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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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下の廊下~仙人池◆写真 

下の廊下から仙人池への縦走の報告をします。長文失礼。

【日程】 2014年9月25日~28日 晴れ時々曇り
【山域】 北アルプス 剣岳周辺 
【メンバー】 CL大木 SL田中 記録 室 
【行程】 
9/25(木)夜 千葉?中央道?扇沢駅(仮眠)
9/26(金) 7:30トロリーバス?8:15黒部ダムー十字峡ーS字峡ー仙人谷ダムー17:15阿曽原温泉小屋(泊)
9/27(土) 7:00阿曽原温泉小屋ー関電人見平宿舎ー雲切新道-12:00仙人温泉ー16:00仙人池ヒュッテ(泊)
9/28(日)  4:00仙人池ヒュッテー8:00真砂沢ー10:00ハシゴ谷乗越ー11:30内蔵助平ー15:30黒部ダムー16:05トロリーバスー16:30扇沢駅ー大町温泉入浴、中央道ー千葉(稲毛12:00、市原1:00、東金2:00)

127仙人池で記念写真
 [仙人池で記念写真]

大木さんから下の廊下?仙人池ヒュッテへのお誘いを受けたが、とてもハードなコースのため、魅力的な計画ではあるが、体力に自信が無いため一度断りました。しかし、メンバーが集まらないというので、亀のように遅いけどいいですかとお許しをいただいて参加しました。

26日金 トロリーバスの駅から黒部ダムの下まで一気に下り、下の廊下スタート。
高度感はさぞやとは覚悟をしておりましたが、想像以上にすごくて、怖くてまったく景色を見る余裕なし。
ビビりまくって歩くので腰が引け、歩みは遅く時間がかかります。時々目に入る下の方の急流に肝を冷やしながら針金を持つ手に力を入れて、時々出てくる岩場のトラバースでは怖い怖いと騒ぎながら、田中さん大木さんに助けられて通過。ここまで怖いとは、全く予想外でした。(ほかの人はそんなに怖くないらしいですが)

途中、三カ所くらい上部から水が流れてシャワーを浴びるところがありました。お天気がよく暑いくらいでしたのでよかったですが、寒い日だと濡れて大変だと思いました。
また、怖い吊り橋が有りそれもヒヤヒヤしながらわたりました。
せっかく来たのに、十字峡、S字峡の名勝も怖くて鑑賞できず。。。本気で今日が命日なるかもと思っていた。

肝を冷やしながら延々7時間くらい、ようやく仙人谷ダムが見えほっとしたのもぬか喜び、ダムからもなかなか大変な道のりです。関電人見平宿舎に到着、登山道はその敷地内を通らせて頂くようになっており、その際、有名な「高熱隧道」を垣間みました。サウナのような高温で、これが自然の地熱の力なのかと思うと大自然のすごさに目を見張る思いです。ようやく到着した阿曽原温泉小屋で、源泉掛け流しの温泉につかりほっとして、おいしいビールで乾杯。小屋の食事は、お客さんが席に着いたらフライや天ぷらを揚げて持ってきてくれるので、温かくおいしくとてもありがたいものでした。

27日土 二日目は仙人池までの比較的のんびりとした道のりでしたので、朝はゆっくり出発。
昨日通った関電人見平宿舎まで戻り、そこから雲切新道という道を通って行くのですが、この道は2007年に新しく開かれた道で、それ以前の地図には道が載っていませんので、要注意。
雲切新道の名の通り、急な険しい道が続きゆっくり登って行きました。お昼前くらいに仙人温泉小屋に到着し、大木さんと私だけ、温泉に入りました。仙人温泉小屋は眺めがよく気持ちのいい場所で、ここに泊まって温泉三昧できたら良かろうにと思いました。そこからまた急な沢沿いの気の抜けない登山道が続き、ようやくの思いで仙人池ヒュッテに到着しました。

仙人池の紅葉と剣の景色を楽しみにしてきたのですが、到着したときは曇りで剣はガスがかかって全く見えません。夕食までの待ち時間に、一杯やりながらお話をしていたら、ほんのひとときだけ雲が切れて、池と剣のコラボレーションを見ることができました。
聞きしに勝る、美しい景色!見とれているうちに、あっという間に雲が湧き出てまた剣は隠れてしまいました。かくも、高貴な山はそう簡単に姿を現してくれないのか?深窓の貴婦人のような。でも、一瞬でも見れた幸せを、山の神様に感謝して。

仙人池ヒュッテは夕食も楽しみにしていましたが、驚くほどのおかずの品数、おいしく心のこもったお料理です。こんなに不便な山の中なのに、ここまで用意するのは本当に大変だと思います。そうそう、ここは小屋に到着すると、すぐに温かいお茶を出してくださるんです。すごいホスピタリティマインド。ここで、テレビを見ながらご飯を食べていたら、ニュースで御嶽山の噴火のことをやって、そこにいた全員が「ええ??っ!」と超驚き、テレビに見入っておりました。

28日日 この日は何が何でも帰りのトロリーバスに間に合わなければなりませんので、4時に出発。
暗い中歩き始め、だんだん夜が明けて目の前に現れだす剣の姿に見とれながらゆっくりと下る。真砂沢からハシゴ谷乗越への登りが、二日間の疲れもあって、本当にしんどい。ここも急で狭いやせ尾根のため気が抜けません。私自身の経験した山行の中で、ここまでずっと険しい道がつづくのは初めての経験でした。
内蔵助谷も一般の登山道という感じではなく、嫌気がさしてくるほどです。
黒部川の道に戻り、黒部ダムが見えてきて、最後にダムのところまでの登り返しがしんどいことと言ったら。無事、ゴールして三人でハイタッチ。

とても疲れているのに、大木さんと田中さん千葉までの運転、お疲れさまでした。
きつかったけど、楽しい山旅をご一緒して頂きありがとうございました。
お二人に助けられてなんとか歩きました。一人では絶対に無理です。
仙人池ヒュッテには、お天気のいいときにまた再訪したいものです。
名物おばあちゃんは引退し、お孫さんの素敵なイケメンのオーナーががんばっていますので、ちば山のみなさん、是非行ってあげてください!!


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五竜岳◆写真 

9月定例山行 五竜岳 の報告いたします。

81 五竜岳山頂-1

【日程】2014年9月27~28日(前夜発)
【山域】北アルプス北部 八方尾根~五竜岳
【メンバー】CL内堀、SL石橋、辻本、細谷、渡辺(純)小原、山本、高地(報告)
【行程】
9/26(金) 千葉 21:00出発~サンサンパーク白馬 1:30(仮眠)
9/27(土) サンサンパーク白馬起床 6:00:出発6:40 ~ 白馬ゴンドラ8:00~八方池山荘9:00~八方池10:00~丸山ケルン11:30~唐松山荘着 12:30 ~ 唐松山荘出発 13:20~大黒岳14:00 ~五竜山荘 16:30
9/28(日) 起床4:00~テン場出発5:30~五竜岳山頂6:30~テン場着 8:00~テン場出発9:00 ~ 西遠見10:10~大遠見11:00~小遠見12:00~地蔵の頭13:00~五竜スキー場着14:00

【内容】

9/27(土) 曇りのち晴天、午後よりガス
起床し、サンサンパーク白馬から、見上げると山には雲が立ち込めていました。
車一台、五竜スキー場へデポしに行っていただいている間、荷物の準備。
ワクワクしながらも、初めてのテント泊縦走に、緊張していました。
そしてみなさん揃って、いよいよスタートです。
ゴンドラリフトを乗り次いで1800メートルまで一気に高度をあげます。
天気はリーダーの言う通り、9:00に快晴になりました。
八方山荘から、八方池まで石と木道をなだらかに登っていきます。紅葉はちょうど見ごろに、赤に黄色に美しく、八方池に白馬三山、すばらしい眺めです。このあたりは、観光の方も多く訪れておりました。

八方池から、丸山まで登りが続き、丸山ケルンに着いて、ようやくザックを下ろして、一息入れ、雲海の上のパノラマを楽しむことができました。
北アルプスの山に登ったのも初めてなので、力強く厳しそうな山々を見てすごいなぁ。と思いました。鹿島槍、五竜岳も格好よく見えました。
見渡して、6月の定例で登った雨飾山が見えたのが、嬉しかったです。
唐松山荘まで行くあいだに、ガスが出てきて、視界が悪くなってきました。
唐松岳には、メンバー中3人が空身でピストンに向かいました。
わたしはその間休みました。

メンバー揃い、唐松山荘を出発して、牛首の鎖場の通過です。ストックをしまって慎重に、一歩一歩です。しばらく続いたので通過した時はホットしました。
その後もガスで視界の悪い中、大黒岳、白岳と進み、ようやく五竜山荘につきました。
テン場は混んでいて、山荘のすぐ前になりました。
ダウン着ても寒いので、テントの中で夕飯の準備、ご飯炊いて、食担の小原さんがキノコ鍋、つまみ系サイドメニューも用意してくださり、山の上での、ご馳走でした。
みなさん背負ってきたビールやお酒類、わたしは、山荘で購入した高価缶ビールで乾杯し、おいしくいただきました。大満足で就寝。。
深夜、数時間強い風が吹き、目が覚めてしまいましたが、だいたい眠れました。

28日 (日) 晴れ
4時起床、テントの外に出ると昨晩は見えなかった星がプラネタリウムのように、はっきりと近くに見えていました。見下には街の明かりが見えて、きれいでした。
天気のよい一日になるだろうと予想できて気分がよくなりました。
朝食を共同で済ませ、身支度をし、五竜岳までピストンの為、テン場出発しました。
ほどなくご来光を拝むことができました。
なだらかな道から、どんどん急になって行きました。
ストックはしまって貰って、慎重に、手、足係りを探し、教えてもらったりして、一歩一歩上がっていきました。ようやく山頂に到着、けっこう広くて人も多かったです。記念撮影するのに、小さな列ができていました。
山頂からも360度大展望でした。

やはり下るほうが、こわさがあり、時間がかかってしまいました。
ザックを細谷さんが背負ってくれるというのでお願いしました。
テン場に戻り、テント撤収。
山荘で高価ぽんジュースを買い、沸かし冷ましの水を500ccほど貰って、再びザックに荷物を詰めて、下山開始です。
少し登ってから、西遠見山まで急な下りが続きます。
岩や鎖あり、足元をみながら慎重に下っていきました。
その先は、紅葉の美しい中、緩やかなアップダウンがあり休憩を取りながら、進みました。木段の急な坂がしばらく続き暑さもあって、ヘバってしまいましたが、休憩をとってもう登りは無いということで、元気を出して最後の一時間下り続けアルプス平に到着。 展望リフト、テレキャビンに乗った時には、心底ほっとしました。 十郎の湯に入り帰葉となりました。

初めてのテント泊縦走に、緊張しましたが、メンバーのみなさんに、道中いろいろな知恵や知識を授けてもらいだんだん状況に慣れて、楽しんでくる事ができました。
参加できて本当によかったです。
ありがとうございました。


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仁田元沢・焼場沢遡行◆写真 

吉川です。
 渡良瀬川の源流部にあたる松木渓谷の松木村は、足尾鉱毒事件により廃村になった。煙害や山火事で草木が枯れ、山襞の荒涼とした景色を目の当たりにし、自然破壊の愚かさをひしひしと感じ、例年横目で見ていた植樹祭に参加してみようと思った。


17オロ山の山頂で初めての集合写真
 [オロ山の山頂]

【山域】日光 
【ルート】仁田元沢、焼場沢 
【登山方法】沢登り 
【メンバー】L柘植、寺門、澤田路子、吉川(記)


 仁田元沢:9/27(晴)
【行程】
9/26土気20:00-千葉駅北口-穴川IC-東北道-日光宇都宮道-銅親水公園(仮眠)
9/27銅親水公園5:10-仁田元沢スリット堰堤入渓6:50-最後の二俣10:40-石塔尾根11:00/11:30-オロ山12:00-沢入山13:20-中倉山14:00-林道15:10-銅親水公園16:00-やしおの湯-P(仮眠)


【内容】
銅親水公園の堰堤左側の階段を登り仁田元沢に架かる導水管の橋を渡り左岸の林道に出る。右岸の治山工事された山肌を見る。ススキの穂に秋を感じなが林道を進み、見慣れぬスリット堰堤の入渓地点に到着。ここで沢支度をして入渓する。ロープが下がっていたが、簡単そうで微妙に恐怖!今日の核心かも?降り立った相渓は、明るく綺麗で、大石がゴロゴロ、滝は小さくも淵は大きく青い釜を持っている。登れない滝はなく、大石を避けながら飛び石越えしたり結構疲れる。単調なゴーロ歩きに滝が変化をつけてくれたり、対岸の踏み跡に逃げたりしても穏やかな沢歩きが続く。

ようやく岩が苔むして両岸に笹が目立ってくると最後の二俣にでた。ここは右に進み背丈以上の笹を掻き分けるが、意外にあっさり石塔尾根に出る。松木川に裾野を下す皇海山はとても大きく目に飛び込んできた。皇海山から北東に延びる県境尾根の魅力的なこと!機会があったら歩きたい。大休止後、獣道の交差している笹薮漕ぎからコメツガの稜線を進み急峻なピークは、岩交じりのシャクナゲを縫って直登し、オロ山山頂に立つ。庚申山方面の山は錦に染まり綺麗だ。オロ山を下りきると笹から解放される。

稜線を境に南側は、背丈の低い笹原の穏やかな草原が広がり、北側はウメコ沢源頭の壮絶なガレが松木川になだれ込んでいる。左右あまりにも対照的な景色は、沢入山を越え中倉山までうねりながら続く。中倉山を過ぎた草原で、腰を下ろして休憩する。

後で解ったのだが、あの時眼下に見ていたのは、廃村になった松木村や、銅の精錬時に出る廃棄物の山を見ていたのだ。中倉山北壁は、松木ジャンダルムと言うらしい。
大平山は、そんな松木渓谷を包み込むように松木村跡に稜線を下していた。1499mのピークから南の尾根を600mひたすら九十九折の道を下り、林道に出た。今回の沢登は、沢の印象が薄く、石塔尾根のハイキングが、強く残る山行だった。みな疲労困憊!風呂上がりに明日の予定の沢の変更を話し合い、リダー案の鳴虫山北側の沢に決める。都合で帰る寺門さんと別れ、鳴虫山へ向かう途中のパーキングで仮眠。


 焼場沢:9/28<晴)
【行程】P-市営駐車場-化地蔵付近7:05-入渓7:16-ソウメン滝7:26-餅洗滝7:42-二俣8:06-銭洗尾根9:00/9:30-鳴虫山10:40/11:00-入渓地12:20-駐車場1:00-日光宇都宮道-東北道-帰葉


【内容】
心配していた駐車場も見つかり安堵!地図とGPSを頼りに沢に到着。沢支度をして、沢と言うより用水路のよう。右岸の荒れ地にふみ跡を見つけ進み、堰堤を三つやり過ごし入渓する。暗い沢であまり気持ちの良い沢ではなかった。入渓してほどなくGPSによるとソウメン滝が現れる。F1からF4までの小滝をソウメン滝と言うらしい。F1は、釜が深く右を小さく巻く。
後は問題なくF4まで越え、次の二俣を右が蛇沢、左はカニ沢ここは、本流のカニ沢に進むとナメの先に5、6mの餅洗滝だ。水流を登れば濡れるが、初めての滝らしい滝を登りたく水流を登る。苔むした石組の堰堤を幾つか越えると急なザレを這い上がり銭洗い登山道に出る。二か所の急斜面を登りきり合峰に立つ。ここは、冬峰の修験道だったとか。鳴虫山をピストンし、登山道を下る。観光客に交り含満淵を見学し駐車場に戻る。

 入渓する時、焼場沢を焼湯沢と読み間違いていたが、後でいろいろ調べてみると知らないで入渓して良かったかな?昔、火葬場があったから焼場沢と名がついたとか、餅洗滝は、捕獲した鳥獣の臓物をこの滝で洗い流したから、モツ洗い滝の異名があるとか言われているようだ。

 渋滞にもあわず明るい内に帰宅した。
 一日目が思った以上に重い山行だった為、二日目のエスケープできないルートを変更せざるを得なくなり急遽お手軽沢に変更した。課題の多かった今回の山行だったが、山の引き出しの多いリーダーに感謝します。同行のみなさんお疲れ様でした。


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子持山獅子岩アルパイン◆写真 

木更津の樋口です。
9月の最後の週末に、上州、子持山獅子岩を登攀しましたので報告します。
わいわいがやがや、とても楽しい賑やかな山行となりました。
アルパインとしては、なかなかないでしょうかね。

樋口と萱野さん以外は、初めての獅子岩マルチということで、リーダーとしては久々に緊張しました。終わってみれば、皆さん思い出残る山行となりました!?。


52 皆、素敵な笑顔。獅子岩天辺です。_R

【日時】2014.9.27
【山域】上州 
【山名】子持山獅子岩
【形式】アルパインクライミング
【参加者】CL樋口、SL大塚、庭田、萱野(香)、木屋(新人!)
【行程】
2014.9.27 木更津2:10発→誉田→越智→小仲台→西神田→・・・ 
子持山登山口 駐車場 06:55着
             07:15発
獅子岩登攀開始点  08:30着
登攀開始           08:50
登攀終了      14:50
登山口(下山)   15:45


【内容】
2014.9.27 曇りのち晴れ

登攀開始点に1番着!。
晴れの予報と思いきや、夜中に雨が降ったようで、岩が多少湿っている。
天気が良くなることを期待して、登攀準備に取り掛かる。
木屋君は初めてのマルチということもあり、緊張気味か。
大塚さんは、木屋君にロープの結び方を優しく指導する。
そうでした、大塚さん、SL断りなくお願いしてごめんなさい。
メンバーの経験度から決めさせていただきました、ハイ。

1-3ピッチは、「樋口-木屋、庭田」「大塚-萱野」の登攀組み合わせ、3-6ピッチは、「樋口-木屋、萱野」「大塚-庭田」の登攀くみあわせで。
リードですが、樋口班はオール樋口で、大塚班は2、5、6ピッチ目を大塚さん、1,3ピッチは萱野さん、もっとも難しい4ピッチ目を庭田さんがリードしました。

登攀時間が・・・ m(・・)m。。。
後続のパーティーものんびりしていて、助かりました。
原因はいろいろ、途中で、メンバーを入れ替えたこと、ロープが絡まったり、4ピッチ目の昇りに苦闘したことなど、いろいろありましたが、何故だが、不満は湧いてこない・・・、リーダーとしては全員無事に獅子岩登攀するよう目配りし(したつもり?)、思い出作りに写真撮影に忙しい。だから、あっという間に時間が過ぎて、天気も良くなり、獅子岩山頂で青空のもとで集合写真を撮れました。
皆さん、とても素敵な笑顔のようで。

帰りに子持ちの湯に立ち寄り、木曾御嶽山で噴火したことを知る。ちょっぴり複雑な気持ちになる。

―――

新人・木屋君はよく頑張りました。若いですから、どんどん難しいところを挑戦ください。
指導&フォローしますからご安心を。少しずつ独学もお願いです。
・・・
以下、木屋君の子持山獅子岩マルチの感想です。

【感想】
2度目のロープを使ったクライミング、初めての外岩だったが当然のように経験&技術不足を感じた。
1ピッチ登ってテラスで自己確保するもボルトに体重を預けることが恐ろしくてできず休めなかった。
高度感からくる恐怖で体がこわばり体力を必要以上に使い、ルート終盤では引っ張り上げてもらわなければならないほど。
登攀終了後、山頂からの景色はとても素晴らしかったものの、それまでの自分の散々なクライミングのせいで複雑な気分でもあった。
計画では7ピッチ3時間半だったが倍近くの6時間もかかってしまいパーティのみなさんには迷惑をかけた。
自分に反省することばかりで良かった部分が何一つなかったが、これも経験と思い次につなげたい。
CLの樋口さん、萱野さん、庭田さん、大塚さんありがとうございました。



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南米ペルートレッキング 

先月、あこがれのペルーマチュピチ、クスコなど南米トレッキング&旅行をしてきたので報告します。

山行部分
9月26日金 マチュピチ山3050m
9月27日土 ワイナピチュ山2750m


今回の旅のハイライトは、前からあこがれていたペルーのマチュピチ遺跡だ。

アメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムがマチュピチュ遺跡を発見したのは、1911年。ほんとに麓からは想像もできないような、幻の空中都市が広がっている。それを取り囲むように、3051mのマチュピチ山と2750mのワイナピチュ山が東西にそびえたってる。今回はマチュピチ村(2060m)に2泊して、その二つの山の上からも遺跡を眺めようという計画だ。どちらも麓の村からバスで遺跡(入口)まで行き、遺跡の中の登山口から登る仕組みで、初日の26日は、マチュピチ山。雨模様の中登山口でパスポートNOも含め、名前と国名等書き込んでゲートを通過する。最初は林の中を石段を登っていく。世界の様々な国の観光客が軽装で登って来るが、途中からは、石段は急になり、雨で滑りやすく、ちゃんとしたトレックシューズに両手が自由になるザックに雨具や水を入れておかないと危険である。遺跡から標高差600m約2時間弱で頂上だ。遺跡は1500年代位に作られたとされているが、この山の石段も同じインカ時代にインカトレイルの一部として作られたのだろうか?頂上には、古い東屋みたいな雨をしのげるものがあり、その先に600m下の遺跡群が、ガスの移動の合間に見え隠れする。その向うにワイナピチュ山がそびえ立っている。晴れていれば、4000m級以上の山々も見渡せる展望ポイントであるが、今日は残念ながらNG。

1時間20分ほどで下山し、遺跡の見学に入った。遺跡は5km2その半部は斜面に作られており、その周囲は、高さ5m厚さ1.8mの城壁に囲まれている。遺跡の内容は割愛するが、こんな山の上にこれだけの空中都市を作れた技術や根性?には、まったく恐れ入る。翌日は、朝早くバスにのり、6:30には、遺跡の東端のワイナピチュ山の登山口集合した。この山は、1日400人の入場制限があり、午前7時の回と10時の回で200人づつという事になっているのだ。

こちらは、事前に入山チケットを買った人のみであり、ゲートでの名前パスポート#を前日同様記入し、下山時もチェックを入れて、厳密に入退場がコントロールされている。ワイナピチュは、ゲートからの標高差は300mほどだが、マチュピチ山よりずっと急峻で、かなりの壁面にワイヤーが這わされている。こちらも石段トレイルが基本で、よくぞここまで整備されている。500年以上も前からである。頂上付近には、幅3~5mのだんだん畑が何十段も続いており、遺跡のさらに300mの上の急峻な頂上付近にも見張り小屋や何らかの生活施設があったようだ。ほんとにどうやって石を運び積み上げて要塞?をつくったのか全く想像を絶する。頂上では、幸い天候に恵まれて今日は300m下の遺跡が良く見える。写真を撮りながら1時間ほど、この絶景の空間を楽しんだ。下山して1時間ほどで、荒天となり雨宿り状態となる。その後90分ほど待ってみたが天候が回復せずで、長蛇の列で下山バスを待ち、早めに村に戻った。そしたら1時間もせずに天候は回復し、日が出て衣類を乾かす時間となった。

目まぐるしく変わる山の天気に2日間とも翻弄されたが、インカ文明恐るべし、悠久の南米の文化、遺跡、景観を存分に楽しむ旅となった。

マチュピチ遺跡は、旅行会社でパックツアーがたくさん出ているが、もし遺跡見学に行くなら、ワイナピチュ山へは、(事前入山券が必要だが)是非とも登って頂きたいと思う。

ご参考:<全行程> 
成田→サンディエゴ9月17日
22日ペルー リマIN→クスコ→マチュピチュ→クスコープーノ(チチカカ湖 ウロス島) (ペルー)
ボリビア コパカバーナ(太陽の島)→ラパスーウユニ(ウユニ塩湖2泊3日ツアー) (ボリビア)
ウユニ→ラパス→サンタクルス  (ボリビア)
イグアス→ブレノスアイレス(アルゼンチン)
ブエノスアイレス→(AA ダラス経由)→サンディエゴー成田 アメリカを含む全行程32日間

髭の自由人 村尾 憲治

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燕岳~常念◆写真 

菊池です。
燕岳-常念岳・2泊3日の縦走を3日間にわけて報告いたします。

35 大天井岳山頂で
 [大天井岳山頂で]

【山域】北アルプス南部:燕岳―常念岳
【日程と天気】2014年9月26日~28日 3日間とも晴れ
【メンバー】CL菊池・菅井・山内・安岡
【行程】しゃくなげ荘からバスー中房温泉―合戦小屋―燕山荘―燕岳頂上―燕山荘泊
2日目:燕山荘―大天井岳―常念小屋―常念岳―常念小屋泊
3日目:常念小屋―一の沢ルートを下山―しゃくなげ荘―常念坊にて入浴

以下、山内さんからの1日目の報告です。


①出発1週間前から台風16号が日本列島に接近してきて天候を心配しましたが、出発前日に台風が通り過ぎ、台風一過の素晴らしい好天に恵まれた素晴らしい山行でした。 
私(山内)は北アルプスの表銀座コースを歩いたことがなく、また安曇野には過去何回かは来ていて町内から遠くに見える遥かなる山並みを見ては何時かは縦走してみたいと思っていましたので、今回その一部分の燕岳から常念岳へと続く稜線を縦走するという計画が出た時から山行前日までまるで子供心に帰ったかのようにわくわくしていましたが今回の山行はその期待を裏切ることのない本当に素晴らしい山行でした。

②紅葉の素晴らしさ、またライチョウ(雷鳥)にも会え、さらにはブロッケン現象にも出会えるという変化にとんだ山行にもなりました。

③全行程での紅葉は本当に素晴らしい物で 山行初日の26日(金)には合戦小屋と燕山荘の中間くらいのところで、大型カメラで盛んに紅葉を撮っている人物がいまして、なんとその方が燕山荘のオーナーの赤沼さんでその場で話を聞きますと今年の紅葉は、そして本日の紅葉は近年にない本当に素晴らしい紅葉であると言っておられました。

8月の低温の影響とかでナナカマドの赤とダケカンバの黄色が一緒に重なり見事としか言いようがないとのことで(ここ数年はダケカンバが黄色に染まることもなく、またあってもナナカマドの赤とは時期がずれ一緒になんることが無いと言われていました)我々は本当にラッキーで 登るのと、紅葉を見るのと、写真を撮るのなどなど忙しい山行でした。
又全行程で快晴に恵まれ、北アルプス南部の核心をなす山々はもとより、裏銀座、後立山、薬師岳~剱、立山連峰、針の木岳まで終日一望のもとで、紅葉に映える天空の縦走路を心行くまで楽しめました。

1.25日(木) 21時 千葉駅で菅井さんの車に山内が乗車。 21時40分 京成津田沼駅で安岡さん乗車。

2.26日(金)

(1)1時30分 安曇野のしゃくなげ荘の駐車場にテントを張り3名(菅井、安田、山内)で仮眠。

(2)6時30分 菊池さんと合流。 車2台合流。 いつものようにお互いの移動ですが、今回は燕岳の登山口と常念岳の下山口が離れているので安曇野のしゃくなげ荘の登山者用駐車場に車一台をもう一台は常念岳の下山口の一の沢駐車場にもう一台を置いておく。

(3)7時10分 登山口へバスで移動  8時00分 燕岳登山口 中房温泉到着

(4)8時10分 中房温泉登山口 出発。 合戦尾根へと取り付くが、合戦尾根は北アルプス三大急登のひとつに数えられていると聞いていたので、それなりに構えたがやはり人気のコースで良く踏み固められていて、ゴロゴロした岩石もあまりなく登りやすい登りでした。

(5)第一、第二、第三ベンチの間はほぼ一時間間隔で登り、合戦小屋で小休憩でスイカを食べたのが本当においしかった。

(6)13時 燕山荘到着 手続き、荷物を置いて燕岳に向かう

(7)14時 燕岳到着 風化した花崗岩の奇岩、怪石(イルカの形)の間を登り、2763メートルの山頂からは文字どうり
360度の素晴らしい眺望が展開していました。
又来た道を引き返し 燕山荘に到着。

(8)超人気の山小屋の燕山荘は週末は、いつも大変な人数で込み合うそうで、今回は金曜日の平日が良かったのか混んではいましたが、部屋は相部屋とならず1部屋が我々4人だけでくつろぐことができました ラッキー!
夕食前に生ビールを飲むためにサンルームへ向かい、山々をみながら生ビール(中ジョッキ)800円で乾杯 このおいしさは何とも言えません。酒の苦手な人のためにはケーキセット(950円)もありましたよ。
それにしても標高3000m近くで生ビールやケーキが味わえるなんて本当に良き時代ですね
食事の後半にはオーナーの山の話と恒例となったアルプホルンの演奏がありました。

(9)夕日の観賞  中腹より上は雲一つない快晴で、山の下は雲海にすっぽりと覆われていますが、遠くに裏銀座、後立山、薬師岳~剱、立山連峰、針の木岳まで雲海に頭を出している中、太陽が沈みゆく夕日はこれまたすばらしいものでした。


27日:燕山荘7:15―大天井岳・槍ヶ岳方面分岐11:20―大天井岳山頂12:30―常念小
屋15:50―常念岳山頂17:10常念小屋帰着18:10


燕山荘の開放的な雲上のテラスから雲間の美しいご来光を望んだ。昨日同様に空は晴れ渡って上々の朝。

雲の大海原に浮かぶ富士山や八ヶ岳連峰、浅間山などを眺めながらドリップコーヒーをいただいて出発。
今回は時間に縛られない紅葉狩り・撮影山行なので、気分は終始のんびり・ゆったりです。

小屋のオーナー赤沼さんは早朝から撮影に余念がない様子、選ぶのに困るほど素晴らしい画像がたくさん撮れたことでしょう。
行く先の常念岳から槍ヶ岳、それに続く裏銀座の山々、北は白馬岳あたりまで、山のヒダ一つ一つを数えられるほどに空気が澄みきって最高に爽やか。双六岳から北に向かっては一目で森林限界がわかるように、赤・黄・緑の帯が山肌を覆い、想像もしていなかった北アルプスの全山紅葉の光景に大感激でした。

30分ほど歩いたところで「お弁当受け取るの忘れた!」とCL。つかの間逡巡したのちに取ってくることに。
ネットで下調べしてとても楽しみにしていたとのことで、第一にもったいない!という結論でした。
戻ってもいいんです、今回のテーマはのんびり・ゆったりですから。
残る三人は小ピークに陣取って他の登山者の方々と歓談したり山座同定したりして、見ても見ても見飽きない景色をたっぷり楽しみました。

再び合流して再出発。巨大な立派なガマに見える蛙岩(げえろ岩)通過。「ガマになんて全然見えない!」と言いはるSさんに「見てあげましょうよ」と大人なKさん。二度目でも楽しめる奇岩や変化に富んだこのコースは歩いていてとても楽しい。

大天井岳への登りでまたまたライチョウに出会う。幼鳥の柔らかそうな羽にくるまれた足で闊歩する姿がなんとも愛らしい。
ピークを踏んで、いよいよ全員にとって初めての常念岳までのルートに入る。
ゆるやかなアップダウンのおおよそ3時間のコースは、ハイ松と鮮やかなワインレッドが目を引くウラシマツツジがグランドカバーのように広がっているのが特に印象的だった。
上高地、西岳、涸沢のこの秋一番の色彩も目に映る素晴らしい縦走路は撮影ポイントだらけ。そうこうしているうちに多少時間が押してきているとみたリーダーが、小屋のチェックインのために先行隊を出した。全員が小屋に揃ったのが15:30分。やや遅めながら、夕食時間を7時前に振り分けられたことと明日の下山を考えて、サックリ登頂してこようということになった。記憶の中では登り応えのある常念岳はやはり岩ゴロで険しく、思った以上に時間がかかった。

そのうち山頂をガスが覆ってきて一気に夕刻の気配が迫ってきた。
ところがである、四人中三人がヘッデンを持参しなかったことが判明。山頂直下に迫っていた私と初登頂を目指すYさんに記念写真だけ撮って即刻下山という指示が出た。残念ながら視界が悪い中での撮影を済ませて速やかな下山体制に入った。

下りこそ要注意、足場の悪い登山道を慎重かつ内心急いでそろりそろり確実に下って行った。薄暮にさしかかってきたところで念のためにヘッデンを最後部から照らして使用。小屋に戻ったのは18:10分、幸い秋の日がストンと暮れ切るるまでには至らずやれやれでした。スリッパがなくても床が冷たくない常念小屋はアットホームな雰囲気で快適だった。
未踏の大天井―常念の間を埋めてこよう、くらいの軽い気持ちで参加した今回の山行でしたが、夏とは全く違う北アルプスの紅葉の大パノラマを堪能した、最高の山旅となりました。


菊池です。
3日目は常念小屋から一の沢林道終点のヒエ平に下る、歩程3時間余りのルートです。


私にとっては中房温泉―燕岳―大天井は2回目、常念岳と常念小屋も2回目であったが、人気ナンバー1の燕山荘への宿泊と大天井岳―常念小屋の未踏ルートの制覇、そして紅葉の北アルプスを満喫することを目的とした今回の山行はメンバーと好天とタイミングに恵まれ目的をすべて堪能できました。初体験の燕山荘は、設備・快適さ・気配り、食事・お弁当、どれをとっても、さすが全国人気ナンバー1の山小屋であることが実感できました。

この時期やや早いと思って計画しましたが、今秋の紅葉は1週間ほど早いようで、どこでも素晴らしい出来栄えのようです。ジャストタイミングの全山錦秋の3日間とも「うわー」「素晴らしい」「すっげー」を連呼してやみませんでした。
そして最終日、日当たりの良い沢沿いに下るルートは最高の赤を演出していました。

ゆっくり、紅葉を愛でながらの下山は約3時間半、11時前に駐車場に到着、安岡さんお勧めの趣のある常念坊で汗を流し帰路につきました。

山内さんと安岡さんは極めて健脚!!、5歳年上の菅井さんと私はほぼ同じペース、二人で体力・脚力の衰えを実感しながら、年齢を重ねるほどトレの重要さを再認識しました。

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笹子雁ヶ腹摺山東面直登沢遡行◆写真 

【山域】笹子雁ヶ腹摺山東面直登沢
【日時】9月23日 
【メンバー】CL柘植 石橋(記) 
【行程】笹子駅9:20~米沢川取付10:30~二俣~東面直登沢~笹子雁ヶ腹摺山~笹子駅

06笹子雁ヶ腹摺山の山頂
 [笹子雁ヶ腹摺山の山頂]

久しぶりに中央沿線の笹子駅からから歩いて行かれる笹子雁ヶ腹摺山に沢から登ってきました。

笹子駅から国道20号線を笹子トンネルまで歩き、トンネルから米沢川に沿ってしばらく歩くと道が狭くなり、沢の取付きに到着。ここまで来ると米沢川は涸沢状態で水も少なく暗く岩も崩れやすそう。
歩き出すと大きな堰堤があり、堰堤の上は土砂で埋まっていた。
沢は伏流になり、2月の大雪での土砂崩れが見受けられ荒れ放題。
岩や木々が崩れているので木をまたいだりくぐったり歩き難い。

鹿の泣き声とともに姿を発見。この山域で鹿を見たのは初めてかも・・・
そこを抜けると二俣880mでやっと沢らしくなり陽がさして明るくなった。右俣は米沢山に突き上げているよう。
左俣の直登沢に入ると側壁の岩も安定してきたので急斜面をどんどん登る。
岩場を抜けると樹林の不安定な土の斜面になるが、足を滑らさないようにしながら登る。
稜線を目指している時に登山道から落ちてきたらしい標識を拾い、柘植さんが登山道まで持ってくれた。
ほぼ笹子雁ヶ腹摺山の頂上に突き上げることができ、遡行を終了した。
頂上で一息してから南尾根を下山し国道20号に出て笹子駅に到着。

9月20~24日の3泊4日の山行には今季の不安定な天気予報に振り回されて行かれなかったが、小粒ではあるが笹子雁ヶ腹摺山東面直登沢はコッピッと楽しめました。


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小菅川本谷遡行◆写真 

ちば山木屋です。
20~23日で信濃又河内‐光岳‐大根沢山のルートでの計画に参加したものの、天候が安定しないため小菅川本谷へ行ってきました。


メンバー:CL柘植さん/石橋さん、加藤さん、木屋(記)
日向沢登山口7:45→12m大滝10:00→巡視路(終了点)11:30→フルコンパ小屋跡12:15→日向沢登山口13:20


04結構釜は大きく深い
 [結構釜は大きく深い]

20日早朝千葉を出発し、ポツポツと車のフロントガラスをたたく雨に不安を募らせながら小菅村に向かう。天気は曇り、7:45分入渓。入渓してすぐに2つの大きな堰を巻く。しばらくゴーロを歩いていると中流部に入り、滝が現れる。
沢はところどころ倒木、斜面の崩壊により荒れ気味。中流部の終盤本日のハイライトとなる12m大滝が出てくる。さすがに立派であり、見入ってしまう。上流部に入ると気温が下がり水温も冷え、ついつい水に濡れないように歩こうとしてしまう。
このあたりからバテ始めて歩くのが精いっぱいとなり終盤ルート間違えを起こしかけ、石橋さん柘植さんに呼び止められる。
終了点の作業道に11:30に到着。広くて平坦な作業道&登山道を下る。
フルコンバ小屋での休憩をはさみひたすら下山。道はよく作られているがあまり高度を下げずだらだらと長い。
途中途中にきのこが点在しており石橋さん、加藤さんがきのこ狩りに夢中になる。
継続して長いが快適な登山道を下山し13:20に出発地点の日向沢登山口に戻る。
その後小菅の湯にて入浴、食事をとり帰葉。

感想:当初の計画が流れたのは残念だったが帰宅後体調を崩した結果から考えると日帰りでよかったかもしれない。
また今回は先頭を歩かせていただいていい体験になった(先頭を歩いたおかげで初めて川の中の魚を見ることができた!)。
また、小菅の湯はぬるくなく熱くなくの絶妙な湯加減で非常に気持ちの良い湯でおすすめです。
リーダーの柘植さん、メンバーのみなさんありがとうございました。


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大滝沢遡行 

9月の平日山行であこがれの大前大滝沢に行ってきました。

H260918 大滝沢  

【日程】2014年9月18日(前夜発)
【山域】南アルプス 甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳
【メンバー】CL辻本、SL内堀、今泉、藤、松原、萱野(香)、前田、古関(報告)
【行程】
9/16 千葉21:30出発  25:30峠駅(仮眠)
9/17 滑川温泉下7:40~滑川大滝10:00~終了点1300m付近枝沢14:30、登山道~滑川温泉15:30

【内容】

 福島市出身の古関にとっては、大滝沢は故郷の近くにある名所。昨年から何度かお誘いがあり行ってみようと思っていましたが予定が合わず、今回初めて行くことになりました。

 21時に千葉駅北口に集合し、米沢に向けて出発。大型のバンに全員乗車して、渋滞も無い快適なドライブで峠駅に到着。昔の在来線駅のスノーシェードにテントを張って仮眠する。当夜は保線工事を行っており、多くの作業員が峠駅で線路の取り替えを行っており、少しうるさい状態。平日なので他のパーティは居ませんでした。朝起きてみると峠駅の全貌が把握できた。この様な山岳の駅を新幹線が通過するのはすごいものだ。小さい頃来た時は、スイッチバックしながら電車で上がって来たのに。。

 滑川温泉から数分の入渓地点に移動。入渓地点の橋からの展望から、快適な沢歩きが期待できた。
天候は曇り、昨夜から寒気が入って気温は低め。なるべく濡れないで遡行したい。そう考えていたのもつかの間、1つ目の滝でU堀氏が足を滑らせドボン。沢の水は鉄分が高いのか、岩肌は褐色の鉄色になっている。鬱蒼とした木々もなく、明るい沢。遡行して楽しい。沢登りの時にいつも感じるのだか、水に削られた岩を歩くと、地球の地殻を直に歩いているようで、感無量です。暫く行くとウオータースラーダーに最適なU字の流れがあった。辻本さんにそそのかされて前田さんが一つ返事でトライ。
さすがです。歓喜の様子は写真を見てください。(ずぶぬれの彼女はその後寒かった様です。)

 入渓地点から2時間半程度で滑川大滝が見えてきた。落差110m、日本100名滝に名を連ねる滝です。
こんな落差の滝をまじかで見たのは久しぶりです。上のほうは垂直に近く、下方につれて傾斜が寝て白糸状に広がり水が落ちています。帰宅後にインターネットで調べてみると、夏・冬とも滝を直登されているようで、記録が結構ありました。大滝を見て休憩。煩悩に満ちたT本氏,M原氏は大滝直下で滝行、欲を落としています。見ている人はそれだけでお腹いっぱい。

 滑川大滝は左側の斜面を巻いて上部に抜ける。その後はナメと滝が続き、2-3回ほどロープを出してもらった。スタンス・ホールドもたくさんあり、直登できる。昨年よりも水が少なくとのことで、問題はなし。辻本さんの履いていた沢靴のアクアステルスのソールは、この沢では抜群のグリップ力だそうで、大滝沢専用にしているとの事。温泉成分が流れている魚がいない川なので、苔や藻が無いからだと思う。辻本さんは急なナメ滝を二足歩行で登っていくが、フェルト靴の後続者は怖かった。釜と滝の連続で、高度を徐々に上げていく。平日なので沢を独り占めです。暫らくすると巨石のゴーロとなり、1300m付近の枝沢から登山道に抜け、遡行終了となりました。

 登山道は廃鉱山のトロッコ道です。軌道やトロッコの台車が残されていました。2時間半程度で滑川温泉に下山。福島屋で入湯。匂いはあまりきつくない硫黄泉で汗を流し、疲れを癒しました。

 気になったので大滝上流の鉱山について調べました。私の生まれたころにはまだ操業していたようです。
知らなかった。。。。

「滑川鉱山」

1941 年の本格採掘以降,70 年の閉山までの30 年間,褐鉄鉱が採掘されていた鉄鉱山。滑川鉱山は,そのわずかな歳月に「東アジア・太平洋戦争」の遂行,「戦後復興」と「高度成長」を支える役割を担わされ,やがてあわただしく歴史の舞台から去っていった。
 採掘された鉄鉱石は,トロッコや架空索道などによって奥羽本線の峠駅まで運ばれたあと、貨物列車に積まれ, 米沢や坂町を経由して東新潟港まで行き,そののち船で八幡製鉄所まで運ばれていった。鉱山は1970年(昭和45年)に閉山となった。


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湯ノ又沢・赤湯又沢・虎毛沢遡行◆写真 

こんにちは
お世話になっています。
ちば山の澤田(路)です。

9月12夜~15日に湯ノ又沢・赤湯又沢・虎毛沢を遡行してきました。
その報告です。


17有名な亀甲模様のところに到着
 [有名な亀甲模様のところに到着]

メンバー CL柘植秀樹 渡辺理恵子 石井恵子 澤田路子

9/13(土) 湯ノ又温泉跡9:30→湯ノ又沢入渓地点9:50→稜線12:30→赤湯又沢下降点12:50→15:20オンドル付幕場


 前日仮眠した「あら伊達な道の駅」を朝6時近くに撤収して下山予定の虎毛山登山口に車を回す。リーダーの粋なはからいで、残りのメンバーは途中の国道沿いで車を降りて一足早く国道を1時間半程歩いて本日の入渓地点である湯ノ又温泉跡に向かう。車を置いてからその分多く歩くリーダーには感謝。最終日に下山後ここを歩くより初日の元気な朝一の方が歩くのも苦にならないだろうとの判断だ。

 のんびり朝の風景を楽しみながら湯ノ俣沢へと道を分けるところで待っているとほどなくリーダーも到着。看板に従い湯ノ又沿いの林道を行くと湯ノ又滝の看板があり、なるほど奥にりっぱな滝が見える。登山道はさらに湯ノ又沢沿いに続くが、二つ目の橋で身支度して入渓。登山体系の紹介では明るく易しい沢と記載があるだけで、50mや10mのナメはあるらしいが遡行図もあっさりしている。実際の渓相もその通りで、人口的に作られた舗装道路のような凝灰岩のナメが続く。森の中を滑るように流れる水流の奇麗さに見とれながらゆるりとした気分でひたひたと歩く。いくつか出てくる小滝も難なくいつの間にか通過という感じ。850mの二俣を右にとり900mでも右をつめていくと最後は根曲がり竹の急斜面の藪に突入。腕力勝負で20分程がんばるとほぼ予定通り登山道1200m地点に出る。登山道といっても高松山まで足を延ばす登山者は少ないのか生茂る草がかぶさるような道である。

 地形図とGPSから当たりをつけた下降地点に来ると赤布の目印もあり、踏み跡らしきものもある。いよいよ赤湯又沢右俣より本日の幕営地である赤湯又の野湯をめざしての下降。源頭部は傾斜もきつかったが、水流が現れ明瞭な沢筋にはいるとやがてナメの渓相になる。下降となると見た目以上に滑るところもあり、慎重に足を運びつつも滝らしい滝もなく快適に下降していく。そのうち雷鳴が聞こえたと思ったらいつの間にか空が暗くなりあっという間にスコールのような雨が降り出しあわてて雨具を出して着込む。途中から温泉の匂いがして、水も濁りだし、岩の色が赤茶けてくると、いよいよオンドル幕営地近しという感じがする。いつ間にか雨もやんで前方にたなびく煙が見えて、たき火の匂いがしてくると、程なくあちこちから蒸気が吹き上げるオンドル台地に到着。先行パーティーのターブとたき火の炎が目に入る。実はこの先行パーティーは澤田のもう一つ所属する“都職山の会”のパーティーであり、入山情報も入っていたので予測の範囲。見知ったメンバーなので勧められるままに遠慮なくよく燃えているたき火にあたらせてもらい、びしょぬれになった衣類も乾かせて有り難い。切干大根の煮物や途中に収穫したブナはりのバター炒めのおすそわけも美味しかった。

 そしてここに泊る最大の目的だった野湯はといえば、残念なことに昨年あったすぐ下の河原に見つけた快適な野湯はすっかり壊れて緑の苔が漂う湯だまりになり、反対の沢筋の三段の野湯は昨年以上に荒れてせいぜい足湯がいいとこという状態になっていた。温泉工事をする程の意欲も湧かず、そのままプチ飲みタイム。ちば山パーティーは共同の白米を炊くだけなので、特にすることもなく、夕時までもらいたき火でゆったり過ごす。こういう時間が沢ならではの至福の時。各自のおかずで簡単夕食を済ませ、やがて満天の星が谷間の空を埋め尽くす。地面は適度なオンドル状態でシュラフカバーだけでもぬくぬくと快適に寝って朝を迎える。


9/14(日) 幕場6:50→虎毛沢出合8:30→13:30二俣上の幕場

 本日は“都職パーティー”の釣り好きメンバーが2時間程先行して虎毛沢からは釣りあがって遡行しているらしいので、追いこさないよう調整しながらのんびりと遡行することになる。オンドルの幕場のすぐ下流にも噴煙の吹き出す所があり、よく探せば他にも野湯適地があるのかもしれない。

 とりあえず虎毛沢出合いまではあまり変化のないゴーロ歩きの下降である。ゴーロに飽きる頃ミニゴルジュの中の3m滝を降りると虎毛沢出合いとなり遡行がはじまる。本日はお天気も良く幕営地までの遡行時間もそう長くないので、美しいナメの沢をのんびり楽しむことに徹して歩けることが嬉しい。ゆったり蛇行するナメ、小滝が落ち込む小さな釜でも透き通る緑の色合いはもちろん岩質のせいかナメのそこここに小さく奇麗にえぐれた窪みがあり、これもまた美しい。660mあたりからよく記録にある亀甲模様のナメ床がかなりい広い範囲で出てくる。まさに自然が作った芸術品である。鮮やかに咲き誇る紫のトリカブトが一層映える。さらに朝の陽射しが揺れる水面のレンズを通してきらきらと沢床に見事な文様を映し出し、おもわず「きれい!」と女性陣から声が出る。カメラのない澤田を除いてそれぞれマイカメラを出して撮影に余念がない。ナメ滝らしくところどころそれなりに微妙なへつりもあり、へつりきれずにどぼんもあり、泳ぐ程ではないにしても「どうせ濡れたから釜や淵に入ってしまえ!」とけっこう水と戯れ楽しむ。緊張感のある激流や高度感のある渓相ではないから落ちても大丈夫という安心感があるからこそだろう。今となると特定できる記憶はないが、時にお助けを出してもらった箇所もあったものの、まさに私好みの癒し系の沢である。

 そして高度計が示す720mあたりで左に沢を確認し、その先の左岸台地には先行していた“都職パーティー”のタープが張られており、その上の台地をわれわれの本日の幕場として遡行を終了した。こ時点では高度からも地形図、遡行図からも二俣はこの先に出てくるものと思いこんで疑わなかった。今思うと大いに反省。

 まだ時間は早く、薪集めも済んで、とりあえず夕食の支度まで自由時間になり、澤田は遊びがてら釣りざお片手に上流や枝沢へとうろうろさせてもらう。しかしどちらも先行者が釣り糸をたれているのでボウズのままあきらめて「せっかく時間をもらったのにごめんなさい」とすごすご天場へ戻る。途中釣りざおを出そうとした時に昨日同様夕立のような雨がふったが、一時のもので、テントでやり過ごした後はたき火を囲んで、昨日同様のんびり過ごしたのは言うまでもない。


9/15(月) 幕場6:30→左俣途中引返地点7:50→二俣8:30→虎毛山付近稜線11:50→14:40虎毛山登山口(クルマデポ)

 本日も天気はまあまあ。湯だけを沸かして各自の朝食を食べていると、“都職パーティー”が「お先に」と先行していく。歩き出すと間もなくナメの小滝。昨日は釣りでここまで来たが、フリーでのクライムダウンは厳しいと思い先へは進まなかったが、見た目よりは登りやすかった。その後もそれなりに微妙に緊張するナメ滝がいくつか出てきて、なかなか二俣が現れないと思っているところにやっと左岸に沢を確認。しかし幕場から離れ過ぎていることに疑問を感じつつリーダーが改めてGPSで確認すると、どうやら右俣を見逃してすでに左俣を遡行しているよう。傷は浅いとすぐに二俣をめざして戻る。結局往復のロスタイム2時間で二俣を確認し、しきり直しとなった。

 しかし恥ずかしながら、澤田はこの時点でも昨日の天場直前の枝沢が右俣だったとは思わず、ただうっかり右俣を見逃しただけと思っていた。原因はいくつかの現在地判断条件を最初に思いこんだ判断に都合のいいように解釈したことと思われるが、あらためて思いこみの危うさを実感する。

 傷は浅いと元気をとりもどして右俣に入ったが、しばらくくは何の変哲もないゴーロが続く。その後はびっくりするような大木が沢筋全体を埋め尽くすように横たわる倒木帯をうんざりするくらいひたすらくぐったり、かき分けたり、よじ登ったりの連続であった。特に下流部は最近のものらしく、真新しく大きな根ごとなぎ倒されている様子は痛々しい。遡行図上のナメ滝はほとんど倒木の下で埋まっているようだ。初めて滝らしい滝がでてきたのは7mロープ使用と記録に出ていた滝。リーダーが空身でトップに登り、ザイルを出してもらって通過。その後の小滝はおたすけを出してもらう箇所もあったが、水が涸れた後も明瞭ですっきりした沢筋をつめていくと、いつの間にか根曲がり竹の急斜面の密藪に入り、30分程必死に漕いでいると、稜線の登山者の声が聞こえてくる。しかし「やったー!もうすぐだ」と思えてからもシャクナゲ混じりの最後の急な密藪にあと10歩がなかなかやっかいでもがいてもがいて登山道に出る。

 分岐で沢装備を解き、これですべての遡行を終了した安堵感と満ち足りた気分で、虎毛山のピークはスルーして、下山を開始。急斜面の登山道をじぐざぐに下った後は虎毛山自慢のブナ林にこころを和ませ、崩壊による巻道を登り降りして、車が見えるのを今か今かと期待しながら工事車両が追いこしていく林道を歩いていく。そして3時間弱で懐かしい柘植車に戻る。なんとほどなくすると先行した“都職パーティー”が下りてきて、聞くと左俣をそのまま遡行し3時間近い藪漕ぎを強いられた後、虎毛山を踏んでの下山とのこと。間違った情報の発信元として責任の一端を感じ、恐縮しきりである。

 今回澤田にとってはちば山の初の泊り沢。予想通り食事、テント、たき火などなど今までの経験とは違うやり方を体験して、カルチャーショックも色々あった。判断ミスの反省は反省として思った以上に天気にも恵まれ東北らしい沢旅を楽しんだ3日間だった。新人の澤田を気持ちよく受け入れてくれたリーダーとメンバー皆さんに感謝である。


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針ノ木古道◆写真 

吉川です。針ノ木谷は何時か歩きたいと思っていたところ、針ノ木古道を復活させている事に興味を持ち出かけてきました。今回歩ききれなかった部分も探ってきたのでそのうちトライしてみようと思っています。

P1070854_1.jpg

【山域】北ア北部 
【ルート】針ノ木岳~五色ヶ原~黒部湖 
【登山方法】小屋泊り縦走 
【期間】9/13~15 
【メンバー】単独 
【行程】
9/13 茂原3:15-大宮IC-中央道経由-安曇野IC-扇沢登山口9:00-大沢小屋10:00-針ノ木峠12:45-針ノ木小屋泊
9/14 針ノ木小屋4:40-本谷出会6:23-大高巻7:27-南沢出会9:17-平ノ渡場9:50/10:10-平ノ小屋10:35/11:00-刈安峠11:55-2362ピーク14:08-五色ヶ原山荘14:50泊
9/15 五色ヶ原山荘5:00-ザラ峠5:25-獅子岳6:15-獅子谷鞍部6:30/6:54-竜王岳7:51/8:23-一ノ越9:00-東一ノ越9:44-黒部湖湖畔11:54-トロリーバス12:40-扇沢1:00-薬師の湯-上信越道-関越道経由-帰葉


【内容】
9/13(晴)
8時頃扇沢に到着したが、駐車場が込み合っており駐車スペースを捜し歩いているうち係員が駐車場の誘導に現れやれやれ!広い駐車場に通されほっとする。見慣れた登山口今年の五月歩いた登山道を進む。
人混みから解放され一人静かに木々をくぐり抜け歩く。今晩は、布団一枚に二人との事なのに人の気配がない。大沢小屋は、もう閉まっていた。ブナ林を抜け明るく開けた登山道には、名残りの花たちが疲れをいやしてくれている。上を見ると登山者が点々と列をなしている。自分は登山者の後方を歩いていたのです。マヤクボ沢を左に見送り九十九折の登山道を上がりきると針ノ木峠に立つ。
五月に山スキーで、シールでは登り切れなく板を担いで登ったが、雪のない時見ると傾斜のきつい事がよくわかる。

小屋泊まりの手続きを済ませ。気になる明日のルートの情報を小屋の人に聞き、登山道が涸れ沢に変わるところ、標高2150m付近まで、400m下って偵察をした。身軽でも登りに一時間もかかった。とりあえず、明日暗い内に出発する不安は軽減する。その後、針ノ木岳に向かったが、ガスが出てきたので、途中で引き返す。
窪地に残雪のマヤクボ沢を眺め、急斜面を勇気をもって滑り降りた時のことを感慨深く思い出に浸る。針ノ木小屋の自炊場は、快適でしたが、夜いびきに悩まされ、小屋泊まりの弱点に気付く!

9/14(晴)

月あかりとは言え谷に向かうのは、気持ちの良いものではなかった。水が出てくる頃は明るくなりホッとするも束の間、ぬめる石に四苦八苦!登山靴での微妙なヘツリ、それなりの藪、水量も多くなり、先々の不安にかられながらも開けた本谷出会に出た。有料道路であった明治の頃には牛小屋があったと言うが今は跡形もない。岩の道しるべに従い右岸、左岸を飛び石にて渡渉の繰り返し、沢中で行き詰り振り返ると踏み跡のあるヤブにテープが下がっている。
沢に平衡した踏み跡は、イメージしていた古道を思わせてくれる場所もあったりする。右岸の高巻きに入り気持ちは一段落し、涸れ沢で一休み中に初めての登山者に会い、お互い情報交換する。濡れる渡渉が二か所あるとか・・・その後高巻き中に四組のパーティとすれ違う。ほとんど足元は濡れているようだった。大高巻も終わり、問題の渡渉が二か所あった。一箇所はビニール袋を履いて、もう一箇所は靴を脱ぎ、素足でも滑る岩を慎重に渡る。南沢出会いのこの辺りは、地図の道が変わっていた。

間が良くば10時20分の渡し船に乗りたく速足で歩く。下の廊下を思い起こすような水平道を進み渡場に到着。渡し船の待ち人の最後部に並び予定より2時間早い船に乗れた。黒部湖の船上より針ノ木谷をしみじみ眺め幸せを脳裏に閉じ込める。
計画では、この平ノ小屋で泊まる予定だったが針ノ木谷を思ったより容易に下れたので、大休止後、五色ヶ原を目指す。ヌクイ谷に沿ってブナ林の歩きやすい登山道を暫く進み、急な尾根を300m登ると刈安峠に出る。ここから、五色ヶ原を望むまで永遠に終わりのない道を歩いているように長く感じた。

右手下の中ノ谷を眺め佐々成政は、豪雪の時この谷を歩いたの?とか、花の写真を撮ったり、気を紛らわしながら足を進める。今回の山行でこの尾根歩きが一番辛かった。湿原の木道に立ち五色ヶ原の展望を得た時は、大変な感動でした。コーヒータイムをたっぷり取りメルヘンチックな景色を堪能する。
鳶山、鷲岳をバックにのどかな草原が広がり小屋に続く木道に導かれ山荘に着いた。自炊場は、立山方面の山を望める場所にあった。夜は、一部屋に女性三人で快適だった。

9/15(晴)
日の出まじかにザラ峠を通過し、ザラ峠の偵察はできず、獅子岳と鬼岳の鞍部からと、龍王岳近くから湯川谷を覗き、沢筋や獅子谷を確かめる。天気さえ良ければザラ峠へ詰められそう。鬼岳、龍王岳は、岩場通過だがいずれも山頂は極めない。
一ノ越への下りでは、立山の雄大な素晴らしい景色を楽しむ。室堂から雄山を目指す登山者の列に切れ目がない!一乗越のトラバース道から、今歩いてきた岩山を見ると、獅子、鬼岳は、角のある鬼岩、龍の背中と御山谷の上に並んでそそりたっている。山名通りの姿である。東一ノ越からは、黒部湖にひたすら下り、黒部ダムよりトロリーバスで扇沢へ。
 今回、平ノ小屋に泊まらなかったが、小屋の脇にイワナの小さな慰霊碑が
ありその脇の小さな池にイワナがたくさんいた。小屋の主人が渡し船のちょ
っとした待ち時間に釣るそうな!何時か食事つきで泊まりたいです。ハラハ
ラ、ドキドキもしたが、心に残る山行になりそう。

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荒川三山~赤石岳◆写真 

田中です。
南ア)荒川3山~赤石岳 縦走の報告を致します。


20140912~15南ア荒川3山~赤石岳 006

期日)H26年9月12日(金)~15日(月)3泊4日
日程・時間)
12日)自宅4:40=アクアライン=東名=新東名=新静岡IC=富士見峠=井川=畑薙ダム夏期臨時駐車場(駐車)=東海特殊フォレスト送迎バス12:00=椹島13:00(椹島ロッジ 泊)
13日)椹島5:30~滝見橋~清水平~千枚小屋12:30(千枚小屋 泊)
14日)千枚小屋4:30~千枚岳~荒川中岳~悪沢岳~荒川小屋~赤石岳12:15~14:30赤石小屋(泊)
15日)赤石小屋5:05~ガンバ段~椹島7:30 8:30=東海特殊フォレスト送迎バス=畑薙ダム夏期臨時駐車場(駐車)=往路を辿り帰途に付く。

記録)

12日)南アルプス南部の奥深い椹島まで交通機関で入るため、1日を移動日として早朝に自宅を出発し、アクアライン~東名~新東名にて新静岡ICより富士見峠越えの道を進み、畑薙ダムの夏期臨時駐車場に車を駐車して東海フォレストバスの送迎を待ち、利用券3000円を支払い乗車して、ガタゴト道を揺られながら1時間で椹島に着く。
※午後からのひと時を広くのんびりと出来る広場でビールを呑みながら
マッタリと過ごして翌日に鋭気を養う。
※東海特殊フォレスト送迎バスは行で乗る際に3000円の利用券を買い、登山中に椹島ロッジ・千枚小屋・中岳避難小屋・荒川小屋・赤石避難小屋・赤石小屋・二軒小屋ロッジの何れか1か所に素泊まりを含んだ1泊をしないと帰りの送迎バスには乗れない仕組みで、必ず1泊は小屋泊を必要となる。
また、利用券3000円は小屋代として差し引かれるので、1泊目の泊る際は小屋代マイナス3000円となる仕組みである。
尚)領収書が帰りの乗車予約券を椹島売店で貰うのに必要で大事な物となる。

13日
朝食は朝弁当にしてもらい、起きたらすぐに出発とした、林道をしばらく進むと、橋の手前で千枚小屋への登山道に左折して入る。
南アの大きな山域の特徴であろうか行き成りの急登を進むと荷上げ道路と並行して登るようになるが、なんか損をしている様な感覚になる。
尚も尾根伝いに登るとやがて頭上の木々の間に荷上げリフトのワイヤが見えると間もなく千枚小屋にたどり着く。
※まだ12:30で次の中岳避難小屋まで行こうかと思案するも、行くと5時頃の到着予想となり、小屋の迷惑も考えて千枚小屋泊として、また午後はマッタリであった。

14日今日は10時間30分の工程を進むため朝弁当で4:30にライトを付けて千枚岳目指して登りだす。途中でご来光と富士山・荒川岳・赤石岳のモルゲンロートを撮影して雪の降る前の最後の力で咲く高山植物を見ながら3000mの稜線歩きを楽しむ、さすがに3000mは霜が降りて居て冬の到来が近いと感じた。
また、中岳の避難小屋の親父さんと話したら昨夜は雪が降って薄らと積もったと聴きました。さすがに大きい南アの山並みを幾つも越えて登ったり下りたりを繰り返すとやがて荒川小屋に着き、他の人が注文の荒川丼とカレーライスを見て、旨そうであったが、行動食を減らさないと成らないので、クッキーを食べて、また、歩きだし、最後の大きな赤石岳に登り出す。小ピークを数回越えて漸く、赤石の山頂にたどり着いた。(すぐ下のカール状の台地に立派な避難小屋(有人小屋)が建って居たが、あと3時間の降りるのを優先して軽い食事と写真撮影で山頂を後にする。
疲れた膝や足に無理を言いながら歩かせること3時間コースであるが2時間で赤石小屋にたどり着き、また午後からマッタリとなってしまった。
※もう3日も午後の時間をマッタリと小屋での十分な夕食に酒が増えたのは言うまでも有りません。

15日
今日は3時間コースの尾根を下りるだけで有るので、小屋の朝食を4:30に頂き、5時にライトを付けて出発をする。
小屋の情報で入山の客が多いので臨時バスが出ると言うのでバスの整理券を椹島に到着順に貰うので各馬一斉スタートの様になって下山に掛かる。
※28人乗り中型マイクロバス3台とワゴン車8人乗り1台しか無い為、1度発車すると次は往復2時間の運行時間を待たないと乗れないので如何に早く着くかで乗れる順番が決まることになる。
途中2回ほど小休止で椹島に降り立ち9時臨時発が8時30発に早まり小1時間待ちでバスに乗れ、予想より早く帰宅をすることが出来た。

尚、赤石岳稜線も椹島も畑薙ダムも全て「静岡市葵区」の区内でこんな山奥まで葵区とは恐れ入った次第と国道も県道も山間を縫うようにジグザグに曲がって進む為、走っても走っても先に進まない道をしばらくぶりで味わった山行でした。


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赤木沢遡行◆写真 

小原です。
8月に予定し天候不良により中止となった赤木沢。
今回は天候に恵まれ、最高の状態で遡行でき、
壮大な北アルプスの奥地で夢のような絶景に包まれてまいりました。


12 楽しそう

【山域】北アルプス南部
【ルート】折立から赤木沢
【登山方法】沢登り
【日程】9/13~9/14(前夜発) 
【メンバー】CL渡邊3 SL加藤 大塚 木屋 小原(記)
【コースタイム】
9/13 折立(7:20)-三角点(8:50)-太郎平(11:00)-薬師沢小屋(13:20)
9/14 薬師沢小屋(6:15)-赤木沢出合い(7:40)-大滝(9:50)-北ノ俣岳(13:50)-太郎平(15:35)-折立(18:30)

【内容】

・9/13(土) 晴れ時々曇り 
前夜発、有磯海SAにて少しだけ車中仮眠をし、AM 4:30 出発。
有峰林道ゲート(AM6:00開門)開門前に着くが既に車が列をなしていた。
折立駐車場は満車の様子、奥の臨時駐車場に停め、身支度を整え登山口へ向かう。
本日は、薬師沢小屋までの7時間強の予定、早く着いても暇を持て余すであろうから、ゆっくり行きましょうと、寝不足の体には一安心である。
急峻な樹林帯を抜け、三角点からは一気に視界が開け、何も遮るものがなくなり初秋の爽やかな気温の中、有峰湖や遠く薬師岳を眺めながらのアプローチは、北アルプスらしさを満喫しながら進めた。

太郎平小屋前あたりからは雲が湧き立ち始め寒くなって来た。
小屋から無料で頂ける温かいお茶でほっと一息し、体が冷え込まないうちに出発する。
こちらから先は人影もまばらになり、やがて小さな沢が姿を現し始める。
グラつく橋を怖々渡りながら、左俣出合では釣り師の姿も見受けられた。
静寂の中、小さい梯子や木道を暫く進む。
道行く先にゴールらしきものも見えないので、まだかまだかと黙々歩いていると、ポッと突然、左下目の前に薬師沢小屋が現れた。
予定より1時間半程早く到着。
小屋の受付を済ませ、黒部川を見渡せる気持ちの良いテラスで早々と冷え冷えのビールを一気飲み。
寝不足+疲れた体にしみわたる、リーダーが担いで下さった1.8リットルのワインもほぼ飲み干し、日が傾くまで、楽しいひと時を過ごした。

・9/14(日) 晴れ一時ガス
AM 5:00の出発予定でしたが、早朝は氷点下らしく、温かい小屋食を食べてから行こうという事になり、AM 6:15に小屋を出発、霜も降り震え上がるが、良い天気に恵まれ最高のコンディションで絶景の赤木沢を遡行出来ると思うと、思わずニンマリしてしまう。
雄大な黒部川本流を、ゴーロ歩き、渡渉しながらグングン進む。
何箇所か腰近くまで水に浸からなくてはならない箇所もあり、痺れるほどの冷たさに雄叫びを上げる。
前方に幅広でダイナミックな低い滝が現れ、横から差し込む朝日が滝しぶきを照らし圧巻であった。
滝の落ち口の右手側が赤木沢。出合いの左岸をワクワクしながらヘツリ入っていった。
銅色のナメ床に丁度良い具合に日が当たり、まるで金塊の上でも歩いているようである。
濃い青空とエメラルドグリーンの水流、歩くたび広がる波紋は虹色に輝く、
草もミドリ色から黄色に色付き始めグラデーションとなり、全てが素晴らしすぎてキャーキャー大騒ぎしながら、あっちでパシャ!こっちでパシャ!と記念撮影を楽しむ。
滝も階段上になっているところが多く、ほとんどが巻かずに容易に登れた。
大滝(30m)まで来ると、他パーティーが左岸リッジをザイルを出し登っている。
時間がかかりそうなので、その右横から最初の一歩だけ押し上げてもらい、お先に行かせていただいた。

大滝の上からほどなく右股へ進む、数段ほど滝を超え、夏は様々な花が咲き乱れているであろう可愛らしい小さな沢沿いを歩き、沢が尽きる前に右側にそれ、ツメは風車化したチングルマがいっぱい咲き乱れている中を通り、やがてハイマツ帯となり少し進むと稜線へと出た。
北ノ俣岳から太郎平小屋まで小休止をとりながら、小さな登り下りを繰り返す。
そこから先しばらくして、足に力が入らなくなってしまい、かなりゆっくりペースでないと進めなくなってしまう。
時間も押しており、林道のゲートをPM20:00までに出なくてはならない。
沢靴とハーネスをリーダーとKさんに持って頂き少し歩くが、結局ザックごとリーダーに担いでもらうことになり、
迷惑をかけ申し訳なく思いながらも、ゲートが閉まってしまったら洒落にならないと思い、お願いすることにした。

日が落ちる前に下山したかったが、少しだけヘッドランプのお世話になりフラフラになりながら登山口へとたどり着いた。
急いで車に乗り込み、林道ゲートはギリギリ突破できホッとする。
日帰り入浴で予定していたグランドサンピア立山は他の施設に変わっており、日帰り入浴はあったが既に時間外であった。
急遽ほかの施設を探し、立山グリーンパーク吉峰の日帰り温泉施設(610円/入館20:30まで閉館21:00)へ、
こちらもギリギリセーフで間に合い、疲れきった体を癒すことができた。

*最後はリーダーはじめ皆様にご迷惑をかけ、助けてもらいながらの下山となってしまいましたが、
ワイワイ楽しく皆様と素晴らしい絶景に触れる事ができ、大満足の思い出に残る山行となりました。
本当にありがとうございました。


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尿前沢遡行◆写真 

うわしげです。9月7日に遡行した尿前沢の報告をします。
5年前に一度計画し現地まで行ったところ、その時は宮城内陸地震の影響でダムの周辺は大崩壊、尿前林道は通行止めで入り口敗退でした。その後も縁がなく、今年はお盆に計画、しかし天候不順で順延。今回に至る。

 
19 ナメ滝

【山域】焼石連峰 
【コース】尿前沢本流~ハタシロ沢下降
【日時】9月6~8日遡行日7日 
【メンバー】CL上茂(記録) 平野 石橋 松原
【天気】晴れ時々曇り
【行程】
9月6日6時千葉発~佐倉方面経由で市川~外環三郷IC~東北道平泉前沢IC~R397~尿前林道~中沼登山口16時~フロ沢出合17:30
9月7日出発6:30~三折滝7:10~大滝9:30~滝上11時~夫婦滝12:50~奥の二俣15:40~登山道16:40~1ハタシロ沢18:10~テン場20時
 

尿前沢本流は地形図上に滝のマークが多いが、行程的な標高差は600メートルほどで結構緩やかである。
1泊2日でのんびり楽しむのがほとんどだが、日帰りパターンも可能なので、ベース基地を設け空荷で周遊することにした。
出発前日の天気予報では前線が下がり東北地方は3日間晴れに変わった。
 
9/6 朝6時に千葉を出発のはずが松原さんが来ない。
これは寝坊であろうと平野さんが察知、自宅へ向かい無事合流。約1時間のロスですんだ。
順調に東北道を通過、ちょうど昼食の時間帯に高速を降りて、贅沢にも前沢牛焼肉ランチで腹を満たし、2日間の食材を買い、中沼登山口への林道を走り、登山口に到着したのが16時になってしまった。
金明水方面に向かう広い道に入り、30分ほどで尿前沢に入渓、明日下降してくるハタシロ沢から程なくフロ沢の出合に到着。
右岸上に台地があり住み心地がよさそうだ。草は踏まれることなく最近人が使った形跡がない。
フロ沢入り口には、3メートル位の滑りそうなナメ滝と露天風呂のような釜を持つ。前夜祭は軽めに済ませ就寝。
 
9/7
 雨音で目が覚める。2時頃から止むことなく降り続く。今日の行動にどう影響するだろうか悩ましい。
4時に起床、一応準備だけは進める。辺りが明るくなると、雨は止んだ。
出発予定を1時間過ぎたがまだ間に合う。ということで、尿前ブルーの旅に出発。
最初の滝を右から超えるとゴルジュの始まり。水に削られた岩肌は滑らかで、フリクションは効くが微妙なヘツリで通過する。
樋状の滝は突っ張れそうだが水線突破はパス。滑っている右岸を通過。
ゴルジュを抜けると程なく三つ折の滝に差し掛かる。右岸を高巻くつもりでいたが、滝の右斜面にのびるバンドがトラバースできそうに見える。

リッヂを少し登るとリングボルトがあったので登ってみる。しかしそんなバンドは目の錯覚で、このままずっと上に追い上げられ、それこそ大高巻きになりそうなので、戻って右岸から高巻くことにする。
こんなことでまた時間を無駄にしてしまった。振り出しに戻り高巻開始。
木の根をつかんでの急な登り。ちょうど懸垂によさそうな木を見つけ、ばっちり残置発見。30m2本つないで懸垂、落ち口へ。
日が射し始めるとまだ暑い。次に現れた滝には飛まつに虹が架かり、輝いてまぶしい。右から高巻く。
尿前沢の水は白濁した青色で透明ではないが、日が差し込むと青さが増す。
大滝40メートルだ。右岸斜面は地すべりしたような様子。積み重なった不安定な岩屑をそっと登っていき、
滝の落ち口の高さに達したらトラバースを開始する。30mロープで2ピッチ。
大滝の落ち口にも下りられそうだが、その上の滝も一緒に巻くことでロープがジャスト。
上は釜になっており、思わず吸い込まれたくなるような美しさだ。
小滝を超えていくと、そこからはナメの天国に突入する。緊張から解き放たれ気持ちよく歩く。
ナメのはるか遠くに滝が見えてきた。二俣に分かれる夫婦滝だ。
左が本流、左壁のスラブを登りビレー点がないのでハーケンを打つ。そして滝の落ち口へ斜上していくと、滝脇にアンカーあり。
滝上は広いナメ状。右俣を見下ろすと、釜を持つ多段滝。興味深い。
記録上の核心は過ぎた。本流は水が透明だ。水質が変わったせいか岩が滑るようになった。
それでも滝はまだ続く。巻ければ巻きたいが、かえって巻くほうが悪そうな滝がほとんどだ。
15mくらいの2段滝は右壁側、念のためロープを伸ばしてもらう。上部トラバースの一手が微妙。
源頭の雰囲気を感じると、沢にスノーブリッヂが架かる。もう解けずに冬を迎えることだろう。

奥の二俣は左に入る。すぐに藪こぎになり、木の枝と笹が行く手を阻む。ひたすら西よりに藪をこいでいくと登山道に出た。
これより日没との競争だ。登山道を急ぎ足で上沼、中沼目指して急ぐ。
上沼を少し過ぎたところで平坦な部分から藪に突入し、北へ10分ほどでハタシロ沢に合流。辺りはかろうじて明るい。
ゴーロの傾斜のない沢で、1箇所滝を懸垂しヘッテン便りに黙々と下る。そして尿前沢に再入渓。我が家のテントが見えたときはありがたかった。
達成感をかみしめながら、このために持ってきたビールで乾杯、食材を平らげて、真夜中まで宴会は続いた。
明日は帰るだけなので、9時まで寝てようか。とは言ったものの、結局6時には目が覚めてしまった。
さわやかな朝だ。帰り支度を済ませ、駐車場までの道程きのこをとりながら歩く。途中クアパークひめかゆのやけいし館400円の温泉で入浴。
 
長年温めていた尿前沢はやはり素晴らしい沢でした。朝方の雨ではテンションがかなり落ち込み、早めに戻って別の沢に転進しようかとも頭をよぎりましたが、始終パーティーの強い気持ちに支えられ、無事遡行できたことに感謝します。


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巻機山三嵓沢◆写真 

巻機山の南西を水源とする割引沢、ヌクビ沢を通り、行者滝前の二股から前巻機山に突き上げる三嵓沢(みつくらさわ)に行きました。明るく開けた沢で青空に白い岩が映えて、沢日和の一日を堪能することができた。

18我々は三嵓沢へ向かう

【山 域】三嵓沢(上越、巻機山の南西側)
【日 時】9月6日(土)
【参加者】CL柘植、細谷、澤田(路)、富樫(富)、加藤(記録)
【コース】 桜坂駐車場6:50 割引沢入渓地点7:30 吹上の滝8:15 アイガメの滝8:40 布干岩9:15 三嵓沢出合9:50 前巻機山付近稜線13:10 桜坂駐車場16:10

【記録】

道の駅南魚沼で前夜泊し、巻機山山麓の清水集落を抜け、桜坂駐車場へ。一般登山道となっている割引沢コースへ。沢に出ると登山道をはずれて沢の中をどんどん進む。大きく開けた吹上ノ滝を真下から見上げると古代ローマの円形競技場のような雄大な景観である。いったん一般ルートに戻るが、鎖場や赤ペンキもあるが、登山道とは言えないほど足場の悪い所もあり、登山靴では厳しい。アイガメの滝は登れないので、左側の登山道を辿る。ゴーロを進むと沢装備でない一般登山者もいた。膝下まで濡れる徒渉もあり、渓流シューズでないと危ないと思った。ヌクビ沢出合から白く乾いた一枚岩を辿り、三くら沢の分岐で大休止、行者の滝もなかなか壮観である。ここからいよいよ三くら沢に入る。傾斜もきつくなり、最初の滝は左から(易)、暫く進む。次の幅広の滝はロープで確保してもらい右から左へと横断するように越える。次のヌルヌルした滝はロープを出してもらい右端を登る。赤いナメを過ぎると、二俣に着く。振り返ると天狗岩も眼下に臨み青空に映えている。二俣を右に進むとトイ状の小滝が連続し、中には難しい滝もありお助け紐を出してもらう。水が涸れた所で、右にトラバースする予定であったが、踏み跡もなく右には進まず、落石地帯を直登し、笹ヤブを50m程漕いで前巻機山の100M位下の登山道に出た。あとは井戸尾根をひたすら下るのみ。

 下山後は六日町温泉掛け流しの「湯らりあ」に立ち寄り、夕食は食堂「さわだ」で名物のカツ丼とナスの漬け物を頂き、今宵の宿泊地「銭淵公園」駐車場に向かう。夜半から雨となり、翌朝は6時から朝市の会場となるので早めに撤収した。朝市で朝食、私は今年採れたばかりのリンゴの入ったリンゴパン、コシヒカリの混ぜご飯を賞味した。新潟は天候回復との予報だったが六日町、特に山岳地域はこのまま小雨が続くとのことでそのまま帰葉した。


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