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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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下の廊下~仙人池◆写真 

下の廊下から仙人池への縦走の報告をします。長文失礼。

【日程】 2014年9月25日~28日 晴れ時々曇り
【山域】 北アルプス 剣岳周辺 
【メンバー】 CL大木 SL田中 記録 室 
【行程】 
9/25(木)夜 千葉?中央道?扇沢駅(仮眠)
9/26(金) 7:30トロリーバス?8:15黒部ダムー十字峡ーS字峡ー仙人谷ダムー17:15阿曽原温泉小屋(泊)
9/27(土) 7:00阿曽原温泉小屋ー関電人見平宿舎ー雲切新道-12:00仙人温泉ー16:00仙人池ヒュッテ(泊)
9/28(日)  4:00仙人池ヒュッテー8:00真砂沢ー10:00ハシゴ谷乗越ー11:30内蔵助平ー15:30黒部ダムー16:05トロリーバスー16:30扇沢駅ー大町温泉入浴、中央道ー千葉(稲毛12:00、市原1:00、東金2:00)

127仙人池で記念写真
 [仙人池で記念写真]

大木さんから下の廊下?仙人池ヒュッテへのお誘いを受けたが、とてもハードなコースのため、魅力的な計画ではあるが、体力に自信が無いため一度断りました。しかし、メンバーが集まらないというので、亀のように遅いけどいいですかとお許しをいただいて参加しました。

26日金 トロリーバスの駅から黒部ダムの下まで一気に下り、下の廊下スタート。
高度感はさぞやとは覚悟をしておりましたが、想像以上にすごくて、怖くてまったく景色を見る余裕なし。
ビビりまくって歩くので腰が引け、歩みは遅く時間がかかります。時々目に入る下の方の急流に肝を冷やしながら針金を持つ手に力を入れて、時々出てくる岩場のトラバースでは怖い怖いと騒ぎながら、田中さん大木さんに助けられて通過。ここまで怖いとは、全く予想外でした。(ほかの人はそんなに怖くないらしいですが)

途中、三カ所くらい上部から水が流れてシャワーを浴びるところがありました。お天気がよく暑いくらいでしたのでよかったですが、寒い日だと濡れて大変だと思いました。
また、怖い吊り橋が有りそれもヒヤヒヤしながらわたりました。
せっかく来たのに、十字峡、S字峡の名勝も怖くて鑑賞できず。。。本気で今日が命日なるかもと思っていた。

肝を冷やしながら延々7時間くらい、ようやく仙人谷ダムが見えほっとしたのもぬか喜び、ダムからもなかなか大変な道のりです。関電人見平宿舎に到着、登山道はその敷地内を通らせて頂くようになっており、その際、有名な「高熱隧道」を垣間みました。サウナのような高温で、これが自然の地熱の力なのかと思うと大自然のすごさに目を見張る思いです。ようやく到着した阿曽原温泉小屋で、源泉掛け流しの温泉につかりほっとして、おいしいビールで乾杯。小屋の食事は、お客さんが席に着いたらフライや天ぷらを揚げて持ってきてくれるので、温かくおいしくとてもありがたいものでした。

27日土 二日目は仙人池までの比較的のんびりとした道のりでしたので、朝はゆっくり出発。
昨日通った関電人見平宿舎まで戻り、そこから雲切新道という道を通って行くのですが、この道は2007年に新しく開かれた道で、それ以前の地図には道が載っていませんので、要注意。
雲切新道の名の通り、急な険しい道が続きゆっくり登って行きました。お昼前くらいに仙人温泉小屋に到着し、大木さんと私だけ、温泉に入りました。仙人温泉小屋は眺めがよく気持ちのいい場所で、ここに泊まって温泉三昧できたら良かろうにと思いました。そこからまた急な沢沿いの気の抜けない登山道が続き、ようやくの思いで仙人池ヒュッテに到着しました。

仙人池の紅葉と剣の景色を楽しみにしてきたのですが、到着したときは曇りで剣はガスがかかって全く見えません。夕食までの待ち時間に、一杯やりながらお話をしていたら、ほんのひとときだけ雲が切れて、池と剣のコラボレーションを見ることができました。
聞きしに勝る、美しい景色!見とれているうちに、あっという間に雲が湧き出てまた剣は隠れてしまいました。かくも、高貴な山はそう簡単に姿を現してくれないのか?深窓の貴婦人のような。でも、一瞬でも見れた幸せを、山の神様に感謝して。

仙人池ヒュッテは夕食も楽しみにしていましたが、驚くほどのおかずの品数、おいしく心のこもったお料理です。こんなに不便な山の中なのに、ここまで用意するのは本当に大変だと思います。そうそう、ここは小屋に到着すると、すぐに温かいお茶を出してくださるんです。すごいホスピタリティマインド。ここで、テレビを見ながらご飯を食べていたら、ニュースで御嶽山の噴火のことをやって、そこにいた全員が「ええ??っ!」と超驚き、テレビに見入っておりました。

28日日 この日は何が何でも帰りのトロリーバスに間に合わなければなりませんので、4時に出発。
暗い中歩き始め、だんだん夜が明けて目の前に現れだす剣の姿に見とれながらゆっくりと下る。真砂沢からハシゴ谷乗越への登りが、二日間の疲れもあって、本当にしんどい。ここも急で狭いやせ尾根のため気が抜けません。私自身の経験した山行の中で、ここまでずっと険しい道がつづくのは初めての経験でした。
内蔵助谷も一般の登山道という感じではなく、嫌気がさしてくるほどです。
黒部川の道に戻り、黒部ダムが見えてきて、最後にダムのところまでの登り返しがしんどいことと言ったら。無事、ゴールして三人でハイタッチ。

とても疲れているのに、大木さんと田中さん千葉までの運転、お疲れさまでした。
きつかったけど、楽しい山旅をご一緒して頂きありがとうございました。
お二人に助けられてなんとか歩きました。一人では絶対に無理です。
仙人池ヒュッテには、お天気のいいときにまた再訪したいものです。
名物おばあちゃんは引退し、お孫さんの素敵なイケメンのオーナーががんばっていますので、ちば山のみなさん、是非行ってあげてください!!


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五竜岳◆写真 

9月定例山行 五竜岳 の報告いたします。

81 五竜岳山頂-1

【日程】2014年9月27~28日(前夜発)
【山域】北アルプス北部 八方尾根~五竜岳
【メンバー】CL内堀、SL石橋、辻本、細谷、渡辺(純)小原、山本、高地(報告)
【行程】
9/26(金) 千葉 21:00出発~サンサンパーク白馬 1:30(仮眠)
9/27(土) サンサンパーク白馬起床 6:00:出発6:40 ~ 白馬ゴンドラ8:00~八方池山荘9:00~八方池10:00~丸山ケルン11:30~唐松山荘着 12:30 ~ 唐松山荘出発 13:20~大黒岳14:00 ~五竜山荘 16:30
9/28(日) 起床4:00~テン場出発5:30~五竜岳山頂6:30~テン場着 8:00~テン場出発9:00 ~ 西遠見10:10~大遠見11:00~小遠見12:00~地蔵の頭13:00~五竜スキー場着14:00

【内容】

9/27(土) 曇りのち晴天、午後よりガス
起床し、サンサンパーク白馬から、見上げると山には雲が立ち込めていました。
車一台、五竜スキー場へデポしに行っていただいている間、荷物の準備。
ワクワクしながらも、初めてのテント泊縦走に、緊張していました。
そしてみなさん揃って、いよいよスタートです。
ゴンドラリフトを乗り次いで1800メートルまで一気に高度をあげます。
天気はリーダーの言う通り、9:00に快晴になりました。
八方山荘から、八方池まで石と木道をなだらかに登っていきます。紅葉はちょうど見ごろに、赤に黄色に美しく、八方池に白馬三山、すばらしい眺めです。このあたりは、観光の方も多く訪れておりました。

八方池から、丸山まで登りが続き、丸山ケルンに着いて、ようやくザックを下ろして、一息入れ、雲海の上のパノラマを楽しむことができました。
北アルプスの山に登ったのも初めてなので、力強く厳しそうな山々を見てすごいなぁ。と思いました。鹿島槍、五竜岳も格好よく見えました。
見渡して、6月の定例で登った雨飾山が見えたのが、嬉しかったです。
唐松山荘まで行くあいだに、ガスが出てきて、視界が悪くなってきました。
唐松岳には、メンバー中3人が空身でピストンに向かいました。
わたしはその間休みました。

メンバー揃い、唐松山荘を出発して、牛首の鎖場の通過です。ストックをしまって慎重に、一歩一歩です。しばらく続いたので通過した時はホットしました。
その後もガスで視界の悪い中、大黒岳、白岳と進み、ようやく五竜山荘につきました。
テン場は混んでいて、山荘のすぐ前になりました。
ダウン着ても寒いので、テントの中で夕飯の準備、ご飯炊いて、食担の小原さんがキノコ鍋、つまみ系サイドメニューも用意してくださり、山の上での、ご馳走でした。
みなさん背負ってきたビールやお酒類、わたしは、山荘で購入した高価缶ビールで乾杯し、おいしくいただきました。大満足で就寝。。
深夜、数時間強い風が吹き、目が覚めてしまいましたが、だいたい眠れました。

28日 (日) 晴れ
4時起床、テントの外に出ると昨晩は見えなかった星がプラネタリウムのように、はっきりと近くに見えていました。見下には街の明かりが見えて、きれいでした。
天気のよい一日になるだろうと予想できて気分がよくなりました。
朝食を共同で済ませ、身支度をし、五竜岳までピストンの為、テン場出発しました。
ほどなくご来光を拝むことができました。
なだらかな道から、どんどん急になって行きました。
ストックはしまって貰って、慎重に、手、足係りを探し、教えてもらったりして、一歩一歩上がっていきました。ようやく山頂に到着、けっこう広くて人も多かったです。記念撮影するのに、小さな列ができていました。
山頂からも360度大展望でした。

やはり下るほうが、こわさがあり、時間がかかってしまいました。
ザックを細谷さんが背負ってくれるというのでお願いしました。
テン場に戻り、テント撤収。
山荘で高価ぽんジュースを買い、沸かし冷ましの水を500ccほど貰って、再びザックに荷物を詰めて、下山開始です。
少し登ってから、西遠見山まで急な下りが続きます。
岩や鎖あり、足元をみながら慎重に下っていきました。
その先は、紅葉の美しい中、緩やかなアップダウンがあり休憩を取りながら、進みました。木段の急な坂がしばらく続き暑さもあって、ヘバってしまいましたが、休憩をとってもう登りは無いということで、元気を出して最後の一時間下り続けアルプス平に到着。 展望リフト、テレキャビンに乗った時には、心底ほっとしました。 十郎の湯に入り帰葉となりました。

初めてのテント泊縦走に、緊張しましたが、メンバーのみなさんに、道中いろいろな知恵や知識を授けてもらいだんだん状況に慣れて、楽しんでくる事ができました。
参加できて本当によかったです。
ありがとうございました。


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仁田元沢・焼場沢遡行◆写真 

吉川です。
 渡良瀬川の源流部にあたる松木渓谷の松木村は、足尾鉱毒事件により廃村になった。煙害や山火事で草木が枯れ、山襞の荒涼とした景色を目の当たりにし、自然破壊の愚かさをひしひしと感じ、例年横目で見ていた植樹祭に参加してみようと思った。


17オロ山の山頂で初めての集合写真
 [オロ山の山頂]

【山域】日光 
【ルート】仁田元沢、焼場沢 
【登山方法】沢登り 
【メンバー】L柘植、寺門、澤田路子、吉川(記)


 仁田元沢:9/27(晴)
【行程】
9/26土気20:00-千葉駅北口-穴川IC-東北道-日光宇都宮道-銅親水公園(仮眠)
9/27銅親水公園5:10-仁田元沢スリット堰堤入渓6:50-最後の二俣10:40-石塔尾根11:00/11:30-オロ山12:00-沢入山13:20-中倉山14:00-林道15:10-銅親水公園16:00-やしおの湯-P(仮眠)


【内容】
銅親水公園の堰堤左側の階段を登り仁田元沢に架かる導水管の橋を渡り左岸の林道に出る。右岸の治山工事された山肌を見る。ススキの穂に秋を感じなが林道を進み、見慣れぬスリット堰堤の入渓地点に到着。ここで沢支度をして入渓する。ロープが下がっていたが、簡単そうで微妙に恐怖!今日の核心かも?降り立った相渓は、明るく綺麗で、大石がゴロゴロ、滝は小さくも淵は大きく青い釜を持っている。登れない滝はなく、大石を避けながら飛び石越えしたり結構疲れる。単調なゴーロ歩きに滝が変化をつけてくれたり、対岸の踏み跡に逃げたりしても穏やかな沢歩きが続く。

ようやく岩が苔むして両岸に笹が目立ってくると最後の二俣にでた。ここは右に進み背丈以上の笹を掻き分けるが、意外にあっさり石塔尾根に出る。松木川に裾野を下す皇海山はとても大きく目に飛び込んできた。皇海山から北東に延びる県境尾根の魅力的なこと!機会があったら歩きたい。大休止後、獣道の交差している笹薮漕ぎからコメツガの稜線を進み急峻なピークは、岩交じりのシャクナゲを縫って直登し、オロ山山頂に立つ。庚申山方面の山は錦に染まり綺麗だ。オロ山を下りきると笹から解放される。

稜線を境に南側は、背丈の低い笹原の穏やかな草原が広がり、北側はウメコ沢源頭の壮絶なガレが松木川になだれ込んでいる。左右あまりにも対照的な景色は、沢入山を越え中倉山までうねりながら続く。中倉山を過ぎた草原で、腰を下ろして休憩する。

後で解ったのだが、あの時眼下に見ていたのは、廃村になった松木村や、銅の精錬時に出る廃棄物の山を見ていたのだ。中倉山北壁は、松木ジャンダルムと言うらしい。
大平山は、そんな松木渓谷を包み込むように松木村跡に稜線を下していた。1499mのピークから南の尾根を600mひたすら九十九折の道を下り、林道に出た。今回の沢登は、沢の印象が薄く、石塔尾根のハイキングが、強く残る山行だった。みな疲労困憊!風呂上がりに明日の予定の沢の変更を話し合い、リダー案の鳴虫山北側の沢に決める。都合で帰る寺門さんと別れ、鳴虫山へ向かう途中のパーキングで仮眠。


 焼場沢:9/28<晴)
【行程】P-市営駐車場-化地蔵付近7:05-入渓7:16-ソウメン滝7:26-餅洗滝7:42-二俣8:06-銭洗尾根9:00/9:30-鳴虫山10:40/11:00-入渓地12:20-駐車場1:00-日光宇都宮道-東北道-帰葉


【内容】
心配していた駐車場も見つかり安堵!地図とGPSを頼りに沢に到着。沢支度をして、沢と言うより用水路のよう。右岸の荒れ地にふみ跡を見つけ進み、堰堤を三つやり過ごし入渓する。暗い沢であまり気持ちの良い沢ではなかった。入渓してほどなくGPSによるとソウメン滝が現れる。F1からF4までの小滝をソウメン滝と言うらしい。F1は、釜が深く右を小さく巻く。
後は問題なくF4まで越え、次の二俣を右が蛇沢、左はカニ沢ここは、本流のカニ沢に進むとナメの先に5、6mの餅洗滝だ。水流を登れば濡れるが、初めての滝らしい滝を登りたく水流を登る。苔むした石組の堰堤を幾つか越えると急なザレを這い上がり銭洗い登山道に出る。二か所の急斜面を登りきり合峰に立つ。ここは、冬峰の修験道だったとか。鳴虫山をピストンし、登山道を下る。観光客に交り含満淵を見学し駐車場に戻る。

 入渓する時、焼場沢を焼湯沢と読み間違いていたが、後でいろいろ調べてみると知らないで入渓して良かったかな?昔、火葬場があったから焼場沢と名がついたとか、餅洗滝は、捕獲した鳥獣の臓物をこの滝で洗い流したから、モツ洗い滝の異名があるとか言われているようだ。

 渋滞にもあわず明るい内に帰宅した。
 一日目が思った以上に重い山行だった為、二日目のエスケープできないルートを変更せざるを得なくなり急遽お手軽沢に変更した。課題の多かった今回の山行だったが、山の引き出しの多いリーダーに感謝します。同行のみなさんお疲れ様でした。


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