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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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水根沢沢登◆写真 

内堀です。
 
奥多摩 水根沢山行報告です。

 
05 へつりの練習  [へつりの練習]

【山城】  奥多摩水根沢
【コース】 水根沢キャンプ場150m先~半円ノ滝~水根沢林道経由水根沢キャンプ場
【日時】  7月28日(日曜日)
【天候】  曇りのち雨
【参加者】 CL:辻本・SL:上茂・石橋・石井・沢田・杉山・富樫・村野・細谷・内堀(記録)
【山行タイム】 水根沢キャンプ場出発:10:20~半円ノ滝:13:17~水根沢キャンプ場着:13:35

【山行報告】

本日は天気予報は晴れのち曇り、奥多摩駅に到着してバスに乗り水根沢入り口にて降車、キャンプ場まで歩いていると汗が引かず、汗をかいたままキャンプ場内の小屋で準備をする。
キャンプ場の張り紙はここは沢の入り口ではないと掲示、150m先の入り口発見、駐車場にて全員準備体操を行う。
いざ沢へ突入!始めの一歩は、出来るだけ濡れない様にと、気にして遡行する。沢靴が濡れ、足の中まで水が入り、そのうち腰まで浸かり、気持ちよいと感じたのは最初だけ。滝を何本か登り続けている内に、体は冷え、寒ささえ感じる。
 
水は濁り足元が見えず、深さが判らない。釜を通過する度に用心するが結局、全身ずぶ濡れに至ってしまう。
この深さから滝を登るには、始めの一歩が上がらない。体重が重いのであろう。・・・残念
何人かは滝を上がったメンバーが、上から・下からとお助けを行い通過をする。途中より雷の音と雨が降り始める。
雨は暖かい、沢の水の方が冷たい等と考えていると。本日は前日から続く雨で水量が多く、大滝は直登できず右岸を巻き、懸垂下降で大滝をクリアーし、左岸の壁は念の為、ザイルを張っての登攀、本日最大の難所を無事クリアーする。
 
12時を回った頃から、全員、「お腹が空いた」とお昼タイムを連呼。右岸の窪地で昼食とする。
昼食地は樹林帯の中にあり、少し薄暗い。回ってきた暖かい紅茶が有難い。若干、一人を除いて皆が寒そうである。
最後の半円ノ滝は足場に激流が走っている。数人、何とか行けるかなと下から眺めるが、本日は「登らず」となった。
左岸の踏み跡を辿り、水根沢登山道を下り、キャンプ場に到着。全員、沢靴を脱ぎ帰路の準備をする。
 
奥多摩駅近くの「もえぎの湯」で身も心も洗い流し、気持を一新して駅の路地入口にあるギョーザ屋に入り、軽い食事と生ビールを胃袋に詰め込み、余韻も覚めやらぬ内に、ホリデー快速に乗り込み帰路に着く。
 
【記録の一言】
本日は急遽(土曜日の夜19:00頃)の参加を認めて頂きありがとうございます。CL・SL・メンバー一同に感謝いたします。
ちなみに奥多摩の由来を調べてみました。ご参考になればと思います。
 
奥多摩とは、1955年、氷川町、古里村、小河内村の三村合併により誕生した。多摩川の上流、奥多摩渓谷に因んだ新地名。
「奥多摩」は、もとは田舎の多摩地域のさらに奥に広がる山里で、現・西多摩郡奥多摩町とその周辺部の山域を含めた俗称であったとされる。「多摩」は、古くは「魂」・「丹波」・「多麻」・「多磨」とも書かれ、「和名抄」は「太婆(たば)」と訓じている。
玉川の源流は山梨県北都留郡丹波(たば)山村にあり、源流名の丹波川に因んだ説がある。この「たば」は、「峠」の意とする説がある。
また丹波川(たばがわ)は甲斐の国から離れていく川「タバ(手離)川」の意とする説もある。
他の説には「タマ」は「聖なる御霊(みたま)」を意味し、神のいる嶺の頂上から流れる川を表したとする説や「タマ(魂)」の意で大国魂命(おおくにたまのみこと)が治めたことからとする説もある。
さらに麻布(あさぬの)が大量に穫れる地・「多麻」とする説、湿地帯を意味する「タマ(溜)」とする説、川が曲流する様を表す「タマ(撓(たゆ))」とする説などもある。
なお、玉川は「玉石を敷き詰めた瀬」の意で多摩川の美称。


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剣岳源次郎尾根◆写真 

柘植です。好天に恵まれて剣の源次郎尾根を5人で縦走してきました。

【山域】北アルプス北部  
【コース】剣岳源次郎尾根
【日時】前夜発7/20(土)~22(月)  
【天候】概ね晴れ
【参加者】CL柘植(記録)、SL永田、大木、富樫(富)、安岡


31ついに剣山頂に到着
 [ついに剣山頂に到着]

【記録】
7/20(土)室堂9:30→12:20別山乗越13:00→13:45剣沢キャンプ場
本日は扇沢から剣沢キャンプ場への移動日。女性3人はみな黒四ダムは初めてで、雄大な景色にいたく感動したもよう。その先も乗り継ぎの合間にみやげ物屋を覗きまくってすっかり観光客気分だ。
室堂からは真面目な登山者に戻って別山乗越を目指す。乗越から剣沢キャンプ場は一頑張りで到着。
テント場からは八ツ峰や源次郎尾根を従えた剣本峰が堂々とそびえており、明日への期待が高まる。
本日は宴会もそこそこにして明日のハードワークに備えて早めに就寝する。

7/21(日)
幕場4:30→源次郎尾根取付5:45→Ⅰ峰9:45→Ⅱ峰10:20→鞍部11:10→12:00剣岳12:40→16:30幕場

朝起きてみると満点の星空だ。明るくなってヘッデン不要になったころに出発する。
取付き地点はNETの記録でよく勉強しておいたので、迷うことなく到着。
源次郎尾根は剣の岩稜入門コースということになっており、核心部は下部の2ヶ所の岩場と聞いていたが、我々もやはり手こずり結構時間がかかってしまった。
しかし全員の協力でなんとか切り抜けて、その先は快適な岩登り・木登りで上へ進む。ルンゼルートと合流すると思われるあたりでルートが不明瞭になり、少し迷ってしまったが、なんとか無事にⅠ峰到着。
Ⅰ峰は横に細長く明瞭なピークはないが、ここからは剣本峰へのルートや八ツ峰、さらに後立山連峰などが一望できる。ようやく先が見えた気持ちで、精神的に余裕が出てくる。
Ⅱ峰まで快適に縦走し、これまた横広ピークの端から30mの懸垂で鞍部に降りる。ここは両側の谷からの雪渓が尾根をまたいでおり、20mくらい雪稜上を慎重に進む。ここを過ぎると後は容易な岩尾根を1時間弱歩いて待望の剣岳山頂に到着した。
時刻は12時ちょっと前。これなら暗くなる前に帰還できるという安心感が何より嬉しい。山頂でお互いの健闘をたたえ合い記念写真を撮って下山する。
下山は疲れがドッと出てかなりタイムオーバーしてしまったが、スタートしてから丁度12時間後に幕場に帰還できた。幕場で飲む冷たいビールは格別の味だ。
夕日に映えて立体感を増した岩尾根を眺めながら、今日一日の行動をなぞる。

7/22
幕場6:45→別山乗越7:40→9:45室堂

本日は強風とガスの朝。これが昨日でなくて本当によかった。
テントの数もずいぶん減ったが、みんな満ち足りた気分で幕場を後にする。
月曜ということもあり、扇沢への乗物も空いていて順調に戻ることができた。
大町薬師の湯で3日間の汗を流し、冷たい信州そばで今回の山行を締める。


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二子山西岳Ⅰ峰中央稜◆写真 

木更津の樋口です。ちょっと夏バテ気味です。

両神山の近所にあります二子山にアルパインクライミング・マルチピッチをやって参りました。
二子山はフーリークライミングや岩稜系トレッキングコースで知られていますが、アルパインクライミングとしても有名で、西岳Ⅰ峰中央稜は日本アルプスでアルパインクライミングする本番前の練習場として訪れるクライマーが絶えません。
今回は、もう本番に出かけられているのでしょう、私たちだけでひっそりと登攀です、
でも地元の方によりますと、冬季は積雪期・残雪期のアルパインクライミングに向けて、大混雑するそうです。

そうそう、私たちの登攀映像が日テレで放映されたそうです。
取り付き点にて登攀準備中に、埼玉県警山岳救助隊員がやってきまして、その後ろには日テレのカメラマンが同行しカメラをまわしているじゃないですか!。

いきなり、緊張してしまい、県警山岳救助隊員とぎこちない会話がつづきました。
自然体で話せないでしょ?、登攀準備から1ピッチ目の登攀まですべて撮影したようですが、
ほとんどカットされたに違いありませんね。


【日時】2013.7.21
【山域】西上州(奥武蔵)
【山名】二子山西岳Ⅰ峰中央稜
【形式】アルパインクライミング
【参加者】CL樋口、SL牧野、庭田、椎名
【行程】2013.7.21
   股峠北側駐車場発 9:05
   中央稜取付点着9:35
   登攀開始 10:05
   登攀終了 14:00
   下山開始 14:40
   駐車場着 15:30


09 3P目 核心部のコーナークラック_R
 [3P目 核心部のコーナークラック]

【内容】
 登攀は牧野―椎名、樋口―庭田の2パーティーで。
各パーティーでダブルロープ2本、カムデバイスはキャメロット0.3-4。
牧野はエイリアンも少々。

先発は牧野―椎名パーティーですべて、牧野リード。
後発は樋口―庭田パーティーで、2ピッチ目と5ピッチ目のリードを庭田で、他は樋口リードで。
(庭田リードのビレイを牧野が指導できるよう、このような形態とした。)

【1P(ピッチ)目】
 右上する凹部に沿って昇る。終了点手前でトラバースしてテラスへ。

【2P目】
 短いフェースっぽい稜から取り付き左のリッジ沿いに昇ってゆく。
 右から左に移るところが少し嫌らしいかも。

【3P目】
 中央稜核心部。コーナークラックで、上部に昇るほどきつくなる。
 はじめはレイバックが有効だが、行き詰まる。
 小生・樋口はフットジャミングで腕力疲れから解放され、核心部を乗り越えられた。
 少しだけカムを使ったけ。昇りきったところでおおきなテラス、小休止。

【4P目】
 楽勝。ほんの少しハングってるあるけど、難なく突破。

【5P目】
 記憶なし、ていうことは大したことないんじゃない。

【6P目】
 リッジ沿いの右の凹角を昇ったが途中、手ごろなハンドホールドが大きな浮石であることに気が付き、突破に苦しんだ。暑さに疲れちゃった。登攀終了。

登攀終了後、股峠へ下るが、4割程度は岩稜帯をクライムダウン、一般登山者は危険かな、アンザイレンした方が無難かも。

これで、北アルプスへアルパインクライミングできる最低限の準備はできたかな。
(そのつもりで企画したのですが・・・)


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火打山◆写真 

菊池です。
花の人気スポット、火打山に一昨年に続いて行ってきました。
残雪と緑、そして期待通りの花・花・花・・・に大満足の一日でした。


30 圧巻のコバイケイソウ、今年は当たり年  [圧巻のコバイケイソウ、今年は当たり年]

【山域】新潟・火打山
【日程と天気】2013年7月21日(日)晴れ
【メンバー】菊池単独
【行程】笹ヶ峰5:12-富士見平―高谷池―火打山―高谷池―黒沢池ヒュッテー富士見平―15:40笹ヶ峰


・6月29日に鳥海山で滑り納めと花を愛でる、一石二鳥の山行を初体験でき、7月に入りすっかり夏山モードに切り替わった。13日は花の百名山・根子岳のお気軽ハイク、そして残雪と緑・そして岩稜のコントラストを写真に収めたく、1泊2日の北穂高小屋泊の山行を計画していたが、所用のため中止した。それでも、好天に恵まれた週末を逃しまいと、急遽、信濃町から地の利を生かして楽しめるロングルートの火打山に行くことに前日決定した。

・当日は前週の3連休後であり、やや登山客は少ないとはいえ、信州トレイルマウンテンの団体、老若男女のグループ、家族連れ、中・高生の団体などなど、かなりの入山者が見られ、70歳位以上の単独者も数名おり、さすがの人気スポットである。

・1昨年のほぼ同時期にちば山メンバー10名ほどで高谷池でテント泊、翌日妙高山経由で赤観に下ったが重荷でヘロヘロ状態であったが、今回はスポーツドリンク1500㏄をハイドレーションとして、そのほかテルモスの氷入り麦茶500㏄、水700㏄、行動食を十分補給しながらの休憩時間をいれ10時間半に及ぶ行程であったが、終盤ややふくらはぎに疲労を感じたが、順調なロングハイクであった。

・湿気の少ない・高温過ぎない・視界良好・展望抜群の好条件、ハクサンコザクラ・コバイケイソウ(当たり年)・キヌガサソウ・ノウゴウイチゴ・ワタスゲ(黒沢湿原で)などなど、素晴らしい花・花・花を楽しめ、残雪の白と緑そして絶妙の空のコントラストある写真撮影を堪能できた。5回目(山スキーで3回)の火打山山頂であったが、富士山・後立山の山々、直江津港から米山・弥彦・角田に佐渡も展望でき、偶然にお会いしたsTsのSさんとツーショットの記念撮影をしていただいた。

夏の北アルプスの岩稜にもまだ未練はありますが、70歳以上の単独者にもこれほど人気のある火打山、山スキーにまた花の山行、そして、まだ未経験の紅葉の高谷池も憧れでーす。
信濃町にいる限り、これから毎年訪れることは間違いないでしょう。

いつものように速報を掲示板に掲載してあります。


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上高地明神池◆写真 

井上志津子です 今晩は
夜行バスで上高地入りしたものの、歩き始めて1時間後から降り始め、冷えてきて体調不良となり、縦走を断念しました。
代わりに明神橋を渡り、明神池と嘉門次小屋あたりをゆっくり散策しました。


05 もののけ姫の池?  [明神池]

明神池は拝観料300円の穂高神宮の奥にあり、少雨の中入って行った。
静かな水面に明神岳がガスの中見え隠れし、鷺が深緑の木にとまり、水鳥が行き、「幽玄」の2文字が浮かんだ。
あちこちとカメラに収めながら奥まで行くと「熊出没」の看板に引き返した。
少し歩くと有名な嘉門次小屋にぶつかった。囲炉裏の岩魚をいただき、ゆっくり休憩し、さらに図書コーナーの「NHKのシルクロード写真集」をみまくるぜいたくな時間を持った。
いい加減に帰ろうとしたら、土砂降りとなり、あと1時間以上は歩くので傘を買い、木道をせっせと歩いた。
途中猿の親子(たぶん)が出てきてくれたものの、カメラは間に合わなかった。
河童橋を渡りバスターミナルに着き、新宿行きの席を予約すると、1時間半の余裕があり、ちょうどよい入浴タイムで身体を温めて、バスに乗ることができた。
残念ながら槍ヶ岳登山はおあずけとなったものの約6時間の上高地逍遥を楽しんだ。

けっこう予習をしたつもりでいましたが、気象読みが足らず、また装備に反省点がいくつもあり、改善してまたやってみたいと思います。


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高天原・雲ノ平◆写真 

田中孝平です。
北アルプスの太郎平~薬師沢~高天ヶ原~雲の平を周遊の北ア最奥のいで湯とお花の山に小屋泊登山にて行って来ました。


177雲ノ平山荘にて  [雲ノ平山荘にて]

期日)7月11日(木)夜~15日(月)
人員)田中孝平単独
移動経路)自家用車にて松本IC~沢渡~安房トンネル~R471飛騨高山(見座)~R484~有峰林道 東谷線(有料道路
有料通行料金1800円)~折立駐車場

行程)
7月11日(木)市原自宅20:30発=有峰林道(有料道路ゲート)
7月12日(金)曇・2:30着(仮眠)=6:00ゲートオープン(1800円支払)~折立駐車場7:30着 7:30登山スタート~太郎平小屋13:00着(泊)
7月13日(土)雨・6:30発~薬師沢小屋~事故者に遭遇30分程要~薬師沢小屋8:52着 9:10発~大東新道(薬師沢伝い)~高天ヶ原峠~高天ヶ原山荘13:12着(泊)~温泉入浴(からまつの湯)往復片道20分
7月14日(日)雨・5:30発~高天ヶ原峠~雲ノ平~祖父岳(祖父庭園)引き返し10:45~雲の平~薬師沢小屋15:00着(泊)
※計画では岩苔乗越経由で雲ノ平に回り込む予定であったが雨天の為、 時間短縮を考え高天ヶ原峠から雲ノ平へ入り庭園を散策して下山へ
7月15日(月)雨のち晴れ・6:15発~(写真を撮りながらのんびり)~太郎平10:45着 11:15発~折立駐車場14:15着 14:30~往路を帰途

行動記録)

7月12日(金)有峰林道 東谷線ゲートに2:30に到着、此処までの道は整備され良好でスイスイと来れた。ゲート前に駐車してオープンを待つ間に僅かな仮眠をとる事にする。
6時に開き、林道と言え舗装の有料代金1800円を払い一路 折立へ有峰湖畔をほぼ2/3周して到着した。駐車場は50~60台ほどにスペースがあり、別の場所に臨時スペースが有る様だが台数は不明である。
今日は単独で運転疲れもあり、太郎平までの5~6時間で有るのでのんびりと登る。
やがて見晴(三角点)よりは展望も開け目標の小屋までの目途が立ち、変化の少ないなだらかな道を太郎平小屋に到着する。
道すがら太古の昔は此処は海の底であったことを伺わせる見事に丸い石とそれを包んだ堆積岩の欠片(凹状の丸い半穴が開いた状態の砂岩)があり、大昔のロマンを感じながら歩いた。

7月13日(土)予想通りに朝から雨でかっぱ姿のスタートとなる。薬師沢まで下降して行くのだが最初は平たんはら急下降そして平坦の道のりであるが、上部は太郎小屋からすぐに雪があるが、キックステップとスプーンカットの雪面を利用して歩けば難なく通り過ぎる。
次の急下降は丸太の階段状や木道や泥んこ道のミックスした道となる。
急下降が終ると湿原を伴う木道となる。幾つかの支流を渡り湿原の花に迎えられのんびりと歩く、(ここで木道で滑って転倒し、右足すね部分を骨折した男性とその仲間数名と出っくわす。緊急資材等の所持や無線等のアドバイスなど少しだけ手伝いその後に縦走を再開する。
今日は薬師沢から高天ヶ原ルートを通り悪路が予想され、わが身と考え慎重に進む事にする。
薬師沢小屋から吊り橋を渡り下流方面に沢伝いに進むとB沢出合より藪となって細い踏み跡が見えない道を探しながら前進していく、C沢を横断して次のD沢はⅤ字状に雪渓があるが最初の大きい方はしっかりしていて、キックステップで横断が出来たが直ぐ後の小さい雪渓は崩壊していて対岸に渡るためには左岸を10m程登りグズグズの嫌な草付をヘツリ雪渓の先端に下りてからガレ場を横断した。
次のE沢も雪渓が崩壊していてこれも先ほどと同じくヘツリトラバースして雪渓の先端を回り対岸へ渡る。
其の後は林間の雨でグジョグジョな急登りで高天ヶ原峠に達する。
此処からは高天原温泉(山荘)へ1時間の下降で途中の湿原を見ながら歩き、高天原に入る。(山荘に到着時は雨が強くずぶ濡れ状態であるが、すぐに荷物を預けて温泉に向かう。泊り客はただだが、通りすがりの人はチップ制である旨の表示が山荘前に有る。)
温泉まで20分を下降して河原にある濁り湯の風呂にたどり着き脱衣所にて服を脱ぎ心地よいお湯につかる。
帰りが逆に登りで雨の中をまた濡れた服で帰る事に成った。(小屋で乾燥できた)

7月14日(日)今日も雨天で当初の岩苔乗越ルートをを止め最短で雲の平に向かう高天ヶ原峠経由で行くことにして出発する。雲ノ平が近づくと雪が出てきたが、訓練をしている者には難なくキックステップで進める雪面である。
奥スイス庭園から雲ノ平山荘に入り、時間のたっぷりとあるが雨であり考えるが祖父庭園まで往復で散策して来ることで祖父岳手前まで進む。
雨にけむるスイス庭園・祖父庭園と見て回り、帰途につく。
雲ノ平山荘から奥日本庭園~アラスカ庭園を通り、いよいよ、急下降の始まりで木道や丸い大きな石の苔むしたぐちょぐよな道、つるつるの根っこを慎重に慎重に薬師沢小屋に下山した。

7月15日(月)夜半から雨が降り続き、朝もまたかっぱの出番であった、雨は充分にご馳走になりました。とつぶやきながら写真を撮るが下りででは見えなかった花が見えて沢山の花を眺めていると雨も上がり、晴れ間が見えてきたが相変わらず笹露でかっぱズボンは履いて上だけ楽な服装に成れた。雨露に輝く白山チドリが3輪ほど咲くのを見つけ来てよかったとしみじみと思い目暮らし、太郎平で締めのラーメンを食し往路の帰途についた。
尚)太郎平ではドコモ携帯だけ通信が出来た、雲の平他では全く通じなかった。
折立からはあまり店などは無く、飛騨高山からは温泉やGSなどはあるが、夜間は無いので、松本でガソリンは満タンにする必要がある。
尚)風呂は何時もの沢渡で入浴した。
花写真が沢山でとりあえずPDFに纏めて添付します。
とに角沢山の花に逢えましたが、聞いても名前がすぐ忘れます。とふぉふぉ!です。

以上 長文 乱文 御許しを。


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子持山しし岩アルパイン◆写真 

【期間】2013年7月15日
【山域】上州
【天候】晴
【ルート】子持山しし岩
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】cl樋口 椎名
【行程】
15日3:00出発⇒子持山駐車場6:00⇒登攀開始7:30

06 3ピッチ目最後に核心フレークの処理_R
 [3ピッチ目最後に核心フレークの処理]

【内容】

7ピッチを5ピッチで登攀する。
(1pと2pを1本) (5pと6pを1本) 計5ピッチ
登攀終了11:10
懸垂下降開始12:00 終了12:40
下山13:30
 
簡単ですが、報告させて頂きました。
樋口さん、大変お世話になり、ご指導有難う御座いました。


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森吉山・連瀬沢遡行◆写真 

【山域】秋田県森吉山山域 連瀬沢
【期日】 7月13日(土)~15日(月)
【参加者】 CL辻本、SL渡邉三・上茂、小倉、藤、内堀、井本、吉川、小俣、加藤(記録)
【山行タイム】 妖精の森キャンプ場=こめつが山荘(07:40)~登山道1000m付近下降点(08:25)~連瀬沢(09:20)~遡行開始(10:00)~二俣(10:50)~左俣遡行~2段30m滝(12:50)~最終滝(15:00)~山人平(16:10)~森吉山山頂(16:30)~こめつが山荘(19:00)


33森吉山・連瀬沢
【山行報告】
7/13 前日の天気予報では秋田県は13日午前中雨、14,15日は晴れとの予報で13日早朝出発と決めた。
3連休の初日だが、東北道は大した渋滞もなく、昼頃に盛岡ICに到着。Uさんを盛岡IC近くでピックアップし、彼の案内で雫石郊外の盛岡冷麺店で昼食。後、雫石のスーパーで山の食糧を買い出しする。
本来なら森吉山スキー場にある「こめつが山荘」で宿泊の予定であったが、山荘は宿泊施設ではなく、休息施設らしく、少し下った妖精の森キャンプ場を二日間のベース地とした。
ブナ林に囲まれたキャンプ場で、テント設営、夕食の準備、焚火の準備と早々に済ませ、無事、ここまで辿り着いた安堵感と明日への期待を込め、ビールで乾杯! 焚火が盛大に燃やした

7/14 午前3時頃、テントに叩きつける雨の音で起こされた。ウン?晴れのはずなのに?と訝しげに感じながら、シェラフから出ない。明るくなってから、携帯で調べると、田沢湖の北西側に雨雲がかかっている。
朝食を取りながら、空模様を観察する。時々、強く降るかと思えば、陽射しが出たりもする。遥々、秋田の森吉山まで来て、「遡行中止!温泉旅行」では格好がつかない。しかしながら濁流だった昨日の雫石川を思い浮かべ、増水した連瀬沢で雨の遡行も辛かろう。行くか、中止かリーダーの難しい判断も理解できる。
降りやんだ頃合いで、取りあえず連瀬沢を見ようと出発する。
8時に こめつが山荘前出発。スキー場跡地をひたすら歩く。登山道に入りすぐ標高1000m地点から沢形を下降する。沢形は時々消え、地形図で方向を確認しながら、連瀬沢まで300mを下降した。
途中、雨脚が強くなるが、無事、連瀬沢に降り立つ。沢が2回目の初心者二人は、奥多摩の熊倉沢右俣遡行、左俣下降が役に立ったようだ。
沢は濁っておらず、休息と共に40分間釣りタイム。Fさんが岩魚を一匹だけ釣り、他の人はリリース。
ここで引き返すか、遡行するか協議する。二俣まで行こうと結論。連瀬沢の遡行が始まった。
二俣までは水量は多いが、悪場はなく大石のゴーロ帯がひたすら続く。

二俣で小休止後、ここまで来たら滝も見たい、ナメ床も見たいと左俣へ足が向く。しかしながら沢の長さ、下山の長さを考え、もしかするとヘッデン点けての下山になるのではと頭が過る。
巨岩のゴーロ歩きに飽きた頃、10mの直瀑が現れる。右を巻くが連日の雨のせいか、グズグズの泥壁となっていた。二人が通過すると、そこはステップとならず、ズルズルと落ちる。トラバース用のFixロープを張り通過。
その後、レンガ色のナメ床が現れ、白く輝く水飛沫に心が癒される一時だ。
15mほどの滝は、左のイタドリの草付きを踏んで斜上する。これもグズグズで悪かった。
2段30mの大滝は、下段は易しいが、上段が難しそう。資料では2段目は右から巻くとあるが、水流左にハーケンが2ヶ所ほど打ってあり、そこにシュリンゲを掛け、三ちゃんが登り、ザイルを流して全員が直登。
沢も源頭に差し掛かり、沢は蛇行する。しばらくして荒れた登山道に合流して遡行終了となる。
登山道を森吉山に進み、山人平の分岐点で大休止。視界が開け、眼下に渦巻く厚い雲に、今日の天候を納得。森吉山山頂への道は整備された木道。いたるところに花々が咲き、雪渓も多く残っていた。
山頂で記念撮影後、それぞれのペースで下山開始。阿仁避難小屋、森吉神社がある森吉避難小屋を過ぎ、一の腰のピークを越えて、朝辿ったスキー場跡を小走りで下り、何とか日没までに、こめつが山荘へ下りた。
10kmほど車で走った国民宿舎「森吉山荘」で入浴し、小雨の中をキャンプ場に戻ったのは21時前であった。

焼肉とウルイ(オオバギボウシ)のお浸たし、コシアブラの入った汁、ヤッコ、トウガラシ味噌、1匹だけの岩魚などなど豊富な食材が遅い夕食を潤した。
全員が無事、山行を終えた充実感からか、宴会が大いに盛り上がった。

7/15 ベース地、撤収。朝から日が差している。
ゆっくりと秋田内陸鉄道に沿って南下。次々と出てくる街道沿いの道の駅に立ち寄りながら、秋田名産を購入。
盛岡駅前で盛岡冷麺等の昼食を楽しみ、帰葉した。
森吉山山麓には桃洞沢、赤水沢にも行ったことはあるが、連瀬沢は予想よりも登攀的で、巻きも泥壁で危ない箇所もあった。


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大無間山◆写真 

新人の白川です。大無間山の報告をいたします。

09憧れの大無間山頂  [憧れの大無間山頂]

【山域】南アルプス深南部  
【コース】大無間山  
【天候】曇り
【日程】7/13(土)~14(日) 
【参加者】CL柘植、SL池田、尾高、小川、白川
【記録】
7/12 千葉22:00→てしゃまんくの里駐車場(仮眠)
7/13 田代登山口6:00→11:00小無間小屋(泊)

コースに水場が無い為、7~10L程(白川は割引で5L程。すみません)を各自持参。当初の予定では一日目に小無間山を経て大無間山にて幕営、二日目に幕場から尾盛駅まで下山し、電車にて民宿へ向かうルートであったが、体調不良の方がいたことと、睡眠不足・荷物の重量を考慮し、予定変更。一日目は行程短縮し小無間小屋に泊まる。暑くなることを予想していたが、曇り空で涼しく時折風も気持ちよく吹いていた。樹林の中をひたすら登り、小無間小屋へ。尾高さんが重い荷物の中、持ち上げてくださったビールで乾杯。しかも冷えてる!ありがたくいただき、その日は早くに就寝。小屋には我々の他に2名の登山者が泊まる。

7/14 小屋5:10→小無間山7:10→大無間山9:20→小屋14:05→16:40登山口
不要な荷物を小屋に置き、大無間山までピストンする。急な登り、下りのポイントがあり昨日の荷物がなくてよかったと思った。小無間山の手前に両側が崩壊した崩落地あり。昨日小屋で帰りの登山者が「危ないよ」とわざわざ立ち寄って教えてくれていた。足元からボロボロと崩れていく。ロープはあるが足場から場所がずれていた。小心者の自分はロープにすがるように登っていたが、皆さんはなんでもないように登っていた。樹林が続き、展望はわずかな山であったが、崩落地から少し上がったところから見えた朝焼けの富士山がとてもきれいだった。小屋から出発して約4時間大無間山へ無事到着。山頂の展望はないが開けた場所で気持ちいい。看板をありがたく撫で撫でして下山する。途中、迷って藪の中に入ることもあった。雨もポツポツふり出したが無事下山。

下山後は登山口近くの民宿ふるさとに泊まる。着くとすぐ温泉へ。夕食は鹿肉の刺身、熊肉、山菜天ぷら、川魚など珍しいご馳走をいただいた。
こんな贅沢していいのだろうかと思いながらも下山後の民宿はとても幸せを感じた。翌日千葉へ。


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根子岳◆写真 

菊池です。
遅くなりましたが、根子岳ハイクの報告をいたします。


06 山頂で記念撮影  [山頂で記念撮影]

【山域】中信・根子岳
【日程】2013年7月13日(土)曇り時々雨
【メンバー】CL菊池・他会員外2名
【行程】菅平牧場駐車場(1600m)-根子岳山頂(2207m)―四阿山との鞍部手前―根子岳山頂―牧場駐車場


・7月の定例ハイクの担当者候補がいなく、この山行を定例ハイクとして募集したが、ちば山からの希望者は皆無、同僚との山行となった。山スキーでは毎年十名前後で1~2回行っているが、今回は花の百名山を目当てにこの時期に訪れた。

・手軽に高山植物が楽しめるお気軽ルートであるため、やや悪天にもかかわらず、かなりの入山者があった。1600mの牧場駐車場のウツボグサに始まり、ミネウスユキソウ・クロマメノキ・ベニバナイチヤクソウ・ハクサンチドリ・テガタチドリ・カラフトイバラ・レンゲツツジ・ゴゼンタチバナなどなど、曇り時々雨のなかしっとりとした雰囲気で楽しめた。

・タカネバラに似ているがやや赤みが薄く、小ぶりである別名「山ハマナス」という「カラフトイバラ}に感動した。北海道のほかには本州では菅平と霧ヶ峰だけにみられるとのこと。山行後のネットや植物図鑑で調べることは、これまた楽しである。

・山頂から四阿山の鞍部に近くまで足を延ばし、大明神沢源東部に向かう山スキールートを観察した。

速報は掲示板に掲載済みですが、近日中に写真館にも投稿します。


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三つ峠岩トレ 

【期間】2013年7月13日
【山域】富士山
【天候】晴時々曇り
【ルート】三つ峠岩トレ
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】cl樋口 椎名(記)
【行程】
13日 1:00出発⇒三つ峠駐車場5:30⇒三つ峠登山口6:30⇒岩場基部7:10
【内容】

右フェイスで岩トレ
リーダーズピッチⅣを登り懸垂下降
マルチピッチ一般ルート中央(Ⅲ+) 1p目
クーロワールⅤ 2p目
中央カンテ トラバース Ⅱ~Ⅲ 3p目
権兵チムニー Ⅳ 4p目
地蔵ルート右Ⅴ 1p
懸垂下降にて終了14:00
下山15:00
 
 
簡単ですが、報告させて頂きました。
樋口さん、大変お世話になり、ご指導有難う御座いました。


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金峰山 

【山域】奥秩父 
【コース】廻り目平(金峰山荘)→金峰山山頂 
【天気】晴れ時々曇り 
【日時】7/7(日)日帰り 
【参加者】CL峯澤(記)、会員外3名 
【記録】金峰山荘9:30→砂防提11:00→金峰山小屋12:30→金峰山山頂13:30→金峰山小屋14:00→砂防提15:15→金峰山荘16:30


朝の5時30分から千葉を出発して、新宿駅で知り合いと合流。
金峰山荘に至るまでの道のりはかなり雲行きが怪しく心配でしたが、標高が高くなるにつれて天気が良くなっていき一安心。金峰山荘の駐車場に無事到着したところ、マットを運ぶ若者がちらほらと・・・。帰りがけに知ったのですが金峰山荘でボルダリング用のマットを貸し出していて若者達はボルダリングをやるためにせっせとマットを運んでいたようです。

さて、みんな体調も芳しいようなので登山開始!西股沢沿いを歩くコースは暑い夏場にはぴったりな涼しげなコースでした。しかしながら、道中はアブがいっぱいで比較的薄着な自分はアブに襲われまくりました。なんとか刺されることはありませんでしたが、無駄に疲れましたね・・・。この時期は虫除け装備が必須だということを思い知らされました・・・。
そんなこんなでなんとか金峰山小屋に到着。金峰山小屋では黒い犬が迎えてくれました。さすが山小屋の飼い犬だけあって登山客には慣れたもので触っても全然嫌がらない!両神山の登山口にも柴犬がいたけど、人馴れしていて可愛かったですね~。

さて話は戻って、もう昼過ぎということでお腹が減ったメンバーからの昼食タイムの要望が・・・。自分も朝5時に食べてから何も食べていなかったので素直に賛同してお昼ご飯に。遠めに五丈石を眺めながら金峰山小屋のベンチで昼食タイム。見晴しの良い場所でのカップ麺はいつ食べても美味しいですね。お腹も満たしたところで登山再開。
山頂付近はガレ場で沢山浮石もあって危険ゾーン。安全を確認しながら登り無事に山頂に到着!南側は雲に覆われていて残念ながら富士山は見えませんでしたが、北西側は晴れていてみずがき山の雄雄しい姿を見ることができました。

山頂での証拠写真を押さえたら、次は五丈石へ向かいます。遠めに見たら登るのは簡単そうに見えましたが実際近づいてみるとプレッシャーが半端じゃない!荷物を置いてチャレンジしてみましたがビビってしまい頂上まで行くのは断念・・・。
クライミングの練習をして来年再チャレンジ(する予定)です!登りが延々と登りだった分、下りは延々と下りで帰りはラクチンでした。ガレ場は少し気をつけないといけなきゃでしたが。
金峰山荘まで戻ったら金峰山小屋でもらった登山証明を見せて駐車場代を一人¥300→¥100に割り引いてもらいました。

帰りは増富温泉に浸かって、バーミヤンで晩御飯食べて、中央道のお決まりの渋滞に巻き込まれてでほぼプラン通りの登山になりました。
ちば山に入って初めての登山で何かやらかさないか心配でしたが無事に登山を楽しむことができて良かったです。来年こそは五丈石登頂を目指して精進していきます!

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小川山フリークライミング◆写真 

木更津の樋口です。

先月、小川山で初級向き?のクライミングを楽しみましたので報告します。
梅雨明け直後で、天気はまずまずでした。
スラブのルートが多く、恐ろしかったです。


02 フェニックス大岩 2
 [フェニックス大岩]

【日時】2013.7.7
【山域】奥秩父
【山名】小川山 フェニックスの大岩。ガマ・スラブ状岸壁
【形式】フリークライミング
【参加者】CL牧野、庭田、樋口
【行程】2013.7.7
   廻り目平キャンプ場 7:11発
   フェニックスの大岩  8:00着
    (3ルートのみクライミング。)
   ファニックスの大岩  10:30着
   ガマ・スラブ状岸壁へ移動(道迷い、ヤブこき)
   スラブ状状岸壁 12:30着
   (ガマルートは混んでいるため断念、4ルートをクライミング)
   スラブ状状岸壁 16:30発
   下山。


【内容】
クライミングとマルチピッチ(登攀)の練習がメインでしたが、マルチピッチは
行えませんでした。

挑戦したクライミングルートを記します。

 < 記、クライミングルート >

(1).フェニックスの大岩
 下部にルート多数あるが、ルート名称がわからす。
 目玉は、上部まで続くクラックに沿って昇ってゆくルート。

(2).スラブ状岸壁
 名の通り、スラブばっかり。
①  ウルトラセブン (5.7)
②  小川山ショートストリート (5.9)
③    風と共に去りぬのマルチ(マッキー挑戦するもキャメロット4番なく断念)
④    Song of Pine (5.8)
⑤    オーウェンのために祈りを (5.10C)
 他、取り付き点の手前にあるスラブルートも挑戦した(庭田さん固まった)

特記事項
●クライミングするのに、ザックを家の玄関に置いたまま、車に積むのを忘れた(樋口)。
おいおい、何しに行くんだよ?、装備チェックしても最後に積まないと。
(パンプ2に待ち合わせだったので、家内に背負ってアクアライン高速バスを利用し届けてもらった、間に合いました。)

●山行計画書ですが、記載洩れが多く、ご迷惑おかけしました。前夜に廻り目平キャンプ場に入ったので、メールで不足内容を連絡、山行管理が計画書に追記くださいました(牧野)。

●フェニックスの大岩からガマ・スラブ状岸壁への移動ですがGPSに頼りすぎ、特に登攀するような険しい山ではGPSは当てにならず。


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大菩薩連嶺◆写真 

吉川です。大菩薩嶺から滝子山まで延びるスカイラインを富士山を望みながら歩いてきました。

07 森のブロッケン  [森のブロッケン]

【山域】大菩薩連嶺 
【ルート】丸川峠~大菩薩嶺~滝子山 
【登山方法】小屋泊縦走 
【行動日】7月6日~7日 
【単独】 
【行程】
7/6塩山駅~タクシー柳沢峠9:30-大菩薩嶺12:40-介山荘13:20(泊) 
7/7介山荘4:05-小金沢山5:32-黒岳7:20-大蔵高丸8:45-大谷ヶ丸10:29-滝子山11:40-初狩駅14:35-日の出温泉-大月駅-帰葉

【内容】

7/6(曇り)大菩薩ラインから望む大菩薩嶺は、垂れ込む雲に覆われ望む事はできぬまま柳沢峠でタクシーを降りる。7、8人のグループの他に単独者2組に続いて柳沢登山口を入る。ミズナラなどの広葉樹の林はガスに包まれ涼しくて気持ちが良い。7、8人のグループに追いつき、暫く後を歩いていると男性7人のグループ?もしかして!白神岳縦走でご一緒したあの関東山の会のグループでは・・・やはりそうでした。びっくり仰天です。偶然、まさかの再会を喜び合い、しばし行動を共にし語らいながら歩いたが、残念な事に、目指す目的地が違ったので、六本木峠で記念写真を撮り、虎屋の羊羹をお土産に頂きお別れした。
丸川峠からは、徐々に登山客が多くなり、大菩薩嶺山頂は、ツアー登山客でごった返し、早々に大菩薩峠へ向かう。標高が低くなったせいか、大菩薩峠に着いた頃は、重たい雲の下に小菅村や牛ノ寝通りの尾根を見る事ができた。小屋の寒暖計は、16度を指していた。外でゆっくり時を過ごすには寒すぎ!部屋で転がって地図を広げ明日の好天を願う。

 7/7(晴)朝霧に太陽がピンク色に染まり少しずつ霧が晴れていく中を笹原の狼平から小金沢山へと進む。小金沢山山頂で傘雲のかかった富士山を前方に望み牛奥ノ雁ヶ腹摺山を通り黒岳まで来た。ツガの森では、ガスのベールに陽が差し込みブロッケン現象!を楽しむ。笹原に出たり、又森に入ったりしながらアップダウンの繰り返しだが、素晴らしい景色の移り変わりに楽しくてしかたない。
黒岳山頂では、花の写真を撮りに大峠から登って来た人に出会った。白谷丸に出ると、草原の奥に重なり合う山並みの開放感溢れる景色が拡がる。たぶん奥多摩方面の山々が見えている。ここから、東側のガレ場を見ながら250m位高度を下げ、湯ノ沢峠を通過。この先、草原状が続き大蔵高丸近くまで、鹿柵の中を歩く。今はまだ花は咲いていないが、夏から秋にかけてお花畑になりそう。大蔵高丸山頂では、富士に光りが射すのを待ちかねてるカメラマンが座り込んでいた。相変わらず傘雲がかかっていたがピークを越える毎に近づく富士が大きく映る。ハマイバ丸から大谷ヶ丸、滝子山までは、ノバラや、山葡萄のトンネルにヤブがやや濃くなる。この頃から、猛烈に暑くなり、滝子山山頂は、展望もそこそこに下山した。初狩駅から2キロ先の日の出鉱泉までは、汗が乾くほどの陽当たりで辛かった!汗を流しゆっくりくつろでから大月駅まで送って頂いた。たった一人の客を10キロ先の駅まで送ってくれるなんて!感謝でいっぱいです。何時か又訪れたい温泉になりました。
 このコースは、少々長い尾根歩きですが、秀麗富士12景が4箇所もある富士を眺めるのに最高の山々でした。途中、何箇所も林道からのアプローチがあるので、大きなカメラを持った方に多く出合いました。
 そこそこ変化があり、富士山だけでなく景色は最高!楽しみながら歩けます。


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丹沢縦走◆写真 

井上志津子です、今晩は
今年も富士山に登りたいと言う孫と一緒にプレ山行に行ってきました。


052H250706.jpg

【山行日】7月6~7日(曇り、晴れ)―梅雨明け
【登山方法】小屋泊まり丹沢(鍋割山~塔ノ岳~烏尾山)縦走
【メンバー】井上志津子、土手一真(小4)
【コースタイム】
1日目:10:10渋沢―大倉11:00―12:30二俣13:00―ミズヒ沢13:30―後沢乗越14:00―16:00鍋割山(山荘泊)
2日目:鍋割山荘7:40―9:10塔ノ岳9:40―11:40烏尾山12:15―烏尾山尾根―14:30竜神の泉14:45―15:15大倉


6日(土): 渋沢まで順調であったが、大倉行きのバスは出た後で、既に暑くなったバス道をバス停3つ程歩いた。大倉からは見慣れた道で日陰道をひたすら歩く。水飲み休憩に立ち止まると、たちまち山蛭1匹に見舞われる。
二俣の手前のベンチで12時過ぎ、昼食のついでにレスキューセットで、救助訓練をする。
ミズヒ沢でペットボトルの水を持ちあげるのだが、「つゆの素」が緊急性があったようなのでKクン1本と私が2本をザックに入れた。
Kくんはここから斜度が上がるのに急にやる気を起こし、スタコラ登り始めた。登るにはよい天気、案外楽に雲の中を鍋割山荘についた。
約束のかき氷をまずいただく。いい感じで小屋主の草野さんとKが会えたのが将来山が趣味として発展しそうな予感がした。

7日(日): 宿泊客が少ないので「富士の間」で目を覚ます。窓を開けると富士山がどんと目に入るのでKはご機嫌。たっぷりの朝食をいただき、塔ノ岳を目指す。鹿に会えるのを楽しみにしているのに中々出てきてくれないまま塔ノ岳に着いた。
しばし、ティータイムをとり、下山にかかる。ごろごろ道は苦にならないようで、張り切って下りて行く。木の又小屋でまたかき氷を食べて、歩き続ける。そして、今日のお楽しみ岩場にかかる。クサリにつかまらないで2か所とも通過して、私の方を「大丈夫?」と心配してくれた。
予定は三ノ塔まででストックで「あの山までよ」と指すと、Kは「あそこは今度あの山だけ登りに来よう」と言うので、烏尾山で終わりにすることにした。
これで今年3度目の烏尾山尾根下山となった。林道を1時間も歩いて「竜神の泉」に着いた。
冷たい水で元気回復して、風の吊り橋を渡り大倉に帰り着いた。


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表妙義縦走◆写真 

今年の夏の岩稜歩きの訓練として表妙義縦走に行ってきたので報告します。

11相馬岳の山頂  [相馬岳の山頂]

【山域】上毛三山 
【コース】表妙義縦走 
【天候】曇り時々晴れ時々雨
【日時】7/7(日) 前夜発日帰り 
【参加者】CL柘植(記録)、大木、富樫(富)
【記録】道の駅妙義5:10→見晴し6:30→相馬岳9:30→鷹戻し12:00→東岳下降点→第四石門13:40→14:55道の駅妙義


表妙義縦走は歩行時間がかなり長いのと暑くなりそうなので、午前中勝負で歩けるよう前夜発で出発し、道の駅みょうぎで仮眠する。夜は暴走族も集まるようで結構騒がしかった。
日曜は早起きして5時すぎに出発する。空は高曇りでとりあえずは望み通りの天候。妙義神社で安全登山を祈願して登山道に入るが、樹林帯の中は風もなく湿っぽくてなんとなく息苦しい感じ。奥の院からクサリ場が始まるが問題もなくどんどん進む。見晴しに出ると展望が一気に開け、また風もあって心地よい。

ここからいくつものクサリ場を登下降するが、懸垂下降の練習も今回の目的なので2ヶ所でしっかり練習する。相馬岳をすぎたところ(国民宿舎へのルートの分岐)で雨に降られる。岩やクサリが濡れるといやなのでどうしようと相談していたら、後方から若い単独の山ガールが颯爽と通過。本ルートをぜひ踏破したい他のメンバーからはまさか撤退しないよねみたいな眼差を浴びる。こういう状況が実は一番注意を要するのだが、スマホで天気予報をチェックすると一時的な雨のようなので出発。

長いバラ尾根を通過して鷹戻しの岩場が近づいてくる。ここは長いクサリやハシゴが続くが、途中でさっきの山ガールが下りてくる。どうしたのかと聞いてみたら、この先の下降場所がクサリがなく、ロープなしでは怖くて降りられないので撤退してきたとのこと。そういう場所あったっけ?と思ったが、とりあえず我々はロープを持っているので一緒に行きますかと聞いてみた。ちょっと迷っていたようだがやはり戻るとのことだったので、無理に誘わず我々は先に進む。

鷹戻しの山頂手前で道が分岐するが、直進すると下降困難な岩場になってしまう。おそらく山ガールはここに来てしまったものと思う。 その先のクサリ場がほぼ垂直で腕力頼みの下降になる。
ここで今日の練習の成果ということで2段の連続懸垂を行う。さらに進むと東岳手前の下降地点に到着。もうかなり歩いて疲れてきたし道の駅まで戻るにも結構時間がかかるので、本日はここで打ち止めとする。石門経由で車道に出て、一本杉経由で道の駅に戻った。
クルマに着いてみるとみんなヒルにやられていた。これまで妙義はほとんど晩秋~初冬にかけて計画しており、7月に来るのは初めてだが、この時期はヒルがいるのだ。とにかく暑かったし、ヒルも登場ではやはり妙義は秋冬がよいなと思う。
帰りはもみじの湯で汗を流し、松井田妙義IC近くのそば屋(田舎や)で手締めを行って帰葉した。


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早池峰山薬師岳◆写真 

斉藤一郎です

固有種ハヤチネウスユキソウを見に岩手県へ。
伝承の山域、早池峰山での興亡を報告をします。


P100010020130707.jpg

【山域】北上山域
【ルート】早池峰山 薬師岳
【登山方法】ハイキング
【期間】7月6~7日
【メンバー】CL斉藤(一) SL菅井 杉山 八角 村尾 寺崎
【行程】7/5千葉駅18時⇒矢切経由常盤道・東北道⇒花巻IC⇒農業実習館3時着(仮眠)
7/6シャトルバス岳発6時⇒小田越6:30~撤退~小田越8:30~薬師岳10:10~小田越11:20⇒シャトルバス岳⇒農業体験実習館(宿泊)
7/7天候不順によりハイキング中止⇒遠野市内観光⇒帰葉


7月6日 曇りのち雨
我らの向かう早池峰上空で前線は停滞してるが、高気圧の拡大を期待し、皆集合した。東北道での北上は路面が濡れる程度の雨量で仮眠施設に到着。
僅かに寝られた。明るくなった野外では近くの山に雲を装い暗転を予感させる。
シャトルバスに雨支度で乗り込むが、同乗の自然監視員より、悪天候での山頂~鶏頭山の縦走は危険だとアドバイスを受け素直に従いました。
山頂迄のピストンに変更し、歩き出したが、麓に比べ気温は低い。この山特有の蛇紋岩が登山道に現れ出すと森林は終わり、強く体をゆする風が次の一歩を置けなくなってきた。あれ~、危ないなぁ、と考えていたら、纏まって先行者が下山してくる。山頂へは諦めたようだ。雨は礫の様になりこれ以上は危険と判断し、我々も下山することにした。すぐ後ろを歩いていた監視員は残っている登山者を探しに上がると言う。このような方々には頭が下がる。
下りだしたら道脇に一輪だけ、ハヤチネウスユキソウが咲いているのが見られた。悪天候に関わらず来たかいがあった。バス停まで戻ったが今晩の宿に行くには早すぎ、薬師岳との中間にヒカリゴケが見られるからと、こちらへの登山道を歩き出す。
所々のヒカリゴケを見ながらハイマツを抜け、狭い山頂に着いたが、寒い強風とガスに巻かれ早々下山。今日の宿、農業体験実習館に倒れこんだ。
ここは元学校、教室は畳敷きにリフォームされ風呂、キッチン等が設備されて自炊の我々には最適の設備であった。心地よい布団が付いて、ひとり2000円では安すぎる。

7月7日 曇り
この日も曇り、荒天にはならない様だが展望が望めないのでは登らず、遠野方面へ観光と変更した。
遠野ふるさと村では南部曲がり屋で独特の生活様式に触れ、カッパ淵の静けさに妖気を感じ、伝承館で遠野のほのぼのとした民話を聞いて、この里で育まれた風土に触れた気がした。が、しかし以前にここを訪れているメンバーのTさんによればすっかり変わったそうである。それは他の人も感じたであろう拡幅された幹線道路、どこにでもあるチェーン店の進出、観光地化は地域の独自性を奪い、どこでも同じ『のっぺらぼう』と化してゆくのがとても寂しい。
帰りは釜石道東和IC脇の東和温泉に浸かり、帰りの道へと向かったのでした。

どんとはれ。


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