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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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阿弥陀岳北稜◆写真 

木更津の樋口です。
冬季登攀一番乗り!。新人の田上君と2人で、八ヶ岳 阿弥陀岳北稜を冬季登攀しましたので報告します。
初日は素晴らしい好天で、阿弥陀岳北稜のJPまで偵察。
翌日の阿弥陀岳北稜の登攀本番は我々が独占しちゃいました。

●報告は田上君が作成しました、ありがとう。
ちょっと照れちゃうかな。


16 2ピッチ目登攀中の田上_R  
 [2ピッチ目登攀中の田上]

【日時】2013.11.30-12.01
【山域】南八ヶ岳 
【山名】 阿弥陀岳北稜
【形式】アルパインクライミング 
【参加者】CL樋口、田上(新人)
【行程】
11/30(土)8:10美濃戸山荘
       11:50行者小屋
12/1(日) 5:50行者小屋
       7:00取り付き
       9:10頂上
       9:30出発
       10:20行者小屋着、テント撤収
             11:20行者小屋発
             14:00美濃戸口着

【内容】

***
新人・田上君の文責です。田上君、感想&報告ありがとう!。
***

(新人の田上です)
以下感想&報告申し上げます。

今回の核心は第一岩峰2ピッチ分。
ついにこの瞬間が来てしまった。
ロープを使用しての雪岩登り。
自分がえらく場違いな所に来てしまった、おのぼりさん状態。
遠く見ると私にとっての始まりの山天狗岳。
山が好きになった思い出の山。
天狗岳さぁー、まさか雪山に挑戦するとは思ってなかったよ。

【準備】
まずロープをハーネスのビレイロープに8結び。
自己ビレイはロープをミッキーマウスにしてインクノット。
ATCガイドにロープを通して確保準備OK。
ひとつひとつゆっくりとロープが染み込む様に。
作業をしていると緊張がほぐれていく。
1週間前に樋口さんと公園でザイルワークを練習したのであたふた知らず。
天候も良く太陽が大変心強い。背中を押してくれる。
おひさまって呼ぶ気持ちがわかる。
リードをしていく樋口さんもひぐちさまと呼びたいぐらい。
おひさまとひぐちさま、お頼み申します。

【1ピッチ目】
樋口さんが先頭で登攀。
最初の部分をやや苦労されて登っていき、やがて見えなくなっていく。
最初の部分を通過するとすいすいと登って行っているようだ。
今までの岩登りなどではリードをしていく人の姿が見える範囲であったが、
まるで見えなくなった。姿が見えないだけでも不安になる。
ただ、ザイルの先に樋口さんが進んでいくことをロープ伝えに感じる、
まるで樋口さんが魚で私が釣り人になったようだ。

樋口さんの確保が完了し、いよいよ田上の登攀開始です。
樋口さんが苦労された通り最初がいきなり登りづらいが、
足を広げると何とか2つめのハンガーにたどりつく。
その時であった、腕が軽くなったと思ったらピッケルが落ちていく。
しまった!こんなことがあろうとは思いも寄らなかった。
ピッケルは運良く平地に留まっていた。
結びつけていた紐がゆるんでしまったのが原因。
一度降ろして頂いて再び登り始める。
ピッケルは使わず手でつかめるものを手当たり次第つかんでは登っていく。

【反省点】
1ピッチ目終了後に樋口さんからご指摘頂く。
①ピッケルを落としたのは致命的
②田上がビレイしている時に樋口さんへロープ半分の掛声がなかった。
③こちらも②の続きであるが、ロープ残り○mの掛声がなかった。
また、自分でも思ったことが
④ピッケルを落とした原因でもあるし、靴紐が緩みやすいということからも
 結び方の勉強不足
⑤声の聞こえずらさ。ピッケルを落とした時も樋口さんに降ろして欲しいと
 いう声が中々伝わらなかった。天候が悪ければぞっとする。

【2ピッチ目】
こちらは1ピッチ目と打って変って、ピッケルを振り下ろして登っていく。
ピッケルに突き刺す以外に振り下ろすという使い方があるのを知った。
こちらも必死で、めった刺しにたこ殴りで進んでいく。
そうこうするうちに前情報で知っていたが、知らんぷりしていたナイフリッジらしきものが
目の前に現れる。その向こうには樋口さんの黄色のアウターが見える。
黄色はおひさまの色、人を勇気づける色。一刻も早く樋口さんのもとへ。
ナイフリッジはあまり雪が付いていないのがラッキー。
恐怖を感じるないよう脇目を振らず、足早に通過した。
ありがとうございました、ひぐちさま。生きた心地が戻ってきました。
やってやりました!万歳。

【その後】
もちろん樋口さんと阿弥陀岳に登頂したが、もはや重要ではない。
この2ピッチが全てであった。
上げて頂いて感謝の2ピッチ。
至らぬ点と楽しさが詰まった2ピッチ。


+写真集へのリンク+
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