fc2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

08«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

西横川沢登り◆写真 

集中山行、沢組その2の報告をします。
 
登 山 日:平成25年10月13日(日)
場   所:中御所谷 西横川
山行種類:沢登り
メンバー:CL村野・SL永田(記)・加藤・古関
所要時間:9:10 しらび平ロープウエイ駅 ~ 9:35 入渓 ~ 11:00 大滝 ~ 13:45 三条の滝 ~ 15:35 終了地点 ~ 17:00 千畳敷ロープウエイ駅 → (中央道経由)→ 3:00 千葉


15古関さんと加藤さんがロープマンで登る

当日は前日の疲れもあると考え5時起床にした。(後で考えるとこれが甘かった)
6時頃に菅の台バスセンターに着いた時はすでに駐車場は満杯、スキー場に駐車し2時間20分程度バスを待つ。
しらび平に9時10分頃到着し,入渓地点の橋上で身支度を整える。
自分の提案で前日体調を崩した村野さんをトップ、加藤さんセカンド、古関さんの順で自分は最後尾で皆んなで村野さんの体調を確認しながら遡行することにした。
但し,ザイルは自分が持ち少し難しい所は自分がトップで登り、必要に応じてザイルを出す。(結果5回ほどザイルを出したため少々時間をロスした。)

東横川と西横川を分ける二股を左に進む。(ここは前日確認しているのですぐにわかった。)
西横川を遡行するが,下流は倒木や土砂に埋まりナメは僅かしか残っていない。
11時頃30mの大滝に着く。
このころまでは村野さんいたって元気で,遡行図を確認しながらに登っていた。
30mの大滝は自分がトップで水流左のスラブを登り,上部でザイルを固定して後続を待つ。
標高2100mを越えたあたりから村野さんが少しバテテくる。
ここで自分が実質リーダーになり、トップを加藤さん、セカンドを村野さん、古関さん、自分の順に登ることにした。
遡行図を見ながら登るが、あまり迷う所はない。

5m3条の滝の少し前から村野さんの体調が悪化した。(休憩すると震えてくる、握力が無くなる,草付きを登る際にもゴボウ抜きで引張り上げる,自分で外せないのでロープマンを外してあげる。)
すでに下山出来る場所ではない。(13時45分頃)
ピバークも考えたが村野さんの体調は、ガスを持たずにピバーク出来る状態ではない。
村野さんに体調を聞くと,とまって休憩するよりも歩いている方が楽とのこと。
村野さんに自分が持っていた飴玉をあげ食べさせる。
その後村野さんは自身が持っていたゼリー飲料を飲んで小関さんの中間着を着て歩き出す。
10歩ほど進んで立ち止まり,また歩き出す,この繰り返しで登って行く。
自分が不安になると周りに影響する,ここは漫画の三歩君モードで不安を振り払う。
GPSを確認すると横手道まではわずかな距離。
加藤さんを先頭に自分が村野さんに付き添い,ゆっくりとフォローしながら登る。
15時40分に横手道に着く。(慰霊碑が見え,トラロープがある。)

何としても明るい内にロープウエイに着きたいと思った。
ここからは時間との戦い。
自分は16時にロープウエイ駅を見ることができなければ、救助を要請するつもりだった。
幸いに16時ぎりぎりで先行の加藤さんからロープウエイが見えるとの声が・・・かなり、ほっとする。
この後古関さんがロープウエイの券を買いに先行してくれると言ってくれたのでお願いした。
後はだましだましロープウエイまで歩き17時にロープウエイ駅に着く。

今回はひやひやモノでしたが、自分的にはすごく良い経験をさせてもらったと思ってます。
サブリーダーとしての自分には合格点をあげたい。

【反省点】
1.沢登りにはガスを持って行ったほうが良い。
2.ザイルは懸垂用に2本持って行かないと最悪の場合に対処出来ない。

最後に加藤さん・古関さん,急造リーダーの指示に従っていただき心より感謝いたします。


+写真集へのリンク+

スポンサーサイト



沢登り /  Trackback -- /  Comment --

△page top