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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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赤岳天狗尾根~ツルネ東稜◆写真 

ちば山の樋口です。

梅雨の中休みを狙いまして、6/30-7/1に
八ヶ岳東面地獄谷から、天狗尾根~ツルネ東稜をクライミング・縦走して参りました
ので報告します。地図上にルートは載っていませんが、
アルパインクライミングのガイドブックによると、
天狗尾根は八ヶ岳東面のバリエーション入門ルートとして紹介されています。
積雪有無に関わらず1年を通じて登られているようです。


66(2回目のロープだし)
 [2回目のロープだし]

【山域】八ヶ岳連峰
【ルート】赤岳天狗尾根~ツルネ東稜
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】CL田中、SL永田、樋口(文責)
【日程】
H24.06/29
21:10木更津発
22:00市原発
02:00美し森着、テントで仮眠。

H24.06/30 晴れのち高曇り
05:30美し森を出発
06:20-06:34小休止
07:26-07:37小休止 標高1805m
07:41-08:00出合小屋
08:43天狗尾根取付着1970m
09:27天狗尾根稜線に出る。標高2100m
10:35- 小休止 標高2370m
11:17トラバース地点着 岩壁トラバース&草付昇りに1ピッチ、アンザイレン。
12:30大天狗手前。登攀待ち。大天狗を右に巻くように1ピッチ、アンザイレン。TOP
支点あり。
14:22主稜に出る。
15:33キレット着、キャンプ場でツエルトを張る。

H24.07/01 曇りのち雨
05:40キレット発
06:41ツルネ東稜 標高2310m
07:38本谷合流(ツルネ東稜取付)
07:49-08:15出合小屋
09:45美し森到着
スパ小淵沢にて汗を流す。帰葉。

【内容】

H24.06/30
 美し森の駐車場から権現岳と旭岳東稜がよく見える。しばらく林道歩きだが
時折みえる権現岳やキレットがつまらない林道歩きを楽にしてくれる。ツルネはあれ
だあれだと言いながら。
林道は1610m地点で大きく右に折れるが、治水工事用の道路が地獄谷に沿って敷かれ
ているので迷うことはない。
治水工事用道路の終点以降、いくつか堰堤があり、右岸に左岸に渡って乗越える。
最後の堰堤を越えると本格的な沢筋の登山道となり赤布に頼りながら地獄谷の渡渉を
繰り返す。
ちょっと疲れてきたなと思ったら出合小屋に到着。小さな小屋ですが、小屋の中は小綺麗で
皆さんキチンと使われているようです。
ここで、沢靴をデポする。

出合小屋をでて直ぐに権現岳沢(地獄谷本谷)と赤岳沢の出合となる。
右の赤岳沢に入渓する。先方に1パーティーいるようで、沢靴の踏み跡がところどこ
ろ残っている。
石がごろごろ、岸は笹藪でおもうようにスピードでない。750m程度歩いた標高
1960m付近で天狗尾根に取り付く小さな尾根にでる。
突然赤布が結構現れるので見落とすことはない。
私たちも2つの赤布を連結して木を登って高いところに目印を付けた。雪が積もって
も埋まらぬように。

ここから天狗尾根にでるまで、真西に向かって標高差150mの急登だ。
尾根にでてからも急登がつづく。約45分間で270mの高度を稼ぐ。そして前方に岩壁
があることに気づく。
先ず、「蟹のはさみ」にぶつかる。蟹のはさみのような形状の岩である。
ここは、はさみとはさみの間の凹角を直登できると判断。岩レベルⅡ級程度。
左に巻く道もあるようで先輩方はそちらの方へ。
蟹のはさみを登りきると正面に岩峰が。ここで登攀ギアーを身につける。先方パー
ティーがアンザイレン中なので
観察する。右に灌木帯の草付の急登あるがそこまで岩場をトラバースする区間が厄
介。私たちもアンザイレンする。

ここから先は岩稜帯の登りとなる。大天狗の基部でまた小休止。この先が天狗尾根の
核心部。
大天狗の根元を右にぐるっと巻きながら登ってゆく。1ピッチアンザイレンする。終
了点の支点は真新しく整備されている。
岩レベルⅢ+程度。ここで、田中リーダーのご指導のもと、カムを使ってみる。
まずクラックに合ったカムを選ぶことに悩む。次にどの程度突っ込んで良いのかわか
らず、奥に突っ込みすぎて
カムが開いてしまったようで、回収不能となりかねなかった(支点としては利用でき
ますが・・・)。
田中リーダー、チャンスをくださりありがとうございました。
もちろん、カムを使わずに登れます。しっかりしたピトンが刺さってあります。

以上、アンザイレンを2回したが、今回シングル50m1本を背負ったが
両区間ともに核心部は短く、ダブルロープ50m1本を半分に折り返して使えば十分
と考える。

本峰稜線まで快適な岩稜帯の登りとなる。
小天狗は難しいところないが、岩稜帯の登りでやはり岩峰の左基部から凹角の岩場を
登るルートある。
左に巻き道ある。岩場を登ること可能だが、落ちたら致命的。トラバースして直登す
るほんの1m程度の区間が危険。
岩がはがれた形跡あり。脆いですね。

本峰稜線に辿りついたところで、中休止。身につけている登攀ギアーを片づける。
阿弥陀岳南稜をマジマジと見る。長~い岩尾根ですね。

ガレ場のつづく稜線をキレットまで降りる。岩が脆いですから気が休まらないですね。

キレット小屋はまだ営業しておらず。
ツエルトを張る。さらに露よけシート(ブルーシート)をツエルトの上に張る。
小生、キレットまでの下りでバテテしまい、ツエルト張りは田中リーダーの指示に従
うだけ。ごめんなさい。
行動食の摂取方法と登山靴の靴紐の締め付け具合が悪かった。

水場は5分程度下ったところにあるが、崩壊地につき荒れている。また、水量が少な
く汲むのに根気いる。

H24.07/01
ツエルトにしては熟睡できました。
時折小雨が降る中、朝食をとって、撤収。
ツルネのピークを目指す。どんよりと曇っているが、雲のかかった富士山が見える。
そういえば、今日は富士山の登山開きでした。頂上は賑わっているかな。

ツルネ東稜への分岐は踏み跡が明瞭だ。
ツルネ東稜の下降は、基本、左へ左へと尾根を下っていくこと。
右の枝尾根に入ると権現沢に入りこんでしまう。
標高2450mからしばらくは意識して左へ進路をとること。
また、標高2230m付近でも同じく目立たぬ尾根の分岐があるが左へ進むこと。
この辺り迷いやすいのかもしれない、赤布等の目印が短い間隔で巻いてある。

地獄谷本谷と権現沢の出合いに着く、ツルネ東稜の終了点である。
この先10分ちょいで出合小屋に着く。気持ち雨が強く降ってきた。
雨具を着て往路を下山する。。。。。

また、雪稜で挑戦しよう。
以上、八ヶ岳東面地獄谷 赤岳天狗尾根 アルパインクライミングの報告でした。

i-phone GPS軌跡を添付します。

+写真集へのリンク+

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