鈴ケ沢東股、柿其川遡行◆写真
2013/08/11 Sun 12:30:00 [edit]
【 山 域 】御嶽山南域
【 ルート 】鈴ケ沢東股遡行~中股下降
柿其川
【 登山方法 】沢登り
【 山 行 日 】8/10(土),11(日)
【 メンバー 】CL:花島、上茂、辻本、田中(孝)、平野
【コースタイム】
鈴ケ沢東股
8/10 晴 鈴ケ沢橋 7:45 - 三沢橋(入渓) 8:10~8:30 - 東股橋 9:20 -小三笠山コル 14:20 - 中股沢床 15:00 - 中股下降 -林道 16:45 - 鈴ケ沢橋 17:30
柿其川
8/11 晴 駐車場 8:30 - 牛ケ滝落口(入渓) 9:00 -ねじタル手前(敗退)10:45 - 駐車場 12:30
[大滝で一枚]
【 8/9 】
出発間際まで不参加、参加表明があり、最終的に5名1台でのドタバタ山行が始まる。
首都高、中央と渋滞続きで道の駅「三岳」には2時頃到着。
軽く飲み始めると隣の家族連れキャンピングカーから、やんわりと「静かにしてくれ。」のクレームで就寝。
【 8/10 】
6時に起床し、入渓点に移動。すでに3台が駐車していた。
幸いなことに東股は、前半に1パーティーと遭遇したのみで、このパーティーも途中で引き返したようで、ほぼ独占状態での遡行下降となる。
東股橋(1370m)から入渓する人もいるが、そこまでも捨てがたいという話を信じて、三沢橋(1250m)から入渓する。
1時間程で東股橋を潜る。
林道を30分歩くよりは、絶対遡行がお勧め。
ここからが東股遡行の本番で、2段の大滝は圧倒的で、飛沫が涼風を運んでくる。
記念写真を撮って、右岸より高巻く。よく歩かれている証拠に、どこも高巻きはしっかりしている。
ナメと滝(斜瀑)とトイ状滝が程よくミックスされていて、似た景色によく出会う。
下降で滝を10個以上スイライダーした記録もあったが、おとなはそんな真似はしない。
せいぜい、釜で泳いだり、釜の淵をへつり遊びをする程度で、十分満足する。
でも、安全が担保されるなら滑り降りたい。(落ちたい?)
三俣(1700m)で左のガレ沢を詰めると、御嶽崩れを露わにした御嶽山が姿を現す。小三笠山のコル(1950m)を経て、小三笠山から北へ派生する尾根を乗っ越す。ここは、笹ヤブとヤブの中の倒木に悩まされる。
中股の沢床に降りた時には、すでに15時を回っていた。
小休止の後、赤茶けたナメ、わずかに滝ひとつのクライムダウンはあったがほとんどゴーロ歩きに終始する下降に閉口し、1時間半ほどで中股を横断する林道に出る。ここからは、三沢橋まで下降せず、林道を1時間かけ車をデポした鈴ケ沢橋まで歩き、本日の山行は終了。
駐車していた車は既になく我々が最後のパーティーだった。
本日宿泊するキャンプ場に向けて出発する。
途中、桟温泉で汗を流し、外食後、キャンプ場に20時45分到着。
まだ、これから到着予定のグループがあるとのこと。
持ち込みテント用のエリアへ移動し(今日は他にキャンパーはいなくて、テントスペースに車を乗入れることができた)、テント設営後、小宴会。
【 8/11 】
柿其渓谷に一番近い駐車場に止め、出発する。
河原は早くも家族連れの水遊び客で賑わっている。
柿其川は沢ではなく川そのものである。
この上流に突破を阻む激流、ゴルジュがあるとは想像できない。
遡行は牛ケ滝の落ち口からスタートする。
水がきれい。とにかくきれい。花崗岩を侵食してできた川で、花崗岩の白と水深でグラディエートされたエメラルドグリーンが、目に眩しい。
時には、泳ぎを交えて渡渉を繰り返し、両岸が切り立ったゴルジュが見えてきた。 入り口の滝は高さこそないが水流が半端なく、巻くしかない。
するとゴルジュの右岸からひとりまたひとりと先行パーティーが現れる。
入り口の滝を巻いて懸垂で降りたようだ。
我々も巻いて川床へ降りようと懸垂の準備をしていると先ほどのパーティーが、高巻きを始めた。
彼ら若者パーティーは、3週間前に来たときと比べて水が多くて水線通しに行けないという。
別ルートで高巻いた我々と再び会うと、この先も巻くしかないが、これから巻きを探しながら先を行くという。
一度林道まで上がって先を遡行するという手もあるが、核心を前に巻いている状態で不安だらけの遡行は止め、下降を決定する。
泳いだり、激流に足を捕られて転んだり、スライダーしたりと思い思いに川を下る。入渓点の牛ケ滝に着き、楽しい遡行下降の半日が終わった。
下流域のほんの入り口で敗退したので、また機会があれば訪れたい。
+鈴ケ沢東股写真集へのリンク+
+柿其川写真集へのリンク+
【 ルート 】鈴ケ沢東股遡行~中股下降
柿其川
【 登山方法 】沢登り
【 山 行 日 】8/10(土),11(日)
【 メンバー 】CL:花島、上茂、辻本、田中(孝)、平野
【コースタイム】
鈴ケ沢東股
8/10 晴 鈴ケ沢橋 7:45 - 三沢橋(入渓) 8:10~8:30 - 東股橋 9:20 -小三笠山コル 14:20 - 中股沢床 15:00 - 中股下降 -林道 16:45 - 鈴ケ沢橋 17:30
柿其川
8/11 晴 駐車場 8:30 - 牛ケ滝落口(入渓) 9:00 -ねじタル手前(敗退)10:45 - 駐車場 12:30

[大滝で一枚]
【 8/9 】
出発間際まで不参加、参加表明があり、最終的に5名1台でのドタバタ山行が始まる。
首都高、中央と渋滞続きで道の駅「三岳」には2時頃到着。
軽く飲み始めると隣の家族連れキャンピングカーから、やんわりと「静かにしてくれ。」のクレームで就寝。
【 8/10 】
6時に起床し、入渓点に移動。すでに3台が駐車していた。
幸いなことに東股は、前半に1パーティーと遭遇したのみで、このパーティーも途中で引き返したようで、ほぼ独占状態での遡行下降となる。
東股橋(1370m)から入渓する人もいるが、そこまでも捨てがたいという話を信じて、三沢橋(1250m)から入渓する。
1時間程で東股橋を潜る。
林道を30分歩くよりは、絶対遡行がお勧め。
ここからが東股遡行の本番で、2段の大滝は圧倒的で、飛沫が涼風を運んでくる。
記念写真を撮って、右岸より高巻く。よく歩かれている証拠に、どこも高巻きはしっかりしている。
ナメと滝(斜瀑)とトイ状滝が程よくミックスされていて、似た景色によく出会う。
下降で滝を10個以上スイライダーした記録もあったが、おとなはそんな真似はしない。
せいぜい、釜で泳いだり、釜の淵をへつり遊びをする程度で、十分満足する。
でも、安全が担保されるなら滑り降りたい。(落ちたい?)
三俣(1700m)で左のガレ沢を詰めると、御嶽崩れを露わにした御嶽山が姿を現す。小三笠山のコル(1950m)を経て、小三笠山から北へ派生する尾根を乗っ越す。ここは、笹ヤブとヤブの中の倒木に悩まされる。
中股の沢床に降りた時には、すでに15時を回っていた。
小休止の後、赤茶けたナメ、わずかに滝ひとつのクライムダウンはあったがほとんどゴーロ歩きに終始する下降に閉口し、1時間半ほどで中股を横断する林道に出る。ここからは、三沢橋まで下降せず、林道を1時間かけ車をデポした鈴ケ沢橋まで歩き、本日の山行は終了。
駐車していた車は既になく我々が最後のパーティーだった。
本日宿泊するキャンプ場に向けて出発する。
途中、桟温泉で汗を流し、外食後、キャンプ場に20時45分到着。
まだ、これから到着予定のグループがあるとのこと。
持ち込みテント用のエリアへ移動し(今日は他にキャンパーはいなくて、テントスペースに車を乗入れることができた)、テント設営後、小宴会。
【 8/11 】
柿其渓谷に一番近い駐車場に止め、出発する。
河原は早くも家族連れの水遊び客で賑わっている。
柿其川は沢ではなく川そのものである。
この上流に突破を阻む激流、ゴルジュがあるとは想像できない。
遡行は牛ケ滝の落ち口からスタートする。
水がきれい。とにかくきれい。花崗岩を侵食してできた川で、花崗岩の白と水深でグラディエートされたエメラルドグリーンが、目に眩しい。
時には、泳ぎを交えて渡渉を繰り返し、両岸が切り立ったゴルジュが見えてきた。 入り口の滝は高さこそないが水流が半端なく、巻くしかない。
するとゴルジュの右岸からひとりまたひとりと先行パーティーが現れる。
入り口の滝を巻いて懸垂で降りたようだ。
我々も巻いて川床へ降りようと懸垂の準備をしていると先ほどのパーティーが、高巻きを始めた。
彼ら若者パーティーは、3週間前に来たときと比べて水が多くて水線通しに行けないという。
別ルートで高巻いた我々と再び会うと、この先も巻くしかないが、これから巻きを探しながら先を行くという。
一度林道まで上がって先を遡行するという手もあるが、核心を前に巻いている状態で不安だらけの遡行は止め、下降を決定する。
泳いだり、激流に足を捕られて転んだり、スライダーしたりと思い思いに川を下る。入渓点の牛ケ滝に着き、楽しい遡行下降の半日が終わった。
下流域のほんの入り口で敗退したので、また機会があれば訪れたい。
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