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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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足尾植樹祭◆写真 

八角です。ハイキングを兼ねた足尾の植林に参加してきました。

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山域  日光 足尾
形式  ハイキング
日程  4月27日28日
天候  27日曇り 28日晴れ
コース 広木宅→東北道→足尾→親水公園→植樹活動 (帰路は往路と同じ)
参加者 CL菅井 広木 八角(記)


久しぶりに早朝の車を走らせる。大きな有明の月が、車の正面に見える。
流れてゆく景色の中、ときどき左右の藤の花が目に止まる。車の中からも新緑のしっとりした静寂が感じられた。
自然保護委員会の呼びかけに応じて足尾の植林に参加した。足尾銅山に足を踏み入れるのは初めてだ。広大な煤けた山肌は想像以上の広さだ。近代化の負の遺産というべきなのだろうか。

植林の場所は、相当高いところにある。急な階段を300段以上も登る。上から下へと植林をしていく。眼下に旧古河製錬所の建物がみえ、その煙突から山肌を登っていった亜硫酸ガスの流れの様子が容易に確認できる。山上から眺めると改めてその影響範囲の広大さに驚く。元の自然を取り戻すには何年かかるのだろうか。10年や20年の植林では到底無理だろう。元通りに自然を取り戻すのは不可能と思われる。固い岩盤の限られた場所に植生していた樹木を元のように戻すのは大変だ。ちなみに、植林は斜面に杭をうち、他から持ってきた新しい土を山肌にくっつけたところに行われる。だが、土質が変わった斜面の土を全部入れ替えることは不可能だ。

植樹祭は毎年一回、この季節に行われている。休日で、地元の中高生の団体も加わり明るい雰囲気だった。初日は800名の参加があった。親につれられた子どももいるが、参加者は、ほとんどが登山経験のある者とみた。整地された急峻な山肌に紅葉や楓、桜の苗木をスコップを使って植えるのだが、特に1日目は風が強く、立っていると体がふらつく程だった。我々連盟の者は、参加者をサポートする栃木県山岳救助隊(3,11直後から気仙沼支援で交流のあった連盟)と、植林をしながら行動を共にした。

今回、自然保護委員会の呼び掛けではあったが、参加の姿勢はボランティアである。気分はハイキングだ。周りの様子も、皆で昼の弁当を囲んでいる様子を見ると気楽なハイキングのようにも思えた。この植林活動を長続きさせるにはこれでいいのかなという思いもする。2日目は、アメリカ、プロバスケットボールチームの地元出身選手が参加し、子ども達に人気だった。イベントを盛り上げる企画もあった。

夕方は反省会。夜は、栃木県連の配慮で宿が宿泊場所となった。気仙沼以来の久しぶりの再会、若い環境省の役人、県外のいろいろな山仲間との出会い、足尾銅山の植林に参加して本当によかったと思う。楽しい時間を過ごすことができた。山行だけでなく、山行を契機にこのような人との出会いもいいものだと思う。生きる事にお互い容易に接点を見つける事のできるような人たちと思った。一期一会の貴重な時間だった。


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