ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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禿岳ハイク 

渡辺浩です。東北禿岳に行ってきました。
山以外の話が在りますが報告します


【メンバー】CL渡邉三、横山、神山、高梨、岩元、三代川、渡邉ヒロ
【山域】 東北禿岳
【ルート】花立峠口
【行程】幕張3 :00ー禿岳登山口10:00ー4頂上11:15ー登山口12:15

【内容】

今回禿岳を選定したのは登山後の川原毛の野湯に入る為である。
秘湯中の秘湯と思われる温泉を堪能するためには出来るだけ登山時間を短縮する必要が有る
。山自体は、ほぼ上り一辺倒、登山中は然したる眺望、危険地帯も無く頂上に着く。
頂上は晴れて要れば360度の展望が期待出来るが温泉と宴会の事ばかり考えてるメンバーの会話に耳を傾けながら登山行程の少なさに一抹の寂しさを感じた。
其なりに頂上を楽しみ同ルートを下山する。メインイベントの川原毛の湯に直行するも途中の道が土砂崩れで行けなくなってしまった。
別ルート徒歩で行ける方法もあるので大量の酒、食材、装備を担いで行く宣告をしたが軟弱隊員の猛然の反対(某女性会員以下数名)を受け本日は川原毛湯は中止とし泥湯温泉に変更し、レイクーサイドキャンプに変更。
翌日徒歩にて川原毛湯の大湯滝を堪能する、源泉からほぼ150先で12m二段の滝と8m一本滝(目測)が、同時に落ち込み下の釜はどちらも37~40度前後の快適完全滝ながしの温泉だ。
二段滝の上段の釜もアルパイン2級の技術をもってすれば湯に浸かれる。至福の極泉が五臓六腑に染み渡る。そして見事な湯窓。要は沢自体全て温泉なのだ。
そう、これが、KING・OF・ROTENBURO♪川原毛の湯はメンバーに時の経過を忘れさせたが、ある程度、堪能し上流の源泉に入り、ゆで卵を作ったり源泉の湯を楽しんだ。
こうして今回の山行は、やや、のぼせ気味に終了しました。



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焼石岳◆写真 

はじめまして。
新しくちば山に入会させていただきました、強矢智奈美と申します。
よろしくお願いします。
岩手県の焼石岳に行ってまいりましたので報告させていただきます。


10、焼石岳山頂  [焼石岳山頂]

【日時】6/29-30
【山域】岩手焼石岳
【メンバー】石橋、辻本、竹下、菅井、上茂、藤田、澤田、井上、杉山、強矢
【行程】中沼登山口8:10ー銀名水避難小屋11:00ー頂上12:45ー東焼石岳16:00ー銀名水避難小屋17:10ー避難小屋5:00ー中沼登山口8:15

【内容】

待ちに待った焼石岳ハイク。中沼登山口に着くとちょうどシーズンということもあり、多くの登山者達で賑わっていました。
6月の焼石岳はたくさんの高山植物、花でいっぱいです。
いざ登り始めると、黄色のリュウキンカや紫色のシラネアオイなどたくさんのかわいい花たちに出会うことができました。途中の中沼、上沼のほとりには、ミズバショウが天使のように咲いていてまるで天国にいるようでした!
まだまだこの時期の焼石岳には雪渓が残っていて、それを越えていくと山頂が徐々に見えてきました。
ムシトリスミレやショウジョウバカマなど珍しい花にもたくさん出会って山頂到着。
それから焼石岳を周回し東焼石岳に向けて出発するも、なかなか道がわかりずらかったですが、リーダー先導のもと無事東焼石岳にも辿り着きました!帰りはビールのことで頭がいっぱいでした!山小屋でのみんなでご飯はとても美味しかったですね。
次の日は朝4時に起床して、下山。
朝からビックリするほどの快晴でした。みんなで山菜を探しながら順調に下山して、フィニッシュです!

ほぼ初めての登山でしたが、ベテランメンバーさんたちのお陰でとても楽しく行くことができました。
この思い出はずっと大切にします。
みなさん、ありがとうございました!


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鳥海山山スキー・花ハイク◆写真 

菊池です。

ちば山の皆さん、2度も欺いてごめんなさい。5月26日の富士山、6月8日の乗鞍で今季の滑り納め宣言を繰り返しましたが、3度目の正直の滑り納めと花ハイクを6月29日に鳥海山で楽しんでしまいました。


これぞ夏山スキー  [これぞ夏山スキー]

【山域】鳥海山
【日時と天候】2013年6月29日(土)晴れ
【メンバー】CL I氏・菊池
【行程】新潟―酒田―湯ノ台口車道終点駐車場8:30―滝ノ小屋(1280m)―雪渓ー10m程度の藪漕ぎ2回―1970m登山道―12:45伏拝岳(2140m)―行者岳―1970mから滑走(往路を辿る)14:45-滝ノ小屋―15;55駐車場


・娘の里帰り出産予定が6月20日ころであったため6月は山行計画は立ててなかったが、5月30日に無事出産でき、6月に入り2度も滑り納め山スキーを楽しむことができた。
・今季の鳥海山は残雪が多く、CLのI氏はこのところ毎週、湯ノ台コースに通っており今回5回目とのこと。先週はまだ駐車場まで除雪されておらず、駐車場下からシールのまま稜線直下まで登れたようだ。2週前には稜線直下から標高差900m滑走可能とのこと。6月30日の山開き前日の今回はさすがに駐車場からシール登行はできなかった。駐車場のトイレは締まっており使用不可能、おそらく30日からは使用可能であったと思われる。

・I氏が前回辿ったルートを駐車場から右に回り込むようにシールで出発したが、すぐに沢で雪が途切れていることが確認でき、藪の突破は難しいと考え、登山道を滝ノ小屋に向かった。
・滝ノ小屋から河原宿小屋の登山道ルートを採らず右回りに進んだ。視界良好であるが、雪渓は途切れ途切れになっており、複雑な地形のため、近くまで行かないと繋がっているかどうか判断が難しいところがある。もう少し右にまいて行くのではと思っていたが、先行するI氏は角度を上部向け過ぎているのではないか。案の定、前回より左に寄りすぎたため藪に阻まれ引き返して軌道修正するハメとなった。標高差50mほどスプーンカットの斜面をシールで下り(結構足に来た)約15分程のロスであった。
・その後は10mほどの藪漕ぎを2ヶ所通過し標高1600m付近で左の雪渓に乗り換えると、左下に河原宿小屋が見えた。ここから稜線下の標高2000mほどまで雪が繋がっていた。雪渓が急になり、板をザックに付け1970mから伏拝岳への登山道を標高差170mほど頑張った。始めの急斜面はスキー靴のためやや苦労したが、次第にお花畑が広がり写真を撮りながらゆっくり稜線に達した。

・この時期のお花畑は初体験、お馴染みのショウジョウバカマ・ナナカマド・シナノキンバイに、初めてみるイワウメと、タカネバラ似ているが小ぶりで群生しているベニバナイチゴには大感動させられた。
・伏拝岳の頂上(稜線)ではハイカーが休憩をとり、御浜小屋方面からのハイカーも行きかって賑やかであり、スキーを担ぎあげた我々二人を奇異の目(尊敬と羨望の目か?)で歓迎してくれた。行者岳に向かう途中から未体験の千蛇谷を覗くと残雪もたっぷり、滑走意欲を駆り立てたが、体力と時間を考え、次回に期待することとした。

・今回は山頂を踏むことを目標とはしていなかったため、七高山・新山は写真に収めることで割愛、涼しい雪渓上でビアーとカップヌードルで至福の時を過ごした。腹が満たされ、心地よい初夏の陽射しに睡魔が一瞬襲ってきて、昼寝と洒落込みたいのもやまやまであったが時間も押してきていたため、ぐっと我慢して、滑走開始地点まで慎重に下った。急なところはスキー靴のためバランスを崩さないよう極めて慎重に下ったが、案の定、相棒は小さな浮石に足を取られ転倒、変な力が加わったため、一瞬痙攣したが事なきを得た。

・滑走開始地点で定番の氷あずきとドリップコーヒーで一休み、往路を辿って滑走した。湯ノ滝小屋まで標高差約700m、上部2/3は小さな凹凸はあるものの、まあまあの快適滑走、下1/3は次第にスプーンカットで凹凸がやや激しくなり、衝撃を受けながら慎重にターンを刻みながら今シーズン最後の滑走をじっくり味わった。
・快適滑走には1-2週間ほど早いほうがベターであろう。しかし花を愛でる楽しみと、まあまあの滑走距離と快適滑走が確保できた今回の山行は、経験したことのないような新鮮味を感じた。この時期、山スキーを気軽に楽しめるのは、鳥海以外は立山・乗鞍・月山くらいである。遠路ではあるが静かな鳥海の6月山スキーは病みつきになりそうである。

今回は藪漕ぎもごく少なかったが、これ以降は河原宿小屋経由でないと稜線には達することはできないでしょう。河原宿小屋上部の心字雪渓では8月でも夏スキーを楽しむことができるとのことです。


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谷川岳一ノ倉沢南稜◆写真 

熊倉です。
簡単ですが、雨に降られた南稜の報告をさせていただきます。

南稜テラスにて
 [南稜テラスにて]

【期間】2013年 6月29日
【山域】谷川岳
【天候】曇時々雨
【ルート】一ノ倉沢南稜
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】CL:富樫 熊倉

【行程】
28日 夜 08:00出発⇒深夜11:30 谷川岳ロープウェイ駐車場(仮眠) 
29日 3:00 起床 ⇒ 3:30 出発 ⇒ 4:40 一ノ倉沢出合 5:00 出発 7:00テールリッジ ⇒8:30 南稜テラス ⇒ 9:40 馬の背 ⇒一ノ倉沢出合1:30 ⇒ 駐車場3:00

【内容】

水上の天気予報は雨50%。新潟側が晴予報なのを頼りに出発するも雪渓の上は真っ白な霧。
そのため、テールリッジの取り付き地点を通過して 違う岩へ取り付いてしまい1時間ほどロス。
その後霧は晴れ、7時無事テールリッジへ到着。
しかし前日の雨と霧で濡れている岩。ちょっと滑る。
南稜テラスへ向かう途中、ザーッと雨が降ってくる。急いで雨具を着ける。
中央稜取り付き地点で5人組パーティに会う。
今日の南稜はどうやら私たちと5人組パーティのみの様子。のんびり行くことにする。

久しぶりの南稜。
この時間になって日差しが少し出てきたものの、ところどころ濡れた岩場はやっぱり少し滑る。
3ピッチ登ったころ、また山には霧がかかり始め、今にも雨が落ちてきそうな気配。
富樫師匠と相談し、無理せず今日はここから懸垂下降して下山決定。
ゆるゆると下りて、途中の眺めのよいところでゆっくりランチタイムとし、午後1時過ぎ無事一ノ倉沢出合へ到着。

3ピッチしか登れなかったものの、霧の中に浮かび上がる衝立岩の姿や谷を滑り落ちる、ブロック雪崩の轟音。沢筋に咲くタニウツギの花を楽しむなど 一ノ倉沢を満喫し富樫師匠には物足りなかったかもしれないけれど(笑)…熊倉個人的には大満足。
やっぱり谷川岳はカッコよかった。

富樫師匠、今回もお付き合いくださり、ありがとうございました。
次に機会があれば 上まで行きたいかな(笑)


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小雲取谷沢登り◆ 

吉川です。
 林道歩きや仕事道、登山道歩きが行程の三分の二を占め沢中は短かったが、水量も多くそれなりに楽しめた。
何よりも苔の綺麗な小滝群は素晴らしかった。

苔の緑が美しい  [苔の緑が美しい]

【山域】奥多摩 
【ルート】小雲取谷 
【登山方法】沢登り 
【行動日】6月29日 
【メンバー】CL柘植、SL池田、加藤、吉川(記)
【行程】前夜発仮眠後6/29八丁橋5:20-長沢谷出合7:00-小雲取谷出合8:15-稜線11:15-唐松谷吊橋13:40-八丁橋14:20-帰葉


【内容】6/29 (曇り時々薄日)八丁橋に駐車し、大タワ林道を歩いて、長沢谷出合で沢支度をし、一山越え大雲取谷に下降する。水を嫌ってか?なかなか入渓しない。仕事道を歩いているうち、大タワ林道の崩落地近くまで来てしまう。際どい急斜面を下降して入渓した。間もなく右岸にナメ滝と苔の綺麗な小雲取谷が現われ、大雲取谷と分かれる。小滝の連続、CS何れも登れる滝で快適!ゴルジュ帯では、腿まで水に浸かり飛沫を受けると、ようやく水なれし楽しくなる。少々のシャワークライムも突っ込んでいけるようになったが・・・2段8mの滝は、水量が多く落されそうなので、右岸を高巻いた。

その後は時々倒木のダムは有ったものの、原生林の谷に、苔むしたところを流れ落ちるトイ状の滝やスダレ滝は、日本庭園を思わせる景色で美しく、癒される。木漏れ日は景色をいっそう引き立てている。いつしか源流の渓相に変わり、赤い露岩を左から越えると一旦水は消え、また復活するが、直に源頭部のガレ場となる。急なガレ場から、左の尾根に這い上がると、背丈の低い笹が茂る唐松帯の稜線にあっけなく出た。
 富田新道は、緩やかなアップダウンから後半は、九十九折の急下降であったが、ブナ林がとても美しかった。
 同行の皆さん、私の忘れ物の為、出発時間が遅れ、睡眠が少なくなってしまった事は、すみませんでした。ごめんなさい!

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谷川岳幽ノ沢中央壁アルパイン 

アルパインクライミング、谷川岳幽ノ沢中央壁 正面フェースの登攀に行って参りました。
結果ですが、ルートを外れ、6ピッチ目で敗退です。


登攀開始
 [登攀開始]

【日時】2013.6.23
【山域】谷川連峰
【山名】谷川岳 幽ノ沢中央壁 正面フェース
【形式】アルパインクライミング(ロッククライミング)
【参加者】CL樋口、SL富樫(正)
【行程】2013.6.23
   谷川岳ロープウェイ駐車場 4:05発
   一ノ倉沢出合通過  4:50
   幽ノ沢出合 5:15着 5:35発
   カールボーテン 右フェース取り付き 登攀開始 7:30
   6ピッチ目途中で、撤退決定 (13:15頃)
   懸垂下降4ピッチでカールボーテン下部へ 15:15頃
   谷川岳ロープウェイ駐車場 18:00頃到着


【内容】
雪渓が途切れる前に谷川岳の幽ノ沢を登攀しよう、ギリギリか。
去年6月上旬に幽ノ沢V字状岸壁右ルートを登攀したが、幽ノ沢は出合から快適な雪渓の登りであった記憶がある。
今回は、そうでなかった。しばらく沢歩きとなる。
こりゃ、沢登りだぞ。ナメ滝がでてきて大変大変。
沢靴じゃないからすべっちゃいそうで、渡渉は慎重に。
アンザイレン用の支点がところどころある、沢登用です。
大滝の手前で雪渓歩きとなる。二股で右俣に入るが、この辺りはどうも滝の連続らしい。
ところどころ、雪渓が切れそうでスノーブリッジをそうっと渡る。

幽ノ沢中央壁を背景にカールボーテンが見えてきた。
その手前には凸凹した雪渓がある、青色の氷柱が乱立する。
雪渓の左岸か右岸をあるくか迷ったが、右岸を選択、これは正解だった。
雪渓と岩の堺に沿って、岩岸を上り詰める。時折雪渓が崩壊する音が鳴り響き、足が止まる。
何とか雪渓の最上端を巻くように雪渓を抜けられた。
右俣リンネを確認、豆腐岩を右から巻くようにカールボーテンを昇ると、ビレイ点が現れ出した。登攀準備に取り掛かる。

ダブルロープ50m2本。今回はハンマーとハーケンを各自6枚程度用意した。
平型とアングル型を数本。ほとんど硬鉄仕様で、結果論であるが、軟鉄を準備すべきであった・・・。

トポ図では2ピッチ目で豆腐岩を左上するように巻くが、我々は3ピッチ目でトラバース。
これが途中で笹の痩せた稜を越えるのだが、足元つるつるで。
ザイルの余長も少ないので途中、RCCボルトとアングルハーケンの支点が出たところでピッチを切る。
これらの2本の支点にスリングを通し、流動分散方式でビレイ点を作った。
少し体重をかけたところ、ハーケンがスコーンと抜けてしまう。
「あっ」と声を上げ、残ったRCCボルトがしっかり受け止めてくれ、助かった。
流動分散方式だから50cm程度ずるっと落ちて止まった。固定分散方式がいいのだろうか?。

ここから目立たぬ笹の稜を直登する方向に進路を取った。この先はとんでもない地獄の登攀となる。
昇れば昇るほど、険しい笹混じりの草付きの昇りとなり、どころどころで岩が現れるも水が染み出ていて、かつ脆い。
支点として使えるハーケンがほとんどなく、持参したハーケンをハンマーで打ち込む。
でも、岩が脆くて岩がことごとく割れていく・・・。

支点を作れない・・・、最悪の状況に陥る。笹を束ねてフリクションヒッチで支点を
作ったりと、支点として使える物を探しまくって・・・。でも、もう限界か。

落ちないことを前提に稜を昇るも、もう限界か。5ピッチ目の終了点なんて、なんとか打ち込んだハーケン1枚と笹を束ねて縛りつけたフリクションヒッチ(クレイムハイスト)でビレイ点を作りましたから。足場が悪くて、脹脛は限界に。

6ピッチ目の途中で、このまま進むか、降りるか話し合う。
帯状ハングは越えているもののこの先、もっと悪くなるかもしれないし、、あと150mもこんな稜を昇り続けられるだろうか?。
今、すでにビレイ点を作るのに苦労しているのだから、撤退しよう。
そう決めたものの、懸垂下降する支点がないではないか!?。

6ピッチ目は富樫さんがリードで、やっぱりいくらハーケンを打ち込もうとも岩が剥がれ、浮石をつくっているようになってしまう。やっぱりさっきと同じ状況だ。
でもそのすぐ直下に細い生きた木があってそれを支点として懸垂下降の準備に入る。
それからは、懸垂下降中にハーケンの刺さるような割れ目があればビレイ器を仮固定して両手を開放し、ハーケンを打ち込む作業に入る。ハーケン2枚を打ち込んだら、捨てスリングで懸垂下降の支点を作り、セルフビレイをとり、また懸垂下降を開始する。そんな繰り返しだ。

カールボーテンの下部にたどり着いたところで、雪渓の手前まで慎重に降りる。
7時間ぶりに腰を下ろして休憩できた。力尽きたかな、精神面も体力面も。

【反省点】
 稜でないのに稜に入ってしまったルート選定ミス。これが痛かった。
 ハーケンは軟鉄仕様を準備すべきであった。
 時期が悪い、梅雨入りする前が最適期ではないか?。
 人気のないルートを登攀する場合、既存のハーケンはハンマリングで生きているのか確認を。

いまとなっては、後悔する気持ちが大きく。リベンジしますよ!.
当日、一ノ倉沢(烏帽子岩奥壁南稜と衝立岩中央稜)は大賑わいだった(船山の方々が大勢入った)。
でも幽ノ沢は私たち1パーティーだけ。
幽ノ沢は人気がなく、荒れてきているようだ。

5ピッチ目
 [5ピッチ目]

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御座山、天狗山◆写真 

御座山(おぐらさん)、天狗山山行報告
山行日:2013年6月22日23日
メンバー:竹下美代子(CL)、澤田淳子、大木裕見子、菅井修、内堀孝信、齋藤健志(報告)


15感動  [感動]

報告
22日(土)
6時15分千葉駅北口集合し、車1台で長野県北相木村長者の森に向かう。朝から日が射す良い天気に恵まれ、気分上々車での会話も弾む。
11時30分長者の森登山口から、御座山へ出発する。出発地点はキャンプ場で豪華バンガローなどの施設を見ながら山道となる。登山道は良く整備され、不安はない。出発してすぐ、時期は終わったはずのわらび、ウドが目に入り、早速収穫する。途中、日が陰り、雨が落ち、暫く雨具着用し、登る。天候はすぐに変化し、雨もすぐ上がるが遠くには積乱雲があり油断はできない。今回はシャクナゲ、イワカガミの山御座山のはずがほとんどのシャクナゲは終わっていて花は見られない。その代わり、蓮華つつじの見事な花が咲いていて目を楽しませてくれる。

1時間に一回の休息で水、食料を補給し、それほどの疲れもなく、鳥のさえずり以外聞こえない、静かで、心地良い登りを楽しむ。シャクナゲに囲まれた登山道は6月上旬ならばきっと花々で美しかったろうと思われる。しかしながら、ガス漂う中の新緑の木々は美しく、そこで呼吸するだけで、体中に活力が満ちてくる感じがして、心も弾む。1992mの前衛峰からは目的の御座山(2112m)が望まれ、最後の登りにかかる。少し急な道を登り詰めると突然立派な小屋が目に飛び込んで来る。到着は15時30分、ここが今夜宿泊する所で、雨戸までついた20人収容の申し分のない小屋だ。
御座山山頂は小屋から100m程の所にあり、ザックを小屋に置き、早速出かけてみる。山頂は登って来た道とは違って、断崖の岩山、3点支持で慎重に進む。山頂からは360度の展望、周りの山々が見渡せるはずが、雲がかかり山の同定が難しい。山頂近くにはイワカガミが沢山咲いていて、目を楽しませる。さらに、小屋に戻る途中、小屋近くに数株のちょうど見ごろに咲いたシャクナゲを見付、花見となる。ガスがでて、雨も降り始め、夕日も望めず、小屋にて夕食、歓談となる。ハーモニカ演奏、歌ありで楽しむ。下から持ち上げた各自3~5リッターの十分な水があり、十分な水分補給と食事、さらに採取したウドの佃煮に舌鼓を打ち、夕闇とともに、早々の就寝となる。
夜には夜景、満天の星を期待した人もいたが生憎の天気で夜景も望めず、さらに雲間からの満月のような月明かりに星影もない。

23日(日)3時40分東の空の雲が赤く染まり始めたので、御来光を拝みに山頂まで出かける。夜は冷え込んだので、防寒用に雨具を纏いゆっくりと出かける。冷え込んだおかげで雲海が下に沈み、山々の頂が雲海から頭を出し、360度すっきりと視界が広がる。山頂に着くと素晴らしい光景に誰もが歓声を上げる。先ず、頭上の雲が真っ赤に焼け、次第に東の空も焼けてくる。全方位赤く焼け、しばし、見とれる。周囲を見渡せば、富士山は見えないものの、両神山、浅間山、白馬三山、鹿島槍、槍が岳、穂高、そして直ぐ近くに八ヶ岳全域、鳳凰三山、甲斐駒、金峰山が望まれ、大満足に声も弾む。朝食後、6時小屋を後にする。涼しいくらいの気温に陽射しもあり会話しながら、ゆっくりと下山する。2時間半で下山終了。
駐車場にはこれから登る人達が多くいる。

次の天狗山(1882m)登山のため南相木村馬越峠に移動する。10時過ぎ峠着。水、食料のみの軽装備で登る。結構な岩山で途中両手を使っての岩登りが何箇所かあったが軽装備のおかげで50分で山頂に着く。ここは鳥の声とともに春ゼミの鳴き声がしきりである。山頂からの眺めは良く、さっきまで居た御座山を眺めながらゆっくりと水等を摂り下山。数パーティとすれ違う、ほとんどが男山への縦走のようだ。40分程で下山。
温泉入浴、食事の後帰路に着く。
梅雨の合間に思ってもいない山に行け、目的の花達にも会い、素晴らしい朝を山の上で迎えられ、メンバー一同大満足、感激の山行であった。


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日陰名栗沢◆写真 

日原川の上流は八丁橋のゲートが慢性的に閉まっているので、唐松谷より上流へは行きにくくなっている。そのなかで、比較的アプローチが容易な日陰名栗沢へ行ってきました。下山のヤケト尾根を含めるとなかなか充実した山行でした。

06このあたりは美しい滝の連続
 [このあたりは美しい滝の連続]

【山域】奥多摩  
【コース】日陰名栗沢  
【形式】沢登り
【参加者】CL柘植(記録)、SL石橋、富樫(富)  
【天候】曇り時々晴れ
【記録】 八丁橋6:45→日影名栗沢入渓地点7:30→11:45稜線
     →ヤケト尾根末端の吊橋14:25→14:45八丁橋


前夜は鳩ノ巣駐車場泊、日曜は早い時刻に出て八丁橋に駐車して出発する。
ここ数日悪い天候が続いたので日原川の徒渉が心配だったが、それほどでもなく無事に入渓地点に到着。目の前のF1が初っ端から結構なシャワークライミングで手荒い歓迎を受けてしまう。でもびしょ濡れになればもう怖いものなし。
日陰名栗沢は大きな滝こそないが数mクラスの小滝が続き、しかもみなどこかに弱点があるので楽しく登ることができる。ただ稜線まで登るとなるとかなりの標高差になるので、それなりに時間と根性が必要だが、前夜発で早い時刻に入渓したので、余裕をもって登ることができた。下山は日陰名栗沢右岸のヤケト尾根にとる。
ここは長大で幅広のボリューム感満点の尾根で出だしこそ薄い踏み跡があったが、すぐにそれもなくなりGPSで慎重に下る。下のほうはもろくて急傾斜の下りに冷や汗をかくが、なんとか仕事道を見つけ、無事日原川にかかる吊橋に出ることができた。
同行者はたぶん沢よりもこちらのほうが気疲れしたのではと思うが、快適な沢登りと彷徨といってよいヤブ尾根下りのセットはなかなか充実していた。


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高后山◆写真 

高后山の報告です。

月日:平成25年6月15日(土)
天候:曇り時々晴れ
行程:登山口 10時40分 ~ 高后山 11時50分 ~ 大滝経由 登山口 13時5分


005通商ガマ岩  [通称ガマ岩]

梅雨の時期だが新人の浅井君と高后山を歩いてきました。
君津駅で待ち合わせをし、登山口に行く途中、雨が結構降ってきた。
予報では夜から雨だったが、「中止」の一言が頭をよぎる。
登山口に着くと雨はあがっている。(ラッキーです)
ここで身支度を整え石射太郎へ登って行く。
梅雨時で天候が不安定なため、いつもの1周コースでなく、ショートカットの大滝コースを歩くことにした。
最初は涼しかったのだが、途中から日がさし蒸し暑くなる。
高后観音で水分補給をし、山頂を目指す。
山頂での風景は結構見晴らしが良く得した気分になる。
途中濡れた岩を滑らないように注意しつつ大滝へ下山した。
 
ヤマビルについて
千葉の山には本来清澄山周辺を除きヤマビルは居なかった。
ところが最近、鹿の増加に伴いヤマビルの生息範囲が拡散しているようだ。
ヤマビルは鹿の蹄に穴を開け寄生し、鹿とともに移動して生息範囲を広げてゆきます。
自分は高后山でヤマビルを見たことがありません。
今回もヒルが出てくるには好条件でしたが遭遇しませんでした。
落ち葉の中もストックで掻き分けて除いてみましたが発見出来ませんでした。
自分的には高后山にはヤマビルがまた生息していないか、ものすごく少ないと思っています。どなたか高后山でヤマビルと遭遇した方がいたら場所等を教えて下さい。
 
永田


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木曽駒ヶ岳・宝剣岳◆写真 

鈴木です。

木曽駒ヶ岳・宝剣岳に行ってきました。
その報告を致します。


P1010590.jpg

【山域】    中央アルプス
【登山方法】 テント泊縦走
【日程】    H25年6月8日(土)~9日(日)
【天気】    8日 晴れ時々曇り   9日 晴れ
【参加者】   CL 鈴木憲二  記録 鈴木愛子
【行程】
6月8日(土)
千葉3:30→中央道→駒ケ根→菅の台バスセンター7:45発→しらび平8:30のロープウェイ→千畳敷9:10発~乗越浄土10:25着~宝剣山荘10:30着~テント設営 その後11:50発~宝剣岳12:15着 12:30発~テン場12:55着


6月9日
テン場5:20発~中岳5:35~木曽駒ヶ岳6:00着 6:30発~テン場7:00着
テント撤収後8:00発~乗越浄土~千畳敷8:50着→しらび平10:00→菅の台
バスセンター10:10→こぶしの湯12:15発→駒ケ根→中央道→帰葉15:30

【内容】

6月8日(土)
夏の木曽駒ヶ岳・宝剣岳には登った事があるが、残雪の時は、今回初めてである。
雪上のテント泊も、私は初めてである。
千畳敷は積雪2mで一面真っ白で会あった。
乗越浄土の手前がとても急できつかった。
事前確認の時、駒ヶ岳頂上山荘前のテン場は開設していないとの事で、宝剣山荘前の雪上に幕営するよう言われた。その日幕営されたテントは私達をいれて3個だけであった。
テント設営後宝剣岳へ。(宝剣山荘の人が数か所雪が残っているが、問題ないとのことで登ることにした)
頂上ではガスっている時が長く、一瞬見えた三の沢岳が残雪の白、はい松の緑がとても綺麗であった。

6月9日
昨夜は寒くて何度も目が覚めた。
冬用の上下アンダー、冬用ズボン、即乾性の長袖Tシャツ、冬用長袖シャツ、羽毛のヤッケを着て、3シーズン用の寝袋、シュラフカバー、の状態で寝たが、それでも寒かった。
朝、テントから出たら、昨日柔らかであった雪が固く凍っていた。
5:20にテン場を出発、木曽駒ヶ岳への道々も雪の所は固く凍っていて、土の所は3センチ位の霜柱が出来ていた。
風も冷たく冬用の帽子をかぶって登った。
頂上まで誰にも会わず、頂上に30分いたが、誰も来なかった。
360度の眺めが私達だけで、とてもいい気分であった。
富士山、南アルプス、槍・穂高連峰、後立山連峰、新潟の山、乗鞍岳、御岳、空木岳等々が見え、素晴らしい眺めであった。
テントを撤収して、帰り道、乗越浄土からの下りがとても急で、ピッケルで一歩一歩慎重に下りた。
こぶしの湯で汗を流し、帰路についた。(60歳以上は500円であった)
次は、いつか残雪の三の沢岳、空木岳に登ってみたいと思った。


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神室山と禿岳◆写真 

 渡渉あり、雪渓ありの荒れた登山道、そして急登が長く続く神室山は軟弱者の侵入を拒むかのようであった。しかし一方、花の豊富な秘境のような山だった。

17峠近くまで降りてきたら晴れてきた  [峠近くまで降りてきたら晴れてきた]

【山域】奥羽山脈
【ルート】神室山(かむろさん)と禿岳(かむろだけ)
【登山方法】ハイキング
【期間】出発日6/7日(金)夜 行動日6/8(土)、9(日)
【参加者】CL柘植(車)、菅井、小泉、内堀、SL橋本(車)、小倉、加藤、清野(報告)    
【行程】
6/7(前夜発) 
千葉駅を21時に車2台で出発し、「あ・ら・伊達な道の駅」にて仮眠。
近くの田んぼから聞こえてくるカエルの鳴き声が子守唄のよう。


1日目 6/8(土) 神室山     【天候】 曇りのち雨 
 5時起床、5時半「道の駅」出発
 登山口7:00(西ノ又コース)→不動明王9:00→神室山11:15→前神室山12:50(パノラマコース)→登山口15:00


 西の又コース、パノラマコースの分岐に位置する登山口から出発した。
沢沿いの緑豊かで、緩やかな上りの樹林の中を進んでいく。
2回吊り橋を渡り、清々しいブナ林を抜けると、視界が開け難所が現れた。
急で高い沢の側壁の道で、降りるのも、登るのも難儀した。
 難所を渡った先も、傾斜のついた崩れやすい細いトラバース道が続いた。
足元に神経を使い続ける道が終わるころ、シラネアオイの清楚な姿が私たちを迎えてくれ、張りつめた心をほぐしてくれた。
じきに、流れの速い沢が現れた。ここまで何回か渡渉したが、今回は水量が多い。
前方の人たちは難なく飛び石伝いに渡っていったが、私には無理そうに思われた。
Oさんの手助けにより、どうにか渡ることができた。

 雪渓を越え足場の悪い急坂を登ると、不動明王にでた。ここで休憩したが、飛び交う虫が多かった。
先を進んでいくと、すぐに湧水があった。冷たくておいしかった。
ここから、胸突八丁坂と呼ばれるブナ林の中のふくらはぎが伸びきるほどの急登が始まった。
足元にはいろいろな種類の花々が咲いているが、あまりにも辛くて、写真を撮る余裕はなかった。
いつまでも続く急登にいいかげん、うんざりするころ、ヒナザクラ、イワイチョウ、コイワカガミの咲く、御田の神と呼ばれる平らな草地にでた。
 それから雪渓を2回超え、灌木の短いトンネルをくぐり抜け、稜線を進んでいくと、西の又分岐点にでた。
ここから15分程で、神室山山頂だったが、この間、ずっとシラネアオイの花回廊だった。
山頂はガスがかかっていたので、展望は全くなかった。

 帰路は、シラネアオイ他いろいろな花が咲く稜線伝いに、大きな起伏をくり返しながら前神室山頂に立った。
途中、雨が降ってきたので、雨具を着た。
前神室山頂からはいくつか雪渓を渡った。1か所、登山道が不明瞭な雪渓があり、GPSに助けられた。
 ブナ林の中を、ツクバネウツギの花を横目にザンゲ坂の急落や起伏をくり返しひたすら尾根伝いに下降した。
杉林になり、尾根から急斜面に変わるころには、足の親指が圧迫されて痛くなってきてしまった。
雨で滑べりやすくなっているので、痛みをこらえながら、注意深く下っていった。
登山道が小川のようになったころ、出発点である、登山口に出た。
その日は秋の宮温泉の新五郎湯に宿泊した。お湯も食事も良好だった。

【咲いていた花】

麓:タニウツギ、アマドコロ、ラショウモンカズラ、サワハコベ、ヤグルマソウ、クルマムグラ、ミヤマキケマン、ツボスミレ、ユキザサ、チゴユリ、スミレ類など
中腹:カタクリ、ツバメオモト、ミツバオウレン、キクザキイチゲ、シラネアオイ、ミツバツチグリオオバキスミレ、ノウゴウイチゴ、エンレイソウ、タムシバ、ヤマツツジ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキ、スミレ類など
稜線:シラネアオイ、ツバメオモト、ミツバオウレン、コイワカガミ、キクザキイチゲ、ヒメイチゲ、イワナシ、ショウジョウバカマ、イワウチワ、ミネザクラ、スミレ類など  
 

2日目 6/9(日) 禿岳   【天候】 曇りのち晴れ
5時起床、6時「新五郎湯」出発   
花立峠6:40→8:20禿岳8:40→10:10花立峠


 ヤマツツジ、マイヅルソウ、ミツバツチグリが咲いている登山口より一上りすると、裸地の広場にでたが、ガスがかかっていて展望はよくない。
 樹林の中に入って少し行くと、1合目の指導票が立っていた。
緩やかな傾斜のブナ林の中、両脇をササが密集している尾根道を進んでいく。
時折、視界の開けた場所に出るが、ガスっていて周りは何も見えない。
 4合目と5合目の間はヤセ尾根の急登だった。
ノウゴウイチゴ、イワカガミ、ツバメオモト、ミツバオウレン、スミレ類、ミヤマカタバミ、チゴユリなどの咲く樹林の中の登山道を、ひたすら進んでいくと、稜線にでた。
前方に禿岳頂上らしき姿が見えてきた。しかし、実際は9合目で、不動明王が祀ってあった。

 山頂には御影石の立派な山名標識が建てられていた。すぐ横に展望案内図が倒れていた。
ガスのせいで、全く展望はなかったが、晴れていたら、北西に鳥海山、南西に月山、南に船形山、北東に栗駒山が見えるらしい。
 下山をはじめて少し経つと、ガスが晴れ始めた、9合目あたりから眼下に鬼首の美しい盆地、それを囲む外輪山が見えてきた。禿岳が、鬼首カルデラの外輪山の最高峰ということを実感できた。
1合目付近の裸地に来たとき、一挙に視界が360度開けた。
ヤマツツジ、タニウツギ、サラサドウダンツツジの先に、遠くの山並み、鬼首の盆地が見渡せた。
 昨日の神室山に比べると、楽なハイキングであった。

 帰途、草原で蕨を摘みとり、鬼首温泉郷の「目の湯」に入って、「あ・ら・伊達な道の駅」で昼食をとった。
ここで、私の乗る橋本車と、柘植車は解散した。
橋本車はOさんの案内で、仙台市の海岸にある津波被災地を2時間くらい見学して、21時頃千葉駅に着いた。


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宮之浦岳◆写真 

安岡です。屋久島・宮之浦岳縦走の報告をします。

19 屋久スギに触れる  [屋久スギに触れる]

【山域】屋久島 
【日にち】6月8~9日 
【登山方法】小屋泊り縦走
【ルート】淀川登山口~宮之浦岳~新高塚小屋~縄文杉~大株歩道~荒川登山口
【メンバー】安岡(ツアー参加)


高速艇が鹿児島港を出て約1時間、屋久島が見えてきた。海からいきなり立ち上がった山並みがものものしい。近づくに連れ胸が高鳴った。

6月8日:曇りのち時々雨、夜大雨
宮之浦から淀川登山口まで車でおよそ90分。山間に入って標高が上がってくると、車窓から見える樹林は唖然とするほど密生していた。朝6時前だがすでに駐車場には車が多い。しっかり準備運動して歩き始めた。
森の中に入ると、やはりジットリと湿度が高い感じがした。ところどころでシャクナゲの花が見られ、コマドリやミソサザイの囀りがにぎやかに響く。驚くような太さのヒメシャラやスギの巨木が現れだした。元の木を圧倒しそうに成長している着生木や、倒木の上にずらりと列を作って並ぶ若木などが目を引く。露を光らせて瑞々しい苔類がとても美しい。島内に約600種生育しているというが、この深い原生林で探し歩いたのがすごい。
小屋のある淀川では感嘆するほど無色透明な流れに出会った。写真を撮っても映らないという。花崗岩の隆起によってできた島は、土壌に養分がなくて“豊かでないから”水が澄んでいる、とガイドの説明を受けた。
ひと月に35日雨が降ると表される屋久島は「水の島」でもある。縦走路には水場も多く、1?持っていれば十分と思えた。やはり雨模様となった。泥炭高層湿原の花之江河は独特の雰囲気をもった日本庭園のようだ。投石平に着くと展望が開けてきて、いっとき洋上アルプスを眺めることができた。投石岩屋で冷たい雨を避けて大休止。ここから先には栗生岳直下の岩屋くらいしか雨風をしのげる場所は無い。この辺りから山肌一面をヤクザサが覆い、丸みを帯びた花崗岩とシャクナゲ群落との、庭園のような風景が広がってきた。湧き上がっては晴れる目まぐるしいガスの合間に見える光景に、何度も歓声が上がった。ヤクシマシャクナゲは本当に美しかった。晴天なら夢の楽園のような景色を堪能できただろう。

宮之浦岳に着いた時は風も強く、記念撮影もそこそこに山頂を後にした。開聞岳も望めるという大展望は次回のお楽しみとなった。永田岳などを望みながらの稜線歩きが続き、坊主岩を過ぎたらまた樹林帯に入った。新高塚小屋小屋に到着したのは16時を回っていた。雨に濡れると倍疲れる。ザックは滴が垂れるほど湿っていて、カバーは気休めにしかならないことを知った。防水バッグやシールパックをセットしていたが、さもなければ何もかも濡れただろう。ここでは何よりも濡れ対策が肝心だと痛感した。外のテーブルに置かれてあった誰かのザックが、夜のうちに鹿に荒らされてしまった。小柄で愛らしい屋久鹿にも注意が必要だ。小屋内ではシュラフ3番でカバー無し、防寒具はライトダウンで大丈夫だった。
ガイド手作りの屋久島コールスロー(勝手に名づけた)が美味しかった。雨音を聞きながら早々と休んだ。

6月9日:雨、時々小雨
雨は止んでいない。ツアーでなければなーと、隣でシュラフにもぐったままの単独行者を羨ましく思いながら支度した。
増水が予想されるので白谷雲水峡には入らず、荒川登山口へ下山すると知らされた。小川のような登山道を縄文杉目指して歩きだす。谷はみな瀬のようになっている。「靴が濡れるのは諦めてくださ~い」と声が掛かるが、とっくに諦めている。
迷った末に持参した傘が役立った。雨を直接体に受けないだけで気分的にとても楽だし、休憩時もゆっくりできる。
合羽の撥水力が不十分だっただけに助かった。ほどなく縄文杉に到着。ただ大きいだけではない、他の屋久杉とは全く異なるたたずまい。まさしく長老のような風格で立っていた。大株歩道には木の階段が多いが、滑りにくい工夫がなされた作りになっている。木道も整備されていて歩き易い。トロッコ道へ出たところで巨木の森歩きは一段落だ。ゴーゴーと轟音をたてて流れる安房川沿いを3時間の軌道敷歩き。前半は木道で楽だが、後半に枕木をひろって歩くのは少々疲れる。
レールに引っ掛かったままの枝葉の塊が、一時的に川になっていたことを語っている。想像すると恐ろしい水量だ。
ガイドの無線連絡によると空も海も欠航で、登山口への道路も通行止めになっているという。
荒川登山口のバス停に我々のバスは無事来ていた。ドコモ圏外の場所である。待合室に居た数組の登山者はその後どうしたのだろう。
個人で入山する場合は非常時を予測した足の確保が大事だと思った。
町へ戻ればブーゲンビリアが咲き、庭先にバナナが生っている。多彩な屋久島に魅了された。ぜひまた訪れたい。
ツアーで非常にローペースだったため、各所要時間は割愛します

島情報:
滝百選の一つ「大川(オオコ)の滝」:大迫力でした(大雨の後でしたし・・)ついでの観光におすすめです
宮之浦の民宿「八重岳」:登山者対応万全で食事が美味しく、清潔感ありました。向かいに山道具レンタル屋あり地元「けい水産」製造の飛び魚の燻製:薄切りをコールスローに入れたら絶品。Webで購入可

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乗鞍山スキー◆写真 

菊池です。
正真正銘の滑り納め山スキー報告をいたします。


07 剣ヶ峰をバックに記念撮影  [剣ヶ峰をバックに記念撮影]

【山域】北アルプス・乗鞍岳
【日程と天候】2013年6月8日(土)
【メンバー】菊池単独
【行程】信濃町4:30ー乗鞍高原観光センター駐車場7:30ーバスー肩の小屋口駐車場(2610m)ー乗鞍岳朝日岳(2975m)-滑走ー2650m-朝日岳と剣ヶ峰の中間ー滑走ー
道路ー滑走ー2360m・位ヶ原山荘-バス13:45ー観光センター駐車場-16:35信濃町


・5月25日に富士山・富士の宮ルートの山スキーを滑り納めとしていたが、スキーウエア―・板・靴などをかたずけられなかった。
・里帰りお産として、娘が信濃町に滞在中であり、6月20日ころの予定日より約3週間早く、無事出産できたため、フリーにしていた6月の週末が活用できるようになっ
た。6月4日のNさんの富士山・吉田大沢の豪快滑走に触発され、好天を逃さず、あらためて乗鞍で今シーズンの滑り納めを堪能、ようやく板収めができる状態となった。
・前回の5月12日はピーク時と思われ6台のバスが連なり位ヶ原山荘に向かったが、今回はそれでも3台ものお客さんで賑わった。

・雪渓は前日に薄ら降った霰で真白な快適斜面、アイゼンも持参したが、この時期はさすがにシール登高で問題なく稜線に達した。
・心地よい天候・そよ風に軽装で朝日岳に到達、剣ヶ峰は割愛し、ほぼ往路の快適ザラメ斜面を滑走し、泡の出る350ccと行動食で休憩、その後再度登り上げ、2本目は
剣ヶ峰と朝日岳の中間部から道路まで雪の繋がる快適ルートを滑走した。
・駐車場下から位ヶ原山荘までの滑走は除雪道路の左側を快適に滑走できるが下部は縦溝と汚れた残雪を、今シーズン最後の滑りと考え、じっくり味わいながら滑走し
た。
・登りの標高差は360m×2で720m、累計滑走標高差は950mの大満足の乗鞍大滑走を堪能できた。
・この時期は三本滝へのツアーは雪がなく無理であり、観光センターからのバス乗車である。三本滝からも同一料金で往復2400円、やや費用は掛かるが好天を狙って気軽
に楽しめる初夏のツアールートである。

・乗鞍山スキーは40年以上前の学生のころ、7月初め夏スキーツアーで肩の小屋に1泊したが、雨と霧で滑走したのは短い雪渓をほんの少し一回だけという苦い思い出があ
り、また20数年前(山スキーはまだやっていなかった)にこのスキーバスの存在を初めて知って、同じ時期に千葉から友人と駆けつけ、サロモンのリアエントリーのス
キー靴にダイナスターの板を肩に担いで、剣ヶ峰まで登り上げた。40歳前であり、かなり体力があったものだと懐かしく思い出します。

速報を掲示板に掲載しました。写真も、早くも写真館に掲載されました。


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富士山◆写真 

富士山の報告です。

06 剣が峰  [剣が峰]

年月日:平成25年6月8日(土)
天候:晴れ一時雪
行程:富士宮08:00(発)~山頂11:50(着)~剣が峰12:05(着)剣が峰12:20(発)~富士宮14:30(着)
行き3時間50分(休憩含む)・帰り1時間50分(休憩含む)

内容:

当初新人さん2人と登る予定が1人になり、ちょっと寂しいので愛犬「海斗」と登ることにした。
表富士の状況は把握している。(昨日の雪が凍っておれば下山すれば良い)
富士宮の駐車場に着くと偶然富士山の常連さんの一人「やまちゃん」に会う。
挨拶をして愛犬に靴を履かせ、出発しようとしたが、日焼け止めクリームが見当たらない。
昨日買ってザックに入れたと思ったが忘れたらしい。
やむを得ずタオルで顔を覆って出発する。(完全に怪しいおじさん状態)
「やまちゃん」は自分がトイレに入っている間、先に出発したようだ。
登山道は8合目までほとんど雪がない。
犬に水を与えたり、おやつをあげたり、糞を処理したり(結局ザックに取り付け往復)とのんびり歩く。
昨日降った雪が8合目から若干積もっているが歩行になんら影響無い。
ここで鴉さん達、富士山の常連さんとすれ違い、挨拶を交わして更に登ってゆく。

9合5勺から上は雪の斜面になるが、5月5日の時に比較して全く危険性が無い。
雪が柔らかく、自分を含めある程度山に慣れている者にとってはアイゼン不要。
「海斗」は4輪駆動でぐんぐん登って行く。
もし、新人さんがいたら12本歯のアイゼンを履かせ、アイゼンの体験をさせてあげられたんだが・・・・・
山頂に着くと結構雪が残っているが、凍った箇所はない。
山頂で写真を撮っていただき剣が峰に向かう。
愛犬「海斗」は至る所で写真を撮ってもらいヒーローになっている。
ガスがかかり見晴らしがきかないので、お鉢めぐりは取りやめ早々に下山した。

富士山について
一言で富士山と言っても6月は表富士と裏富士は全く別の山である。
山スキーのベテランNさんからのアドバイスは富士山を良く知っており、大変参考になり嬉しかった。(今回のトラブルは彼からのアドバイスではないことだけは明確にしておきます)
 
永田


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県連ハイク古峰ヶ原高原◆写真 

八角です 県連ウイークデーハイクの報告です。

県連古峰ケ原  [古峰ケ原]

山域  日光
ルート 古峰ヶ原高原
日時  6月6日  天気 曇り
主催  県連ハイキング委員会
交通  バスハイク
参加者 菅井 広木 寺崎 八角(記録)
日程  千葉駅前発(6:15) →古峰原神社(9:20)→天狗の庭(10:50)→三枚岩(11:05)→横根山(13:20)→古峰原神社(15:30)→千葉着(18:30)

 県連主催の日光、古峰ヶ原(こぶがはら)高原ハイクに参加しました。
総勢48名。ちば山からは4名が参加。ヤマツツジにレンゲツツジ、コメツツジにミツバツツジ‥‥。思ってもいなかったツツジの花山行でした。
ひんやりした牧場に通じる山道や天狗の庭に散在する靄の中のツツジは、なかなか情緒がありました。
とりわけ、見事に咲き誇った鮮やかなツツジには、目にするたび、皆からおもわず感嘆の声が上がりました。ぱっとしない我が家のツツジとは大違いなツツジでした。
平日山行なのでリタイヤした年齢層の高い参加者が多かったですが、みんな明るく元気な人ばかり、そして健脚です。
それぞれの会で、登山を楽しんでいる人が本当にいっぱいいるのだということをあらためて実感しました。

 通算16回の長い歴史の「ウイークデーハイク」。車中簡単な自己紹介、ハイキングとツツジ観賞、終わりは神社前のみやげ店でビール。
県連の定番日帰りバスハイクです。他の会の山行雰囲気に触れ、今後自分の登山への向き合い方のヒントをもらった山行でした。


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富士山吉田大沢山スキー◆写真 

長池です。
富士山吉田大沢(2)山スキー報告です。


15、鞍部から左岩稜  [鞍部から左岩稜]

1、日時 2013.6.4(火)晴れ 気温:河口湖23.9℃、山頂2.3℃  
2、メンバー 単独
3、タイム
家2:00-4:25五合駐車場5:10-六合5:45-雪渓末端7:10-山頂11:54-白山岳12:15-ドロップポイント12:45-雪渓末端13:30-駐車場15:03

4、記録

・5:00この時間五合目は閑散として人気なし。トイレが綺麗。
・水平道から薄いガス越しに赤い日ノ出を拝む。
・6合目からブル道を進むが、頑強な造りの要塞のようなのが登山道なのに気付いてそちらに移る。登山に、この要塞造りは異様に映る。
・6合目半2700mの小屋脇から雪渓末端に乗る。5/24の時より雪解けが進行していた。
・雪はアイゼンを付けたスキー靴の半分が埋まる程度。柔らかザラメで滑降には適度。
・雪面には落石や小砂利が浮いてスキーには不適な状況。3000mくらいまで続く。
・鞍部へ抜けるまで6時間強のきついアルバイト。たった5kgの板がひどく重い。気温が上がって急斜面で大汗をかく、顎もでる。

・夏道を登った黒ヘルの男性が鞍部から降りてきた。“小御岳流し”を滑ると言う。※富士では窪地を下る雪渓を“・・流し”と言う。“小御岳流し”は五合目駐車場 (古富士小御岳の山頂である)に直接降る雪渓
・鞍部(ドロップポイント)は5/24より雪融けが進み砂利尾根に変化していた。
・白山岳山頂から滑る予定だったか雪が融けてダメなので空身で登る。山頂から富士8峰・火口が一望。山麓から湧きあがる雲頂が激しく渦巻いて壮観。
・鞍部から右断壁下の急斜面に飛込む。適度なザラメが板の滑りを加速する。“キャホー”と叫びたいところだが、この広大な吉田大沢を我ひとり独占だ。上天気に絶好な滑降斜面、ガンガン滑るにはもったいない気がして自分の航跡を振り返りつつして、次第に高度を落していく。
・3000mそろそろ砂利が浮き始める。最初は右に左にかわしつつ滑るが小回りでもかわしきれなくなって、遂に板を脱ぐ。折角の大斜面なのに画竜点睛を欠くとはこのことだ。
・朝下りたところから夏道に出る。山開きに備えてか、小屋の整備にかかる人影が見られた。
・五合目は観光のお客さまですごい賑わい。場違いな格好、そそくさと車に戻った。


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井戸沢遡行◆写真 

辻本です。那須連山の井戸沢遡行報告をします。
今回の核心は雪渓処理でした。


11 大滝前で
 [大滝前で]

【遡行日時】平成25年6月2日(前夜発)
【山 域】那須連山流石山 苦土川・井戸沢
【メンバー】CL上茂、SL渡辺(三)、辻本、岩元、神山、大塚、加藤、富樫(富)、尾高、古関、
【行 程】林道ゲート(8:00)~井戸沢入渓点(9:00)~1400m二俣(11:30)~登山道(13:30)~林道ゲート(17:00)=帰葉


梅雨が始まり、那須方面は傘マークが開いた。午前中だけの小雨と判断し、CLに決行を進言。
一路、東北道を那須に向かった。

仮泊場所の明治の森黒磯は、夜が明けると共に鳥の声がうるさい。小宴会を済ませシェラフに潜ったのが午前2時。6時起床7時出発の予定なのに、5時過ぎには鳥のさえずりに起こされる。
黙々と朝食、着替え、体調の整えを済ませ、7時前には出発する。
板室街道を板室温泉~深山ダムと進み、ダートロードに車底を擦らせて、ゲートがある橋の手前で車を停める。ここから井戸沢の入渓点までは一時間強。
途中の三斗小屋宿では、流石山に突き上げる井戸沢が見える。渓筋は白く光っている。雪渓だ。
「今日は大変だ。雪渓処理に時間が掛かるぞ。」とモノローグ。

堰堤より下は水が無く、貧相なゴーロで沢支度。7分ほど枯れたゴーロを歩き、ログハウス調の堰堤に着く。堰堤の右岸に虎ロープがあり、これに体を預けて沢床に下りる。
普通、堰堤上は水が貯えられているのだが、伏流水となり、堰堤で消えている。地下に取水口があり、どこかに流しているのだろう。これのおかげで、15m滝までの下流部は貧相である。

唯一、ザイルを出す15m滝に着き、いつも通り左岸のリッジにCLがザイルをセット。
各自ユマールで登る。
2年前ここを登った際、左のガレ枝沢からトラバースした人がいた。我々が滝の落ち口で立っていると、右岸の斜面からザッザッザーと落ちるように滑り降りてきた。
沢靴ではなく登山靴のまま。地図も持っていないので、これから滝だらけだよ忠告を残し、遡行を続けた。

15m滝を過ぎると、フリーで登れる滝が続き、明るい渓相に心が躍る。
5m、2m、3mと続く小滝は、いつも後ろでヒーハーするベテランKさんが、果敢にトップで登攀。
楽しい冗談が飛び交う。
15mの滝は右が階段状だが、最後が嫌らしそうなので、CLがお助けザイルを流した。
新人と言えるのは二人だが、三ちゃんのアドバイスを元にスイスイと登って行く。

1400mの左俣は雪渓がビッシリ。右俣にルートを取るが、程なく危惧していた雪渓が出てきた。
ここは開豁な滑床で、記念の1ショットを撮る場所のはずなのに、今日は雪の下。
沢靴でキックステップを切り、笹掴みで左岸を登る。
次々と雪渓が現れ、時には草付き、ザレ壁に逃げ、腕力に頼った登攀は厳しい遡行となる。
1450m辺りで、右岸の急傾斜のガレ場を登るが、「ラクッ!ラクッ!」の絶叫が飛ぶ。
やっと辿り着いた小尾根は腰くらいの笹ヤブで、遥か上には蜜藪が見える。SLが再びガレ沢に逃げようと、笹ヤブをトラバース。根元に足先を突っ込まないと、フェルト底では滑りやすく、腕力と体力が消耗する。
やっと登山道に辿り着くと、もう腕はパンパン。息も上がっている。それでも安堵からかジョークも飛び交う。グルッと見渡すと那須連山の雄大な眺望が、心を癒してくれる。
予定より1時間以上の遅れだが、ワイワイと下山を急ぐ。峠沢下降を計画しているため、沢靴を履いたまま。
下山時間が押しているにも係らず、道の両側に広がる笹薮に分け入り、根曲がり竹を採る余裕もある。
峠沢に着き、鳩首会談。
水量が多い、下山時間が残されていない、メンバーの多さ等を考慮して、そのまま道を下山。
峠沢の渡渉を終え、靴を履きかえる。

林道ゲートに辿り着いたのは丁度5時。
前回同様、幸の湯で入浴。沢の匂いを消し、一路、帰葉を急いだ。


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安達太良山の石筵川と湯川沢登り◆写真 

安達太良山は癒し系の沢が多い。有名どころは日本百名渓にも数えられている杉田川だが、ネットの記録を見るとほかにもなかなかよさそうな谷がある。
今回はその中から日帰りで楽しめる石筵川と湯川に行ってみることにした。
前夜は磐越道の五百川PAで仮眠、早朝登山口に向う。


09八幡滝で今日はおしまい  [八幡滝で今日はおしまい]

【山域】安達太良山 
【コース】石筵川と湯川 
【形式】沢登り
【参加者】CL柘植(記録)、SL花島、吉川、茂木


○6/1(土) 石筵川(いしむしろがわ)  晴れ
銚子ヶ滝駐車場6:50→2段15m滝9:00→二俣11:30→稜線(登山道)13:00→和尚山13:50→16:00駐車場


銚子ヶ滝駐車場に駐車する。すでに一パーティー準備中でデカい荷物を背負っているので多分沢中泊だろう。銚子ヶ滝は立派な滝らしいが石筵川はかなり遡行時間がかかるので、帰りに時間があったら寄ろうということでパス。銚子ヶ滝分岐から少し進んだところから入渓。最初の河原歩きが終わると巨岩地帯のボルダリング。
それが終わるとこの沢の核心部といわれる15m2段滝。花島さんトップで右から超える。そのあとは渓相がガラッと変わって美しいナメ滝の連続。このあたりが石筵川が最も本領を発揮する部分だろう。ナメ滝群が終わると次第に平凡な流れとなり、この部分が結構長いのが玉にキズといったところか。1370m二股で本流と
別れて右手の沢に入る。しぶとく沢形を進んで最後はモロ籔に突入。茂木さんは本格ヤブコギ初体験とかでいたく感激していた。ここからはさっさと帰りたいのだが和尚山を登らないと帰れないので、バテた体に鞭打って登頂後下山した。この下山ルート上ではコシアブラをたんまり採ることができ、山菜好きの二人は大満足。
夕方でもう疲れていたので銚子ヶ滝見物はパスしてしまった。
なお茂木さんは体調不良にて明日の湯川はあきらめて一足早く電車で帰葉した。
残りの3人は磐梯熱海温泉で入浴後、道の駅つちゆ泊。

○6/2(日) 湯川  霧雨
塩沢スキー場駐車場7:00→三階滝(下段取付)8:00→三階滝(中段上)9:30→八幡滝11:00→駐車場11:40


朝起きると霧雨が降っておりガッカリ。このあといろいろあったが、なんとなく気乗りしないまま塩沢スキー場から山道を進んで登山道が湯川を横切るところから入渓。前半部はちょっとした小滝はあるが、概ね河原歩きで平凡。ただ水量は平時よりも多い感じ。三階滝からが湯川のクライマックスで、滝また滝の連続となる。
三階滝の一段目と二段目は直登する。二段目ではこの寒いなか滝のしぶきでびしょ濡れとなり戦意喪失。三段目もかなり水を浴びそうなので、左から簡単に巻く。
その上も適度な難度の滝が続き、湯川が安達太良山でもトップクラスの評価を得ていることに納得。八幡滝で登山道からの遊歩道が下りてきている。八幡滝から先は中ノ滝・霧降滝というのがあるが、登山道に出るには八幡滝下まで戻らないといけないので、八幡滝で遡行終了とした。とにかく寒いこともあり、登山道を駆け下りて1時間弱で塩沢スキー場の駐車場に着いてしまった。湯川は天気が残念だったが、沢としての魅力度は満点だ。遡行時間も短いので今度はいつか天気のよい紅葉の時期にでも再訪できたらと思う。

*補足(いしばしきよみ)
大嵐山ですれ違った白河から来た登山者の同年代の女性から、コシアブラの炊き込みご飯がとても美味しいと作り方を教えてくれた。採ったコシアブラはその晩に天ぷら、お浸しで食べてしまったが、帰りに会津の『ひげのおじさん』でコシアブラやアイコなどを買って帰り、早速、炊き込みご飯を作ってみたら、大変おいしかったので、聞いた作り方を紹介します。

炊飯器にうるち米・もち米(半々)とコシアブラ(多目)・油あげを入れ、醤油・酒・塩少々で味を調えてスイッチを入れる。
炊きあがるとコシアブラの色は悪くなるが、香りがそのまま変わらないので冷めても美味しかった。


+写真集へのリンク石筵川+
+写真集へのリンク湯川+

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安達太良山◆写真 

田中です。
安達太良山の報告をします。

DSCF6699イワカガミ
 [イワカガミ]

参加者:CL田中(孝) 白川
期日 :平成25年6月1日~2日(天気晴れ)
時間 :1日(土)早朝3:30田中自宅発=安達太良高原スキー場駐車場8:20着=ゴンドラ山頂駅9:00~安達太良山山頂10:30~鉄山11:50~途中まで戻り~くろがね小屋13:30着
2日くろがね小屋6:40~安達太良高原スキー場駐車場8:50=岳温泉にて、お風呂=往路を帰還=田中自宅15:15着

内容 :

1日(土)八ヶ岳の硫黄岳が中止になり、白川さんと急きょ、安達太良に行くことにして早朝発で向かう。
始発のゴンドラ8:30に乗る事で高速を走り予定通りに駐車場に着く。
天気はピーカンで日焼け止めクリームを塗りゴンドラで山頂駅に降り立つ、(駐車場から1時間強で山頂駅に歩いても来れるが、ゆったり登山の為、パスして山頂駅に向かう。)
読図講習をしながら進路を確認して安達太良山頂へ天気が良いが風も強く小石が目に入らない様に花の写真や風景を取りながら安達太良山頂から鉄山に向かい、再び牛の背に戻り、くろがね小屋に向かう。
(くろがね小屋で温泉に2度ほど入り、定番のカレーを肴に酒を頂き、ゆっくりと休ませて頂く)

2日(日)朝食をガッリと頂き、小屋前で地図と磁石で進路確認をして広い歩道をのんびりと花の写真を撮りながら下山していき、最後に安達太良自然遊歩道を沢伝いに滝見をしながら駐車場に帰り着く、其の後は岳温泉にて入浴ごに帰途につき、早々に帰宅した。


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鷹取山◆写真 

鷹取に地山の報告です。
6月1日(土)に久しぶりに三浦半島の鷹取山に行ってきました。


05子不知、ここでシャントの練習をしました。
 [子不知、ここでシャントの練習をしました。]

目的は新しく購入したシャントの使用方法の検討と練習およびボルダリングです。
今回は金谷からフェリーを使い久里浜に、バスと電車を乗り継ぎ追浜まで行きました。
追浜から車で来る場合のことを考え、駐車場を探しながら鷹取山まで歩きましたが、自分には発見できませんでした。
鷹取山に着くと既に主だったフェースにはロープ(ザイル)が張られトップロープによるクライミングがおこなわれていました。
はじめに子不知エリアで支点を作り10ミリザイルを通して懸垂下降の準備を整えました。
ここで懸垂下降時のバックアップとしてシャントをセットし思考錯誤しながら数回懸垂下降を試みました。
何回か繰り返すうちに正しい使用方法が分かるようになりました。
この後後浅間エリアに移動し、水平移動のボルダリングを繰り返し行いましたが、結局最後までは届きませんでした。
鷹取山のフォールドはカチ持ちで引っ掛けて登るのような箇所は少なく、スローパーが多い課題に取り付いている感じです。
 
以下は新人さんへのロープ(ザイル)についての豆知識です。
* 誤りがあれば訂正をお願いします。
自分も最近までロープは単純に10ミリをシングルで使用し、9ミリをダブルで使用する程度の知識しかありませんでした。
ロープにはUIAA(国際アルピニスト協会連合)等の定めた規格があり、各メーカーは自社製品をこの規格に適合しているかをテストします。(5回の落下試験)
たとえばシングルで使用するロープは80キロのウエイトを使用しダブルで使用するロープは55キロのウエイトを使用して検査する等です。(購入したロープの末端に検査結果が貼って有ります)
こういった厳しい試験に合格したロープですが、その取り扱いには十分注意しましょう。
特にロープは熱に弱くロープ同士の接触摩擦に非常に弱いと言われています。
このことを頭の隅に入れておけば何故ダブルで使用するロープを同じカラビナに通してはいけないか、とか残置されたシュリンゲを使用するときはゆっくり回収する必要がある等の疑問もはれると思います。
 
永田


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