川場谷沢登り◆写真
2012/10/08 Mon 14:00:00 [edit]
ここ3~4年、毎年計画しては毎年潰れていた上州武尊の川場谷にようやく
行ってこれました。仕事の都合で土合山の家に集中できませんでしたが、
美しいナメと滝、猛烈なヤブ漕ぎ、紅葉の稜線の縦走と盛り沢山の山行でした。
[飛び出した稜線から眺める谷川方面の山々]
【山域】上州武尊
【コース】川場谷
【形式】沢登り
【天候】概ね晴れ
【日程】10/7(日)~8(月)
【参加者】CL柘植、SL石橋、村野、富樫(富)
10/7 桐の木平キャンプ場7:30→14:00家ノ串下ノ沢上の幕場
前夜は道の駅川場田園プラザ泊。夜通し雨だったのでどうなるかと思っていたが
朝は止んでいた。水量がちょっと心配だったが、桐の木平キャンプ場の先から
入渓すると、多めではあるが特に問題にならない程度でラッキー。
美しいナメ、小規模なゴルジュ、大岩ゴロゴロ地帯のボルダリングと飽きない。
川場剣ヶ峰沢が合わさるあたりから川場谷の核心部に入る。ただ決して難しい
ところはなく、ナメ滝や4~5mクラスの滝を快適に越えていく。よく写真に
載っている8m滝は迫力があるが、左から快適に登れる。その上は堰堤状の滝が
続く。2/3くらいは直登できたが、1/3はだいたい右岸からの巻き。このあたり
少し硫黄のにおいがした。家ノ串下ノ沢が出合った少し上で快適幕場をみつけて
本日の行動は終了。あとで分かったが川場谷は良好な幕場がほとんどなく、我々が
泊った場所が唯一といってよいくらいのサイトであった。湿った薪のために
なかなか焚き火ができず、そうこうしているうちに霧雨が降ってきたので、テント
の中に避難。でも久しぶりの沢中泊、テントの中で楽しい宴会ができた。
10/8 幕場7:00→10:00稜線→11:30武尊山頂12:00→15:40川場野営場
本日は快晴! 難所も終っている気安さもあって鼻歌まじりの出発だ。
やがて沢は細かく分岐を繰り返すが、GPSでそれらしい窪を選定しながら進む。
源頭部になると笹が窪を覆いはじめ、厳しいヤブ漕ぎとなる。あまり大変なので
近所の別の枝沢に乗り移り、さらに上を目指すといったことを数回繰り返して
ようやく稜線に出ることができた。稜線では驚いた表情の登山者が3名、危うく
クマよけの唐辛子スプレーを浴びせられるとことだった。稜線からは快晴の空の下
谷川連峰から利根川を囲む水源の山々が一望できた。眼前には美しい紅葉を
まとった上州武尊岳が高くそびえる。1.5時間くらいの登高で武尊山頂に到着。
さすがに百名山だけあってすごい人だ。まだ先は長いのでのんびりもできず、
前武尊経由で川場野営場へ下山した。本来はここから林道~車道をひたすら下り、
桐の木平キャンプ場へクルマを回収にいかないといけないのだが、丁度出発する
クルマがおり、石橋さんが頼みこんだら、乗せてくれるとのこと。柘植が乗せて
もらったら親切にもわざわざ桐の木平キャンプ場まで送ってくれて、おかげで
随分時間を節約できた。川場谷は美しいナメと滝、源頭部の猛烈なヤブ漕ぎ、
色鮮やかに色づいた紅葉の稜線の縦走と一粒で三度おいしい谷でした。
+写真集へのリンク+
行ってこれました。仕事の都合で土合山の家に集中できませんでしたが、
美しいナメと滝、猛烈なヤブ漕ぎ、紅葉の稜線の縦走と盛り沢山の山行でした。

[飛び出した稜線から眺める谷川方面の山々]
【山域】上州武尊
【コース】川場谷
【形式】沢登り
【天候】概ね晴れ
【日程】10/7(日)~8(月)
【参加者】CL柘植、SL石橋、村野、富樫(富)
10/7 桐の木平キャンプ場7:30→14:00家ノ串下ノ沢上の幕場
前夜は道の駅川場田園プラザ泊。夜通し雨だったのでどうなるかと思っていたが
朝は止んでいた。水量がちょっと心配だったが、桐の木平キャンプ場の先から
入渓すると、多めではあるが特に問題にならない程度でラッキー。
美しいナメ、小規模なゴルジュ、大岩ゴロゴロ地帯のボルダリングと飽きない。
川場剣ヶ峰沢が合わさるあたりから川場谷の核心部に入る。ただ決して難しい
ところはなく、ナメ滝や4~5mクラスの滝を快適に越えていく。よく写真に
載っている8m滝は迫力があるが、左から快適に登れる。その上は堰堤状の滝が
続く。2/3くらいは直登できたが、1/3はだいたい右岸からの巻き。このあたり
少し硫黄のにおいがした。家ノ串下ノ沢が出合った少し上で快適幕場をみつけて
本日の行動は終了。あとで分かったが川場谷は良好な幕場がほとんどなく、我々が
泊った場所が唯一といってよいくらいのサイトであった。湿った薪のために
なかなか焚き火ができず、そうこうしているうちに霧雨が降ってきたので、テント
の中に避難。でも久しぶりの沢中泊、テントの中で楽しい宴会ができた。
10/8 幕場7:00→10:00稜線→11:30武尊山頂12:00→15:40川場野営場
本日は快晴! 難所も終っている気安さもあって鼻歌まじりの出発だ。
やがて沢は細かく分岐を繰り返すが、GPSでそれらしい窪を選定しながら進む。
源頭部になると笹が窪を覆いはじめ、厳しいヤブ漕ぎとなる。あまり大変なので
近所の別の枝沢に乗り移り、さらに上を目指すといったことを数回繰り返して
ようやく稜線に出ることができた。稜線では驚いた表情の登山者が3名、危うく
クマよけの唐辛子スプレーを浴びせられるとことだった。稜線からは快晴の空の下
谷川連峰から利根川を囲む水源の山々が一望できた。眼前には美しい紅葉を
まとった上州武尊岳が高くそびえる。1.5時間くらいの登高で武尊山頂に到着。
さすがに百名山だけあってすごい人だ。まだ先は長いのでのんびりもできず、
前武尊経由で川場野営場へ下山した。本来はここから林道~車道をひたすら下り、
桐の木平キャンプ場へクルマを回収にいかないといけないのだが、丁度出発する
クルマがおり、石橋さんが頼みこんだら、乗せてくれるとのこと。柘植が乗せて
もらったら親切にもわざわざ桐の木平キャンプ場まで送ってくれて、おかげで
随分時間を節約できた。川場谷は美しいナメと滝、源頭部の猛烈なヤブ漕ぎ、
色鮮やかに色づいた紅葉の稜線の縦走と一粒で三度おいしい谷でした。
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