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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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裏高尾■写真 

 内堀です。
1/31(土曜日)定例山行である 裏高尾の山行報告します。
軽い陽だまり山行です。
 
5岐路電車内風景 
【山城】  裏高尾
【コース】 高尾駅~陣馬高原下(バス停)~陣馬山~景信山~小仏城山~相模湖駅
【日時】  1月31日(土) 
【天候】  快晴(関東平野一望) 
【参加者】 CL:内堀(記録)菅井・村尾・高梨・渡邊・斉藤(一)・狩野・岸野(新人)・澤田淳子・上茂・渡辺純子・時田(新人)・小原
【山行タイム】陣馬高原下:9:10~陣馬山:10:20/10:40~景信山:12:30/13:00~小仏城山:13:50/14:15~相模湖駅:15:40
【山行報告】
1月31日(土曜日)早朝6:08の千葉駅発総武線快速電車に乗り込む。一部メンバーは高尾駅での合流となっている。
錦糸町・御茶ノ水で乗換え中央線快速にて高尾駅到着したのが、8:01意外と早く到着した感じである。
高尾駅北口を降りると道路は所々アイスバーンになっていて、慎重に歩行する。何人かは転ぶ人を見かける。やばい。
北口1番乗場より陣馬高原下行きのバスに乗り、≒35分の長旅であった。昨日まで降った雪の影響で道路や山は雪化粧に包まれている。美しい。
陣馬高原下バス停のベンチにて準備を済ませる。全員集合点呼を取るが一人いない。SLである。メールにて後から向かうとの事。
 
準備も整っていざ出発である。和田峠に向かう県道は雪の影響から通行止めでゲートが締められていた。ゲートの脇をすり抜け県道を進む。
20分弱歩いた所で、陣馬山に向かう登山道を発見。左折して登山道を進むと登山道にも雪がついている。更に進むと勾配が出てくる。汗をかき始め、
皆様一枚服を脱ぎ整える。更に進むと何時も見た景色である陣馬山が遠く見えてくる。新人の方も遅れ時とついてくる。快調である。
この頃になると登山道は10cm以上の雪がついている。北斜面の影響かな。1時間10分程で陣馬山山頂に到着した。山頂のシンボルである馬は健在である。
遠く望むと富士山が一望でき、反対側は関東平野が一望できた。本日はスカイツリーや新宿副都心ビル群が良く見える。富士山の斜め左側に見える海は相模湾である。快晴そのものである。
 
軽く休憩を取り、陣馬山に別れを告げ出発。ここより登りはあるものの、さほどきつくない縦走路であるため、少しスピードを上げる。
新人2名は前寄りに着て頂き、奈良子峠・明王峠。底沢峠を一気に超え、休憩を取るか思案していると、景信山まで2Kmを切ったあたりから、景信山を目指す。皆様黙々と脱落者も無くついてくる。流石だね。ちば山恐るべしです。
12:00を過ぎたあたりから、早く付かないかと思うようになり、景信山に向かう登りが出てきた。もうすぐである。登り切ると景信山である。
ここからの関東平野は更に広大に見えるようである。ベンチを探し本日の昼食タイムである。お湯を沸かし個々人で昼食を済ませる。
ふと携帯を見るとSLよりメールがあり、高尾駅出口(タクシー乗り場)にて横転し負傷したため、帰るとのメールが届いていた。電車代パーである。
可哀そうである。残念です。
 
30分の休憩もアッという間に過ぎ、準備を整え最終の場所である小仏城山に向かう。景信山からの下りは南斜面に当たり雪は解け、登山道はグチャグチャの状態になり、何人かは尻もちをついた人が出たようである。小一時間程度で城山に到着である。本日最後の休憩に入る。
トイレや身支度・水分を補給して、皆で記念撮影する。本日の参加13名は本年度の定例山行参加者一番の大賑わいである。
ここより下山道一本である。快調に下山を進むと相模湖の中央高速道が良く見える。更に進むと民家が近づいてきた。間近である。
登山道を終えると茶店(千木良)のおじさんが、美味しいお茶があるので休憩を促すが無視して進む。道路を横切り吊り橋である。弁天橋に向かう。
ここも難なく渡り、あと少しと思いきや登り発生。最後の力を振り絞り登り切ると国道脇の歩道を歩き、相模ダムを過ぎ橋を渡ると相模湖駅と思いきやここから20分弱歩きようやく相模湖駅が見えた時はホットした。時間は15:40頃人数の割には早く歩いたようである。目標タイムと若干遅い程度。

駅手前のベンチ(酒屋)にてスパッツ等汚れたものを外し、酒・つかみを購入し相模湖駅に向かう。15:59発東京駅が間に合うか心配であったが、5分遅れで問題なく全員乗れ、座席を確保した。
電車が発車間もなく酒(ビール・チューハイ)を開け、乾杯を行う1本・2本と進み酔う毎に皆様の声が大きくなる。迷惑である。
八王子駅過ぎたあたりから人込みは進み、前のメンバーは見えなくなった。東京駅に到着後、総武線快速電車に向かう途中、平野会長発見。
東京駅より登山話に花を咲かせ、一路千葉駅より自宅に到着する。
今回新人の方々も無事、完走出来た。めでたしめでたし。本日の歩行距離は16Km~20km弱のロングコースであった。休憩3回と少なく、登った下ったより歩いた。
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八ヶ岳 

 私は、2014年12月8日に入会させて頂きました、中山 忠宣(ナカヤマ タダノリ)と申します!
先日、八ヶ岳へ行ってきましたのでご報告します。

赤岳2 
日程    ・・・ 1月27日から3泊4日(テント泊)
メンバー  ・・・ 土屋さん  西岡さん 広木(愛子)さん と私の計4名

行動    ・・・ 
<1日目> 千葉~美濃戸登山口~赤岳鉱泉(テント泊)
<2日目> 赤岳鉱泉~赤岩の頭~硫黄岳~硫黄岳山荘ピストン(テント泊)
<3日目> 赤岳鉱泉~行者小屋~地蔵尾根~赤岳~文三郎尾根~行者小屋~赤岳鉱泉(テント泊)
<4日目> 赤岳鉱泉~美濃戸登山口~千葉
詳細    ・・・ 
1日目、早朝に合流し西岡さんの車で八ヶ岳へ向かいました。千葉は雨でしたが、近づくにつれて天気が良くなり富士山もくっきり顔をのぞかせ、青空の下で美濃戸登山口 からの歩き始めることが出来ました。
赤岳鉱泉に着き、テント受付や幕営を済ませ、早めに夕食し翌日に備え就寝しました。

2日目、4時に起床し朝食&出発準備。7時に硫黄岳へ向けて出発。晴れていましたが、硫黄岳が近づいてくると山頂付近では風で雪が舞っているのが確認できました。硫黄岳山頂では、冷たい風が吹き抜けていて横岳方面へ進むのは危険と判断。往路を引き返しました。赤岳鉱泉に戻る途中、ジョウゴ沢の雪面で滑落停止の動作を教えて頂きました。
         
3日目、4時に起床し朝食 &出発準備。6時半に赤岳へ向けて出発。晴天で無風というコンディションで順調に歩を進めます。地蔵の頭の直下では、狭い尾根に雪と岩稜という危険個所があり、ロープを繋いでもらい慎重に通過。赤岳天望荘で休憩後、無事に赤岳山頂へ立つことが出来ました。文三郎尾根を経由し下山しましたが、ここでも危険個所はロープを繋いで頂きました。

4日目、5時30分頃起床し朝食。下山準備の後、行者小屋方面の雪面で、雪上訓練を教えて頂きました。
ラッセルをして斜面を登り、シリセードで降り。シリセードからの肩制動や前転・後転からの肩制動 などの練習をし、小屋へ戻りテント撤収。初日と同じく北沢経由で美濃戸登山口へ下山しました。その後、昼食と温泉につかり千葉方面へ。18時過ぎ千葉市内に到着・解散となりました。
感想   ・・・ 
アイゼン着用の歩行やピッケル使用経験のない私にとって厳冬期の八ヶ岳への山行は、しばらく先の目標でした。
それが、こんなに早く実現したのは、前回の高川山でもお世話になった広木さんの「行きたいという気持ちの人には協力したい!」というご厚意と、ご自分たちの計画を変更してまで同行して下さった土屋さん・西岡さんのおかげです。
本当に、ありがとうございました!
土屋さん・西岡さんとは初対面で、広木さんとも数回お会いしただけにも関わらず丁寧に指導して下さり、テント内でも美味しい食事と楽しい会話で和みました。真っ白でふかふかな雪面に自分で足跡をつける気持ち良さや、恵まれた天候の中で山頂に立てたことは贅沢すぎる初体験となりました。
今後も、出席が可能な山行や例会・講習会に参加し皆さんとお会い出来ますことを楽しみにしています。
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蓼科山■写真 

 小原です。
蓼科山に行ってまいりました。
雪深かったようで、私個人としては思っていたより難易度が高くなってしまったのですが、色々と勉強になることが多く、大変充実した山行となりました。

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【山域】八ヶ岳連峰
【ルート】蓼科山
【登山方法】雪山登山
【日程】1/24~1/25 
【メンバー】CL澤田(淳 SL内堀 小原(記)
【コースタイム】
1/24 女神茶屋蓼科山登山口(11:00)-蓼科山山頂(16:00)-将軍平/テン場(16:30)
1/25 将軍平(7:50)-天祥河原分岐(11:30)-竜源橋(14:00)
【内容】
・1/24(土) 快晴
諏訪南ICを降り登山口に向かうが、下道を大回りをしてしまったようで予定より少し遅く到着。
女神茶屋の駐車場から路肩まで車で溢れている、今回はテン泊の為、路肩駐車は避けたいところ。
ビーナスラインを少し下ってみるが他駐車場も同じような状況だ。
女神茶屋まで戻り仕方なく路肩に駐める事とする。

リーダー曰く積雪がここまである蓼科山は初めてとの事。
しかし、多くの入山者がしっかり踏み固めてくれた道が続いていたので暫くは非常に歩きやすかった。

急登に入ると、テン泊装備の入った重いザックがこんなにネックになるのかという事を思い知る。
滑って思うように登っていけず、体力ばかりが消耗してしまう。
早い段階で12本アイゼンを装着することになった。

途中、比較的狭い急な登山道であるのに、上からお尻で滑ってくる人が何人かおり、
その中には、リーダーにぶつかって止まった人もいた。
うーん・・モラルの問題か・・。
おかげさまで、道は滑り台状になってしまい、より登りづらくなってしまった。

山頂を見上げると日が遮光になり始め高度も上がってきた為か、藍がかった空が広がっていた。

森林限界より先は、強風と岩と凍りついた雪道。
それほど危険な場所ではなかったが、疲れで足がガクついていた事と、
滑ったらおしまいのであろう場所だったので、慎重に一歩ずつ。

雪面が夕刻に近づく日に照らされ風紋の陰影が風に吹かれその都度様変わりしている。
なんとも素晴らしい光景だったのだが、危ないのでよそ見せず我慢して登り上げた。

山頂で写真撮影をし将軍平へ。
急斜面下降の為、緊張しながらソロリソロリ、ほどなく樹林帯となり、蓼科山荘先の円形状の広場にテント設営をすると、暗くなる前にそそくさと潜り込んだ。

・1/25(日) 快晴
5時起床予定だったが、5時50分になってしまった。
まあ、今日は下るだけだし、上手くいけば11時頃には到着できるであろうとお気楽に考えていた。
わかんを装着し、7時50分出発。

計画では大河原峠からぐるりと回って天祥寺原へ出るルートだったが、積雪が多かった為蓼科山荘横から天祥寺原へ入るショートカットルートに変更する。

ただし、大河原峠方面はトレースがあったのだが、蓼科山荘横からはトレースなし。

雪深い樹林帯を進んでいくと、徐々に木々が密集。
少し開けた場所を探しホッとしたのも束の間すぐに行き詰まり、また密集した樹林をヤブ漕ぎの如くかき分け蛇行しながら再び広い場所を探すの繰り返し、なかなか高度がさがらない。
道標がない事がこれほど難儀なのかと実感する。

さらに、慣れない私は吹き溜りに何度となくハマリ、腰近くまで雪に入ってしまうと、体がなかなか引き抜けず、雪に落ちるたび、ザックを下ろし抜け出しを繰り返す。
抜け出すのに力みすぎて頭がチカチカしてきた。

1時間程たった所で、UさんがGPSを確認すると、天祥寺原までまだ1/3も来ていなかった。
えらく時間がかかっている。
半分程進んだところで、トレースのあった大河原峠から行っていれば、もう天祥寺原に着いていたかもねとの事。
積雪が多いこともあり、難易度が結構上がっているらしい。

夏道だと1時間10分の所、4時間かかって天祥寺原へ出た。
ここからは1人2人歩いたようなトレースあり。
暫く広い平面の川沿いを行くと蓼科山の全貌が現れた。

その先は樹林帯を下り竜神橋へ。
長かった、下山のみで6時間以上かかってしまった。
ようやくたどり着いた時には安堵した。

*リーダーとUさんの手厚いサポートにより、最後まで怪我なく山行を終えることができたと思っております。
本当にありがとうございました。


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房総ロングハイク 

 斉藤(一)です。千葉県には森林限界を超える山はありませんが他県にはない手軽に出かけられる山々があります。今回は七里川温泉からのロングなコースに房総の自然を見出す山巡りをしました。しかし気軽に出掛けるのは…

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【山域】房総
【ルート】七里川温泉~石尊山~麻綿原~烏帽子山~鶏毛山
【登山方式】ハイキング
【期間】1月24~25日
【参加者】CL斉藤(一)SL菅井,大木,八角,加藤,村尾,高地,広木(国)会員外2名
【報告】
24日     曇り
七里川温泉にはいくつかの手段で参加者が集まりました。小湊鉄道から温泉迎えのバスで来た方。養老渓谷駅から梅ヶ瀬渓谷~旧日高邸跡~大福山の行程を歩いた方、クルマにて来られた方々。皆は宿入口に設置された囲炉裏で持ち寄った食材を炙りながらビールで歓談し、源泉かけ流しの湯を何度も楽しむ方もいました。

25日     晴れ
宿を黎明に出発し裏手へ歩き出すと石尊山(348m)の道だ。太平洋方向から陽は輝くが海までは望めない。山頂には三つの祠。皆、手を合わせて出発。
急下降しながら尾根伝いに南へ向かう。朝の清々しい空気はやっぱり良い。
この尾根、苦になる起伏はないが昨年2月の大雪で倒木が多く、崩落している道は以外に野趣溢れる山旅が楽しめる。展望はあまり宜しくないが山岳地と違った風情が飽きさせない。連なる尾根道は林道に降りず永く続いている。いや~歩く歩く。

予定より1時間近く遅れ海が眺められる麻綿原で昼食となる。ここより舗装路を15分歩き再び山道に入ってゆく。烏帽子山(220m)から鶏毛山(228m)を抜け本沢林道に着きゴールとなった。清澄山へ至る道に出れば七里川温泉のバスが迎えてくれた。ここより駅まで歩けば30分掛かるので大変な助けとなった。

今回のコースは作業道、巻道が多く迷いやすい。現在地を把握する目標が定められない為だ。十年近く前には多人数の遭難騒ぎもあり注意が必要だがこの事件の後、標識が整備されてそれを見逃さなければゴール出来る。
30年前にこの標識があれば斉藤も迷わなかったのに…。
皆様のお陰でやっとリベンジ出来ました。合唱。

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峰の原スキー場と根子岳BC■写真 

 場所=峰の原スキー場と根子岳
 月日=1月24~25日 
 メンバー=CL石橋(記) 石井 斎藤(健) 住田 柘植 広木(愛) 安岡 
 
DSC01570.jpg 
たまにはゲレンデスキーもいいね・・・という事で、山スキーの練習をする人と、山スキーはやらないがゲレンデスキーは練習したい人で、根子岳の麓にある峰の原スキー場に行ってきました。
 
24日はゲレンデでスキーの練習をリフトの終了時間まで滑りました。
宿泊は10年以上前にテレマークスキー講習でお世話になったペンションに泊まりました。
25日は天気が良さそうなので、根子岳山スキー組4人とゲレンデスキー組3人に別れて行動しました。
根子岳組は1月とは思えない小春日和になり、汗だくで登頂しました。
さすがに山頂(2207m)は微風でも寒かったが、360度の素晴らしい展望でした。
下山は避難小屋を右に小尾根と小尾根の間の浅い沢に滑り下りてからゴルフ場に滑り込んだ。
 
今回の根子岳の山スキーは晴天のおかげでスムーズに滑ってこられた。
あっという間に滑ってきたので、もの足りない方もいたようですが・・・
首都圏から近い根子岳は山スキー愛好家には欠かせない山だと思う。
 
根子岳の山スキーには何回も行っているが、こんなに良い天気に恵まれたのは最近にはなかったように思った。
 
ゲレンデ組も半日券で多いに滑り、ペンションの駐車場で合流して、そそくさと帰葉した。
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海金剛スーパーレイン 

 平野です
先週土曜日に西伊豆マルチフリークライミングに行きました
【日時】2015年1月24日(土)
【場所】西伊豆松崎町雲見 海金剛 
【ルート】スーパーレイン
【メンバー】平野直子、平野良彦
【時間】駐車場発7:30-取付着8:30-スタート8:45-終了点着12:30-懸垂開始13:00-取付着14:30-駐車場着15:30

【内容】
サッカーアジア杯見てから夜21:30発。渋滞もなく、途中食事、買い出しをしながら深夜1時過ぎに仮眠場所着。道の駅松崎で、軽く一杯のち就寝。外気温6度で思ったより寒い。ちょっとへこむ。
翌朝は曇りがちの天気。寒いのでゆっくりしたくをして移動、7時過ぎ雲見オートキャンプ場着。この時点で気温7度くらいか。天気予報ではこの後晴れて暖かくなるとの事。がんばって出発する。
海金剛のアプローチは行きは懸垂下降、帰りはごぼう登りの崖がある。ここで懸垂準備をしていると、向かい側の岩壁最上部から落石が。2m四方くらいの岩がものすごい音をたててバウンドしながら落ちてくる。破片がこっちに飛んでくるだけで一発アウトだ。緊張して軌跡を見守るが、幸いこちらには来なかった、ふぅ。その後の落石がない事を確認して懸垂。まだきな臭い中、落石ポイントを急いで通過する。ここが本日一番の危険ポイントだった。
だんだん晴れ間が広がる中、いよいよ岩壁が見えてくる。かなりの迫力!辺りには岩礁に釣り人がいるだけ、結局本日の海金剛は我々の独り占めだった。

1p:5.8 ウォームアップにちょうど良い簡単なクラック
2p:5.9 プロテクションはナッツだが、フェースとスラブクライミング。トラバースルートなのでセカンドも緊張します
3p:5.10a クラックから左上、フィンガークラックから被り気味のフレークを右上、足がなくて緊張します
4p:5.10a フレークからフィストサイズのクラック、快適
5p:5.10a 2段のハングをフィンガー~ハンドジャムで豪快に突破、楽しい!
6p:5.9 オフウィズスのクラックをテクニカルに突破。ビレイ点を1番と2番のキャメロットで作っているので、このサイズが途中で出てくると支点が取ずらく緊張。平野(良)的にはこのピッチが一番難しかったとの事。
7p:5.9 被り気味のワイドクラックをムーブで突破。上部のフェースは支点がほとんど取れないので絶対落ちてはいけません、でも怖楽しい!
以上すべて平野(直)リード。支点はビレイ点以外全てナチュプロ。

頂上に着く頃には快晴に。眼下に広がる海が青いねー。あまり山では見られない風景が最高!海越しに見えるはずの富士山は雲海の上にちょびっと白い頭をのぞかせていた。もっとのんびりしたいけれど、懸垂も結構時間がかかるので下降。1ピッチ短く切って、4ピッチで取り付き付近に到着。最後まで気を抜く事なく無事駐車場へ帰還。途中仁科海岸の共同浴場500円でさっぱりしてから渋滞なしの中、21時帰葉。やはりフリーマルチは楽しいな!次回はスーパートリトンにチャレンジ!

【反省点】
今回夫婦でクライミングだったので、我が家のダブルロープ在庫が50mと60mの二本しかなく、これを使用。わかっていたが、これが相当扱い難かった。
やはりダブルロープは長さを合わせるのがマスト条件。登攀時のロープ手繰り寄せと、懸垂時のロープ整理がすごく大変だった。たぶんこの要素で1時間は損したと思う。
やはりあと1本は買わないといけなそう。

写真を下記URLに公開しています。興味のある方はご覧ください。
同スライドショー
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白馬BC 

【山域】北アルプス北部
【日時と天候】2015/1/24晴天
【メンバー】CLガイド2名、参加者2名、峯澤
【コース】白馬八方国際ゲレンデ→白馬八方スキー場頂上→八方沢、崩沢間の無名沢→白馬47スキー場→白馬八方国際ゲレンデ
八方第五駐車場に集合。
車中泊していたが車内に霜が降りるくらいにキンキンに冷えた朝だった。
車から出ると外は快晴、とてもテンションが上がる。

ガイド2名、参加者2名と合流して国際ゲレンデへ移動。
リフトを乗り継いで白馬八方スキー場の頂上に到着。

参加者の1名はスノーボーダー、それ以外のガイド&参加者は全てスキーヤー。
それぞれ登りの準備をして、登り開始。
ガイドが雪質を確認しながら登っていく。
息ケルンを越えて少し行った辺りでガイドが滑走開始の判断。
稜線で強風にあおられながらシールを剥がして滑走準備を完了。

さて滑走開始、というところで私のオーバーグローブが風に飛ばされてしまい、滑走する斜面の下部まで落ちてしまった。
代わりのグローブを持っていたので焦りはしなかったが、安くはないグローブなので「止まってくれー」と願っていたがスルスルと滑り降りてかなり下まで落ちてしまった。
大丈夫かな?と思っていたら、「あそこまで滑るんで大丈夫ですよ」とのガイドの言葉で安心。

まずガイドが滑走して斜面の状態を確認する。
ほとんど雪に埋もれていないのでバーン斜面のようだ。
続いて、ブルークリフ慣れしている参加者Sさん(スキーヤー)が滑走。
ブルークリフに参加する人はツワモノ揃いと聞いていたが、噂通りかなりの安定した滑りだった。
下部は少しモナカ雪になっているようで少しフラついていたが、転倒せずに安全地帯まで滑走していった。
ついでに私のオーバーグローブも拾ってくれて一安心。

次に私の滑走。
バーン斜面ではあったが気持ち良く滑走。
気持ち良く滑っていると急に雪面が崩れる感覚がし、次の瞬間一気に転倒してしまった…
バーンからモナカ雪への変化に対応できず、大転倒してしまった。
なんとか立ち上がり再度滑ろうとするが、モナカ雪に苦戦して2,3回転倒してようやく安全地帯へ。
ボーダーの参加者も苦戦していたが、無事安全地帯へ到着。

尾根を伝って一番良好な滑走面をガイドが探していく。
その間もモナカ雪が続き、休憩地点に着くまでに足がガクガクになってしまった…
しかしながら、最高の天気で青い空、白い雪山に囲まれたロケーションは最高で少し休んだらすぐに体力&モチベーションが復活。

さてここからが本番。
ガイドが良い斜面を見つけて下さって全員で滑走斜面前に集合する。
道中、大きな穴が開いていてガイドから「そこ割れてるんで、ピョンって跳んでください」と軽く言われた時は「マジか!」と思ったが、無事通過できて良かった。
滑走斜面は平均35°、場所によっては40°くらいあるんじゃないかと思えるような斜面だった。
ガイドが最初に滑走、スキーヤーSさんが2番目に滑走したがかなり良い雪質のようだ。

さて自分の滑走。
ドロップの瞬間は少し緊張したが、滑りだしたら最高のパウダーで緊張など忘れてしまう。
気持ち良くターンを決めていると、自分の滑走面から発生した小規模な点発生雪崩に足を取られ転倒。
簡単にスキー板が外されてしまい、点発生雪崩とはいえ気を付けなければと気を引き締められた。
その後は気持ちよく滑ることができ最高だった。
軽い雪崩ではあったが初雪崩で、今度受けるJAN(日本雪崩ネットワーク)の講習へのモチベーションが上がった。

あとは林道まで気持ちいいパウダーランを楽しんで白馬47へ到着。
バスを使って白馬八方スキー場まで戻りガイドツアー終了。


<以下、峯澤感想>
今回は初ガイドツアーで非常に勉強になりました。
ちば山でのツアーもとても楽しいのですが、やはりプロのガイドと一緒だと最高の滑走条件の場所を安全に楽しめるので、ちば山のツアーとは別枠でとても楽しめますね。
ガイドの方はもちろん、参加者のSさんも山&山道具の知識が豊富で話をしていてもいろいろと勉強になりました。
特に興味深かった話としては現在のレイヤリング事情ですね。
ゴアテックスのウェアが雪山では最良、という風潮がありましたが今回皆さんが(自分も含めて)着ていた服は防水性が無い撥水性程度の服でした。
ゴアテックスはどうしても透湿性に限界があり、風合いが硬いので運動量の多い登りの時には少し向いていないのかなと思います。
常に氷点下になるような厳冬期2000m峰では防水性が低くても防風性、撥水性、透湿性の高いウェアの方が効率的に感じます。(もちろん防水ウェアは必須携帯ですが)
最近は化繊のダウンも見直されてきていますし、登山用品の動向が気になりますね!

自分としての滑りの課題はターンの際にエッジを効かせようとし過ぎて、内傾に傾きすぎているかもという点ですね。
バーンの時にはしっかりエッジを効かせると体重を預けてターンできるので良いのですが、モナカ雪では板と雪との接触面積が減ってしまい、すぐに表面の硬い雪が割れてしまい滑走できなくなってしまいました。
エッジを効かせようとするとどうしても内傾に傾いてしまうので、板の上に上手く乗ることもできないのでエッジングへの意識を見直していく必要があるのかなと感じています。

ちば山内でもそうですが、会の外でも良い刺激を与え合うというのは良いことですね。
ちば山にも新しい人が増えてきていますので年長者から若手への一方通行だけではなく、若手から年長者、若手同士などの多方向で刺激し合えるようになるともっと良くなると思います。
特に今進行中の50周年企画はそのためにも良い企画だと思います。
大勢の会員に参加してもらえるよう、楽しい企画にできるよう皆で努力していきましょう!

あ、今回の山行の写真はブルークリフのHPから1/24のツアーを見れば見られるので見たい方はどうぞ。
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高デッキ山BC■写真 

菊池です。
好天・低温無風・上質パウダー、三拍子そろったツアー日和、戸隠イースタンキャンプ場から高デッキ山、そしてその西ピーク(1590m):kルート(2013年2/15 偵察したルート)を楽しんできました。
私も所属しているsTs:信濃町テレマークスキー倶楽部のメンバー○田夫妻と同行しました。
 
07 カラマツ林間雄叫び滑走
 [カラマツ林間雄叫び滑走]
○番外ツアー  高デッキ山・1590mKルート
 ・日程 2015年1月24日(土) 晴れ  スタート時:-16℃
 ・メンバー CL菊池、○田夫妻(記)
 ・行程 イースタンキャンプ場(1200m)8:30-高デッキ山(1716m)-(1400m)地点―(1590m)ピークー14:30イースタンキャンプ場  標高差550m、累計標高差約800m 所要時間6時間
 
木曜日に急きょメーリングで土曜日の天気が良さそうなのでと、高デッキ山ツアー実施の案内をいただきました。先週1月17日(土)の根子岳の寒さはちょっと応えましたが、滑りやすい雪で思った以上に楽しかった事もあり、中級以上とありましたが、思いきって参加させていただきました。

駐車場ではかなり冷えていましたので先が不安でしたが、キャンプ場を歩きはじめるとすぐに不安は吹っ飛びました。前方にはカラマツ林がひろがり、ふりかえると戸隠の山々が白く輝きその美しさに感激しました。ゆるやかな登りをゆっくり2時間ほど楽しみながら歩き、前方に高デッキ山が見えてくると少し急な登りをジグザグに歩き1時間程で山頂に到着しました。山頂では北アルプスまで見わたせることができ素晴らしい景観を満喫しました。(白樺・ダケカンバ・ブナ林と樹相が変わり楽しめます)

シールをはずし、滑走を開始。出だしは木も密であり、雪面はふきだまりの箇所もありで、ワンターンずつ慎重にくだりました。1400m地点まで下り、菊池さんお薦めのルートを滑るため、シールをつけ登り返しました。ここは広い尾根で、カラマツも適度な間隔であり滑りやすそうな斜面です。下りは快適な滑りができそうなので、登りの疲れを感じることなくピーク(1590m)に到着しました。シールをはずし滑走を開始。眼前に戸隠の山々を眺めながら、カラマツ林の間をぬってパウダースノーを楽しみました。

天気が良くて、風もなく、気温が低い、こんな条件は滅多にないとのことです。とてもラッキーなツアーでした。ゲレンデの新雪では味わえない山のパウダーを私でも楽しむことができました。
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高川山■写真 

 鈴木愛子です。
高川山に行ってきましたので報告致します。 

P1212115.jpg 
【山域】富士山周辺  
【ルート】かいせい駅~高川山~田野倉駅  
【登山方法】ハイキング
【期間】H27年1月21日  
【参加者】CL石橋きよみ SL上茂美砂子 広木愛子 鈴木憲二 鈴木愛子 中山忠宣 岸野利彦
【行程】1/21(水) 千葉駅5:53⇒高尾7:48⇒富士急行 かいせい駅8:45→シラノサワコース→高川山頂上11:30着 12:25発→松葉コース→田野倉駅14:20着 14:46発⇒大月⇒東京駅⇒帰葉18:30
 
【報告】1/21(水)天気 曇り一時雪後曇り
かいせい駅周辺は道路の端に雪が少しあった。民家の中の道を通り抜け、山道らしくなると、雪が所々あった。(5cm位の積雪)
沢を渡ってすぐ、急な登りの手前で(450m位の地点)、アイゼンをつけて登る。しばらく歩いて雪がなくなり、アイゼンをはずし、そのまま頂上までアイゼンなしで歩けた。
頂上直下の岩場は、ロープがあり、それにつかまりよじ登った。
頂上手前、一時雪が、降ってきた時があったが、頂上に着いた時は雪もやみ、風もなく良かった。
しかし雲はあつく、富士山は見えなかった。晴れていれば、甲斐駒ヶ岳や間の岳等々が見えるはずなのだが、残念であった。
 
石橋CLが水を沢山背負ってきてくれ、頂上でお湯を沸かし、皆にドリップコーヒーとリンゴをごちそうしてくれた。とても美味しかった。石橋さん有り難うございました。
頂上から下りは、松葉コースを下りた。頂上直下、急坂で雪が凍っていたので、アイゼンをつけて下りた。登りより、アイゼン歩行が長く続き、馬頭観音の所で、アイゼンをはずした。地図上は、三叉路の所が「馬頭観音」と書いてあるのだが、周りを見渡しても、観音様らしき物はなかった。
そこまでは、シラノサワコースより、登山道や両脇の斜面に雪が沢山ついていた。
馬頭観音から先は枯れ葉積もる上を歩き、山の中の道が終わり、舗装された林道に出ても、一部雪が残り凍っていて、危険な所があった。
田野倉駅着14:20   千葉着18:30頃であった。
 
今回のハイキングを終えて高川山からの富士山の眺めが素晴らしいとのことで参加したが、天気が良くなく、富士山は見えず残念であった。
そんなに長い時間歩かないで、頂上に行かれるので、またいつか、新緑の頃やつつじが咲く頃、行ってみたいと思った。
 
975.7mと低山ではあったが、雪道を歩く楽しさを味わえ、嬉しかった。
行く前、都留市役所のホームページの「高川山」の所を見たら、下記の様に赤字で書いてあった。

○H27年1月15日に降雪があり、都留市街地で10cm、登山道入り口付近で15cmの積雪が、ありました。山頂では20cmを超える積雪が予想されます。現在は、気温の上昇等による雪崩の危険性及び凍結箇所による滑落の危険性が非常に高くなっております。安全確認が出来るまで入山をお控え下さいますようお願いします。

○高川山登山道、古宿コース及びシラノサワコース内の林道大棚線は、車両の進入が困難な状況です。
また、分岐後の古宿コースは土砂流入の為、車両は進入できません。(H25.9.17)
 
石橋リーダーもそのホームページを見た由、だから計画書に赤字で「軽アイゼン」と書いてあったのだと思う。アイゼンなしで歩く事を考えると、とても怖い状況であった。
そのホームページを見て、975.7mという低山であっても、直前の状況を調べ、それに合った準備をする事の大切さを再認識した。
 
天気があまり良くなくても楽しい山行でした。ご一緒した皆さんのお陰です。
皆さん有り難うございました。またいつかどこかの山行でご一緒したいです。
 
 今回新人さんが2名一緒に行ったので、新人さんの感想を載せます。
 岸野さん……登りが一部、少しきつい所があったが、楽しかった。
 中山さん……初めての冬山体験であり、新鮮であった。
       軽アイゼンが必要という事を痛感した。
       楽しい山行でした。
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奥多摩エビ小屋山■写真 

 柘植です。日曜日に日帰りで行った奥多摩のやぶ尾根探勝の報告です。
【山域】奥多摩 
【コース】エビ小屋山南尾根~エビ小屋山~真名井北稜
【日程】1月18日(日)日帰り 
【参加者】CL柘植、富樫(富) 
【天候】快晴
【記録】古里駅9:05→石材工場前9:45→(南尾根経由)11:50エビ小屋山12:20→(真名井北稜下降)上日向→16:05川井駅

05上部に来ると少し自然林も出てくる 

古里駅から青梅街道~入川沿車道経由で南尾根の末端にある石材工場まで歩く。この工場は南尾根と一つ沢へだてた尾根を大規模に開発していて切り崩された山肌が痛々しい。我々が登る南尾根は正面に見えるがまるで壁のような傾斜だ。末端は石垣やフェンスになっているが、石垣のいちばん低いところをよじ登って尾根にとりつく。

今日はル-トファインディングの勉強をしてもらうためにすべて富樫さんに先頭を行ってもらう予定だ。南尾根は途中一ヶ所だけ間違いやすそうな下りがあるが、ほかは一本調子の登りなのでルーファイとしては単調だ。おまけにほとんど植林で見晴もなく、稜線にでるためにひたすら登り続けるという感じ。ただ上部に至るとようやく川苔山~本仁田山や石尾根の稜線が見えてきて慰めとなる。ここよりずっと高い石尾根の稜線は遠目にも白く、結構な積雪があることが分かる。

2ピッチで南尾根を登り切り、今日唯一名前のあるエビ小屋山には正午ごろに着いた。なかなか快調なペースで、これなら今日の日程も大丈夫と安心する。少し時間をとって昼食後出発。少し下ると赤杭尾根の一般道に合流する。このあたりから積雪も増えてくるが、川苔山からの下山者が多く、トレースもしっかりある。15分ほど登ると分岐で、雪も結構深くなってきたのでスパッツをつける。身支度してトレースのない真名井北稜に踏み込む。ここはさっきの南尾根とは違い、雑木の尾根で見晴もよく、この時期はすばらしいところだ。

少し降りていくと登ってくる4人組と遭遇する。下りは難しいので大丈夫かみたいなことを言われるが、大丈夫ですと答えて別れる。地図で見た通り微妙な分岐がいくつもあり、無雪期に踏み跡が明瞭なのかどうか分からないが、今日は登ってきたパーティーのトレースがあるのでルートファインディングにはあまり困らない。ただ富樫さんは微妙な分岐にくるとちゃんと地図で方向を確認してよい勉強になっているようだ。尾根の真ん中あたりからは雪も少なくなり、また東電巡視路を歩くようになるので、もうのんびり気分で歩いてしまった。車道には15:10ごろ降りつき、GOALの川井駅には16:05着、見通しどおりちょうど7時間の山行であった。

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飯盛山と茅ケ岳■写真 

 【山域】八ヶ岳連峰   
【ルート】 飯盛山 、茅ヶ岳 それぞれピストン  
【登山方法】ハイキング
【期間】H27年1月17日18日  
【参加者】CL室 SL石橋、内堀 大木、安岡、鈴木愛子 労山他会員1人 村尾記
【行程】
1/17(土)稲毛駅6:40 中央道 双葉SA 長坂IC 飯盛山:麓車両通行止め場所11:00 → 11:30平沢峠駐車場11:40 → 12:40飯盛山12:45 → 13:25駐車場 → 13:55 車
1/18(日)
茅ヶ岳:深田公園 駐車場9:50 → 11:10 女岩 11:20 → 12:40茅ケ岳 下山 13:00 → 13:50女岩 → 14:40駐車場  韮崎IC 中央道渋滞なし 石川P  帰葉
 
14茅山頂 集合 
 [茅ケ岳山頂]



村尾車と内堀車は、双葉SAで合流。少し遅れて清里高原エリアに到着、IC以降天候は悪化し、野辺山駅周辺では、かなりの雪がふってきた。前週の大雪?のせいか、道路も周辺もしっかり雪に覆われており、平沢峠への最後のアプローチ前の道路で車両通行止めとなっていた。道路脇に何台か車が止まっており、そのエリアに車をパークし、登山準備。峠までは、ツボ足で車道を上る。30分ほどで見覚えのある駐車場へ到着日本海へと太平洋への分水嶺のポイントとされ、天気が良ければ八ケ岳連峰が広く展望できるポイントだが、この日は、ほとんど何も見えない。アイゼンをつけるまでもないと判断し、そのまま上る。樹林帯は、風もなく順調に進み、途中尾根に出てからは、多少展望が開けるが。最後の詰めの場所では、アイゼンをつけた20数人の団体に遭遇。クラブツーリズムの冬山軽登山のツアーらしい。頂上は、風がつよく早々に下山とする。適度な雪の登山道を軽快に降りて駐車場へ戻った。
夜は、貸別荘で暖かな鍋と豊富なお酒で宴会を楽しんだ。
 
翌日は、天気が回復し、展望の期待できる登山! ただし予報によると強風のため注意が必要。雪道を避けて1時間ほどで深田公園駐車場に到着。風も心配なさそうだ。行程の半分くらいのところに女岩という場所がり、そこからは急登、凍っているところもあり各自アイゼンをつける。少し上ると<深田久弥終焉の地>があり小さな石 碑が立っている。その後は、急な登りが続き、展望が楽しめる頂上に至る。北西には、発八ケ岳連峰、南西には、甲斐駒、そしてその奥に北岳 八つの反対側は、富士山もくっきり見える。予報に反して風もなく温かくこの日は頂上でのランチタイム&写真タイムを楽しんだ。下りは女岩までは、アイゼンをつけ下山、そこからは外して傾斜のゆるい登山道を進む。最後の部分の林道は結構長く感じられる部分。無事に早めの下山ができた。中央道の渋滞を避けるため風呂も入らず、昼食もスキップしたおかげか全く渋滞に引っかからず、石川Pで遅い昼食をとって帰葉した。

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黒姫山東BC■写真 

菊池です。

NBSC(新潟バックカントリー倶楽部)例会に参加、雪崩危険日のため、前夜急遽、黒倉山から黒姫山東ルートに変更、なかなか手ごわい強烈ラッセル・やや重デープパウダーランを堪能できたので報告いたします。
06 オープン中斜面のテレターン
 [オープン中斜面のテレターン]
【山域】黒姫山
【日程】2015年1月18日 気温やや低め、朝小雪のち晴れ
【メンバー】CL ○田さん、SL、菊池、他NBSCメンバー4名、会員外2名 計8名
【行程】黒姫スキー場―トップ(1170m)9:50ー旧ゲレンデ1470m-稜線に向け南西方向にハイクアップ1850m13:30-往路を滑走-スキー場ボトム14:30
・16日が低気圧の影響でやや高温、低地では雨であったようだが、17日には冬型となり妙高・北信地区はかなりの降雪があった。

・弱層形成された上部の新雪のため、急斜面には雪崩の危険性が極めて高いことが予知できていた。17日、当初予定していた黒倉山の国道18号を 挟んだ反対側に位置する粟立山の標高900m位の急斜面で雪崩事故が発生し、夜のニュースで報道された。いやな予感、翌朝までに、竜王スキー場・野沢スキー場のコース外の急斜面でも雪崩事故、そして赤観リフトの上でも雪崩事故、、北アルプスでも遭難か、などなど、雪崩の多発日であった。翌18日は黒倉山山頂直下の30度強の無木立斜面は危険であると不安を抱きながら、いつものように早々と床に入ろうとしていたところCLの○田さんからTELがあり、黒姫山東ルートと変更になった。NBSCのメンバーで今回のルートの経験者は小生のみのため、現地リーダーを仰せつかった。

・焦ってはダメ、リフトの運転開始も遅れ、計画書を提出してリフトトップをスタートしたのは9:50頃であった。

18日は低温であったが、前日まではやや高温、下部の湿雪と上部の風で密になった降雪は2日間で深いところで、1m近く、概ね60~70cm下部で堅い弱層が形成されていた。旧ゲレンデの30度を超える急斜面でも結合はそれほど悪くなく、弱層がかなり下であるため、旧ゲレンデ(オープン斜面)の急なところでもまず雪崩の心配はないと判断した。

・わが隊が先行し、強烈ラッセルに果敢に挑み、途中から、後続の若手が加わわったが、予想以上に時間を要し、旧ゲレンデトップに到達するには1時間半以上を要した。この時点で稜線まで達するのは無理となり、疲れも出てきて苦渋の表情で、1850m地点で往路を下ることとした。

・密な深雪、深いところで膝上ラッセルであったが、変化のある中急斜面、ツリーホールへの転落や、立木への衝突を防ぐべく、慎重なスピードコントロールされたターンを心がけていただいたが、予想以上の快適デープパウダーランに、旧ゲレンデトップに帰ってきた頃には、一同満面の笑みに変っていた。ここで小休止、これから始まる流涎もののオープン斜面にソワソワし始めたのは自分だけではないであろう。
まずCLの○田さんがリズミカルにファーストトラックを刻み(既にボーダーとスキーヤーなど3本のトラックがあったが気にならないほどの広大な中斜面)、その後はいつものように、○田さんによる一人ひとりの撮影会が始まった。無垢のキャンバスには思い思いの8本のリズミカルで綺麗なシュプールが描かれた。

・後半は急斜面から中斜面に移行するウエーブのあるオープン斜面、雪崩の危険性はまずないと登りで判断できたので、これからはフリー滑走。やや重となったデープパウダーであったが、水を得たミズスマシの如く、いつもにように豪快なMさんを先頭に、○田さん、、テクのNさんの膝から下の流れるように滑らかな滑り、、最高齢にして華麗な急斜面ウエーデルンを披露したHさんなどなど、○田さんの動画に収録されました。

・小生はといえば、オープン斜面ではハアハア息を弾ませながらのテレターンで最終走者となりました。

・黒姫山のこのピストンルートは捨てたものではありません。デープパウダーの恰好
のエリアですね!! また、皆さん、楽しんで下さい。
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東谷山BC■写真 

 鈴木秀です。

ここ数年毎年恒例にしている東谷山に行ってきました。

次は滑りたい北斜面方向 



【山域】 三国山脈、東谷山
【日程、天気】 1/18 曇り時々雪 強風 視界良好
【メンバー】 CL・鈴木秀・鈴木玲
【行程】二居8:40~二居峠~北東尾根~10:50東谷山山頂11:10~北西斜面滑走~貝掛12:30
・前日の冬型が回復傾向になることを期待して山行を決行する。
関越のチェーン規制があるだろうからと、少し早く出発する予定が寝坊して4:00になってしまったので、車を少し飛ばす。関越トンネルを超えるとかなり降っている、赤城からチェーン規制で貝掛バス亭に着いたのが7:30分。58分のバスなので丁度良い。

・二居に着くと単独のスプリットを履いたボーダーと3人組のスキーヤーが先に入って行く。
先ほどバスで一緒になった群馬からの単独スキーヤーもいたのでラッセルも安心か?

・歩き始めてすぐに雪は止む、積雪は40~50cm位か。ラッセルが大変そうですぐに先行者に追いつくみんなで交代でラッセルするのでわりと楽だった、私は最後の峠に上がる急登の所だけで済んだ。

・峠の東屋で定点観測、すごい雪の量だ。まだ1月半ばなのに、シーズンを通して1番多かった年と変わらない。尾根に上がると風が強い、たまらずバラクラバを被る。
寒いので鉄塔の手前で休憩し、あとはそのまま頂上まで休みなしで登る。
積雪が多いので難所もシールのまま登れ、寒さの為あまり休憩したくなかったので結局頂上まで2:10分で登り上げた。

・時間はあるのだが寒いので北斜面の滑走は諦め、さっさと滑走準備して北西斜面を滑り始める。今日は北西の尾根を行く予定だったが、この積雪では斜度がないと下りラッセルになる可能性が高い、なるべく樹林の密な沢を選んで滑走することにした。
昨年に滑走するつもりでだった沢(昨年は1本間違えた)を選択する、樹間がせまいのでこれなら大丈夫だろう。やや重だが深いパウダー最高の浮遊感、これだからやめられない。
安全地帯までいっきに滑り降りて、ゆっくり休憩する。登りで休めなかった分かなりゆっくりしてしまう。

・どこもかしこもえらい雪の量だ、沢も橋も全く様子が違う橋から落ちても平気じゃないかと思うくらい沢にもたっぷり雪がある。案の定国道をくぐるトンネルは完全に埋まっており初めて国道を直接横断してからスキーを履く。12:30にバス停に到着、苗場の温泉雪ささの湯に寄り帰途につく。渋滞なしで、行きより帰りの方が早かった。

・正月、前回の連休とまともに山に入れず不完全燃焼が重なっていたので、やっと満足の出来る山スキーが出来て良かった。なぜかこの山だけは裏切られたことがない。まだまだ良い斜面がたくさんありそうなので天気の良い時にぜひまた訪れたい。
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根子岳BC 

 菊池です。
冬型の強い日、ちば山の会とsTs(信濃町テレマークスキー倶楽部)の合同ツアーを根子岳で実施いたしました。
【山域】上田・根子岳
【日程と天気】2015年1月17日(晴れ)冬型、曇り時々雪、ガスで視界不良・風強し、気温―5℃~-10℃
【メンバー】CL・鶴田・石井・庭田・中田夫妻(sTs)
【行程】奥ダボススキー場駐車場(1440m)-菅平グランヴィリオリオゴルフ場――牧場―2080m地点より滑走―駐車場
・昨年の1月18日、好天と素晴らしいパウダーに恵まれ、奥ダボススキー場駐車場に滑り込む素晴らしいルートを初体験し、是非、皆さんにも経験していただきたかった。しかし当日はあいにくの冬型真っ只中、翌18日は好天予想で、順延すれば昨年と同様、素晴らしい条件が約束されていたが、NBSC(新潟バックカントリー倶楽部)との合同ツアーの予定があり、17日限定、遠路千葉からのメンバーには悪天の中、大変なご苦労をさせてしまいました。

・中止にするか若干迷ったが、いつもの登山道ルートでは風が強く厳しい状況であるが、奥ダボスから滑走ルートを逆に登り上げるのであれば、林間も多く、風の影響も少なく行けるところまで行ってみるのも、良い経験になるであろうと考え決行しました。

・冬型の日、菅平は比較的、降雪は少ないが、当日は昨日までの低気圧の影響でやや高温、やや湿った降雪模様が朝ま続いており、駐車場に到着時は、暴風雪模様でテンションはだいぶ下がっていた。千葉からの遠路もやや時間を要し、出発が9時半頃となった。

・2人パーティが同ルートで駐車場から先行したため、そのトレースを追った。牧場の有刺鉄線・柵は問題なく跨げる状況であり、オープン緩斜面の牧場ではさすがに風の影響で、パック・シュカブラ・ガリなどが大分みられ、先行トレースも消えているところが多かった。斜度がやや増し林間に入るとさすがに風の影響は少なく、上質パウダーの快適シール登高となり、滑走時のパウダーランが期待された。雪はやみ、一時的に太陽の明かりが上空にぼんやり望まれることもあったが、標高を上げ、林間を抜けると、次第に風の影響が強く、ほとんどホワイトアウトの状態となった。2080m地点より滑走とした。

・風の影響の少ないシラビソ林の脇で、寒さと視界不良の中、行動食をとり、急いで滑走準備した。いつもは上質のパウダーランが約束されていたスタート地点、視界不良でもなんとか慎重にと、この日はアルペン仕様でスタートしてみたが、雪面が全く見えない、そして、ウエーブしたガリバーンと吹き溜まりのミックス、たまらず前転してしまった。これはまずいと一層慎重に下るようにメンバーに伝え、少し下ると、すぐにパウダーランできる状態になったがとにかく視界不良である。

・いつものルートを下っているつもりがかなり左よりとなっており、またGPSの表示を一時的に反対に理解してしまい、さらに左に行ってしまった。軌道修正するつもりがますます左により、深雪急斜面のトラバース。ここで中田さんにGPSを反対に判断していることを指摘され回れ右で、右方向に軌道修正、急斜面の危うい深雪斜面を慎重に暫くトラバースし1930m地点でようやく登高ルートの近くに復帰できた。(GPSトラックを参照)

・午後は、冬型の影響で徐々に風が強くなり、気温が低下、相変わらず視界不良の状態は変わりなしであったが、牧場のオープン斜面までの林間は快適なパウダーラン、ようやくCLを含め、メンバーに安堵の気持ちと余裕がでてきて、上質のパウダーランを楽しんでいた。

・標高1750m位から始まる牧場のオープン斜面、昨年は全てのルートが素晴らしいパウダーランで、雄叫び連発であったが、今回は風の影響で、パック・シュカブラそして視界不良で、スパイスの効いた滑りとなった。
斜度が増し、再び林間となるゴルフ場直前は短い距離ではあるが、一番の上質パウダーランが楽しめた。

・厳しい条件でのアーであったが、メンバーにとっては初ルート,得るものも多く、皆さんから「面白ろかった。良いルートですね」といわれて、今回の任務を終了できた。
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乾徳山■写真 

 まだお会いしていない方々明けましておめでとうございます。
誉田町の萱野と申します。

10.jpg 
山城】 乾徳山
【登山方法】 ハイキング?
【コース】  乾徳山登山口バス停側駐車場AM8:00集合
徳和発8:05~乾徳山山頂12:30~徳和着15:40
【日時】1月12日(月)乾徳山登山口バス停側駐車場AM8:00集合
石川PA又は談合坂SAにAM8:00に現地集合予定でしたが思ったより交通量も少なくペースが早かった事もあり現地集合となりました。
【天候】 快晴、気温-5℃
【参加者】 CL田中、澤田、大森、峯澤、狩野、宮城775、萱野(香)、萱野(宏)記録。
【山行タイム】
1月12日(月)徳和発8:05~乾徳山山頂12:30~徳和着15:40。
【山行報告】
入山は、8:00ちょい過ぎに徳和を出発、「銀晶水」、「錦晶水」、の水場にて小休止、 どちらも美味で1リットルも水を持ってきた自分は後悔しました。
途中登りが急になり始めた頃にアイゼンを装着したのですが4本歯を着けた人は少し滑り気味で12本歯を履いた人は重々しく登っている様に見えましたやっぱ6本が一番ですかね。

山頂が見え始める頃には更に気温が落ちて自分のプラティパスのハイドロシステムのチューブが凍って水が飲めなくなっていました。(駐車場は-5℃)
全体の印象としては短い山行だった割に筋肉痛になったのでレイヤードがうまくいかず汗をかき過ぎたかなと思いました。

美味しい蕎麦屋が閉まって残念でしたが温泉に入ってのんびりしましたが帰りの中央高速も渋滞なしで20時前には帰れたのでやっぱ日頃の行いかなぁ~^^と思いました。
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鍋倉山と黒姫山BC■写真 

 1月10日:鍋倉山(峯澤記)、1月11日黒姫山南西ルート(吉川記)の山スキー報告をいたします。
 
今回は中級者以上を対象とした深雪ツアーで、弱い冬型の続く期間に、条件の良いパウダールートを、情報収集し直前に決定し、参加メンバーに満足していただけました。
 
04 ブナの美林で記念撮影
 [ブナの美林で記念撮影]
1日目
【山域】関田山脈・鍋倉山
【日時と天候】2015/1/10雪のち曇り時々晴れ、気温はやや高め
【メンバー】CL菊池、SL板橋、SL鶴田、加藤(洋)、庭田、吉川、峯澤
【コース】鍋倉山登山口→大学小屋前→鍋倉山山頂→大学小屋前→鍋倉山登山口
降雪の中、道の駅ふるさと豊田に集合。
合流して鍋倉山登山口へ向かう。

鍋倉山登山口でも雪が降っていたため極上のパウダーを期待してシールを装着して登山開始。
菊池先生の指導の下、雪質を確認しながら登っていく。
雪質を見る限りなかなかのパウダーが期待できそうだった。

山頂に行くまでにはキツイ傾斜が何箇所かあり、自分は一度コケて大変な思いをした。
しかしながら、以前に鈴木秀さんに教えてもらったキックターンのやり方を思い出して、注意しながら実践したところ楽に登ることができた。
やはり意識しながら実践することが大事。

道中、天気も晴れてきて下界の景色が広がり、周りの木々には霧氷が付いてきて幻想的な景色になってきた。

山頂に到着したら、菊池先生の提案で鍋倉山の北東斜面を滑ることになった。
傾斜30°弱のパウダー斜面だったが、練習の成果&スキーの性能のおかげで楽しく滑ることが出来て、菊池先生からも合格点をもらうことができた。

北東斜面を下ってからは新潟バックカントリーが作ってくれたトレースを辿って鍋倉山山頂へ戻る。
軽く休憩を取ってから、自分達が元来たトレース方向へ滑って下山。
道中、弱層にエッジが引っ掛かりヒヤッとすることもあったが何とかこけずに耐えられた。
スピードコントロールは大事。

無事下山してからはサンデープランニングランプにて軽い宴会をして就寝。

<以下、峯澤感想>
鍋倉山は去年4月にザラメ雪を滑りましたが、パウダーも最高でした。
菊池先生も仰っていましたが、初心者でも上級者でも安心して楽しめる良い山ですね。
あとは板橋さんくらいカッコよくアルペン滑りが出来れば更に楽しめるはず。
練習、練習です!

ちなみに菊池先生の薦めで使っているサンデープランニングですが、宿の人の感じも良く吉川さんも絶賛の宿でした。
ご飯もおいしかったので興味のある方はぜひ!
2日目
【山域】黒姫山 
【ルート】南西ルート 
【登山方法】山スキー 
【行動日】1月11日 
【メンバー】CL菊池、SL板橋、SL鶴田、加藤、庭田、峯澤、吉川、会員外2名記)
【行程】1/11(雪)宿-大橋8:30/9:10-大橋林道-新道分岐11:50-1900m付近12:50/13:10滑降-林道14:20-大橋14:45-長野IC-関越道-帰葉

【内容】
菊池リーダ今朝まで勘案の結果、黒姫南西尾根ルートへ向かう。
大橋の狭い駐車場には、すでに数台駐車されており我々は路上に駐車し、大橋林道へ入る。
トレースはカリカリ、最中雪の林道を進み、オオダルミへの登山道が交差するころは、雪質は徐々に良好へと変化してきた。ダケカンバやブナの緩やかな尾根を進みようやく急な痩せ尾根となると、うねりとシュカブラ、張り出す雪庇が目立ってくる。

前方に、一滑りしてきた5人のパーティーに会った。外輪山の稜線は、風が強いという事で、稜線直下から、100m位滑り込んで、雪庇を避け沢地形に滑り込む。
50センチ位下に青氷の弱層があり、注意しながら滑る。その後のブナ林の台地の滑降は、パウダーを浮遊感に酔いながら林間をを存分に楽しめた。会員外のお仲間やちば山の飛ばし屋、板さん、めきめき上達中の峯さん、続くみんな絶好調!途中、先行者のトレースから外れたが、リーダーのGPSチェクで、どんぴしゃり林道に飛び出た。朝は、カリカリだった林道も、降雪で快適ボブスレーコースを下る。

昼頃から、雪もだいぶ降り出してきたが、最後まで快適なコースを導いていただいた。黒姫山南西ルート大成功!完璧なコース選択のリーダー、菊池さんに感謝です。 
 
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二子山~白石山■写真 

 こんばんは。薄井です。
10日~11日の西上州ヤブ山の報告です。

23GOALの白石山 
【山域】西上州
【ルート】
秩父駅8:20~双子山登山口9:15~県境尾根~三岐山~坂丸峠~小平~15:00万場(1日目)
万場7:15~千軒山~神丸山~白石山11:15~(林道経由)塩沢~(車道)14:10万場(2日目)
【形式】ヤブ山
【日程】2015年1月10日~11日
【参加者】CL柘植、菅井、斉藤(一)、薄井(記録)
【天候】晴れ
朝4時30分の電車に乗って、秩父駅に着いたのが8時過ぎになった。
駅からタクシーで40分ほどで双子山登山口のある坂本へ。本日1日分の稼ぎを終えてしまったらしいタクシーと別れ、準備をして登山道に入った。
ところどころ凍りついた沢を眺めながら登る。急登の続く登山道は、積もった枯れ葉が滑って歩きにくい。
1時間ほどで西岳と東岳の分岐に到着。両神山がよく見える。今日は東西どちらにも登らず、休憩後はそのまま北側の林道に向かって下りていく。
林道はツルツルに凍っていて、チェーンの取り付け作業中の車もあった。
少し歩いて谷筋に入る。青テープがところどころ付いており、県境尾根はどうやらそれなりに歩いている人がいるようだった。
県境になっている稜線まで上がると、視界が開けた代わりに強い風が吹きつけてくる。
道は比較的明瞭だが、ときどき緊張する下りがある。冷たい強風にもあおられ、なかなか鍛錬な山歩きだ。
稜線は一度林道をまたいだ。林道に下りて休んだ後の道はさほどでもなく、ほどなくして坂丸峠に到着。
ここからは、11月に開催されたトレラン大会「神流町ラン&ウォーク」のピンクリボンに導かれながら、小平まで緩やかにくだり、国道へ。
小さな道の駅「万葉の里」で翌日の行動食を買い求め、万場までの車道歩きで本日の行程は終了となった。

万場には何もないか、あっても閉まっている悲しいほどさびれた町だった。その中心にあり国道沿いに建つ今夜の宿「今井屋旅館」は、よく言えば歴史と風情のある宿である。
ボリュームのある食事と大きなお風呂、部屋にはこたつ。これで7,000円なら山の宿としては十分である。
朝早かったせいで、入浴して食事を終えると早々に眠気がさしてきた。隣の団体のにぎやかな声を聞きながら重い布団にもぐりこみ、山小屋並みに8時には就寝した。

翌日は朝食を少し早めてもらい、7時過ぎには宿を出た。5分ほどで、昨日のうちに確認しておいた白石山登山道入口に到着。
今日のピークは、千軒山、神丸山、白石山である。昨日に引き続き、急登に枯れ葉が積もって歩きにくい。
コースはほぼ樹林帯で、展望はあまりない。見える山もこのエリアに疎くてよくわからず、富士山も見えず雪山でもないひたすら地味な風景が続く。
白石山の直下は道があるようなないような急登で、登りきって山頂に到着したのは、出発から4時間近くたった頃だった。
ここからは林道に直接下るルートをとった。林道に下りてしまえば、そのまま林道を万場まで下りるだけ、今日はいわば片道だけの登山である。
車道なので足元を気にする必要もなく、自然と口が動くようになるが、ふいに斎藤さんが「昨日の宿の中二階に祭壇があったよね」と言いだした。
そう言えばあったような気がするとか、そもそも祭壇があることすら気づかなかったという鈍感力あふれるメンバーと違い、斎藤さんはそこからいろんなことを想像してしまうのだそうだ。

そこから「山の怖い話」が花開いてしまったのだが、そんな中女性4人組が下から登ってきた。登山者ではない「お茶してたメンバーでちょっと散歩に出てみました」風で手押し車のようなものを押している人もいるのだが、上部に家はほとんどなく、いったいどこへ歩いて行くのであろうか。
「もしかして見てはいけないものを見てしまった?」と誰かが口に出すと、今度は唐突に道の端に塗りのお椀が置かれていた。
さらに下っていくと、前方に男性が歩いているのが見えてきた。カジュアルな近所のおじさまといった風体であるが、驚いたことにこの男性は、道路をジグザグに下って行くのである。
しかもスピードが速いらしく、まっすぐ歩いている私たちがいくら歩いても追いつかないのである。
何か不思議現象あふれる車道歩きで、退屈することなく万場の町までたどり着いた。
昼食をとる店もないので待合室で行動食の残りを食べ、1時間半かかるローカルバスで高崎線新町駅まで出て、無事アーバン快速上野行きの人となった。
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初詣山行美の山■写真 

 初詣山行に 総勢26名で行って来ました

06少し先の美の山公園で昼食に決定 
【ルートコース】萬福寺~美の山~和銅遺跡
【日時】平成27年1月4日
【参加者】柘植、田中、橋本、三輪、内堀、狩野、斉藤、辻本、八角、鈴木(憲)、山内、今泉、平野(良)、加藤、井上、上茂、萱野(香)、神山、宮城、鈴木(愛)、渡辺(純)(記)、澤田(淳)、石橋、平野(直)、広木夫妻 26名
【天気】晴れ
【山行報告】
朝6時22分千葉発の快速電車 これに殆どのメンバーが乗り込みました。
東京駅、池袋駅、と乗り換え西武線で親鼻駅へ10時13分到着
途中から乗る人、親鼻駅で待っていた人等々いましたが、もれなく集合し、
[10時20分]に出発しました。 まずは萬福寺で今年の安全登山祈願をし、途中は落ち葉を踏みしめ、道路を横切ったりしながら なだらかな道を登って行きました。 

[11時15分] 約一時間ほどで、展望のきく‘みはらし園地‘に到着 ここで最初の記念撮影しました。そこからは整備された公園の中をゆっくりと歩いてゆきました。
桜、紫陽花、等数も多いのでシーズンにはみごとな花が見られそうです。混雑も予想されます。[11時45分]山頂展望台近く芝広場に到着。ここで昼食になります。シートをひいたり、ベンチを並び替えたり、御神酒が用意され、みんなで“カンパイ!”  
ガスで温かい物を食べる人が多かってようですが、中にはギョーザを焼く人(橋本さん) お抹茶をたてて 振舞ってくれる人(井上さん) ご馳走様でした!。山頂付近は風もなく穏やかで、武甲山等 奥秩父の山々がぐるっと見渡せました。ここでのんびり一時間ほど過ごしました。 

[12時40分]下山開始 途中和銅採掘露天掘り跡を見学したり、聖神  
社で最後のお参りをしたりしながら、14時前には全員が和銅黒谷駅に到着しました。 歩行時間約2時間30分のゆったりとしたハイキングでした。14時5分の電車で次の 目的地(新年会会場)へ そこは西武秩父駅近くの“つくも”さん ちば山、高橋さんの同級生がやっていて、宴会幹事の井上さんに宴の打合せをしてもらいました。
御鍋をメインに シュウマイ、枝豆、ロールキャベツ、ポテトかなりの量で 食べきれない分は貰って帰りました。
宴もたけなわ、ここで ちば山の1/4の人が参加している場を借りて50周年記念山行等について 熱い意見が交わされました。約2時間ほどで終了し 16時51分西武秩父駅発の電車に乗り帰路へ 18時30分頃池袋駅着 そこからは 各自思い思いのルートで帰宅しました。

お天気にも恵まれ、宴会も盛り上がり、素晴らしい 初詣山行になりました。
世話役の柘植さん 大勢の取りまとめ本当にお疲れ様でした!。     
 今年一年ちば山の皆さんが 安全で 楽しい山行が出来ますように お祈り致します。  \(^o^)/
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赤倉山BC■写真 

 菊池です。
大分遅くなりましたが、今期初のBCロングツアーの報告をいたします。

06 小生のアルペンターン連写1スタート直後 



【山域】妙高山・赤倉山
【日程・天気】2015年1月3日 小雪―晴れ
【メンバー】CL菊池、他NBSC2名
【行程】池の平スキー場トップ(1400m)-旧ゲレンデ・林間―林道(1590m)-赤倉山・1920m細尾根ー滑走ー林道―林間―スキー場トップー北東尾根―赤倉ゴルフ場(700m)―赤観駐車場―シャトルバス―池の平駐車場 (標高差登り520m、滑走1200m余り:リフトに乗った時点~ツアー終了まで約5時間半)
・立山初滑り以後、年末までは、実地講習を含め、標高差200m前後のハイクアップ・ツリーランを繰り返していたが、いよいよロングツアーの始まる時期となり、初トライを安全でパウダーランが楽しめるロングコースとした。

・1/3の前日から40~50cmの降雪量、低温、晴れベースの3拍子が揃ったが、山頂付近は強風予想のため・三田原山・前山ではなく風の影響の少ない赤倉山を選択した。

・低温で軽めであるが、上部は密な積雪に深いところで膝ラッセル、途中から単独テレマーカーが加わり4人でラッセルした。NBSCのYさんは還暦に達したが、センター110㎜のファットとはいえ、彼の圧倒的なラッセル力に助けられ(他の3名は深雪にヘロヘロですぐに交代した)2時間40分ほどでいつものエントリーポイント(細尾根の1920m地点)に到達できた。

・スタート後のオープン斜面はパックされていることが多いが、まあまあの滑り易さ、Yさんに先行して頂いた。リズミカルなショートターンが無垢の白いキャンバスに素晴らしいお絵かきが刻まれた。

・18年ぶりに再開したアルペンで深雪滑走を年内に2回ほど練習していたため、軽めのデープパウダーに小気味よい、浮遊感のあるターンを刻めた。林道から上部は中斜面のブナ林、写真・動画撮影をしていただきながら、スピードに乗ったターンでどんどン下り過ぎ、軌道修正したが、林道到達地点がやや右であり、わずかの登りから疎林帯・旧ゲレンデ・ブナ林と滑走しスキー場トップに到達した。

・ここから赤倉ゴルフ場までの北東尾根ブナ林コースは標高差700m、最下部の150mほどはタラタラで下りラッセル気味であるが、前半から中盤は緩斜面の上質パウダーに快適なクルージング、平坦地に滑り込む最終の標高差200mほどは変化ある中斜面で爽快な深雪パウダーターンを楽しめた。

・赤倉温泉・赤観・池の平・杉ノ原を結ぶ無料のシャトルバスMt.Myokoは1時間に一本、3時台に10ほど遅れ、50分ほど待った。
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八ヶ岳■写真 

 ちば山の会員各位
明けましておめでとうございます。
田中孝平です。

昨年中は色々とお世話になり有難うございました。今年も宜しくお願い致します。
年末年始の八ヶ岳小屋泊山行の報告を致します。

行者にて1868 
 [行者にて]
12月29日(月)14:00自宅発=小淵沢IC=美濃戸口20:00着(車中泊)
12月30日(火)美濃戸口7:40発~美濃戸~柳川南沢~行者小屋11:15~地蔵尾根~赤岳天望荘13:30着
12月31日(水)赤岳天望荘7:50発~地蔵尾根~行者小屋~赤岳鉱泉9:30着
1月1日(元旦:木)赤岳鉱泉9:00発~柳川北沢~美濃戸=県連救助隊車両に便乗=美濃戸口11:30着
※記録時間は大よその時間です。
1)行動記録
一人旅に付き、29日の午後よりのんびりと美濃戸を目指して車で向かう。
美濃戸口には20時ころの到着で車内に毛布やら布団やら持込シュラーフと合わせ車中泊と一人酒を楽しみあぶったイカならぬスルメとワンカップで静かな雪景色を見ながら幾度となく通った景色を肴に年末を過ごす。

30日明るく成ったので目覚め、今日の目的の赤岳天望荘を目指して曇り空の中を歩き出す。(希望は今日中に赤岳を踏みたいと願いながら登る。)小屋どまり山行にしては荷重をかける意味でも色々と装備を持ったので適度に重くなったが、このところは回数を熟しているせいか?或いは少し多めの雪でクッションが良いのか?歩行がとても楽であった。行者小屋でコーヒーとおでんで大休憩してからアイゼンを付け地蔵尾根に向かう。

雪が豊富でとても歩き安い中を地蔵の上部に行くと天候が予想以上に早く崩れホアイトアウト状態となって来た。
装備にはGPS・ビーコン・ヒトココ・地図・磁石・ガス・コンロ他の非常装備等すべてを今回は持参しているが、通い慣れたルートで鎖・階段の一部を見つけながら進むと、途中で地蔵様の頭だけを雪面から見つけたので、場所を確信したが、このころには風雪強くなり視界が無く見えなく成ってきた、ずーと一人でラッセルしながら進んで後ろを振りかえると4~5名程(単独2名 複数名)が私より先に行こうとしないで、私がルートを捜して考えて居ると数メートル後ろで待っている。先に行っても良いよと合図するがほとんど経験の無い人の様で行こうとしない為、ラッセルを常にする羽目となる。

地蔵様から感と過去の記憶を頼りに進み、ナイフエッジの場所にでて、記憶と一致したのでそこから斜め右上に進むと稜線の指導標が目に入り、分岐に着いたのを確認した。後ろから来た人は安どの色と記念写真を撮りまくっていたがその写真撮影のカメラマンを依頼され自分は今日は一枚も撮れずに寒いので、急ぎ小屋に向かう。やがて天望荘が雪囲いの覆われた頑丈な姿が見えて来た(年末年始より2月20日頃まで営業している)強風の中で入口が見つからなくウロウロするが、ようやく冬用の出入り口を探し中に入ると床には鉄板敷きで、そのままアイゼンでどうぞとスタッフから声が掛かり暖かい居間で荷を解き宿泊手続き後に好きなだけ飲めるコーヒーお茶を頂き寛ぐ、酒も旨い!夕食はバイキング方式で食べたいだけ取るスタイルで待遇も良くアットホームな暖かさを感じた。
外は強い風と雪が絶え間なく降り続き、寝るのもうるさい位であったが、暖かいベットに包まれ暖かい夜を過ごす。

31日風と雪は夜明けでも降り続き食事後も様子見で待機するが、8時頃に成り多少は弱くなって来たため、予定を変更して往路の地蔵尾根から下山して行者から赤岳鉱泉に行く事にして、山行管理者にメールで情報を伝え、まだホアイトアウト状態の中で、往路のルートを確認しながら帰途に付いた。
鎖場・梯子を過ぎると視界も可なりよくなり地蔵尾根~、写真を撮る気になって来て、ザックから出して撮りだすと、下からも登山者が登って来た、皆、聞く事は上の状態を聴かれたので判る範囲で答えて遣る。
安心した様でホットしていた。
今夜は天望荘には景品がいっぱい有ったよと伝えて別けれ、見送ってあげました。
ゆっくりしても9時過ぎには赤岳鉱泉に着いてサテどうするかと見渡すと千葉県連救助隊面々(当会のkさん・Wさん他)が、見えて挨拶すると此れからアイスクライミングの練習をすると言うのでカメラマンに成りワイワイガヤガヤの仲間入りとなって以後は彼らの食事やお酒を頂き、鉱泉の宿泊は素泊まりで済ませて夕食朝食とお酒の一宿一飯成らぬ2飯と酒いっぱい恩義に預かり、楽しい大晦日と元旦を迎える。なんだかんだと、お蔭で救助隊の末席に身を置く身と相成り老いたる身に今一度、鞭を打ち行動をする一年に成りそうである。(末席でやれることを手伝わせて頂こうと肝に銘じて書いて居ます。)

元日はゆっくりと暖かい小屋の布団から起きて彼らのテントに行き、Kさん他の心づくしの御雑煮を頂き共に晴れ晴れと下山の途についた。

※長文・乱文・誤字・脱字をお許しください。正月の暇つぶしに読んで頂ければ幸いです。
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