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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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木曽駒ヶ岳・宝剣岳◆写真 

鈴木です。

木曽駒ヶ岳・宝剣岳に行ってきました。
その報告を致します。


P1010590.jpg

【山域】    中央アルプス
【登山方法】 テント泊縦走
【日程】    H25年6月8日(土)~9日(日)
【天気】    8日 晴れ時々曇り   9日 晴れ
【参加者】   CL 鈴木憲二  記録 鈴木愛子
【行程】
6月8日(土)
千葉3:30→中央道→駒ケ根→菅の台バスセンター7:45発→しらび平8:30のロープウェイ→千畳敷9:10発~乗越浄土10:25着~宝剣山荘10:30着~テント設営 その後11:50発~宝剣岳12:15着 12:30発~テン場12:55着


6月9日
テン場5:20発~中岳5:35~木曽駒ヶ岳6:00着 6:30発~テン場7:00着
テント撤収後8:00発~乗越浄土~千畳敷8:50着→しらび平10:00→菅の台
バスセンター10:10→こぶしの湯12:15発→駒ケ根→中央道→帰葉15:30

【内容】

6月8日(土)
夏の木曽駒ヶ岳・宝剣岳には登った事があるが、残雪の時は、今回初めてである。
雪上のテント泊も、私は初めてである。
千畳敷は積雪2mで一面真っ白で会あった。
乗越浄土の手前がとても急できつかった。
事前確認の時、駒ヶ岳頂上山荘前のテン場は開設していないとの事で、宝剣山荘前の雪上に幕営するよう言われた。その日幕営されたテントは私達をいれて3個だけであった。
テント設営後宝剣岳へ。(宝剣山荘の人が数か所雪が残っているが、問題ないとのことで登ることにした)
頂上ではガスっている時が長く、一瞬見えた三の沢岳が残雪の白、はい松の緑がとても綺麗であった。

6月9日
昨夜は寒くて何度も目が覚めた。
冬用の上下アンダー、冬用ズボン、即乾性の長袖Tシャツ、冬用長袖シャツ、羽毛のヤッケを着て、3シーズン用の寝袋、シュラフカバー、の状態で寝たが、それでも寒かった。
朝、テントから出たら、昨日柔らかであった雪が固く凍っていた。
5:20にテン場を出発、木曽駒ヶ岳への道々も雪の所は固く凍っていて、土の所は3センチ位の霜柱が出来ていた。
風も冷たく冬用の帽子をかぶって登った。
頂上まで誰にも会わず、頂上に30分いたが、誰も来なかった。
360度の眺めが私達だけで、とてもいい気分であった。
富士山、南アルプス、槍・穂高連峰、後立山連峰、新潟の山、乗鞍岳、御岳、空木岳等々が見え、素晴らしい眺めであった。
テントを撤収して、帰り道、乗越浄土からの下りがとても急で、ピッケルで一歩一歩慎重に下りた。
こぶしの湯で汗を流し、帰路についた。(60歳以上は500円であった)
次は、いつか残雪の三の沢岳、空木岳に登ってみたいと思った。


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神室山と禿岳◆写真 

 渡渉あり、雪渓ありの荒れた登山道、そして急登が長く続く神室山は軟弱者の侵入を拒むかのようであった。しかし一方、花の豊富な秘境のような山だった。

17峠近くまで降りてきたら晴れてきた  [峠近くまで降りてきたら晴れてきた]

【山域】奥羽山脈
【ルート】神室山(かむろさん)と禿岳(かむろだけ)
【登山方法】ハイキング
【期間】出発日6/7日(金)夜 行動日6/8(土)、9(日)
【参加者】CL柘植(車)、菅井、小泉、内堀、SL橋本(車)、小倉、加藤、清野(報告)    
【行程】
6/7(前夜発) 
千葉駅を21時に車2台で出発し、「あ・ら・伊達な道の駅」にて仮眠。
近くの田んぼから聞こえてくるカエルの鳴き声が子守唄のよう。


1日目 6/8(土) 神室山     【天候】 曇りのち雨 
 5時起床、5時半「道の駅」出発
 登山口7:00(西ノ又コース)→不動明王9:00→神室山11:15→前神室山12:50(パノラマコース)→登山口15:00


 西の又コース、パノラマコースの分岐に位置する登山口から出発した。
沢沿いの緑豊かで、緩やかな上りの樹林の中を進んでいく。
2回吊り橋を渡り、清々しいブナ林を抜けると、視界が開け難所が現れた。
急で高い沢の側壁の道で、降りるのも、登るのも難儀した。
 難所を渡った先も、傾斜のついた崩れやすい細いトラバース道が続いた。
足元に神経を使い続ける道が終わるころ、シラネアオイの清楚な姿が私たちを迎えてくれ、張りつめた心をほぐしてくれた。
じきに、流れの速い沢が現れた。ここまで何回か渡渉したが、今回は水量が多い。
前方の人たちは難なく飛び石伝いに渡っていったが、私には無理そうに思われた。
Oさんの手助けにより、どうにか渡ることができた。

 雪渓を越え足場の悪い急坂を登ると、不動明王にでた。ここで休憩したが、飛び交う虫が多かった。
先を進んでいくと、すぐに湧水があった。冷たくておいしかった。
ここから、胸突八丁坂と呼ばれるブナ林の中のふくらはぎが伸びきるほどの急登が始まった。
足元にはいろいろな種類の花々が咲いているが、あまりにも辛くて、写真を撮る余裕はなかった。
いつまでも続く急登にいいかげん、うんざりするころ、ヒナザクラ、イワイチョウ、コイワカガミの咲く、御田の神と呼ばれる平らな草地にでた。
 それから雪渓を2回超え、灌木の短いトンネルをくぐり抜け、稜線を進んでいくと、西の又分岐点にでた。
ここから15分程で、神室山山頂だったが、この間、ずっとシラネアオイの花回廊だった。
山頂はガスがかかっていたので、展望は全くなかった。

 帰路は、シラネアオイ他いろいろな花が咲く稜線伝いに、大きな起伏をくり返しながら前神室山頂に立った。
途中、雨が降ってきたので、雨具を着た。
前神室山頂からはいくつか雪渓を渡った。1か所、登山道が不明瞭な雪渓があり、GPSに助けられた。
 ブナ林の中を、ツクバネウツギの花を横目にザンゲ坂の急落や起伏をくり返しひたすら尾根伝いに下降した。
杉林になり、尾根から急斜面に変わるころには、足の親指が圧迫されて痛くなってきてしまった。
雨で滑べりやすくなっているので、痛みをこらえながら、注意深く下っていった。
登山道が小川のようになったころ、出発点である、登山口に出た。
その日は秋の宮温泉の新五郎湯に宿泊した。お湯も食事も良好だった。

【咲いていた花】

麓:タニウツギ、アマドコロ、ラショウモンカズラ、サワハコベ、ヤグルマソウ、クルマムグラ、ミヤマキケマン、ツボスミレ、ユキザサ、チゴユリ、スミレ類など
中腹:カタクリ、ツバメオモト、ミツバオウレン、キクザキイチゲ、シラネアオイ、ミツバツチグリオオバキスミレ、ノウゴウイチゴ、エンレイソウ、タムシバ、ヤマツツジ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキ、スミレ類など
稜線:シラネアオイ、ツバメオモト、ミツバオウレン、コイワカガミ、キクザキイチゲ、ヒメイチゲ、イワナシ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、ミネザクラ、スミレ類など  
 

2日目 6/9(日) 禿岳   【天候】 曇りのち晴れ
5時起床、6時「新五郎湯」出発   
花立峠6:40→8:20禿岳8:40→10:10花立峠


 ヤマツツジ、マイヅルソウ、ミツバツチグリが咲いている登山口より一上りすると、裸地の広場にでたが、ガスがかかっていて展望はよくない。
 樹林の中に入って少し行くと、1合目の指導票が立っていた。
緩やかな傾斜のブナ林の中、両脇をササが密集している尾根道を進んでいく。
時折、視界の開けた場所に出るが、ガスっていて周りは何も見えない。
 4合目と5合目の間はヤセ尾根の急登だった。
ノウゴウイチゴ、イワカガミ、ツバメオモト、ミツバオウレン、スミレ類、ミヤマカタバミ、チゴユリなどの咲く樹林の中の登山道を、ひたすら進んでいくと、稜線にでた。
前方に禿岳頂上らしき姿が見えてきた。しかし、実際は9合目で、不動明王が祀ってあった。

 山頂には御影石の立派な山名標識が建てられていた。すぐ横に展望案内図が倒れていた。
ガスのせいで、全く展望はなかったが、晴れていたら、北西に鳥海山、南西に月山、南に船形山、北東に栗駒山が見えるらしい。
 下山をはじめて少し経つと、ガスが晴れ始めた、9合目あたりから眼下に鬼首の美しい盆地、それを囲む外輪山が見えてきた。禿岳が、鬼首カルデラの外輪山の最高峰ということを実感できた。
1合目付近の裸地に来たとき、一挙に視界が360度開けた。
ヤマツツジ、タニウツギ、サラサドウダンツツジの先に、遠くの山並み、鬼首の盆地が見渡せた。
 昨日の神室山に比べると、楽なハイキングであった。

 帰途、草原で蕨を摘みとり、鬼首温泉郷の「目の湯」に入って、「あ・ら・伊達な道の駅」で昼食をとった。
ここで、私の乗る橋本車と、柘植車は解散した。
橋本車はOさんの案内で、仙台市の海岸にある津波被災地を2時間くらい見学して、21時頃千葉駅に着いた。


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宮之浦岳◆写真 

安岡です。屋久島・宮之浦岳縦走の報告をします。

19 屋久スギに触れる  [屋久スギに触れる]

【山域】屋久島 
【日にち】6月8~9日 
【登山方法】小屋泊り縦走
【ルート】淀川登山口~宮之浦岳~新高塚小屋~縄文杉~大株歩道~荒川登山口
【メンバー】安岡(ツアー参加)


高速艇が鹿児島港を出て約1時間、屋久島が見えてきた。海からいきなり立ち上がった山並みがものものしい。近づくに連れ胸が高鳴った。

6月8日:曇りのち時々雨、夜大雨
宮之浦から淀川登山口まで車でおよそ90分。山間に入って標高が上がってくると、車窓から見える樹林は唖然とするほど密生していた。朝6時前だがすでに駐車場には車が多い。しっかり準備運動して歩き始めた。
森の中に入ると、やはりジットリと湿度が高い感じがした。ところどころでシャクナゲの花が見られ、コマドリやミソサザイの囀りがにぎやかに響く。驚くような太さのヒメシャラやスギの巨木が現れだした。元の木を圧倒しそうに成長している着生木や、倒木の上にずらりと列を作って並ぶ若木などが目を引く。露を光らせて瑞々しい苔類がとても美しい。島内に約600種生育しているというが、この深い原生林で探し歩いたのがすごい。
小屋のある淀川では感嘆するほど無色透明な流れに出会った。写真を撮っても映らないという。花崗岩の隆起によってできた島は、土壌に養分がなくて“豊かでないから”水が澄んでいる、とガイドの説明を受けた。
ひと月に35日雨が降ると表される屋久島は「水の島」でもある。縦走路には水場も多く、1?持っていれば十分と思えた。やはり雨模様となった。泥炭高層湿原の花之江河は独特の雰囲気をもった日本庭園のようだ。投石平に着くと展望が開けてきて、いっとき洋上アルプスを眺めることができた。投石岩屋で冷たい雨を避けて大休止。ここから先には栗生岳直下の岩屋くらいしか雨風をしのげる場所は無い。この辺りから山肌一面をヤクザサが覆い、丸みを帯びた花崗岩とシャクナゲ群落との、庭園のような風景が広がってきた。湧き上がっては晴れる目まぐるしいガスの合間に見える光景に、何度も歓声が上がった。ヤクシマシャクナゲは本当に美しかった。晴天なら夢の楽園のような景色を堪能できただろう。

宮之浦岳に着いた時は風も強く、記念撮影もそこそこに山頂を後にした。開聞岳も望めるという大展望は次回のお楽しみとなった。永田岳などを望みながらの稜線歩きが続き、坊主岩を過ぎたらまた樹林帯に入った。新高塚小屋小屋に到着したのは16時を回っていた。雨に濡れると倍疲れる。ザックは滴が垂れるほど湿っていて、カバーは気休めにしかならないことを知った。防水バッグやシールパックをセットしていたが、さもなければ何もかも濡れただろう。ここでは何よりも濡れ対策が肝心だと痛感した。外のテーブルに置かれてあった誰かのザックが、夜のうちに鹿に荒らされてしまった。小柄で愛らしい屋久鹿にも注意が必要だ。小屋内ではシュラフ3番でカバー無し、防寒具はライトダウンで大丈夫だった。
ガイド手作りの屋久島コールスロー(勝手に名づけた)が美味しかった。雨音を聞きながら早々と休んだ。

6月9日:雨、時々小雨
雨は止んでいない。ツアーでなければなーと、隣でシュラフにもぐったままの単独行者を羨ましく思いながら支度した。
増水が予想されるので白谷雲水峡には入らず、荒川登山口へ下山すると知らされた。小川のような登山道を縄文杉目指して歩きだす。谷はみな瀬のようになっている。「靴が濡れるのは諦めてくださ~い」と声が掛かるが、とっくに諦めている。
迷った末に持参した傘が役立った。雨を直接体に受けないだけで気分的にとても楽だし、休憩時もゆっくりできる。
合羽の撥水力が不十分だっただけに助かった。ほどなく縄文杉に到着。ただ大きいだけではない、他の屋久杉とは全く異なるたたずまい。まさしく長老のような風格で立っていた。大株歩道には木の階段が多いが、滑りにくい工夫がなされた作りになっている。木道も整備されていて歩き易い。トロッコ道へ出たところで巨木の森歩きは一段落だ。ゴーゴーと轟音をたてて流れる安房川沿いを3時間の軌道敷歩き。前半は木道で楽だが、後半に枕木をひろって歩くのは少々疲れる。
レールに引っ掛かったままの枝葉の塊が、一時的に川になっていたことを語っている。想像すると恐ろしい水量だ。
ガイドの無線連絡によると空も海も欠航で、登山口への道路も通行止めになっているという。
荒川登山口のバス停に我々のバスは無事来ていた。ドコモ圏外の場所である。待合室に居た数組の登山者はその後どうしたのだろう。
個人で入山する場合は非常時を予測した足の確保が大事だと思った。
町へ戻ればブーゲンビリアが咲き、庭先にバナナが生っている。多彩な屋久島に魅了された。ぜひまた訪れたい。
ツアーで非常にローペースだったため、各所要時間は割愛します

島情報:
滝百選の一つ「大川(オオコ)の滝」:大迫力でした(大雨の後でしたし・・)ついでの観光におすすめです
宮之浦の民宿「八重岳」:登山者対応万全で食事が美味しく、清潔感ありました。向かいに山道具レンタル屋あり地元「けい水産」製造の飛び魚の燻製:薄切りをコールスローに入れたら絶品。Webで購入可

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