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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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南ア深南部寸又峡周回縦走◆写真 

南アルプス深南部とよばれるエリアでも比較的アプローチの容易な寸又峡温泉を起点・終点とした周回縦走に行ってきました。

バラ谷の頭の絶景(右から黒法師岳、丸盆岳、不動岳、その左遠く加加森山)  [バラ谷の頭の絶景(右から黒法師岳、丸盆岳、不動岳、その左遠く加加森山)]

【山域】南アルプス深南部 
【日程】4/26夜発 4/27~29の2泊3日
【形式】やぶ山縦走 
【天候】全日とも晴れ
【コース】寸又峡~沢口山~蕎麦粒山~房小山~黒法師岳~寸又峡
【参加者】 CL柘植(記録)、SL石橋、加藤

【記録】

4/27 寸又峡7:00→沢口山10:25→板取山12:45→14:00山犬段小屋
 前夜は千頭の道の駅奥大井音戯の郷で仮眠し、早朝寸又峡に向う。今日のコースは昭文社地図でも実線なので、気分もラク。沢口山まではハイカーも多く、道もしっかりしている。大体が樹林の中であまり展望はよくないが、沢口山山頂は北面が切り開かれ、光岳から大無間山方面の眺めがよい。沢口山から先も単調な樹林帯の歩きが続くが、天水という本日最高のビューポイントからは明後日歩く黒法師岳~前黒法師岳方面
の眺めが開けてくる。このあたりまでは沢口山だけでは飽き足らない人が足を延ばすようだ。
山犬段避難小屋は大きくて清潔な最高の避難小屋。水がないのが玉にキズだが、林道を10分くらい下ったところで水を採ることができた。ここに来る人のほとんどはクルマで日帰りのようだ。
結局泊りは我々だけだった。(深夜に2人組がクルマで来たが)

4/28 山犬段小屋5:20→蕎麦粒山6:10→仙石平9:30→房小山12:25→バラ谷の頭14:15→水場(水汲み20分)→15:10黒バラ平(幕場)
 今日は今回の縦走の核心部を歩く。山犬段小屋をベースに高塚山~京丸山を歩く人がいるので、高塚山への分岐である三合分岐までは道は明瞭だ。今日の目標である房小山・バラ谷の頭と黒法師岳が次第に近くなってくるのがうれしい。鋸山付近のかなり痩せた稜線を通りすぎると尾根は広がり、いかにも深南部らしい笹原が展開してくる。今日は昨日に
まして天気がよく、澄み切った青空の下を房小山目指して快調に歩く。
房小山から先はモロ薮かと思いきや、鹿道なのかもしれないが薄い踏跡があり、バラ谷の頭までも迷うことなく無事到着することができた。バラ谷の頭は今回のコースの中で最高の展望地だ。深南部を歩き始めたのは比較的最近だが、思い出のコースやこれから歩きたいコースが展開して時間のたつのも忘れそう。ここを下りきるとよい水場があるのだが、以前あった標識がなく、知識のない人は苦労しそう。ここは数分下れば水を得られる最高の水場だ。各自水筒を満たして少し登ると黒バラ平で凹状になった穏やかな笹原のなかの切り開きに幕を張る。
すぐ近くにヌタ場があり、夜中に鹿さんが遊びにきたようだ。

4/29 黒バラ平5:20→黒法師岳6:05→ヘリポート平8:15→前黒法師岳10:10→前黒法師岳登山口13:05→14:00寸又峡温泉
 今日も晴れ。笹の中の足元のトンネルを探りながら黒法師岳を登る。黒法師岳はメインルートが水窪側にあり、結構な人が登るが、今朝はまだ誰もいない。ここから前黒法師岳方面は昭文社地図だと破線ルートだが赤ペンキはあるものの道などなく、ひたすらヤブを漕ぐが、下りなので体力的にはラクだ。
やがて尾根が痩せてくると踏み跡も明瞭になり、2ピッチでヘリポート平につく。ここは一昨日歩いた山稜が眼前なのだが明瞭なピークがなく、どれが何山なんだかよく分からない。ただずいぶん歩いたんだなという実感あるのみ。縦走最後の目標の前黒法師岳が目の前にそびえる。この山は「前」とかいう前座的な名前を戴いているが、山容は決して負けていない。
最後を飾るにふさわしい急登に耐えるとそこは展望ゼロの山頂。らしいといえばらしい山頂だ。下山は本来実線
の一般ルートなのだが、沢口山と違って登る人も少ないようで、かなり荒れた感じ。また寸又峡までかなり標高差があるので、3日間の疲れもでてきてつらい下りだった。ようやく登山口に降り立ってしばらく行くと観光客がぞろぞろ歩く道に出合い、PM2時に寸又峡の駐車場に戻って周回縦走を完成させることができた。

このコースは昨年11月の岳人にカラー見開きで紹介されていた。
もちろんそれ以前から目をつけていたコースだが、岳人のキャッチコピー「南アルプス深南部でためされたもの」を我々も体験することができた。


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