FC2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

鳥海山山スキー・花ハイク◆写真 

菊池です。

ちば山の皆さん、2度も欺いてごめんなさい。5月26日の富士山、6月8日の乗鞍で今季の滑り納め宣言を繰り返しましたが、3度目の正直の滑り納めと花ハイクを6月29日に鳥海山で楽しんでしまいました。


これぞ夏山スキー  [これぞ夏山スキー]

【山域】鳥海山
【日時と天候】2013年6月29日(土)晴れ
【メンバー】CL I氏・菊池
【行程】新潟―酒田―湯ノ台口車道終点駐車場8:30―滝ノ小屋(1280m)―雪渓ー10m程度の藪漕ぎ2回―1970m登山道―12:45伏拝岳(2140m)―行者岳―1970mから滑走(往路を辿る)14:45-滝ノ小屋―15;55駐車場


・娘の里帰り出産予定が6月20日ころであったため6月は山行計画は立ててなかったが、5月30日に無事出産でき、6月に入り2度も滑り納め山スキーを楽しむことができた。
・今季の鳥海山は残雪が多く、CLのI氏はこのところ毎週、湯ノ台コースに通っており今回5回目とのこと。先週はまだ駐車場まで除雪されておらず、駐車場下からシールのまま稜線直下まで登れたようだ。2週前には稜線直下から標高差900m滑走可能とのこと。6月30日の山開き前日の今回はさすがに駐車場からシール登行はできなかった。駐車場のトイレは締まっており使用不可能、おそらく30日からは使用可能であったと思われる。

・I氏が前回辿ったルートを駐車場から右に回り込むようにシールで出発したが、すぐに沢で雪が途切れていることが確認でき、藪の突破は難しいと考え、登山道を滝ノ小屋に向かった。
・滝ノ小屋から河原宿小屋の登山道ルートを採らず右回りに進んだ。視界良好であるが、雪渓は途切れ途切れになっており、複雑な地形のため、近くまで行かないと繋がっているかどうか判断が難しいところがある。もう少し右にまいて行くのではと思っていたが、先行するI氏は角度を上部向け過ぎているのではないか。案の定、前回より左に寄りすぎたため藪に阻まれ引き返して軌道修正するハメとなった。標高差50mほどスプーンカットの斜面をシールで下り(結構足に来た)約15分程のロスであった。
・その後は10mほどの藪漕ぎを2ヶ所通過し標高1600m付近で左の雪渓に乗り換えると、左下に河原宿小屋が見えた。ここから稜線下の標高2000mほどまで雪が繋がっていた。雪渓が急になり、板をザックに付け1970mから伏拝岳への登山道を標高差170mほど頑張った。始めの急斜面はスキー靴のためやや苦労したが、次第にお花畑が広がり写真を撮りながらゆっくり稜線に達した。

・この時期のお花畑は初体験、お馴染みのショウジョウバカマ・ナナカマド・シナノキンバイに、初めてみるイワウメと、タカネバラ似ているが小ぶりで群生しているベニバナイチゴには大感動させられた。
・伏拝岳の頂上(稜線)ではハイカーが休憩をとり、御浜小屋方面からのハイカーも行きかって賑やかであり、スキーを担ぎあげた我々二人を奇異の目(尊敬と羨望の目か?)で歓迎してくれた。行者岳に向かう途中から未体験の千蛇谷を覗くと残雪もたっぷり、滑走意欲を駆り立てたが、体力と時間を考え、次回に期待することとした。

・今回は山頂を踏むことを目標とはしていなかったため、七高山・新山は写真に収めることで割愛、涼しい雪渓上でビアーとカップヌードルで至福の時を過ごした。腹が満たされ、心地よい初夏の陽射しに睡魔が一瞬襲ってきて、昼寝と洒落込みたいのもやまやまであったが時間も押してきていたため、ぐっと我慢して、滑走開始地点まで慎重に下った。急なところはスキー靴のためバランスを崩さないよう極めて慎重に下ったが、案の定、相棒は小さな浮石に足を取られ転倒、変な力が加わったため、一瞬痙攣したが事なきを得た。

・滑走開始地点で定番の氷あずきとドリップコーヒーで一休み、往路を辿って滑走した。湯ノ滝小屋まで標高差約700m、上部2/3は小さな凹凸はあるものの、まあまあの快適滑走、下1/3は次第にスプーンカットで凹凸がやや激しくなり、衝撃を受けながら慎重にターンを刻みながら今シーズン最後の滑走をじっくり味わった。
・快適滑走には1-2週間ほど早いほうがベターであろう。しかし花を愛でる楽しみと、まあまあの滑走距離と快適滑走が確保できた今回の山行は、経験したことのないような新鮮味を感じた。この時期、山スキーを気軽に楽しめるのは、鳥海以外は立山・乗鞍・月山くらいである。遠路ではあるが静かな鳥海の6月山スキーは病みつきになりそうである。

今回は藪漕ぎもごく少なかったが、これ以降は河原宿小屋経由でないと稜線には達することはできないでしょう。河原宿小屋上部の心字雪渓では8月でも夏スキーを楽しむことができるとのことです。


+写真集へのリンク+
スポンサーサイト



山スキー /  Trackback -- /  Comment --

△page top