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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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小松原沢と糸滝沢◆写真 

吉川です。ナメ滝の割りに深い釜を持つ癒し系の沢へ行って来ました。

07美滝Bでくつろぐ
 [美滝Bでくつろぐ]

【山域】二口山塊 
【ルート】小松原沢、糸滝沢 
【登山方法】沢登り 
【行動日】6/30~7/1 
【メンバー】L柘植、大塚、藤、吉川(記) 
【行程】
6/29土気20:00-東北自動車道-菅生PA仮眠 6/30菅生PA-仙台南IC-二口
林道ゲート駐車7:10-入渓7:20-南沢出合-銚子大滝-登山道13:15-神
室岳山頂13:45/14:00-南沢の下降開始-小松原出合-入渓地点-ゲート
駐車場17:00-ばんじ山荘入浴-キャンプ場下の駐車場テント(泊)7/1二口
林道ゲート付近駐車-入渓地点6:50-白糸滝上7:20-糸岳山頂10:50/11
:20-二口峠13:00-林道歩き駐車地点14:00-ばんじ山荘入浴-仙台南IC
-東北自動車道-帰葉


【内容】6/30(晴れのち曇り)明日の天気があまり良くないという事で、今
日小松原沢遡行となる。二口林道ゲートから間もなく沢床いっぱいに広がる
ナメ沢に入渓した。ナメの連続から10mの滝は右岸を巻き、5~7、8mのナメ
滝を越しながら、南沢、鍋越沢出合を過ぎ5mの滝でロープを下げてもらい越
える。桂沢、小松倉沢を見送りながら、5~6mのナメ滝の登れる滝を進み、
銚子大滝の手前の10m直瀑は高巻き懸垂で降りる。50mの銚子大滝は、以外に
も迫力がなかったが、左岸草付きの高巻き中は高度感があった。大滝上の7m
の滝は、Fさん泳いで滝下にYはへつりに失敗し水浴び、ロープをつけておい
てよかった!Oさん難なく成功!この先深い釜を持つ滝が現われちょっとし
たゴルジュの後は、ひたすらナメ床歩き、源頭を感じさせながらも永遠にナ
メが続きそう。最後の左沢を詰めて、ヤブ漕ぎ30分くらいで登山道に出る。
下りの沢をルートに取らなければ、登山道を下って終わりだが、これから南
沢を下降するので、まだ藪漕ぎが残っている。神室岳山頂で休憩して藪に入
る。下りの藪漕ぎは比較的楽に進める。沢形がはっきりしてくるとホッとす
る。大きな滝も無くナメをひたすら下り一箇所懸垂下降で降り入渓地点に戻
る。温泉に浸かり至福のときを過ごし、キャンプ場下の駐車場に移動テント
を張る。

 7/1(曇りのち霧雨)林道ゲート少し手前に駐車し、二口沢を渡渉して、
白糸の滝下に立つ。見上げる一枚スラブの見事な滝!登攀に失敗したら止ま
ることなく下まで落ちる。ここは、登山道を登り、滝上の傾斜が緩んだとこ
ろに降りる。スラブ滝が、釜を作りながら段々に水を落としている。昨日の
小松沢より傾斜がどんどんきつくなる。流木が掛かる5、6mの滝を巻かずに
倒木をを足場にして、Oさん頑張って乗り越し拍手!この後、沢はどんどん
立ってくる。傾斜のきついスラブに慣れてくるとそれでもペタペタ登れるが、
滑ったら怪我をしそうで怖い。時々現れる滝は全て登れる。水も涸れてから
の藪こぎは、笹は薄いが、潅木を潜り抜けるようにして、糸岳山頂近くに出
た。休憩しながら靴を履き替え下山する。望洋平から下る予定だったが昭文
社の地図では破線のルートで、掻き分ければ道はあるものの雨で濡れた藪道
を止め、二口峠に出て、林道をくだった。二口温泉に立ち寄り帰葉。

 東北の沢は、初めてだったが、ナメの癒し系の沢旅を満喫した。・・・が、
小松原沢、糸滝沢どちらもナメの滝なのに釜が深いとは、泳ぎの苦手な私に
とっては疑問になり調べてみたら凝灰岩で、比較的柔らかい岩であることが
わかり納得!


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