FC2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

荒沢岳~越後駒ケ岳◆写真 

吉川です。越後の山々は、雪化粧です。

【山域】越後 
【ルート】荒沢岳~越後駒ケ岳 
【登山方法】テント縦走
【行動日】10/28~10/30 
【メンバー】吉川(単独)記 
【行程】
10/27 茂原19:00-大宮IC-関越自動車道-小出IC-銀山平登山口(仮眠) 
10/28 銀山平登山口-6:10-前クラ基部8:05-荒沢岳山頂10:35/10:55-灰吹山11:52-灰ノ又山13:05-巻倉山14:28-兎岳手前1792P3:15幕営 
10/29 幕営場6:00-兎岳山頂6:30-中ノ岳山頂10:05-天狗平手前11:45/13:30-越後駒ケ岳15:50駒ノ小屋16:05小屋泊 
10/30 駒ノ小屋5:55-小倉山7:35-荒沢登山口9:55-風呂、昼食-小出IC-関越自動車道-帰葉


152 中ノ岳と駒ケ岳なが~い  [中ノ岳と駒ケ岳なが~い]

【内容】
10/28(晴)山ボーイ三人組、単独者二組の後に続いてブナ林を登る。前クラ下からは、岩や木の根を攀じ登り、鎖の下がっているところは、腕力で登る。荷物が重いのと、凍っていたり濡れていたりでかなり厳しかった。今回の縦走で、ここが核心だった。明るい尾根に飛び出たら前クラの岩峰を仰ぎ見る。この基部を下りながらトラバースしたのち左上する。ここから幾つもの太い鎖は、皆外されていたが、慎重に岩登りをすれば大丈夫!
稜線に這い上がり前クラの頂に立つ。北ノ又川を挟んで越後駒ケ岳が現れ、振り返れば、只見湖、未丈岳が紅葉の稜線上に映り、そして、前方の荒沢岳への稜線はまだまだ遠い。蛇子沢左俣の一筋の白い水線に気をとられながらも前方のキラキラ光る樹氷の美しさに感動する。平ヶ岳、会津駒ケ岳方面の展望も良く、はじけそうな気持ちで先へと進む。主稜線に出て、二箇所の岩峰を越え荒沢岳山頂に立つ。ここは、雪が凍っているところもあり慎重に進む。荒沢岳山頂360度の展望は素晴らしい!これから進む稜線の先に、兎岳、中ノ岳、駒ケ岳が、円を描くように一望できる。また、三座同定をするのに時間が掛かるほどのパノラマと、この縦走で、一番厳しい前クラを通過でき山頂に立てて大満足!さて、ここから中ノ岳までは、未踏の稜線に気がはやるが、雪に足をとられないよう進む。灰ノ又山を通過し、源蔵山を越えると今日の幕営予定だったが、水浸しで、テントを張る気になれず、時間も早かったので先へ進み、兎岳手前のピーク1792mにテントを張る。荒沢岳が、夕陽に染まり、暮れていくにつれ青黒い空にシルエットが浮かぶ夕暮れのショーを楽しむ。

 10/29(曇り後晴)予報通り雨になりそうな空模様に先へ進めるか気がかりだったが、とりあえず兎岳まで進み、そこで判断する事にして兎岳を目指す。昨日より積雪は多いが、クラストしてないのでアイゼンを着けずに登れる。兎岳の山頂では、陽も射し始め無風で快適!このまま予定通り中ノ岳を目指す事にした。子兎から中ノ岳は、北ノ又川側の岩稜斜面進むルートがある。そこを越えて振り返ったときに恐怖を感じた。小ピークを幾つか越え最後に笹漕ぎをして、中ノ岳山頂に立った。際立って白い巻機山、八峰がシルエットで浮かぶ八海山、昨日歩いてきた稜線から足下の北ノ又川に襞を落とす、目の前に広がる景色にしばし時は止まる。下山した時、昨日巻機山に登って来たと言う人の話では、山頂は30cmの積雪があったとか、この辺りの二倍の積雪だったようだ。中ノ岳避難小屋から、八海山への道を分けて、急斜面をどーんと下り岩稜のアップダウンの繰り返し、ヒノキやマツ、シャクナゲの木々を潜り抜けたり、北ノ又川側が、切れ落ちてている痩せ尾根の通過など悪路が続き、ようやく開けたピークに出る。時間の余裕もたっぷりあるし、最高のロケーションに、テント、フライ、シュラフを乾しながらここで大休止。羽根を広げた鷲の如く威風堂々と聳える荒沢岳は、凄くかっこいい!この上もない至福の時を過ごす。少々遊びすぎです。荷物をまとめ天狗平へ下る。幾筋もの深いスラブを北沢に落す山肌に圧倒される。ここから、ひたすら頂を目指し登る。諏訪平辺りか?足下はぬかるみ、背丈ほどの笹を分け、ようやくクシガハナの分岐にでて間もなく越後駒ケ岳登頂!
たどり着けた達成感を胸に、駒ノ小屋に下る。水を汲み、二階のドアから入り泊めていただく。荒沢岳から、中ノ岳までは、小動物の小さな足跡が雪上に残されていただけ、檜平辺りで八海山へ行く軽装の単独者に会ったきりの静かな山歩きだった。壮大なパノラマの中を一日中歩けてゴチソウサマ!でした。

 10/30(曇り、雨)昨晩、雨音で目が覚めたが、素晴らしい日の出と共に下山した。道行山までは、歩き易い登山道だったが、その先、林道まで崩壊場所も多く、荒れていた。林道も水に抉られたり、橋が流されたりで、渡渉しながら下った。ゆっくり風呂に浸かり、枝折峠の紅葉を眺めながら帰路についたが、途中からどしゃ降りの雨に見舞われた。

 今回、荒沢岳周辺で霧氷やエビノシッポを見た。前日は荒天だった思われるが、山行中は、天候に恵まれ思い出に残る山行になった。


+写真集へのリンク+
スポンサーサイト



無雪期一般道 /  Trackback -- /  Comment --

△page top