには雨もあがり、雲もとれてくる。
峠に荷物を置いて大門山をピストンして戻るが、風が強く、幕営の場所選定に気をつかう。夜は下界(たぶん金沢市)の明かりが遠く美しかった。

5/4(日) 幕場5:15→赤摩木古山6:00→見越山7:30→奈良岳8:20→11:20大笠山11:50→15:45桂湖畔

今日は朝から快晴で、これから歩く稜線のほか、遠く北アルプス、乗鞍、御岳まで一望できる。吉川さんはこのあたりの山は2回目だが、柘植は初めてなのでとても新鮮な気分。今日はこのあたりの山域の盟主ともいえる笈ヶ岳がGOALだが、とりあえずは行程の2/3くらいに位置する大笠山が目標。大笠山ははるか遠くに見え、そこまでの稜線もいくつもの湾曲と大きな登下降があって見ただけで疲れそう。
出発して2時間くらいまではアイゼンもよく効き、快適に歩けるが、時間とともに雪が緩んで歩きにくくなってくる。雪はやはり少ないようで雪堤をたどれない部分も多いが、大笠山までは夏道があるので、結構夏道を使わせてもらうことも多かった。

はるか遠かった大笠山には出発してから6時間後に到着する。このころは朝の晴天はとっくにどこかに行ってしまい、どん曇りになって風も強くなってくる。明日はまたまた雨模様らしいので、どうしたものかと悩む。大笠山には麓の桂湖から夏道が登ってきているのだが、取付きの橋の床板がこの時期はまだ外されており、通過できないはずなので、ここまで来たら実は悩むまでもなくもう行くしかないのだ。しかしなぜか山頂には登山者の姿、聞けば今年は小雪なので、5/1に橋が通れるようになったとのこと。今日もいつ降ってくるかもしれないし、明日は雨ということなので、ここから下山を決める。

眼前には笈ヶ岳がその姿を見せているが、まだそこまでは3時間以上の道のりだ。ここから先は夏道もないので、雪を追えないときはヤブ漕ぎして笈ヶ岳を目指さなければならないのだ。昨年秋にすでに大笠山をピストンしている吉川さんは笈ヶ岳が目標だったので残念がっていたが、納得してもらい下山に移る。途中小ピークがいくつかあり、最後は無茶苦茶急でなかなか疲れるルートだが16時前に無事登山口のつり橋に降りることができた。
途中から一緒に歩いた南砺市の二人連れが親切にもクルマで送ってくれるというので、ありがたくお言葉に甘え、16時すぎに道の駅上平に戻ることができた。
笈ヶ岳の山頂を今回の県境縦走路から踏めなかったことはやはり残念。登山道のない笈ヶ岳はどこから登るのも大変そうだが、一応一般ルートらしきものが石川県側にあるので、元気なうちにそちらから登って目標達成したいと思う。


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