FC2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

妙高前山滝沢尾根山スキー◆写真 

菊池です。
NBSCとの合同イベントである妙高前山・滝沢尾根の山スキーツアーの報告をいたします。


03 前山山頂で記念撮影
 [前山山頂で記念撮影]

【山域】妙高山・前山
【日程と天気】2014年2月1日(土)晴れ風弱し・信濃町朝の最低気温―7℃、最高気温3℃位
【メンバー】CL菊池・村上、NBSCメンバー7名(スキー技術は皆さん超一流です。)
【行程】赤観スキー場トップー前山稜線―北東ルート標高差130m滑走―稜線―前山山頂―滝沢尾根―1000m渡渉点―ゲレンデ

・深雪ツアーを目論んだNBSCとの合同企画として行ったが、前日までしばらく降雪がなく春の陽気であった。なんとか前日に15㎝~20㎝の降雪があったが、積雪不足・稜線山頂付近は固い雪質・強烈なウインドパック・気温上昇などでハードな条件であった。

・ゲレンデトップでチェックすると新雪の下に明瞭な固い弱層があり、稜線下の急斜面の登高が懸念された。好天に恵まれ多数の入山者があり、今回もフィンランドからのグループのほか外国人グループが数組含まれ、妙高もすっかりインターナショナル化された感が強い。
心配された稜線下の急斜面も先行者のルート選択がよく、順調に稜線に達した。

・チャンピオンゲレンデから稜線に続く、北東尾根のクラッシクツアールート(標高差約130m)の右は良質なパウダー滑走ができるため、今回も皆さんに経験していただこうと踏み込んでみたが、昨日まで予想以上の強風の影響が強く、固い雪質がかなり続き、その後さらに強くウィンドパックされたパウダー、吹き溜まりの重い雪質でハードな滑りはじめであった。小生は最後のところで、深い吹き溜まりで左膝を捻ってしまい、内側側副靭帯を痛めてしまった。同行の女性に急性腰痛が発生、ピンチ到来、尾根をチャンピオンゲレンデに下ることも考慮したが、小康状態となったため、取りあえず稜線までの登りあげることとした。稜線直下ではグラニュー糖状態の雪質にシールが効きにくく、体力のない高齢者には応えた。

・前山山頂で15分ほどの休憩後、いよいよスタートである。ウインドパック・サンクラスト、先行シュプールによる荒れた細尾根、左膝にはやはり痛みで負荷が掛けられない。何とか騙しだまし無理をせずアルペンターンでゆっくり下った。ダケカンバの広い斜面まで来るとややパックされているが、まあまあのパウダーランを皆さん楽しみ始めた。小生は致命的な状態にならないよう、ゆっくりアルペンターンと斜滑降の組み合わせで我慢するしかない。ぶな林に入ると初めは気温上昇で重い雪質に皆さん苦労。膝がなんともなければ、この重い雪質ほどテレマーク技術を披露できるのに悔しいと思いながら高度を下げていくと、標高1600mほどになると日陰のぶな林緩斜面ではまあまあの柔らかい上質パウダー、小生も右はテレターン、左はアルペンターンの両刀使いがリズミカルに行える状態となり、一部雄叫びが上がるほどのツリーランを皆さんと一緒に楽しめた。

・なんとかCLの役目を果たしながら先頭で順調に高度を下げ、1000m渡渉点の直上に達した。今年は積雪不足のため、最後の30度を越す凹凸のある急斜面はやや恐怖心が湧く。斜滑降・横滑りで慎重に渡渉点に達してほっとした。後続のメンバーもやや苦労するものもあったが、一同渡渉完了でほっとした。

・最後のゲレンデまでの緩い登りの急斜面トラバースも油断禁物、シールなしで慎重に登って行ったが、先行者のトレースが最後のところで階段登高が2ヶ所あり、緊張を強いられた。高齢者の多いメンバーのため体力的に限界寸前、励まし気合を入れながら頑張って頂いたが、Sさんのビンディングが外れ,あわや急斜面を滑落する寸前でなんとかストップ。メンバーの協力で、スキーを外し、数mはツボ足で登っていただいた。雪質が柔らかかったので大事に至らなかったが、最後まで気を抜くことのできない、ハードで味わいのあるいろいろな経験ができたツアーであった。

・赤倉観光ホテルからのゲレンデ滑走は整地されている緩斜面では膝への負担が少なく、アルペンウエーデルンで気持ち良く下れた。

最近の春のような気象条件・積雪不足・季節が急速に変化する時期のツアーは、体力的にも衰えてくる年齢には、知らず知らずに危険性が潜んでいるものであり、さらに慎重な立案・行動が要求されることが実感された1日であった。いろいろな出来事が起こり、やや辛口であったが、まあまあのぶな林パウダーランも楽しめたツアーに皆さん満足していただいたようで、CLとしてはほっとしています。

山スキーの危険性はどこにでも潜んでおり、今回のように条件がやや厳しい状況で、無理をして欲を出すと、小生のように膝を痛めるようなトラブルが起こりうることを肝に銘じて、慎重な立案と行動が要求されることが再度実感された。


+写真集へのリンク+

スポンサーサイト
山スキー /  Trackback -- /  Comment --

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。