柳沢川沢登り◆写真
2012/09/01 Sat 12:40:00 [edit]
熊倉です。
初めて日光の沢に行ってきました♪
しばらく安定していた天気が不安定になった週末、
計画は一部変更になりましたが…
楽しく、奥深い日光の沢を味わってくることができました。
お誘いいただけたことに感謝して、私から山行報告をさせていただきます。
[美滝を背景に]
【期間】8/31~9/1
【山域】日光
【天候】晴れ時々曇
【ルート】柳沢川(柳沢川沢本流:右俣遡行・左俣下降)
【登山方法】沢登
【メンバー】CL柘植・花島・熊倉
【行程】8/31 21:00千葉駅発 ⇒ 12:00 大谷PAにて仮眠
9/1 3:30起床 ⇒日光赤沼バス停着 5:00⇒5:30発のハイブリットバス⇒西ノ湖バス停 5:52着
6:00出発⇒7:00赤岩沢出合(沢靴に履き替える)⇒7:30遡行開始⇒7:50二俣着(右俣へ)
8:20黒岩滝下 ⇒9:00右俣終了 ⇒ 9:40左俣右沢下降開始 ⇒10:10 左沢出合
10:30二俣着 ⇒11:30赤岩沢出合(靴履き替え)⇒12:40西ノ湖バス停着
13:00赤沼バス停 ⇒17:15千葉駅着
【内容】
久しぶりの柘植さん、花島さんとの山行。
「もしかして…1年ぶりじゃない?」と盛り上がる(笑)
しかも3人揃ってザックはカリマー30リットルのブルー。仲良くお揃い。
では、カリマー3兄弟の沢登計画、スタート!
※計画では1日目:大岩沢 2日目:柳沢川の予定であったが天気予報から天候悪化を予測し
計画変更。1日目の長丁場の大岩沢は取りやめ、2日目の柳沢川をやることに。
日光は“観光地”としてのイメージが強く、楽しめる沢があることを実は知らなかった。
赤沼車庫に着くと、ハイブリットバスへ乗り換える。
(美しい自然が残る奥日光。その豊かな自然と景観を守るべく、平成5年春から一般車の乗り入れを禁止している。)
ハイブリットバスから森を眺めていると樹木にネットが巻かれていることに気が付く。
どうやらここ日光でもニホンジカなど野生動物による樹皮の食害があるようだ。
そういえば、樹皮剥離を防止するために樹木保護ネットは、近年 時折山中で見かける。
環境保全に力を入れている方々がいるからこそ、日本の美しい景観が守られていると思うと頭が下がる思いだ。
せめて私たち登山者は、“マナー”を守り登山することで環境保全に協力しなければならないな、と思う。
さて、話は山記録に戻る。
ハイブリットバスは20分程で白樺の小路がのびる、静かなバス停・西ノ湖バス停に着く。
降りたのは私たちと、同じく柳沢川テント泊の8人組とハイカー数名。
(この後もテン泊8人組とは、二俣までの間着かず離れずで歩くことになる。)
朝も早く、寝ぼけ眼で白樺の小路を歩きだすカリマー3兄弟。
決してロマンティックな3人ではないのだが(失礼!(笑))奥日光の森はとてもメルヘンで
「この森でハンモックを張って読書でもしていたいな~。」などとひとり思いながらぼーっと歩く。
白樺の小路が終わると今度は一面花畑。その一面に咲く花の名は「シロヨメナ:白嫁菜」。
なんとも可憐な、花嫁のように可愛らしい花である。
40分ほどで赤岩滝出合。このあたりでようやく目が覚めてくる。
柳沢川はどんな景色で迎えてくれるのか、わくわくしながら沢靴に履き替える。
橋のない川を渡り、再びシロヨメナのお花畑を進む。
(夏の終わりに咲くというこの白い花は、奥日光に群生して咲いているようだ。)
しばらく特徴のない沢が続くが、バスで一緒だった8人組がテン泊するという二俣までくると景色が変わる。
右俣は美しい赤いナメ床。
滝が連続する右俣は、次から次へと滝が現れる。3メートル。7メートル。そして10メートルのスダレ状の滝。
続いて12メートルのスダレ状の滝。(この12メートルの滝だけロープを出す。)
しばらく行くと、右にまた美しい10メートルのスダレ状滝が現れるが…ここは支流。
その美瀑を横目に通り過ぎると…見事な17メートルの黒岩滝が姿を現す。うーん、いい感じ。
この滝は左から取り付き、途中水流を横断。(ちょっとシャワー♪)。ラストは右を巻いて上に出る。
黒岩滝の上部へ出て振り返ると、初めて遠く山々が見渡すことができ その景色にとても満足する。
その後すぐに水流はなくなり、笹薮に突入。尾根に出て左俣右沢へ向かい獣道をトラバースしていく。
(柘植さんの好きそ~な藪や崖を過ぎ、ようやく左俣へ到着!
「ここ降りるの!?」という崖も平気で下っていく柘植さん、さすがのベテランです!)
左俣右沢は薄グレーの岩。まるで象の背中のようなナメ床が続く、優しい沢だ。
一か所、小さな滝のクライムダウンがあり滑りそうになるが、スッと花島さんが助けてくれる。
仲間と登る、安心感というのはこういうところにあるのだろう。(花島さん、ありがとうございます!)
そしてその後は…あまりにあっさり二俣へ着いてしまい、ちょっと物足りない気持ちのまま下山開始。
西ノ湖バス停に着くと10分ほどでバスが到着、赤沼車庫へ。
その後急に雨が降り出し途中は豪雨に。(柘植さんの計画変更はバッチリ。さすがです!)
雨に濡れることもなく無事下山できたことに感謝。
(急な大雨で二俣にテントを張っていた8人組のことが少し心配…)
途中立ち寄り湯も混雑していたためそのまま帰葉。お疲れ様でした!
柘植さん、花島さん、楽しい沢登にお誘いくださいましてありがとうございました。
「また、1年後!」なーんて別れましたが、タイミングが合えばまたご一緒させてくださいね☆
(よろしくお願いします♪)
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初めて日光の沢に行ってきました♪
しばらく安定していた天気が不安定になった週末、
計画は一部変更になりましたが…
楽しく、奥深い日光の沢を味わってくることができました。
お誘いいただけたことに感謝して、私から山行報告をさせていただきます。

[美滝を背景に]
【期間】8/31~9/1
【山域】日光
【天候】晴れ時々曇
【ルート】柳沢川(柳沢川沢本流:右俣遡行・左俣下降)
【登山方法】沢登
【メンバー】CL柘植・花島・熊倉
【行程】8/31 21:00千葉駅発 ⇒ 12:00 大谷PAにて仮眠
9/1 3:30起床 ⇒日光赤沼バス停着 5:00⇒5:30発のハイブリットバス⇒西ノ湖バス停 5:52着
6:00出発⇒7:00赤岩沢出合(沢靴に履き替える)⇒7:30遡行開始⇒7:50二俣着(右俣へ)
8:20黒岩滝下 ⇒9:00右俣終了 ⇒ 9:40左俣右沢下降開始 ⇒10:10 左沢出合
10:30二俣着 ⇒11:30赤岩沢出合(靴履き替え)⇒12:40西ノ湖バス停着
13:00赤沼バス停 ⇒17:15千葉駅着
【内容】
久しぶりの柘植さん、花島さんとの山行。
「もしかして…1年ぶりじゃない?」と盛り上がる(笑)
しかも3人揃ってザックはカリマー30リットルのブルー。仲良くお揃い。
では、カリマー3兄弟の沢登計画、スタート!
※計画では1日目:大岩沢 2日目:柳沢川の予定であったが天気予報から天候悪化を予測し
計画変更。1日目の長丁場の大岩沢は取りやめ、2日目の柳沢川をやることに。
日光は“観光地”としてのイメージが強く、楽しめる沢があることを実は知らなかった。
赤沼車庫に着くと、ハイブリットバスへ乗り換える。
(美しい自然が残る奥日光。その豊かな自然と景観を守るべく、平成5年春から一般車の乗り入れを禁止している。)
ハイブリットバスから森を眺めていると樹木にネットが巻かれていることに気が付く。
どうやらここ日光でもニホンジカなど野生動物による樹皮の食害があるようだ。
そういえば、樹皮剥離を防止するために樹木保護ネットは、近年 時折山中で見かける。
環境保全に力を入れている方々がいるからこそ、日本の美しい景観が守られていると思うと頭が下がる思いだ。
せめて私たち登山者は、“マナー”を守り登山することで環境保全に協力しなければならないな、と思う。
さて、話は山記録に戻る。
ハイブリットバスは20分程で白樺の小路がのびる、静かなバス停・西ノ湖バス停に着く。
降りたのは私たちと、同じく柳沢川テント泊の8人組とハイカー数名。
(この後もテン泊8人組とは、二俣までの間着かず離れずで歩くことになる。)
朝も早く、寝ぼけ眼で白樺の小路を歩きだすカリマー3兄弟。
決してロマンティックな3人ではないのだが(失礼!(笑))奥日光の森はとてもメルヘンで
「この森でハンモックを張って読書でもしていたいな~。」などとひとり思いながらぼーっと歩く。
白樺の小路が終わると今度は一面花畑。その一面に咲く花の名は「シロヨメナ:白嫁菜」。
なんとも可憐な、花嫁のように可愛らしい花である。
40分ほどで赤岩滝出合。このあたりでようやく目が覚めてくる。
柳沢川はどんな景色で迎えてくれるのか、わくわくしながら沢靴に履き替える。
橋のない川を渡り、再びシロヨメナのお花畑を進む。
(夏の終わりに咲くというこの白い花は、奥日光に群生して咲いているようだ。)
しばらく特徴のない沢が続くが、バスで一緒だった8人組がテン泊するという二俣までくると景色が変わる。
右俣は美しい赤いナメ床。
滝が連続する右俣は、次から次へと滝が現れる。3メートル。7メートル。そして10メートルのスダレ状の滝。
続いて12メートルのスダレ状の滝。(この12メートルの滝だけロープを出す。)
しばらく行くと、右にまた美しい10メートルのスダレ状滝が現れるが…ここは支流。
その美瀑を横目に通り過ぎると…見事な17メートルの黒岩滝が姿を現す。うーん、いい感じ。
この滝は左から取り付き、途中水流を横断。(ちょっとシャワー♪)。ラストは右を巻いて上に出る。
黒岩滝の上部へ出て振り返ると、初めて遠く山々が見渡すことができ その景色にとても満足する。
その後すぐに水流はなくなり、笹薮に突入。尾根に出て左俣右沢へ向かい獣道をトラバースしていく。
(柘植さんの好きそ~な藪や崖を過ぎ、ようやく左俣へ到着!
「ここ降りるの!?」という崖も平気で下っていく柘植さん、さすがのベテランです!)
左俣右沢は薄グレーの岩。まるで象の背中のようなナメ床が続く、優しい沢だ。
一か所、小さな滝のクライムダウンがあり滑りそうになるが、スッと花島さんが助けてくれる。
仲間と登る、安心感というのはこういうところにあるのだろう。(花島さん、ありがとうございます!)
そしてその後は…あまりにあっさり二俣へ着いてしまい、ちょっと物足りない気持ちのまま下山開始。
西ノ湖バス停に着くと10分ほどでバスが到着、赤沼車庫へ。
その後急に雨が降り出し途中は豪雨に。(柘植さんの計画変更はバッチリ。さすがです!)
雨に濡れることもなく無事下山できたことに感謝。
(急な大雨で二俣にテントを張っていた8人組のことが少し心配…)
途中立ち寄り湯も混雑していたためそのまま帰葉。お疲れ様でした!
柘植さん、花島さん、楽しい沢登にお誘いくださいましてありがとうございました。
「また、1年後!」なーんて別れましたが、タイミングが合えばまたご一緒させてくださいね☆
(よろしくお願いします♪)
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