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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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火打石谷遡行◆写真 

辻本です。週末は雨ばかりで嫌ですね。今週の新歓は晴れるのを祈るばかりです。
17日に遡行した火打石谷の報告です。


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火打石谷遡行報告
【山行月日】平成26年8月17日
【山行メンバー】CL上茂・SL平野・辻本・石橋・内堀・松原
【コース】余慶橋(6:40)~丹波川~火打石谷遡行~1240m枝沢~熊倉山(14:30)~熊倉尾根下山~余慶橋(17:30)


【8月16日】
当初、奥秩父深山の和名倉沢を計画したが、天候がよくない。「行く!」ことを前提にAM4時千葉を出発。市川の集合地で鳩首会議を開き、和名倉沢へ向かうことに決定。
しかし二瀬ダムへの道が閉鎖や、買い出しのミスもあって、本日の和名倉沢は入渓せず、日月の2日間で遡行することにし大滝温泉で遊んだ。

4時頃、入浴中にドッと雨が降り、増水の危険を感じ、リーダーが和名倉沢から丹波の火打石谷に転戦することを提案。全員が受け入れ、雁坂トンネルを越え走ること80km弱で丹波道の駅に着く。本日は道の駅で宴会。

【8月17日】

午前5時、丹波の空に青空が広がり始めた。慌ただしく朝食と着替えを済ませ、余慶橋に向かう。丹波川本流を覗くとやや水量が多く濁りもある。6時40分、丹波川本流から入ったが瀞場では胸まで浸かった。

火打石谷に入ると、谷は暗く倒木も多く荒れていた。しかし下部ゴルジュの滝は快適に登れ、増水のためかルート取りが楽しい。8mほどのすだれ状の滝を過ぎると、時々ナメ床が現れるが、長いゴーロになり飽きてくる。あまりの長さに「名物の40mの大滝は崩壊したのか。」「火打石谷は死んだ。」など勝手な憶測や愚痴が出だす。

やがてまたゴルジュ状になり、5~6mの滝が数本続くと、右岸の枝沢に待望の、白く輝く40mほどの滝が現れる。Uさんの足の治療と合わせ、暫しの休憩。ザックを下し、滝を数段上って記念撮影となる。
遡行が継続されると5mの滝の先に30mの滝が出現。これは登れず大高巻きとなった。
ガイドブックには「左岸に明瞭な巻き道がある。」とあるが滝に近づき過ぎたようで、そのまま左岸の急峻なザレ斜面を上がって行った。途中、「落!落!」と数回叫び声が上がり、大きな石が音を立てて、谷に落ちて行く。何とか大滝を巻き越し遡行が続く。
増水していなければ簡単な6mほどの滝も、釜に浸かって水中のスタンスを探しへツリながら滝に取付く。クライマーの3人はスイスイと上がって行く。

滝登りの楽しさはここまで。再び退屈なゴーロとなりco1240mの枝沢から、熊倉山を目指し、350mほど詰め上がる。
稜線に出たのが14時30分。暫しの休息と靴を履き替へ、熊倉尾根を下山。
しかしこの下山は、尾根筋はハッキリしているものの、急で滑りやすい。
途中、水源監視作業のためか、虎ロープがあたかも懸垂用に50mダブルロープで、連続5カ所ほど垂れ下がっていたのを使わせていただいた。
おかげで余慶橋にピンポイントで下ることができた。

車に戻ったのが17時30分。今日は11時間弱の行動だった。
再び道の駅丹波に戻り、のめこい湯にゆったり浸りビールで乾杯。
中央道の渋滞を避け、帰葉は明日の朝と決め、宴会後は早々とテントに潜り込んだ。


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