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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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常念岳東尾根◆写真 

常念岳東尾根

常念2013-19

【期日】平成25年1月11日~15日
【山域】北アルプス常念岳東尾根
【メンバー】CL橋本丈夫、SL石橋 きよみ、澤田 淳子、安岡 敏子、茂木 亜希子、薄井 まどか 
【行程】千葉駅22時発-ほりがねの里4時過ぎ着(仮眠)-ほりでーゆ四季の郷8:20発-東尾根取付(960m)9:20-1860m幕場14:40着幕営-幕場7:20発-森林限界-前常念岳-幕場着-幕場発-ほりでーゆ四季の郷着15時過ぎ-1/14-16時発-千葉1/15 -14:30着


 この冬の最初の山に常念岳を選んだ。山渓の12月号に掲載した写真が良かったからである。12月の3連休に行こうとしたが強い寒気が来るという予報で中止した。しかし悪い天候ではなかったようだ。最近の寒気は北海道や東北が中心であまり長野方面には雪をもたらさないようである。

 最初は、8名で男性3名であったがインフルエンザで男性2名がダウン、正直な話男1名で大丈夫なのかと心配したが、強い「ちば山雪山ガールズ」でした。

1/11:千葉駅と京成八幡駅から22時に出発した。笹子トンネルで事故が発生したため道の駅ほりがねの里の到着が遅れた。

1/12:7時過ぎに起床。目前に雪の常念が見え、今日の晴天を約束していた。すぐに登山口に移動した。登山ゲート(ほりでーゆ四季の郷の少し上部)には5台程度の駐車スペースがあり、準備した8:20に出発した。我々の他に単独1名と2人パーティが登山を開始した。舗装面が所々露出した林道を1時間歩いて梯子がある東尾根に取付く。積雪量(50cm以下)の少ない尾根を登る。登山道のない尾根と記載されていたが、マーキングテープが付けられた尾根である。我々の前に3名のトレースがあるため負担が少なく、危なげない尾根を6時間程度歩き、寝不足もあり目的の幕場より低いが1860mに町の明かりも見える平地を整地して幕営した。積雪量は60-70cm程度。

1/13:必要な装備と食料、水(1L/人)を持ち、ワカンを付け7:20に出発した。トレースを追って森林限界(10:15,2220m)でワカンからアイゼンに履き替え、スワミベルトも装備した。雲一つない快晴無風で、目前に真っ白な東尾根の突き上げに前常念岳が聳えている。一冬にこんな山は一つか二つなので形容しがたい気持ちであった。上部は岩稜で、少し緊張する個所もあり、13時に前常念に到着する。13時をタイムリミットにしていたためここで終了した。しかし目の前には穂高連峰、北アの山並、南ア、八、富士山、妙高と360度の景観がありゆっくり堪能し14時少し前に下山を開始した。雪の足場で崩れやすい個所があったため、30mザイルを出し、澤田と橋本の間にメンバーを入れスタカットとコンテを併用した。時間を要するが、楽しい登山に必要な措置である。初心者には良い講習になったと思う。このようなセルフレスキューを身に着けて自分自身で使えるようになってほしい。ワカンの残置場所で、アイゼンも外す。この後、樹林帯であるがライトを付けて18:20幕場に帰る。

1/14:夜中に雪が降っていたが、風もないため分からなかったが、起きてみると50cm以上の積雪であった。積雪の影響を気にせず、ゆっくりと6時に起床し、8:20に下山を開始した。前に2人パーティが下山していたためそのトレースを辿るが、徐々に積雪量も増え、湿った雪になりその負荷も大きくなる。途中で登ってきた尾根と違うルートになり、前のパーティに追いつく、その時には腰付近のラッセルであった。林道に降りた時には12時過ぎであった。この林道では膝前後の深さの湿った深雪で8名で順番にラッセルするが、一人で100歩が限界で、疲労困憊で15時過ぎに駐車場に到着した。車の前には除雪車の雪が溜り、疲れた体で除雪して、ほりでーゆ四季の郷の温泉(500円)に入った。

 入浴後、下山連絡をして平地が雪で交通に支障が発生していたことを知る。高速道路は大月からでそれまでは国道で帰宅まで約20時間を要した。全員の家族からのサポートもあり、落ち着いて帰宅できた。

【感想】
 山行は天候に恵まれ、ルートもフルコースですばらしい山行でした。おそらく私の雪山のなかでも記憶に残る山行です。初めての雪山幕営のメンバーもいましたが、事前に勉強やトレーニングをしていた頼もしい仲間です。きっと将来の「ちば山の雪山人」になってくれることでしょう。帰宅難民は余分でしたが。

【ヒヤリハット】
東尾根はほぼ1本の筋で難しい個所はないが、下山時、前のパーティのトレースを安易に追っていたため、登ったトレースから外れたことに気が付かなかった。GPSがあったため、現在位置から林道に行けることが判明したため問題にはならないが、新雪の樹林帯にはルートをしっかりと確認する必要がある。


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