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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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安達太良山の石筵川と湯川沢登り◆写真 

安達太良山は癒し系の沢が多い。有名どころは日本百名渓にも数えられている杉田川だが、ネットの記録を見るとほかにもなかなかよさそうな谷がある。
今回はその中から日帰りで楽しめる石筵川と湯川に行ってみることにした。
前夜は磐越道の五百川PAで仮眠、早朝登山口に向う。


09八幡滝で今日はおしまい  [八幡滝で今日はおしまい]

【山域】安達太良山 
【コース】石筵川と湯川 
【形式】沢登り
【参加者】CL柘植(記録)、SL花島、吉川、茂木


○6/1(土) 石筵川(いしむしろがわ)  晴れ
銚子ヶ滝駐車場6:50→2段15m滝9:00→二俣11:30→稜線(登山道)13:00→和尚山13:50→16:00駐車場


銚子ヶ滝駐車場に駐車する。すでに一パーティー準備中でデカい荷物を背負っているので多分沢中泊だろう。銚子ヶ滝は立派な滝らしいが石筵川はかなり遡行時間がかかるので、帰りに時間があったら寄ろうということでパス。銚子ヶ滝分岐から少し進んだところから入渓。最初の河原歩きが終わると巨岩地帯のボルダリング。
それが終わるとこの沢の核心部といわれる15m2段滝。花島さんトップで右から超える。そのあとは渓相がガラッと変わって美しいナメ滝の連続。このあたりが石筵川が最も本領を発揮する部分だろう。ナメ滝群が終わると次第に平凡な流れとなり、この部分が結構長いのが玉にキズといったところか。1370m二股で本流と
別れて右手の沢に入る。しぶとく沢形を進んで最後はモロ籔に突入。茂木さんは本格ヤブコギ初体験とかでいたく感激していた。ここからはさっさと帰りたいのだが和尚山を登らないと帰れないので、バテた体に鞭打って登頂後下山した。この下山ルート上ではコシアブラをたんまり採ることができ、山菜好きの二人は大満足。
夕方でもう疲れていたので銚子ヶ滝見物はパスしてしまった。
なお茂木さんは体調不良にて明日の湯川はあきらめて一足早く電車で帰葉した。
残りの3人は磐梯熱海温泉で入浴後、道の駅つちゆ泊。

○6/2(日) 湯川  霧雨
塩沢スキー場駐車場7:00→三階滝(下段取付)8:00→三階滝(中段上)9:30→八幡滝11:00→駐車場11:40


朝起きると霧雨が降っておりガッカリ。このあといろいろあったが、なんとなく気乗りしないまま塩沢スキー場から山道を進んで登山道が湯川を横切るところから入渓。前半部はちょっとした小滝はあるが、概ね河原歩きで平凡。ただ水量は平時よりも多い感じ。三階滝からが湯川のクライマックスで、滝また滝の連続となる。
三階滝の一段目と二段目は直登する。二段目ではこの寒いなか滝のしぶきでびしょ濡れとなり戦意喪失。三段目もかなり水を浴びそうなので、左から簡単に巻く。
その上も適度な難度の滝が続き、湯川が安達太良山でもトップクラスの評価を得ていることに納得。八幡滝で登山道からの遊歩道が下りてきている。八幡滝から先は中ノ滝・霧降滝というのがあるが、登山道に出るには八幡滝下まで戻らないといけないので、八幡滝で遡行終了とした。とにかく寒いこともあり、登山道を駆け下りて1時間弱で塩沢スキー場の駐車場に着いてしまった。湯川は天気が残念だったが、沢としての魅力度は満点だ。遡行時間も短いので今度はいつか天気のよい紅葉の時期にでも再訪できたらと思う。

*補足(いしばしきよみ)
大嵐山ですれ違った白河から来た登山者の同年代の女性から、コシアブラの炊き込みご飯がとても美味しいと作り方を教えてくれた。採ったコシアブラはその晩に天ぷら、お浸しで食べてしまったが、帰りに会津の『ひげのおじさん』でコシアブラやアイコなどを買って帰り、早速、炊き込みご飯を作ってみたら、大変おいしかったので、聞いた作り方を紹介します。

炊飯器にうるち米・もち米(半々)とコシアブラ(多目)・油あげを入れ、醤油・酒・塩少々で味を調えてスイッチを入れる。
炊きあがるとコシアブラの色は悪くなるが、香りがそのまま変わらないので冷めても美味しかった。


+写真集へのリンク石筵川+
+写真集へのリンク湯川+

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