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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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谷川岳一ノ倉沢◆写真 

ちば山の樋口です。
集中山行/岩ジャンル 谷川岳一ノ倉沢クラシックルートを登攀しましたので報告します。

当初、10/6の夕方に一ノ倉沢出合に向かい、ビバークし翌日10/7に登攀する予定でしたが、10/7は気圧配置上、弱い冬型になる可能性があり、寒気の流入に伴い崩れると考え、1日出発をずらしました。

正直のところ、土合の家の宴会に未練ありましたが、酒より登攀を選びました。
でも大正解、10/8は夜明け前から快晴に!。夜明け前の一ノ倉沢は月明かりで幻想的な夜景に。ヘッドランプなんかなくたって登攀出来るくらい岩肌・岩稜が浮かび上がりくっきりみえる。
一ノ倉沢にビバークしないと?体験できない感動です。

以下、南稜テラス→本谷バンド→一ノ倉沢本谷2ルンゼ→滝沢上部Bルンゼ→谷川岳のクラッシックルート登攀の区間のみ報告させていただきます。一ノ倉沢本谷2ルンゼ取付からザッテル越え、滝沢上部Bルンゼを経て国境稜線まで約6時間半の登攀でした。
一ノ倉沢からテールリッジ経由、烏帽子岩奥壁南稜テラスまでの報告は省略させていただきます。


13 谷川岳山頂にて
 [谷川岳山頂]

【山域】谷川岳連峰
【ルート】谷川岳一ノ倉沢クラシックルート
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】CL樋口、宮下
【日程】
H24.10/07 小雨
10:00千葉発
14:47谷川岳ロープウェイ駐車場 出発。
   一ノ倉沢へ。(ビバークする)

H24.10/08 快晴
05:30 南稜テラス 出発
05:55 2ルンゼ取付 クラシックルート登攀開始。
09:35 広河原 到着 ザッテル越え終了
10:15 広河原 出発 滝沢上部Aルンゼ取付
12:32 Bルンゼから国境稜線に出る。
12:42 谷川岳オキノ耳 山頂 到着
13:15 オキノ耳 出発
   天神尾根は登山客で大渋滞
15:10 天神平
   ロープウェーで下山。

【内容】

2ルンゼは大槍の稜線の陰にある、南稜テラスから迷うことなく見つけられる。
南稜テラスからアンザイレンする。
2ピッチで一ノ倉沢本谷バンドに下りて本谷をトラバース、渡りきると2ルンゼに取り付く。

そのままクラシックルート登攀の開始です。先ずは2ルンゼ、通常10ピッチですが我々は8ピッチで登攀。
ザイルはダブルロープ50m2本のつるべ登攀で。
奇数ピッチ目が小生、樋口。偶数ピッチ目が宮下君で。

【1ピッチ目】
 基本フェース。ヌルヌル・ビショビショで細かなホールドのフェースあり。
【2ピッチ目】
 ルンゼから右のぬめったフェースを詰め、チョックストーンを越える。全体的に濡れている。
ザイルはたっぷり水分を吸収している。
【3ピッチ目】
 フェースから右のカンテっぽいところを昇る。昇り始めでロックピトンを打つべきだった。
結構、高度感のある真剣勝負の昇りとなる。
カンテっぽいところから中央奥壁よりに巻いているルートもあるようだが(残置のザイルがみえた)、そちらに行かずそのまま、ルンゼに沿って登攀。
【4ピッチ目】
 暗いイメージは3ピッチまで、4ピッチ目からなんとなく開放感あるフェースの昇り。
【5、6ピッチ目】
 よく覚えていない。易しいフェースの昇りだったっけ。
そいうえば5ピッチ目で初めてロックピトンを打ち込んだ。
【7ピッチ目】
 石門が見えてきた。
ありゃ、その手前にA1人口登攀か。古ぼけた手作りアブミがぶら下がっている。
ヌルヌルの大きな岩石のフェースでホールドが見当たらない。
信用できるのか?。思いっきりアブミを引っ張って支点のピトンを観察する。
気持ち?しなるけど、今の体勢をいつまでもホールドできないから、残置アブミに体重を預け、乗越える。
ビレイ点作りにロックピトンを打つ。
【8ピッチ目】
 石門の先にザッテルが見える。石門通過、ザッテルに到着。2ルンゼ登攀の終了。

滝沢上部を全て見渡せる。国境稜線が近づいてきた。とても爽快感ある眺め。

マッターホルン状岩峰とドーム岩壁の間にあるAルンゼはわかりやすいが、AルンゼからDルンゼ、Cルンゼ、Bルンゼの順に手前から分かれているとのことだが、どこが出合いなのか不明瞭。

ザッテルから広河原まで懸垂下降で下りる、ここで小休止。水の補給が可能。

Aルンゼをしばらく昇り、マッターホルン状岩峰の結構手前から右に巻くようにルートを選ぶ。ところどころ嫌らしい草付混じりのフェースを乗り越えてゆくと、Bルンゼに吸い込まれていった。突然、ビレイ点が現れた。
Bルンゼは核心が2ヶ所あり、それぞれザイルを必要とする。
特に、1ピッチ目の核心部は要注意。2ルンゼよりも難しく感じた。
ルンゼの左のヌルヌルフェースを昇るか、ルンゼに挟まった右の被り気味の岩石を乗り越えていくか迷うところ。
2ピッチ目の核心はルンゼの左のヌルヌルしたフェースのホールドを利用しつつ右のフェースに体重を預ければ乗り越えられる。こちらはピトンが連打されていて中間支点をとれるので安心。

Bルンゼの登攀が終了すると、草付を詰めるだけ、これが足元よく滑る。
腕力で草付を乗り越える。目の前の国境稜線は我々の登攀を観察するギャラリーがたくさん。

谷川岳の山頂はすぐそこじゃないですか。。。。。
オキノ耳に到着。お疲れさまでした。登攀成功を祝う。しばらく山頂に居座る。

身に着けていた登攀ギアーを全てザックにしまい込み、天神尾根の紅葉を楽しみながら下山する。

以上、谷川岳一ノ倉沢クラシックルート(一ノ倉沢本谷2ルンゼ+滝沢上部Bルン
ゼ)登攀、アルパインクライミングの報告でした。


+写真集へのリンク+

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