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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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池の平と前山BC実地講習■写真 

 菊池です。
信濃町在住も、今年度で終わりとなり、連続4回目の信濃町での山スキー(BC)実地講習会を実施いたしました。
 
09 気持ち良いシール登高でテンションUP 
 [気持ち良いシール登高でテンションUP]

「山スキー」では、かなり古い言葉のイメージとのことで、「BC:バックカントリー」というと、若い人にも受けるようです。
山スキーいやBCの集大成というのはおこがましいのですが、今までの経験の積み重ねをBCネット講習会に連載で書いています。
皆さんの少しでも役に立てばと思っております。小生もあと1か月で66才、ちば山入会14年目となります。
BC愛好家の中にも、若い人が少しずつ増え、この領域の活動を末永く続けるべく、今後も微力を注ぎたいと思いますが、何しろ体力・脚力の衰えを身に染みているわが身ですので、皆さんにご協力・そしてCLを担って頂く方々が少しでも多くなるよう期待している今日この頃です。
 
今回の実地講習の参加は例年よりやや少ないのですが、初参加者やこの1~2年にメキメキ上達した若い方々も参加し、好天に恵まれ、かなりの成果を上げることができました。
1日目は池の平温泉スキー場で午前中みっちり滑走技術練習、私は16年ぶりにアルペンに履き替えみっちり指導しました。
基本姿勢(足首・膝・重心の位置・上半身の体制などなど)、ストックに位置・使い方、斜滑降、プルークボーゲン・横滑り・シュテムなどを各人の滑りをアドバイスしながら行いました。午後は、バックカントリーへ、やや重のかなり深いラッセル、ブナ林・オープンバーンの深雪滑走、緩斜面のためスピードは出ませんが(一部下りラッセル気味)、慣れないで、怖々と何とか滑り降りてくる方もいました。

2日目はややグレードアップし赤観リゾートへ1本目は長い中斜面を慣らし滑走。テレマークで住田さんを指導、ポイントを2~3アドバイスしたら、テレマーク特有の、スムーズさと華麗さが加わり、更なる飛躍が期待される滑りとなりました。
その後、素晴らしい青空の下、前山稜線方向に向かいシール登高。ビンディングの不調・怖がって下れないなどなどのために、ワカンを一セット持参するという慎重さで入山しました。1日目はトレースがなくラッセルは大変でしたが、2日目はしっかりした高速道路並みのトレース、これぞBCという気持ち良いブナ林からダケカンバ・オープン斜面のハイクアップ、日本海から富士山まで見渡せる素晴らしいツアー日和に一同興奮気味でした。標高差200m登り上げ、お待ちかねのブナ林深雪滑走、若干名転倒により、起き上がるのにもがいてやや苦労しましたが、無難にツアーを終了できました。
ブナ林の深雪滑走は最高です。峯澤君は昨年の実地講習会の悪夢の後、インストラクターにかなりの回数教わり、自ら努力を重ね、今期はセンター105mmほどのファットを購入、かなりのデープパウダーを気持ちよく滑っており、急速な上達に目を見張りました。
 
2日間の報告を薄井さんと池田さんにお願いいたしました。
 
【山域】妙高山
【ルート】池の平スキー場~旧ゲレンデ~上部林道(1日目)
     赤倉観光スキー場~ゲレンデトップ~前山(2日目)
【日時】2014.12.27(金)~28(日)
【参加者】CL菊池、SL住田、池田(2日目記録)、峯澤、井上、熊倉、薄井(1日目記録)


ちば山の会で初めて、山スキーに参加することになった。
山スキーは荷物が多い。3時30分に自宅前で住田さんに拾っていただき、四街道経由で信濃町へ向かう。
さすがにこの時間なので渋滞に巻き込まれることはなかったが、チェーン規制の路線減少部分で多少時間がかかり、遅れ気味で池の平スキー場へ到着した。
高速の途中から雪がちらついていたが、予報では午後から晴れることになっている。
準備をしてリフト券売り場へ向かい、現地集合組と合流。井上さん以外は初めて山行を共にするメンバーだった。

リーダーの菊池先生は、私が山スキー道具をあれこれ揃えた福島の山道具屋さんも「知ってます」と言ったほど、どうやらその世界では有名人らしいのである。
午前券を購入し、7か月ぶりにスキーを履く。メンバーの装備を観察すると、TLTビンディングを使っている人はいないようで、む、これでは不具合で困っても誰も助けてくれる人がいないではないか。
所変わればだなあと思いながらリフトへ向かうが、今シーズン初スキーとあって、あれ?スキーってどうやって滑るんだったっけ?と謎の感覚にとらわれた。
 
昨年スキーを始めたばかりなので、シーズン終了と同時にすべて忘れ去ってしまったらしい。
それでもリフトを止めるなどの失態は犯すことなく、ゲレンデも何とか滑り降り、再度ゲレンデトップまで上がると、いよいよシール登高である。
今年はろくに山に行けておらず、登れますようにと祈るような気持ちだったが、途中でラッセルを交代しながらオープンバーンから樹林帯へ入り、上部の林道まで無事到着した。
さて、ここからが私にとっては魔の時間なのである。スキーができないくせに山スキーを始めたので、登ってもまともに滑り降りることができない。
階段登高や推進滑走も、テクニックがないので時間がかかる。
昨シーズン当初は本当につらく、あれは3回目に行った湯殿山だったか、メンバーが背負っているわかんを借りて下りたいと何度も思ったものだった。
今日も最初はやや急な樹林帯。「転ばないで!」と言われるとよけいに緊張感も高まってしまう。
ゆっくりと樹林帯を抜け、そろそろとオープンバーンを滑り降りる。再度シールを張って登り返す。
2回目を滑り終える頃にはいくらか感覚が戻ってきたようにも思われた。
ゲレンデを下りる頃には空はすっきりと晴れ、早くも夕暮れの様相。
晴れの予報の明日が楽しみになってきた。
 
 
2日目:池田記

今朝は今冬一番の冷え込みで信濃町でー13.7℃まで達した。
本日は6:30起床で7:00より宿(サンデープラニング・ゲストハウス・ランプ)の朝食を食べた。
焼きたての自家製ベーコンはじめ、サラダ、パン、コーヒー、オレンジジュース、牛乳がバイキングで食べ放題で一泊3900円はなかなかリーズナブルである。
ただし、部屋は2段ベットの相部屋でバックパッカー向けのゲストハウスとなるが、布団に寝られるだけでも非常にありがたい。
8時30分に赤倉観光スキー場に集合し、半日券(3000円)を購入し、軽く足慣らしをする。
10:30ころにリフト頂上からシールを取り付けハイクアップ開始するが、天気が非常に良いため、風もなく、気温はぐんぐん上がり、やや汗をかきながら順調に登ると視界にひらけて来たのは上越市と日本海である。スキーの板を履いて日本海を見たことは初めての経験で非常に興奮してしまった。
更に上がると、住田さんがなんと富士山を見つけてまたまた大興奮である。日本海と富士山が一度に拝めるとは全く想像していなかった。これも今回ヘルメットに「I Love富士山」シールを貼り付けてきた御利益か。
あまりの景色に熊倉さんは「ここで一日お茶してたい」。ミートゥーである。

富士山に後ろ髪引かれながらもう少々上がり1本目スタートする。
雪質は上の下とかなとも思ったが、2年ぶりのバックカントリーで足腰が弱ったのか、やや苦戦しながら降りてきた。しかし半年間半寝たきり生活からここまでこれたうれしさで気持ちがいい。

2本目は男子のみ4人でハイクアップ。
20代はさすがに元気いっぱいで全く疲れてない様子。それ以外はややお疲れモードで上がっていく。
ルートをやや北側にすると雪質アップでテンションもアップ。パウダースノーを存分に堪能する。

今回は、パウダースノーとゲレンデ練習の時間が結構とれた為、菊池先生のご指導の下、技術アップもできた充実のツアーとなりました。
 
速報を掲示板にも載せました。近日中に写真館にも投稿いたします。


+動画へのリンク 前山BC1本目+
+動画へのリンク 前山BC2本目+

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高峯と岳ノ山■写真 

柘植です。
2014年最後の山として茨城県は笠間市北部の山(高峯~仏頂山)と栃木県葛生市北部の山(岳ノ山~大鳥屋山)に行ってきました。


10岳ノ山の山頂 

【山域】北関東 
【ルート】12/27高峯~仏頂山 12/28岳ノ山~大鳥屋山
【参加者】CL柘植、石橋、富樫(富) 
【天候】晴れ
【記録】
12/27(土) 高峯~仏頂山(約4時間)
 この山は茨城県と栃木県の県境で、分県ガイド『茨城県の山』では楞厳寺という寺からの往復で紹介されているが、往復はつまらないのでNETで調べたていたら栃木県側(茂木市)から周回コースがとれそうなので、そのコースで行くことにする。起点の愛宕神社の少し先に駐車し、約1時間で高峯に着く。ここからは先々週に行った雨巻山が指呼の距離、雌犬のマキちゃんは今日も山頂で日向ぼっこしているのだろうかと思う。高峯は500mを少し超える程度の高さだが、広々とした関東平野が眼下に広がり、雰囲気はとても良い。仏頂山までも雑木の感じのよい尾根道なのだが、惜しむらくは気合の入った階段が多すぎ。仏頂山の山頂は木々に囲まれてあまりよろしくないので、さっさと山頂を辞してヤブ尾根を下って愛宕神社に戻った。
まだ昼過ぎなので近くの芳賀富士に向かう。ここはわずか200mちょっとだが、遠くから見るとまさに富士山。やはり先々週の雨巻山に行ったときに目にして気になっていた山だ。登山口から山頂まで約10分、下山は5分と超お手軽だ。まだまだ時間があるので、足利に向かう行きがけの駄賃で三毳山に向かう。ここも先々週向かったのだが、間違って中岳というのに登ってしまい、三毳山は宿題となっていたのだ。今回はカタクリの里に駐車し、しっかり山頂を踏めた。いい具合に陽が西に傾き、夕暮れの北関東の風情を十分に味わうことができた。足利に向かう50号線からはシルエットになった富士山と浅間山がとても美しく印象に残った。本日の締めはまたもや足利健康ランドで、カラオケ&ビンゴ大会のスタンダードコースで夜を楽しむ。

12/28(日) 岳ノ山~大鳥屋山(約4時間)
 健康ランドから約1時間で岳ノ山ふもとの市営駐車場に着いて8時にスタート。五丈の滝という立派な滝が分県ガイド『栃木県の山』では紹介されていたが、渇水期で水量が少なく、また倒木が多くてよく分からなかった。この先は山頂直下まで谷筋を登るが倒木の嵐、また道型も不明瞭で、ルートに注意しながら進む。今年春の大雪で荒れてしまったみたいだ。この山塊は全般に植林の山で見晴らしはイマイチだが、岳ノ山山頂からは木々の間に白く雪を被った日光連山が望めた。大鳥屋山へは以外と急な岩場があったりしてオヤッと思うが、15分くらいで尾根が広がると延々と植林の道が続く。出発地点への下降点も赤テープがあるだけで標識はなく、サービスが悪い。
大鳥屋山の山頂も林の中という感じで休憩する気分ではないので、少し戻った日当たりのよい場所で休んで、さきほどの下降地点から駐車場へ戻る。昼すぎには着いたので、下道をのんびり走り、佐野ラーメンを食してから夕刻には千葉に戻れた。関東平野の縁の山は冬でも天気がよく、見晴らしがよいため最近はよく訪れる。たまに植林の山に行ってしまい失敗するが、全般には冬枯れの風情が楽しめてお薦めですので、あまり行ったことがない人は訪れてみてくださいね。
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馬仏山 

 柘植です。馬仏山はハイキングで有名な高水三山の一角ですが、マイナールートからの登下降を日帰りで楽しんきました。

馬仏山 



【山域】奥多摩 
【ルート】沼沢尾根~馬仏山~平溝尾根
【日時】2014.12.23(火) 
【参加者】CL柘植、石井
【記録】川井9:30→馬仏山10:50→11:15惣岳山の肩で昼食11:45→13:30軍畑
高水三山は軍畑や御岳駅から登る人が多く、川井駅で下車する人はわずか。そのわずかな人もすぐにどこかへ行ってしまい、我々二人で沼沢尾根にとりつく。尾根の末端に送電鉄塔があり、そこまでは明瞭な巡視路の道。ただそこから先も尾根が狭まりまたやぶもないので、ほとんど一般ルートと変わりない踏み跡を登る。尾根の左手には葉の落ちた雑木越しに川苔山や酉谷山方面がよく見える。上部はラクダのコブのように小さな登り降りがいくつかあるが、スタートしてから1時間少しで馬仏山に到着。
まだここは滝水三山の縦走路上ではないので寂しい山頂標識があるだけ。そのまま進み、縦走路に出るととたんに賑やかになる。惣岳山方面に向かい、見晴らしと日当たりのよい場所を確保して昼食にする。久しぶりにガスを持参して各自ラーメンやうどんで温まる。このあたりは高水銀座という感じで次々とハイカーが行き交い、先々週の雨巻山もそうだったが華やかな山に来た感じで嬉しい。下山は平溝尾根というのを下ることにする。

惣岳山の北面の巻き道から一般ルートと分岐するところが分かりにくく、また急斜面が長く続くので少し不安になるが、ポイントには赤布がある。尾根が明瞭になると踏み跡も出てくるが、あまり人が入らないうえに伐採の後始末が悪いので、地面に落ちた枝が足に引っ掛かったり跳ねたりうっとうしい。またほとんど植林の尾根なので見晴らしもよくなく、この尾根は選定ミスかな。最後は不明瞭な踏み跡を多少強引に下るとお寺、JRの線路を渡って軍畑駅はすぐだった。すぐに電車が来たのでとび乗ったら家には17時には着いているというお手軽山行でした(^^; 
沼沢尾根は前半は植林だが途中から雑木となり、見晴らしもそこそこなので結構お薦めです。馬仏山から惣岳山~御岳駅、あるいは高水山方面と接続すれば冬の楽しい一日になると思います。
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湯の丸山■写真 

 こんにちは。狩野です。12月20日~21日の望年山行報告をいたします。
22頂上での笑顔
 [頂上での笑顔]
【日時&コース】
 12月20日 鹿沢温泉(駐車場)~角間峠(幕営)
 12月21日 湯の丸山往復~角間峠(テント場)~鹿沢温泉に下山
【天候】
 12月20日:晴、曇り、雪
 12月21日:晴
【参加者】 CL橋本、SL辻本、加藤、 古関 、寺門、菅井、澤田、小原、松原、神山、斉藤、前田、村尾、大森、鶴田、田上、内堀、狩野(記録)
【山行タイム】
 12月20日 鹿沢温泉駐車場:11:20~角間峠13:20(宴会16:00~18:30)
 12月21日 角間峠7:20~湯の丸山9:10(休憩約30分)~角間峠10:15
       (テント撤収)11:15~鹿沢温泉(駐車場)12:15
【山行報告】
12月20日(土曜日)
朝6:00千葉駅北口集合。市川を経由して三郷ICから外環、関越横川PAで荷物を全員に配分。
(松原さんが一番重いカマテン!お疲れ様でした!)11:00頃鹿沢温泉到着。
ワカン、スノーシューの準備をして11:20出発。
積雪は初め膝下くらいでしたが徐々に深くなりラッセルは厳しい状態でした。でも、19人で交代しながらのラッセルはかなり楽しい雪遊び感で進み、後半からは、ラッセルの順番が回ってきた人は荷物を置いて、CLとSLの指示で「気合い入れて行け!」って感じでガンガン進み、予想到着時間の3時間より早く、夏時間同様2時間くらいで角間峠に到着しました。

テント場はかなり広く貸切状態で、カマテンを含む4張りを設営。トイレも男女別々で2か所作り(木に囲まれたいい雰囲気!)万全の準備で16時宴会開始!
メニューは芋煮鍋だけど何がメインなのか?芋・ネギ・肉いろいろなもの!酒もビール、ワイン、ウイスキー、日本酒とチャンポンで大騒ぎになりました。
さすがのカマテンも19人入るとギュウギュウで、あっちこっちで足を攣ってる声がしてました。
18:30頃宴会が終了し、各テントで2次会?に入り多分20時くらいには全員就寝?私はイビキも気にならず熟睡してしまいました。

12月21日(日曜日)
5:00 SLの「起床!!」の声で全員起きて出発の準備。
7時過ぎに出発。1名テントから出てこない!(ん~?飲み過ぎ?)
湯の丸山々頂目指してラッセル開始!
「今日は初めから空荷で気合いが入る!」っと思いきや、私は最初のラッセルで足がハマってしまい、抜け出すのに時間がかかり、結局ラッセルできずに山頂に着いてしまいました。
山頂は風が強いけど快晴で、槍岳や穂高、富士山、八ヶ岳、上州の山々、中央アルプス等々も良く見えました!

下山は角間峠まで走るように降り、30分程度で到着。テントの撤収作業に入りました。
テントの中は昨日の酒か?夜露か?よくわからないけどびしょ濡れでした。
竹ペグもかなり深くに埋もれて、取り出すのにかなり苦労しました。
(設営時に軽くさすだけで良いのにとの声が有りました。今後は注意します!)撤収に1時間ほどかかりようやく下山開始。

その時、登ってきた登山グループがあり、CLが「道ができてて楽だったでしょ?」と声を掛けたら、「ちょっと違ってたけどね。」と言われてしまいました。
まーラッセルを楽しみにしていたら、つまらなかったのかもしれません?

下山は昨日作った道が残っていたので、1時間程度で鹿沢温泉駐車場に到着しました。
下山の途中間違えていた道を見つけましたが、最初の所で急な登りになっていて、間違えた道の方がちょっと大回りをしたけれど、なだらかに登った道になっていたので、これはこれで良かったんじゃないかな。

車を30分程走らせ、東御市の湯楽里温泉に入り、食事後、現地解散。
12月の湯の丸山は初めてでしたが、軽井沢あたりでも雪が残っていて例年より雪が多いかな?と感じました。

「今回の反省は酒の飲み過ぎ!次回からは一人1合まで!」ってSLが言ってました。
がそうはいかないでしょうね?CLは声の出し過ぎで声が出ないようでした。大丈夫でしょうか?
ちば山の酒飲みは入会前からうわさに聞いていましたので今後も楽しみにしたいと思います。

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安達太良山・那須岳■写真 

内堀です。
お早うございます。
12/13・14 安達太良山・那須岳の山行報告します。

P1000412.jpg 

【山城】  安達太良山・那須岳
【コース】 
12月13日 あだたら高原スキー場(駐車場)~勢至平~くろがね小屋~峰の辻手前~くろがね小屋~勢至平~あだたら高原スキー場
那須高雄温泉:おおるり山荘宿泊
12月14日 大丸駐車場~峰の茶屋駐車場~峰の茶屋跡避難小屋~大丸駐車場
【日時】  12月13日(土)~12月14日(日)
【天候】  12月13日:雪  12月14日:雪(避難小屋付近風強し)
【参加者】 CL:内堀(記録)・富樫・小原・井本
【山行タイム】
12月135日 あだたら高原スキー場:9:00~くろがね小屋:11:50~峰の辻手前:13:00~くろがね小屋:13:30~ あだたら高原スキー場:14:35
12月14日 大丸駐車場:9:00~避難小屋:11:00~大丸駐車場:12:30
【山行報告】
12月13日(土曜日)
 早朝3:00前に自宅を出発、井本宅・小原宅で拾い、最後は富樫宅にて全員乗ったのが、5:30頃である。そこより常磐自動車道柏 IC から、磐越道・東北道の二本松で降りてあだたら高原スキー場に向かう、岳温泉からの道路は昨日から降り続いた雪で真白のである。慎重に車を進 め、あだたら高原スキー場に到着したのが8:45頃、一仕事をしたように感覚である。長いね。核心部はここらへんかな。
 本日よりスキー場がオープンでありリフトが動いていた。また、登山者の車も結構いる。全員で出発準備に取り掛かる。

 準備も整って出発して、トラブル発生。小原さんのストックのバケット紛失。
慌てて来た道を戻り回収。どうもバケットとポールが緩く外れてしま う。
 車の中に置いていくことを決定。井本さんのストックを小原さんに、私のストック1本を井本さんにと交換を行い、再スタート9:25頃となってし まう。
 スキー場の脇を抜け林道を少し歩くとようやく登山道(旧道表示)発見。ここからは急登であるが、踏み跡はしっかりついている。ツボ足で様子を見 な がら急登を上がる。1時間程度で急登を登り切り勢至平で休憩をする。雪は降っているものの穏やかである。

 休憩後、進むと勢至平分岐表示発見し安達太良山目指そうとするが踏み跡が消えている。この場所に来ると雪は60cmを超えており、くろがね小屋 に向かう。
 途中より硫黄の臭いが感じ、くろがね小屋がすぐそばにあることが伺えた瞬間、くろがね小屋発見しようやく到着。
 ここまでツボ足で来られた。ラッキーである。くろがね小屋外で休憩とわかんを装着する。前のグループは、ここまでスノーシュー・わかんで来たの に、 アイゼンを装着していた。大変だなーと思い、登り始める。
 わかんの効果絶大である。アイゼン装着グループは始めより、足全体が雪に沈み込みラッセルをしながら登って行った。80cmの降雪かな。天気は イマチ であるるが、先に行ったグループ見えるほど視界は良好である。少しずつ高度を上げて行き峰が辻手前まで来た所で時計を見ると13:00少し手前 である。
 -THE END- この時間で下らないと、本日の宿泊場所の食事が間にあわないと断念する。皆に通知し写真を何枚か収め一気に下山開始。わかんを付けての 下山のため順調に下山が進み、くろがね小屋を超え途中、小休憩を挟みあだたら高原スキー場に到着。14:35 間に合いました。下山は早かっ た。

 全員車に乗り込み、あだたら高原スキー場を後にして二本松IC~那須ICまで一気に進み、本日の宿泊場所である那須高雄温泉:おおるり山荘に到 着した のが、16:45でチェックインを済ませ部屋に入り片付ける間もなく、温泉に浸かり速攻で上り、17:30~夕食(バイキング)に間に合った。
 食事はバイキングのみとあったが、嬉しい事にお酒・ソフトドリンク飲み放題(ビール・酒・焼酎等)で1時間制限あり、遅れて来たら食べられな い。
 かなり厳しい条件であるが、間に合えば天国の様である。温泉付き・食事(2食)・飲み放題で\5,900である。凄過ぎる。
 井本さんはビール4杯とお酒2杯と十分過ぎるバイキングを堪能した。夕食後部屋に戻ると何と布団も敷いてある。嘘のような出来事が続く。
 部屋で持って来た日本酒・ワインを開け、相当酔った事から就寝とした。
22:30過ぎである。お休みなさい。


12月14日(日曜日)
  翌朝、私は5:00には目覚めた。井本さん含め朝風呂に入った方がいたようである。元気ですね。元は十分取れています。
 7:30より朝食のバイキングを堪能し、男子はご飯二杯を食べ、満腹状態で山に向かうことにした。
 ここの山荘より那須湯本まで車で下がり、そこより大丸温泉駐車場に向かう。
到着したのが8:40頃で、既に車は十数台並んでいた。
 準備を済ませ早々に出発、隣の人たちは朝日岳にアタックするようハリキッテいた。我々の方が早いので大丸駐車場(ロープウェイから20分程度下 がった場所) から、登山道を進み何回か車道を交差すると、ロープウェイ駐車場でそこから少し歩くと、冬以外に来られる一番上の峰の茶屋駐車場に到着。
 ここより本格的な登山道である、山の神 鳥居を潜り抜ける。本日もツボ足での登りである。雪は金曜日から降ったと思われ大丸駐車場からあり、 30cm程度 の降雪と思われた。今の時期に駐車場から雪がありとは嬉しい限りである。雪があまりないと思っていた。低気圧に感謝です。
 と思っているのもつかの間、樹林帯をを抜けると、突風が吹きつけてくる。高度を上げる程にこの感覚が詰り、避難小屋手前ではかなりの突風があ り、後悔する。

 何とか避難小屋に潜り込むと、2名程度先客があり、休憩していた。小屋に居ても風は容赦なく吹き付ける音が聞こえる。
 頂上を目指すべく、小屋の中で着る服やバラクバを付けて小屋の外に出た。寒い中アイゼンの装着を済ませ、出発準備である。
 初めの一歩を間違え牛の首に向かってしまう。風はドンドン酷くなるばかりで、女子は小屋に帰りたーと、女子はそのまま小屋に向かい。
 那須岳の登山道を探すが携帯のGPSを見る勇気がない。手を手袋から出すことが辛く、結局元に戻ると登山道発見。30分経過したのだろか。
 風も更にひどくなる気配なので、下山判断。避難小屋に戻り女子に下山を伝え、アイゼンを外し、記念写真を収め下山開始した。雪の深い所では 30-50cm降雪。
 樹林帯までは一気に下り、そのまま一気に駐車場に到着。12:30 ここまで来ると風はなく雪がちらつく程度である。下界は晴れ模様である。
 朝日岳に向かった人たちも片づけをしていると下山してきた。途中、雪が深く先に進めなくて断念したとの事。前日からの雪の影響だろと感じる。

 休暇村で温泉に入り、遅い昼食を取れ、那須ICより帰宅した。
 2日続けての登頂断念である。しかし、今シーズン初めての雪山としては、ツボ足・わかん・アイゼン歩行が出来、雪・風の体験ができたことは有意 義であった。
 何よりも、宿泊先の充実度に満足いくものであった。違う機会があったら是非使ってみたい場所であること間違いなさそうである。

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雨巻山と仙人ヶ岳■写真 

こんばんわ。白川です。北関東の山にいくつか行ってきました。
トレランの大会に遭遇したり、おまけがあったり、健康ランドを満喫したりとお楽しみ満載の山行になりました。


07記念写真にマキちゃんも参加 





【山域】北関東 
【ルート】雨巻山、仙人ヶ岳 
【登山方法】ハイキング 
【日程】12月12日(朝出発)~13日 
【天候】晴天  
【参加者】CL柘植、SL澤田(路)、加藤、白川
【行程】
[雨巻山]
大川戸駐車場9:10→三登谷山9:55→10:50雨巻山11:20→御岳山12:15→13:00駐車場[赤雪山~仙人ヶ岳]
尾根コース登山口7:55→赤雪山8:55→仙人ヶ岳11:20→12:55湖畔キャンプ場
【記録】
[一日目 雨巻山]
 朝は周辺は霜が降り、路面は一部凍結していた。大川戸駐車に到着する と何かのスタッフらしき人が数名おり、駐車料金を取られるのかと身構えていたら、今日は益子のトレラン大会が開催されるとのこと。今年初開催で120名程が参加するらしい。わー。
 我々の出発時に、ちょうどランナーが集団で街から走ってきて山に入って行った。我々とは逆回りコースで、途中ですれ違うことになりそう。どうなるのだろう・・・。

  三登山~雨巻山~御岳山縦走する周回コースを行く。登山道は今回の大会もあってか枝が丁寧に束ねてあったりとよく整備されていた。緩やかな登りが続く。周囲は雑木林で葉が落ち見晴しがいい。
 三登谷山頂は展望よく、市街、周辺の山々、男体山などが一望できた。ポイントごとにトレラン大会のスタッフが待機している。さぞ寒い でしょうが、「ご迷惑かけてますー」とこちらに気を使われ親切な方々であった。
 もうそろそろランナーが来るころかな~と噂していた矢先、ランナーの一番手と遭遇!颯爽と登り坂の林を駆け抜けてくる。一応登山者優先となっているからか、ランナーの方は立ち止まり、こちらに「どうぞどうぞ」と道を譲ろうとしてくれている。なんて親切な、と思いつつもタイムが心配になり、こちらもどうぞどうぞ!と譲り合いになる。頑張ってくださーい!と声援を送る。CLは記念すべき初開催の大会のトップランナーを勝手?に写真撮影。

 トップから間があったが、その後次々とランナーがやってきた。我々はその都度道を空け、声援を送る。ランナーは若い方が多いが、女性もいたりと様々。サンタの 格好の方もいれば、駆り出されたのかジャージの学生っぽい方もいて見ていて楽しい。「ありがとうございますー」と笑顔で駆け抜けて行き、さわやかでこちらも気持ちがいい。つられて走りたくなった。遠くから選挙カーの声も聞こえ、賑やかな道中。

 雨巻山山頂はベンチあり、見晴しよい。 ここでスタッフがランナーをチェックしており、最終ランナーが通過していったとのこと。日向ぼっこをしている犬と遭遇。“マキちゃん”といい麓の飼い犬で毎日通ってきているとのこと。人懐っこく、我々の写真撮影にも参加。
 山頂を後にするとランナーはなく、静かないつもの山に。これが普通なんだけどなんだか寂しい。猪転げ坂という名の急坂を下る。

 下山後、時間が早かった ので夕焼けの平野を眺めようとカタクリで有名な三毳山に向かう。山全体が公園になっているようで、歩道はきちんと舗装されている。コースがいろいろあり、よくわからないが中岳に向かった。丸太階段を登り、20分ほどで山頂に到着。近くに開けたパラグライダー練習場があり、筑波山が見えたりと夕暮れの景色を楽しむ。後で気が付いたが中岳と三毳山山頂は別であった。あらら。

 宿泊は足利健康ランド。外観はパチンコ屋にしか見えず、探すのに苦労する。料金は深夜料金含め2300円程度。食堂はホテルの宴会場みたいにステージがあり、知らない人のカラオケを延々と聞きつつ宴会。最初は面喰っていたが、こちらもお酒が入ると楽しくなってきた。カラオケがやんだと思ったらビンゴカードが 配られビンゴ大会が始まり、流れで参加。週末だからか仮眠室やソファは埋まっており、朝には床で寝てる人も。自分は健康ランド初体験で、昭和なカンジというか、独特な雰囲気に面喰ったが年一回くらいでまた行きたいと思った。


[2日目 赤雪山~仙人ヶ岳]
 すきやで朝食を食べ2日目の山へ。松田川ダム湖畔キャンプ場の駐車場から出発。車道を5分ほど戻り登山口へ。赤雪山~仙人ヶ岳の周回コースを行く。杉林の急坂だが道は整備され登りやすい。軽アイゼンは必要なし。赤雪山頂は展望開けていないがあずまやとベンチがある。立派な標識もあるがそれらに比べて山頂看板は割れたプラ板で頼りなげ。
 
仙人ヶ岳へはアップダウンの多い尾根上のコースで眺望はあまりよくないが、 葉の落ちた雑木林が続き明るい。落ち葉が多く、ふかふかで足には優しいが急坂や下りは滑りやすいところもあった。岩もところどころ現れる。ピークごとに標識あり。
 仙人ヶ岳山頂は開けていて立派な山頂看板あり。山頂を跡にすると、山火事の焼け跡が所々残っているのが見える。ここまで全く人気がなかったが仙人ヶ岳から熊ノ分岐の合間にポツリポツリと登山者とすれ違う。561mピークはここまでで一番展望よく、ダムと周囲の山々が一望できた。ここから主稜線を外れ、湖畔駐車場へと一直線に下る。ガイドブックで紹介されているコースでテープもあるのだが、人がほとんど通らないのかヤブ化している。急坂で滑りやすいろころもあり苦戦していると、上からパラパラ白いものが降ってきた。 雪?!晴れていたので埃かと思った。荒れた林道を抜け無事駐車場に到着。

 長くなりすみません。読んでくださりありがとうございます。
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日暮山■写真 

峯澤です。
夜分に失礼します。
先日のヤブ山登山の山行報告を書きましたので、お時間のある時にご覧下さい。


【山域】妙義&軽井沢
【日時と天候】2014/12/6、12/7快晴
【メンバー】CL柘植、SL澤田(淳)、加藤、杉山、峯澤(記)
【コース】12/6国民宿舎裏妙義(7:20)→林道終点(9:00)→ジャンクションピーク(10:30)→中木乗越付近(12:45)→林道出合(13:00)→国民宿舎(14:15)→ふるさと湯川公園にて一泊、12/7和美峠(8:20)→別荘地帯(10:00)→日暮山(11:20)→和美峠(13:10)


19山頂記念写真
 [山頂記念写真]

<一日目>
国民宿舎裏妙義に到着し、いそいそと登山準備を始める。
今回のヤブ山登山では前回の反省を活かして小ぶりのザックを持ってきた。
荷物は入らないがヤブに引っかかって大変な思いをすることがない。

準備が終わり登山開始。
最初は林道をゆっくりと歩いて行く。
昨晩は冷え込んでいたため霜が沢山降りており、霜の砕けるザクザクとした感触を楽しみながら歩く。

取り付き付近に到着したところでウェアの温度調整をして本格的な登りに備える。
取り付き始めからかなりの急登で苦戦しながら登っていく。
枯葉と腐葉土のおかげで足元も安定しなかったので、雪山さながらのキックステップを使って足場を作りながら登る。

とりあえず尾根まで出たら比較的緩い尾根歩きに変わる。
この時期は空気が澄んでおり、時折木々の隙間から見える裏妙義が非常に映えて見えた。
ジャンクションピークに到着して大休憩を取り、あとは尾根伝いに下っていくだけだったが途中で下る尾根を一本間違えてしまった。
谷を下り、隣の尾根に渡ったがかなり体力を消耗してしまった。

なんとか元のルートに戻ってからは問題なく国民宿舎まで到着。
早々に片づけを完了し、宿泊場所へ向かった。


<二日目>

軽井沢ということもあって昨晩は雪がチラついていた。
道路にも雪が薄く積もっている箇所があり、安全運転で登山口へ向かう。

車を停めて登り口を探す。
金網の隙間に微かな踏み跡を見つけて登山開始。
山には薄く雪が降り積もっており、さらにその下には落ち葉もあり、歩きにくいコンディションだった。
足元に気を付けながら登っていくが、足元ばかり気にしているとヤブに顔を叩かれる。
なかなかのジレンマである。

顔を叩かれながらも頑張って歩いて行くと別荘地帯が見えてきた。
「軽井沢に別荘を持てるなんて羨ましい」と思いながら横を通過していく。
別荘地帯の後半にはどこぞの会社の大きい保養所?のような別荘もあり覗き込みながらも歩いて行く。

日暮山手前になると稜線に出たせいか足元が凍っている箇所が出てきた。
こんな時には軽アイゼンが役に立つ。
柘植CLの指示で軽アイゼンを装着し、足元に注意深く登っていく。
日暮山山頂に到着。

山頂ではそれなりに風が吹いていて結構寒かった。
休憩を取っていても体が冷えてしまうので、自分はツェルトを被り寒さを凌ぐ。
風が当たらないだけでもかなり暖かく感じて少し救われた。
山頂で記念写真を撮った後は、別荘地から一般道に移り出発地点へ戻り登山終了。

<以下、峯澤感想>
久しぶりのヤブ山登山でしたが、今回は去年の反省を活かしてさらに楽しく登ることができました。
去年はヤブにザックを引っ掛けまくりでストレスが溜まっていましたので、小ぶりのザックにしたのは大正解でした。
岩にも力を入れていたおかげか、急登を登る際の重心移動が以前よりもスムーズだったように感じました。
色々な登山をしていると、色々な発見が出来て楽しいですね。

話は変わりますが、今回使ったツェルトは「エムシェルター」という製品で保管袋から出した状態でザックの雨蓋の中に入れておきました。
小休憩の場合でもすぐに雨蓋から出せて、風を凌げるので日帰り登山程度では非常に有効だと感じました。
ツェルトは出して仕舞うのが面倒臭くて非常専用装備化してしまうことが多いですが、このツェルトはとても出し易いのでツェルトと防寒着の間ぐらいのニッチなニーズに対応しているのではないでしょうか。
決してメーカーの回し者ではありませんが、シンプルな発想なのに面白い製品だと思いました。
興味のある方は検索してみてください。


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伊豆ヶ岳■写真 

【日程】12/7日帰り
【ルート】正丸駅 - 正丸峠 - 伊豆ヶ岳 - 馬頭観音 - 正丸駅
【メンバー】 
田中 孝平 会員外1名 狩野順一(記録)
別ルート小俣 順子


伊豆が岳20141207 (1)

12月7日(日)

6:57千葉駅
千葉始発の電車で4名が集合し正丸駅に09:30到着。
西武池袋線の電車の中はほとんど登山客で満員でした。
小俣さんは西吾野で下車して別ルートへ向かいました。
正丸峠までの道は里山って感じで、峠の茶屋で休憩、お店の人の話では標高がスカイツリーとほぼ同じとの事でした。
少しハイキング気分で休憩の際、田中さんと日本酒をちょっとづつ呑んでしまいました。
ところが、伊豆ヶ岳山頂の手前に難所が有り結構長い鎖場が現れ、ほろ酔いで岩登りをする事になってしまいました。
トラバースもできそうでしたが、田中さんにジャンケンで負けてしまい岩場へと行くことに・・・、
最初は少し躊躇してしまいまいたが、上り始めたら西穂高を思い出しオモシロくなり、ちょっとハイテンションな気分でした。
一緒に行った永田さんも当たり前のようにスイスイ登って楽しそうでした。

山頂で小俣さんと待ち合わせだったのですが、田中さんが秘密兵器の「ヒトココ」で、事前に小俣さんに渡していた子機(発信機)のようなものを使い「いま900m先にいる。」「あと30m。」っといった感じで、全然道の無い方向に向かって「もう少しだな。」とか言っているので、そっちの方向を見ていたら、とても登ってくるような斜面ではないところから「ガサガサ」音がしてきて、田中さんが「おーい。」と声をかけた方向から「ハーイ」と言う声がして、急斜面をかき分けて小俣さんが現れ!ビックリでした。

軽く昼の食事をすませ下山。
下山は「危険×」と書かれた方向へ・・・
田中さんに地図とコンパスの見方を教えてもらい「危険×」な方向に進みましたが、多少滑りやすいだけで普通に下山できました。
途中分かれ道が有りましたが、通行不可の方向にはロープが張られ、所々に「遭難注意」のような看板が有り「山を甘く見るな!」的な内容が書かれてました。
無事下山し3時間半程度の山行が終わり正丸駅前のお土産屋さんで忘年会。帰りの電車でもチビチビ酒を飲み、飯能で電車を乗り換えてからは全員居眠りでした。
狩野はちょっと飲み過ぎでトイレが我慢できず途中下車をしてしまい、大変失礼いたしました。


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滝子山東尾根 

鈴木愛子です。
遅くなってしまいましたが、滝子山東尾根に行ったので報告致します。
 
【地域】大菩薩蓮嶺  
【ルート】滝子山東稜~大鹿山  
【登山方法】ハイキング
【期間】12/4(木)~12/5(金) 
【参加者】CL鈴木憲二 鈴木愛子
【行程】
12/4(木)千葉⇒中央道 大月IC⇒R20号⇒道の駅 甲斐大和で車中泊
12/5(金)道の駅 甲斐大和4:30発⇒R20号 吉久保入口⇒桜森林公園5:00⇒藤沢子神社5:35発→殿平6:20着 6:30発→クラコ山8:00→鉄塔8:35着  8:50発→お正人のタルミ9:35→滝子山頂上11:10着 11:30発→曲り沢峠13:10→大鹿峠13:40着 13:50発→桜森林公園15:05  15:30発⇒帰葉
 
【報告】12/5(金) 天気 晴れ時々曇り
道の駅 甲斐大和を4:30出発 前日の雨が駐車場の周りをアイスバーン状に凍らせ、怖かった。
下山口の桜森林公園に4:50着 マイカーはここに駐車しておく。前日予約しておいたタクシーにここまで来てもらい、タクシーで東尾根の登山口の藤沢子神社に向かう。
星空がとても綺麗な下、神社の裏から殿平に向かって、ヘッ電をつけて5:35出発。
殿平までは昭文社の地図に載っている道を歩く。その先は昭文社の地図に載っていない道を、2万5千分の1の地図とGPSをたよりに歩く。道のような所とヤブこぎのような所とあり、所々に赤いテープが木の枝についていた。
 
殿平を過ぎてから、雪をかぶった富士山が見え、朝日を浴び、ピンクに染まり、それがとても綺麗であった。
クラコ山~鉄塔~お正人のタルミを経て滝子山頂上へと登った。
雪がお正人のタルミ辺りから2,3㎝積もっていて、頂上手前あたりから10㎝位積もっていた。
物凄く急な所は枯れ葉の上に雪がうっすらついている程度で、頂上までアイゼンは付けないで登れた。

お正人のタルミの下りがとても急坂で足場が悪く、ロープが3、4箇所あった。山頂までお正人のタルミの所だけでなく、物凄く急坂のアップダウンの連続の悪路で、頂上に着いたのが11:10になってしまった。
頂上で見えた富士山は上の方に雲がかかっていて、20分待っていたが、雲はきれなく残念であった。大菩薩、八ヶ岳等が綺麗に見えた。
 
下りは昭文社の地図に載っている道を歩く。
頂上から曲り沢峠への道は日が当らなく、雪が20㎝位あった。雪が柔らかく、アイゼンは付けずに下れた。そして大鹿峠13:40着。
大鹿峠からお坊山に登り、棚洞山、入道山を経て、駐車してある桜森林公園に下りる予定であった。
そうするには、休憩を入れて、あと3時間位かかる。地図には迷いやすい所が2か所あり、と書いてあり、日が暮れて暗い中を歩くのは、良くないので、大鹿峠から直接、笹子駅へのコースを下山した。桜森林公園着15:00 そして帰路に着いた。
 
今回の登山を終えて
山を歩いていて、この山良いなと思うと、また来たいなと思いながら歩くが、今回の頂上までのコースは、物凄い急坂のアップダウンの連続で、また歩きたいとは思わなかった。
でも夫は面白かったと言っていた。
今回予定していて、登れなかったお坊山、棚洞山、入道山コースを、いつか登ってみたいと思う。
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