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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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蓮華~烏帽子◆写真 

長池です。
北ア蓮華~烏帽子敗退の報告


頑張る、私もがんばる  
 [頑張る、私もがんばる]

1、日時 2013.10.5(土)~7(月)快晴(計画は5~9)  
2、メンバー 単独
3、タイム
 10/5 千葉20:00-1:00七倉登山口(駐車)
 10/6 登山口5:45-11:24船窪小屋-12:13幕場
    幕場13:06-13:25船窪乗越-13:57針の木谷下降尾根中間-15:20幕場
 10/7 幕場4:05-5:17七倉乗越-6:41七倉岳-7:07幕場
    幕場8:04-8:37船窪小屋-13:28登山口


4、敗退の顛末
 情けないことに、結構な登山歴のうちこんなの初めてだ。
 5日分の食料・天幕。エアーマットは外して軽量化を徹底し20kg弱重い荷ではない。
 天幕設営後、時間が余って散策に出る。
 あれっ? ほぼ空身で出たのに、何故か右膝に違和感がある。
 どこかで捻った記憶もない。
 針の木谷へ降りる小尾根を下るうち、右の膝は放っとけない痛みに。
 “まずいな、こりゃ”と天幕に戻ってマッサージなど。
 とにかく静かに休んで明日に期待。
 
 翌朝、3時、起きる。膝は? おや何でもない。
 しめしめ! 今日は予定通り蓮華ピストンの予定だ。
 ババッと食って、キジも打って、ヘッデンの丸い光を頼りに真っ暗な道にでる。
 痛くない? 大丈夫。
 しかし、1時間半後に不安は現実になった。
 七倉から北葛の間は急降下する乗越を渡らなければならない。
 最低鞍部から眼の前に高く聳える北葛の急斜面を前に気合いは消えた。
 
 幕場に戻って荷物をまとめ悄然と船窪小屋の前に。
 船窪は良い小屋だ。
 おやじさん、おふくろさん、若い従業員まで、みんなで心配してくれる。
 湿布はどうだ? サポーターはあるか? 
 ありがとうございます。大丈夫でしょう。と歩きだす。
 
 しばらくすると中年の登山者が追いかけて来る。
 右腕に「自然公園指導員」の腕章。
 “サポーターを差し上げますから巻いていってください”
 “ありがとうございます。何とか行けますから”
 “でも、小屋のおばさんから腕章してるんだから、助けてあげなさい と
 言われているので巻いてください”と。
 “そうですか。では”とその指導員さんに巻いていただく。
 
 まったく、有難いことだ。
 5時間の急降を無事歩けたのは、このサポーターと、その方のお陰だ。
 それだけではない。
 下山中、ずっと同行してくれたうえ、草木や木の実の知識をさまざまに
 教えてくれる。
 道端に実をつける草木の実を片っ端から食べて行く。
 木の実は自らの繁栄のために実をつけ、食するものに子孫の繁栄を託す。
 “だから、毒などない”のだ。そうだ。
 道端に生える、紫の、青いの、赤いの、ダイダイ色の、
 眼に映る木の実を全て食べてみる。
 驚いたことに、甘いの、酸っぱいの、少し苦いの、みんな独特の味だ。
 登山口近くの急斜面では痛みで苦労したが、いやー、楽しい下山だった。
 最後は風呂に浸かって裸で、“また、どこかでお逢いするでしょう”
 
 凶事、変じて印象深いトラブル山行だった。
 
 「古稀」
 丈夫なつもり、訓練も欠かさないのに、“コキッ”とこけてしまう歳。
 “呼起っ”と、こんな不安は吹っ飛ばせ!


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