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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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笹木沢遡行◆写真 

 今回 船形山南面の大倉川下降 笹木沢遡行を計画しました。
両岸が50m以上のスラブ壁のV字谷は圧巻だと思う。
グリーンタフはどんな感じか見てみたいと思い行きました。

46 鎧滝バックに
  [鎧滝バックに]


【山  域】 船形連峰
【コース】 大倉川下降 ~ 笹木沢遡行 
【登山方法】 沢登り
【行動日】 7月28日~29日(前夜発)
【天  候】 7/28 晴れ  7/29 晴れ
【メンバー】 CL渡邉(三) SL 上茂・石橋・大塚・池田(愛)記
【行  程】
7月28日(晴れ)
黒伏高原スキー場(仮眠)柳沢林道終点登山口 7:30
栗畑  仙交小屋跡分岐 9:30  大倉川 11:00
笹木沢 15:00   幕営地16:00

7月29日(晴れ)
出発 6:30 7m滝 8:30 二段12m 7m滝 9:00 鎧滝30m 登山道 13:30(仙台カゴ西側) 柳沢林道登山口 14:30
             
【内 容】

7月28日(晴れ)
柳沢林道を黒伏高原スキー場まで行き仮眠をする。
翌朝 柳沢小屋(トイレ有り)を過ぎ林道終点の登山口に車を駐車する。10台ぐらいのスペース有り。
駐車場で支度していても7月末なのに虫が寄ってこない。ラッキーである。
ブナが茂る緩やかな登山道を登っていくと、コシアブラの木が目につくが時期外れで残念でした。
栗畑を過ぎ 明日詰めあがる仙台カゴを通りながら この辺かなと思いつつ下降点の仙交小屋跡分岐に行く。近くに水場(150m先)が有り ブナ林に囲まれた広いポイントである。
下降点は廃道となっているがはっきりとしている。薄ヤブを漕ぐまでもなく沢型はすぐに現れれた。この沢は沢床がU字形の一枚岩でよく滑る。
小滝(1~2m)が続くのでお助け紐が有るといいかな。

2回目の懸垂下降地点からV字状の大倉川本流が見渡せる 絶景である。
本流との出合で昼食にする。
本流は両岸がスラブ上の泥壁(グリーンタフ)50m以上もあるV字状である。グリーンタフはここでしか見られないそうですよ。
次から次へと枝沢のナメ滝が入って来る。滝の白さと空の青さとグリーンタフ(灰色)の景観に感激してしまった。
沢筋が狭いが大きな滝がないので下降は楽である。6mの滝は右岸より懸垂下降するが、降りると3ちゃんがイワナを釣っていた。
赤倉沢が流入し 昔の森林軌道の残骸の残っているところを過ぎると笹木沢出合から続く本流のゴルジェ上に着く。
ゴルジェの中は30mの滝があるので右岸より笹木沢へ高巻きをする。
笹木沢入口のゴルジュの上に出た。3ちゃんの巻大正解でした。
5m倒木を過ぎ 左岸に良い幕営地があったのでタープを張りいつも通りの焚き火と宴会をする。沢の楽しみは焚き火にあり。

7月29日(晴れ)
帰りが混むといけないので6時30分に出発する。良い幕営地がないか見て行くがなかなか見つからない。笹木沢にはイワナが居ないと前回来た方が言っていたが 沢山居るではないか 釣りをすれば良かったと悔みつつ進む。ナメ床を進み出てくる滝も5m前後で癒し系の様相が続き楽しい。
いよいよ笹木沢の核心部に入って来た。 7m、2段12mと進んで行くと
核心の7mの滝が表れる。7mの滝を3ちゃんの確実なリードで左岸を登る。
前回の組は右岸の泥壁をトラバースして大変だった様だが我々は無事に通過できた。
鎧滝の登場である。空の青色に良く合う滝である。水流左から登って行く。
最上部がちょっとガバは少なく高度感もあり緊張する。
慎重に足を運んで登って行く。9mナメ滝を超えるとゴルジェになる2~4mの滝で直登可能である。ゴルジェを抜けると平凡な様相となり整地済みのテン場を発見した。
その後深い釜を持つ滝とナメ床、ナメ滝が現れる。
ブナ林が続き源頭まで水が豊富である 水流の多い方を選びながら進むとわずかなヤブ漕で仙台カゴ西側の登山道に出た。汗臭いので駐車場に急ぐ。
帰路は天竜最上川温泉300円に入浴し帰る。
夜間天童IC周辺はガソリンスタンドが開いていないので東北道で給油の事
コンビニ等はそれなりに有りました。
天童最上川温泉 ゆぴあ 300円 安いです。


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