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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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三郡山◆写真 

三郡山(みこおりやま)の報告です。
 
三郡山と海斗  [三郡山と海斗]

4月30日(火) 曇り後 時々雨
走行距離約21キロ・累積標高差約2000m
所要時間約8時間(休憩含み)

 
永田です、久しぶりに三郡山まで歩いてきました。
先日歩いた丹沢の大倉尾根からの塔の岳~鍋割山に比べ距離は3キロほど多い(直線距離20㌔程度ですが)ものの、累積標高差は半分(2000m程度)なのに何故かこちらの方が疲れる。
考えられる理由は
① とにかく小さな起伏が多い。
② ルートを間違えやすく気疲れする。
だと思います。

実際今日は行き1回、4帰りに2回ルートを間違えました。
山に慣れてきた新人さんは是非このコースを歩かれることをお勧めします。
理由は標識の確認とテープの発見。
一度ルートを見失うと房総の森の広さが実感できます。
標識やテープは多いですが、行かれる際はGPSと赤布を持って行って下さい。


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燕岳 

今晩は。総会の時、入会した鈴木です。
遅くなりましたが燕岳の山行報告を致します。


【期日】H25年4月28日(日)~4月30日(火)
【山域】北アルプス南部
【天気】4月29日 晴れ時々曇り  4月30日 吹雪後雨後曇り
【メンバー】CL鈴木憲二  鈴木愛子
【行程】  
4/28(日) 千葉~豊科~中房温泉 駐車場で車中泊
4/29(月) 中房温泉登山口(5:30)~第二ベンチ(7:00)~第三ベンチ(7:50)~合戦小屋(9:30着 10:00発)~燕山荘(11:45着 12:00発)~燕岳頂上(12:40着  12:55発)~燕山荘(13:35)(泊)
4/30(火)   燕山荘(6:40)~合戦小屋~中房温泉登山口(9:30)有明荘でお風呂に入り帰葉

【内容】 

4/29(月) 
第一ベンチ手前より雪あり。第二ベンチでアイゼンをつける。
第三ベンチで休憩をしている時、3人パーティの人が下って来たので、もしかして千葉やまメールで見た1日早く入山していた室さん達ではないかと思い、声をかけてみた。そしたら室さん達であり、嬉しくなり、しばし歓談、お互い気をつけましょうと話し、別れ、再び燕岳をめざして歩く。
合戦小屋は2メートルの雪が積もっていた。
合戦小屋を過ぎ、森林限界を抜けると、槍ヶ岳、燕岳、大天井岳等が見え、疲れをいやしてくれた。
燕山荘でリュックを預け、サブザックで頂上を目指す。頂上では槍、穂高連峰、後立山連峰、新潟の 山々が見え、素晴らしい展望であった。

4/30(火) 
昨夜から吹雪だったようで、朝、小屋の玄関の外へ出てみると、雪が積もっていて視界も悪く、吹雪いていた。
皆、少し、出発を遅らせたり、停滞を決めていた人もいた。私達は風雪が強いのは合戦小屋までだろうと思い、6:40に出発をした。
合戦小屋までは吹雪で、風もとても強く、冬の帽子だけでは頬が寒く、目出帽を持って行かなかった事を反省した。次に5月に行く時は目出帽を持って行こうと思う。
合戦小屋に着くと吹雪もやみ、小雨から曇りとなり、それからは歩きやすかった。
登山口近くの有明荘でお風呂に入り、帰路に着いた。


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南ア深南部寸又峡周回縦走◆写真 

南アルプス深南部とよばれるエリアでも比較的アプローチの容易な寸又峡温泉を起点・終点とした周回縦走に行ってきました。

バラ谷の頭の絶景(右から黒法師岳、丸盆岳、不動岳、その左遠く加加森山)  [バラ谷の頭の絶景(右から黒法師岳、丸盆岳、不動岳、その左遠く加加森山)]

【山域】南アルプス深南部 
【日程】4/26夜発 4/27~29の2泊3日
【形式】やぶ山縦走 
【天候】全日とも晴れ
【コース】寸又峡~沢口山~蕎麦粒山~房小山~黒法師岳~寸又峡
【参加者】 CL柘植(記録)、SL石橋、加藤

【記録】

4/27 寸又峡7:00→沢口山10:25→板取山12:45→14:00山犬段小屋
 前夜は千頭の道の駅奥大井音戯の郷で仮眠し、早朝寸又峡に向う。今日のコースは昭文社地図でも実線なので、気分もラク。沢口山まではハイカーも多く、道もしっかりしている。大体が樹林の中であまり展望はよくないが、沢口山山頂は北面が切り開かれ、光岳から大無間山方面の眺めがよい。沢口山から先も単調な樹林帯の歩きが続くが、天水という本日最高のビューポイントからは明後日歩く黒法師岳~前黒法師岳方面
の眺めが開けてくる。このあたりまでは沢口山だけでは飽き足らない人が足を延ばすようだ。
山犬段避難小屋は大きくて清潔な最高の避難小屋。水がないのが玉にキズだが、林道を10分くらい下ったところで水を採ることができた。ここに来る人のほとんどはクルマで日帰りのようだ。
結局泊りは我々だけだった。(深夜に2人組がクルマで来たが)

4/28 山犬段小屋5:20→蕎麦粒山6:10→仙石平9:30→房小山12:25→バラ谷の頭14:15→水場(水汲み20分)→15:10黒バラ平(幕場)
 今日は今回の縦走の核心部を歩く。山犬段小屋をベースに高塚山~京丸山を歩く人がいるので、高塚山への分岐である三合分岐までは道は明瞭だ。今日の目標である房小山・バラ谷の頭と黒法師岳が次第に近くなってくるのがうれしい。鋸山付近のかなり痩せた稜線を通りすぎると尾根は広がり、いかにも深南部らしい笹原が展開してくる。今日は昨日に
まして天気がよく、澄み切った青空の下を房小山目指して快調に歩く。
房小山から先はモロ薮かと思いきや、鹿道なのかもしれないが薄い踏跡があり、バラ谷の頭までも迷うことなく無事到着することができた。バラ谷の頭は今回のコースの中で最高の展望地だ。深南部を歩き始めたのは比較的最近だが、思い出のコースやこれから歩きたいコースが展開して時間のたつのも忘れそう。ここを下りきるとよい水場があるのだが、以前あった標識がなく、知識のない人は苦労しそう。ここは数分下れば水を得られる最高の水場だ。各自水筒を満たして少し登ると黒バラ平で凹状になった穏やかな笹原のなかの切り開きに幕を張る。
すぐ近くにヌタ場があり、夜中に鹿さんが遊びにきたようだ。

4/29 黒バラ平5:20→黒法師岳6:05→ヘリポート平8:15→前黒法師岳10:10→前黒法師岳登山口13:05→14:00寸又峡温泉
 今日も晴れ。笹の中の足元のトンネルを探りながら黒法師岳を登る。黒法師岳はメインルートが水窪側にあり、結構な人が登るが、今朝はまだ誰もいない。ここから前黒法師岳方面は昭文社地図だと破線ルートだが赤ペンキはあるものの道などなく、ひたすらヤブを漕ぐが、下りなので体力的にはラクだ。
やがて尾根が痩せてくると踏み跡も明瞭になり、2ピッチでヘリポート平につく。ここは一昨日歩いた山稜が眼前なのだが明瞭なピークがなく、どれが何山なんだかよく分からない。ただずいぶん歩いたんだなという実感あるのみ。縦走最後の目標の前黒法師岳が目の前にそびえる。この山は「前」とかいう前座的な名前を戴いているが、山容は決して負けていない。
最後を飾るにふさわしい急登に耐えるとそこは展望ゼロの山頂。らしいといえばらしい山頂だ。下山は本来実線
の一般ルートなのだが、沢口山と違って登る人も少ないようで、かなり荒れた感じ。また寸又峡までかなり標高差があるので、3日間の疲れもでてきてつらい下りだった。ようやく登山口に降り立ってしばらく行くと観光客がぞろぞろ歩く道に出合い、PM2時に寸又峡の駐車場に戻って周回縦走を完成させることができた。

このコースは昨年11月の岳人にカラー見開きで紹介されていた。
もちろんそれ以前から目をつけていたコースだが、岳人のキャッチコピー「南アルプス深南部でためされたもの」を我々も体験することができた。


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早戸川円山木沢沢登◆写真 

 山 域 】丹沢
【 ルート 】早戸川円山木沢
【 登山方法 】沢登り
【 山 行 日 】4/28(日)
【 メンバー 】CL:上茂、辻本、花島(記)
【コースタイム】
 4/28 晴 本間橋 7:40 - 円山木沢出合 8:05~8:25 - 本間ノ頭 13:00~13:20 - 本間橋 15:00


06ご機嫌の沢遡行  [ご機嫌の沢遡行]

 今年の沢始めは、ここ丹沢からスタートです。
ヒルの本場らしいですが、時期が早かったのか全員セーフでした。

本間橋から林道を歩き、伝道で早戸大滝方面への分岐を見送り、そのまま林道を直進する。やがて対岸に現れた岩小屋が円山木沢出合の目印となる。
流れ込む水量は少なく、思わず「だいじょうぶ?」と心配になる。
 ここで沢支度をして大岩をくぐって入渓する。
北面の沢にもかかわらず、日も射し込み、沢は明るい印象を受ける。

 フェルト底から感じる岩や沢床の感触を確かめる間もなく、いきなりの核心25m大滝と対面する。
 下から見ても最上部がスラブ状で苦労しそうとわかるが、上茂リーダーがトップでクリアーする。ここまでが約1時間。
 この後は、短いながらもゴルジュもあり、滝もそこそこ(袖を濡らす程度ではあるがシャワークライムも楽しめる)ある。
 ガバを掴んでのグイッと登る箇所もあるが、どちらかというとスラブやのっぺりした岩肌に手のひらや足を押し付けながら登ることの方が多い。
 芽吹き始めた新緑とピンクの花を咲かせたツツジが彩りを添えて、高みへといざなってくれる。また、小ぶりの花を咲かせた山桜が色に乏しい山肌を淡いピンクに染め、春の山を感じさせる。

 日陰に入ると涼しいよりは肌寒く、濡れた袖口が冷たく感じられる。
水量もグッと減るころ、融けきらずに残った雪渓と言うにはあまりに小さな雪塊を発見する。自然の思わぬ演出にやられてしまいました。
 詰めはヤブ漕ぎはないが、そのまま沢通しに行けばグズグズのガレ、尾根に逃げれば、枯木混じりの急峻な木登りが待っていた。
 丹沢山から宮ケ瀬に伸びる稜線にようやく辿り着き、本間ノ頭から本間橋へ急激な尾根を、転ばないよう下りに下る。

 下山に使用した登山道には、シカの食害から樹木を守る植生ネットが至る所に設置されており、山に保水力がないのか、下草も生えず、むき出しになった土砂の崩落が進んでいて、毒のあるアシビだけが繁茂しているという、なんとも異様な光景が広がっていました。


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足尾植樹祭◆写真 

八角です。ハイキングを兼ねた足尾の植林に参加してきました。

DSCF4940 2
山域  日光 足尾
形式  ハイキング
日程  4月27日28日
天候  27日曇り 28日晴れ
コース 広木宅→東北道→足尾→親水公園→植樹活動 (帰路は往路と同じ)
参加者 CL菅井 広木 八角(記)


久しぶりに早朝の車を走らせる。大きな有明の月が、車の正面に見える。
流れてゆく景色の中、ときどき左右の藤の花が目に止まる。車の中からも新緑のしっとりした静寂が感じられた。
自然保護委員会の呼びかけに応じて足尾の植林に参加した。足尾銅山に足を踏み入れるのは初めてだ。広大な煤けた山肌は想像以上の広さだ。近代化の負の遺産というべきなのだろうか。

植林の場所は、相当高いところにある。急な階段を300段以上も登る。上から下へと植林をしていく。眼下に旧古河製錬所の建物がみえ、その煙突から山肌を登っていった亜硫酸ガスの流れの様子が容易に確認できる。山上から眺めると改めてその影響範囲の広大さに驚く。元の自然を取り戻すには何年かかるのだろうか。10年や20年の植林では到底無理だろう。元通りに自然を取り戻すのは不可能と思われる。固い岩盤の限られた場所に植生していた樹木を元のように戻すのは大変だ。ちなみに、植林は斜面に杭をうち、他から持ってきた新しい土を山肌にくっつけたところに行われる。だが、土質が変わった斜面の土を全部入れ替えることは不可能だ。

植樹祭は毎年一回、この季節に行われている。休日で、地元の中高生の団体も加わり明るい雰囲気だった。初日は800名の参加があった。親につれられた子どももいるが、参加者は、ほとんどが登山経験のある者とみた。整地された急峻な山肌に紅葉や楓、桜の苗木をスコップを使って植えるのだが、特に1日目は風が強く、立っていると体がふらつく程だった。我々連盟の者は、参加者をサポートする栃木県山岳救助隊(3,11直後から気仙沼支援で交流のあった連盟)と、植林をしながら行動を共にした。

今回、自然保護委員会の呼び掛けではあったが、参加の姿勢はボランティアである。気分はハイキングだ。周りの様子も、皆で昼の弁当を囲んでいる様子を見ると気楽なハイキングのようにも思えた。この植林活動を長続きさせるにはこれでいいのかなという思いもする。2日目は、アメリカ、プロバスケットボールチームの地元出身選手が参加し、子ども達に人気だった。イベントを盛り上げる企画もあった。

夕方は反省会。夜は、栃木県連の配慮で宿が宿泊場所となった。気仙沼以来の久しぶりの再会、若い環境省の役人、県外のいろいろな山仲間との出会い、足尾銅山の植林に参加して本当によかったと思う。楽しい時間を過ごすことができた。山行だけでなく、山行を契機にこのような人との出会いもいいものだと思う。生きる事にお互い容易に接点を見つける事のできるような人たちと思った。一期一会の貴重な時間だった。


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マチガ沢雪上訓◆写真 

木更津の樋口です。
私自身、GWの雪山登山に備え、雪上訓練したかった。
県連の雪上訓練が中止になったこともあり、同じ仲間がいるに違いないと思い、谷川岳マチガ沢雪上訓練を企画しました。
新人4名と小生の計5名で、行って参りました。


ド派手な転び方
 [ド派手な転び方]

【山域】谷川連峰
【コース】マチガ沢
【日程】 H25年4/20
【形式】 雪上訓練
【参加者】 CL 樋口(記)、井本、田上、鈴木(憲二、愛子)夫妻
【行程】
 4/20 晴れのち曇り、午後すぎから雪
  5:30 起床@土合駅
  6:40発 ロープウェイ駐車場
  7:30 ~ 14:00 雪上訓練

【内容】

4/20
簡単です指導した内容を記します。ザイル1本で2人一組ですから、ザイルワークはとても時間をかけて繰り返し練習できました。
スタカットビレイのビレイヤーのセルフビレイの支点ですが、ビレイヤーの腕によりますがピッケル1本ではあっというまに崩れます。
ピッケル2本で支点作れば、確実でした。
また、クライマー滑落時の制動方法も、初心者はザイルを両手で握って止めがちですが(ですから、ビレイヤーも巻き添いくらってながされちゃう)、腰がらみの摩擦量を増やすことで(ザイルを体に巻き付けるように絞ることで)ブレーキがかかる、という感触を覚えることが大切ですね。
ピッケルワークは大切です、富士山雪上トレーニングでも同じことを述べましたが、傾斜角度でポジションを使い分けることが大切です。

① キックステップ
② ピッケルワーク
③ 滑落停止(アイゼンなし)
④ アイゼンワーク
⑤ 滑落停止(アイゼンあり)
⑥ スタカットビレイ
⑦ 懸垂下降(半マストで)
⑧ 耐風姿勢
⑨ コンティニュアンスビレイ

新人の方々は好奇心旺盛で、訓練の遣り甲斐ありますね。
とても充実した雪上訓練でした、お疲れ様です。


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月山山スキー◆写真 

長池です。月山山スキー山行報告です。

月山山頂下にて  [月山山頂下にて]

【日時】2013年4月20(土)~21日(日) 早朝発1泊2日 曇り・雪
【場所】月山
【メンバー】CL長池(記)、SL齊藤、鶴田、鈴木、渡辺(浩)、古関、藤田、石井、吉川
【タイム】
 20日 2:00千葉→9:00姥ケ岳リフト10:01→リフトトップ10:33→11:30月山山頂下→リフトトップ13:16→姥沢小屋跡→13:48→志津五色沼
 21日 荒天、帰葉  

【内容】

 20日 曇り、時折雲間に青空
・志津温泉上五色沼へ1台デポ、姥ケ岳駐車場に1台を置く。
・姥沢小屋は今冬雪崩で土台のみを残して破壊されていた。
・月山へ広大なカール状雪原を登る。かつて稜線下を登ってギャップを越える
 部分でタイムロスした経験からほぼダイレクトにルートを取る。
・左岸ルートを取った方が山襞の上下が少なく効率良いルート取り(今後へ)
・上部は先の降雨の影響で広範囲に雪面がクラストしシール登高が困難になる。
・1820mで登高打切り、滑降に移る。
・この日の雪は先日の降雨のためやや重硬め、回転には少し抵抗がある。
・リフトトップから雪庇上尾根を姥沢小屋跡へ。
・駐車場横から初経験の清水コースへ入っていく。
・樹間の竹竿や赤布でコース表示は明瞭、先行トレースもあって迷うことはない。
・時折ノートラックを拾って楽しむ。
・五色沼が見え、土手を登ってデポした駐車スペースに着いて終了。
・月山山頂からリフト上・姥沢小屋・清水コースと繋ぐとかなりのロングルートになり
 上部大雪面、下部樹間と変化ある滑降を楽しめる好ルートである。
・明日予定の湯殿山も山頂付近および中間雪面がクラストしている。
・幕内で路傍採取の蕗のとうテンプラをいただく。美味々々。
 
 ※泊りは道の駅「西川」。構内には多量の残雪があり、人工の小川の縁の
 石畳にテントを出したが夜間の降雪でテント内がずぶ濡れとなる。
 フライ杭を打てず雪融け水がテント本体に浸透したこと、石畳は雨水を吸収
 せず流水がテント内に浸水したことによる・・・設営配慮不足を反省。
 
 21日 降雪のため行動中止、帰葉。
 ※帰途、並走するトラックが巻きあげる雪幕で視界を奪われ運転の危険を感じる
 瞬間が2度ほど。雪道運転は用心深くありたい。
 ※東北道、磐越道は降雪で通行止めに。現地に詳しいFさんの誘導で一般道から
 常盤道に逃げ円滑に帰葉。路傍の満開の八重桜に雪の冠、すばらしい情景。


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神楽峰山スキー◆写真 

【山域】上越・神楽峰
【日程と天候】2013年4月20日(土)晴れ・無風 新雪10~15cm
【メンバー】CL菊池 他1名
【行程】信濃町ー98km(2時間強)かぐらみつまたスキー場駐車場-ゴンドラー第5ロマトップ(1830m)ー中尾根トップ(1984m)ー清八沢ルート滑走ーゴンドラトップ(1380m)ー第五ロマトップー中尾根トップー中尾根滑走ーゴンドラトップー駐車場


06 清八沢に向かを急斜面のパウダーラン  [清八沢に向かを急斜面のパウダーラン]

・21日(日)が町内の行事で抜けなれなくなり、月山には参加できず、急遽、神楽日帰りを楽しんだ。この時期稀な寒波の流入で新雪が10~20cm、第五ロマトップをシールで登り始めたころは下地はガリガリバーンであったが滑走開始時点では適度に緩み、滑りやすい状態となった。
中尾根の北側、清八沢ルートはまっさらなパウダーゾーンでこの時期では儲けものの快適パウダーランが堪能でき大満足であった。
約150mのシール登高で標高差約600mの滑走は魅力的である。2本目は初めて中尾根を最後まで滑走した。深雪のころは上部の緩斜面で苦労しそうであるが、下部には適度な中斜面、残雪期や少な目の新雪の時期には初心者でも十分楽しめる好ルートであることが確認できた。

・シニアの午前券(13:00)2700円、第5ロマ運転開始9:00に合わせて入山、最終13:00直前までリフトを利用し、下山ルートを13:00の開門直後に通過し駐車場まで滑走できた。驚いたことに駐車場は超満杯の状態であった。
・帰路、栄村の道の駅で蕎麦を食べ、千曲川沿いの残雪・新緑・水仙・桜を楽しみながら信濃町へ向かった。


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高后山◆写真 

永田です。
2013年度最初4月20日の高后山報告です。


IMGP2353.jpg  [石射太郎]

昨日は曇り空でうっとうしい天気でしたが、こんなとき登って楽しいのが高后山です。
高后山はご飯のようにいつ登っても飽きない山です。
先週の丹沢同様曇っていても新緑は綺麗でした。
いつものコース3時間チョッとのハイキングでした。


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甲州高尾山◆写真 

【山行日】 4月17日
【山行者】 CL辻本 村尾 椎名(記)
【山域】 大菩薩連嶺
【天候】 曇り時々晴れ
【行程】 千葉6:30→勝沼ぶどう郷駅9:40→甲州高尾山11:40→柏尾山~大善寺~勝沼ぶどう郷駅15;00


甲州高尾山、山頂  [甲州高尾山、山頂]

遅くなりましたが、報告致します。
ぶどう郷駅に車を止めて、歩きだしてすぐに廃トンネル大日影トンネル1.4kmが見える。
トンネルの中は、危険のない程度に明るくひんやり涼しく、快適に進みます。
個々に線路のレールの上を歩いたり、石の上を歩いたりして楽しみました。
ワイン貯蔵庫を通り(帰りに寄るという事にして、、)静かな里?を歩くとぶどうの棚があちこちに・・
ぶどうの棚を上から見るのは、初めて^_^.

登山口から登り続け、急登を上がっていくと眼下に甲府盆地が広がっていて甲州市の街並みが一望できる。
この山は、度重なる山火事によって森林が燃えその影響で展望の良い山に変貌したそうです。

山頂でうっすら頭だけ見えている富士山と南アルプスを眺めながら、昼食を取り休息。
山頂から少し進むと三角点のある剣ヶ峰。山桜が目につき和みます。
桃源郷の桃は、見れなく残念でしたが里でのはなみずきが見事でしっかりカメラに収めてきました。

・・・とここまでは、良かったのですが車に戻り携帯が無い事に気が付き慌てたり、平日山行だけにお風呂屋さんが
休みで探したりとツイテナイ事が有りましたが、無事に帰宅。  ちなみに、携帯は家にありました。。


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三ノ沢岳~檜尾岳◆写真 

遅くなりましたが、先週の山行報告をいたします。

三ノ沢岳山頂で2  [三ノ沢岳山頂]

【山域】中央アルプス 三ノ沢岳~檜尾岳
【天気】快晴
【メンバー】 CL小俣、細谷(記)
【行程】
 H25.4.13 しらび平(9:15)-ロープウェイ駅(9:30)-浄土平(11:00)-三ノ沢岳山頂(13:20~14:20)-浄土平(15:50)-テント泊
 H25.4.14 浄土平(8:00)-濁沢大峰(9:30)-檜尾岳(11:10)-檜尾避難小屋(11:30)-檜尾橋(15:50)

【内容】

9時のロープウェイで千畳敷へ。一面は真っ白な雪化粧をしており、まだ冬の様相を呈していた。土曜日は気温が下がるとのことであったが、予報に反して暖かく無風快晴で気分は上々。
千畳敷から積雪期ルートをトレースに導かれ極楽平へ。
三ノ沢岳のピストンはそれなりに時間がかかるため、重い荷物をデポし稜線を歩き始めた。稜線にはしっかり雪がつきとても歩きやすく、途中のナイフリッジも難なく通過。山頂手前の急登はアイスバーン状態であったが、ゆっくりと歩をすすめ山頂へ。
山頂では三角点も標識も確認できなかったが、御岳、乗鞍、穂高、南アルプス、富士山など360度の大展望がひらけており、昼食をとりながら暫くまったり。
浄土平に戻るとやや風がでてきたため、先を急がず岩陰にテントを設営。
夜中には常に強風が吹きつけ、テントを揺する音と寒さでほとんど寝ることができなかった。

翌日も朝から強風が吹いており、進むか戻るか迷ったが、歩行に影響を与えるほどではなかったため、予定通り檜尾岳に向かった。前日のトレースが残っていたためルートを間違えることはなかったが、歩きずらい岩場が続いた。
檜尾山頂も素晴らしい展望が広がっていたものの強風を遮るものがなかったため、早々に山頂を後にして檜尾避難小屋まで下った。避難小屋は新しかったが、入り口の窓が壊れており、そこから入った雪が積もって出入り口のドアが動かず、中に入るには壊れた小さな窓から出入りしなければならない状態であった。
そこからはひたすら檜尾尾根を下山したが、所々分かりづらい場所や急斜面があり、こちらも比較的歩きづらいルートであった。

初日に、極楽平についてから下山口の檜尾橋に着くまで、途中2人しか会うことがなく、天候にも恵まれ山を独占した気分であった。
ネットの情報では、ロープウェイを降りたところに、登山指導者がいるような記述があったが、登山指導者は正月、GW、連休しかおらず、それ以外の日の状況判断は個人責任となるのでご注意を。


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爺ヶ岳東尾根雪山バリエーション◆写真 

4/13~14に北アルプス 後立山連峰 爺ヶ岳東尾根、雪山縦走にいってまいりました。
天気がもう1日続けば鹿島槍ヶ岳も挑戦する計画でしたが、やっぱり天気がもたず。
去年の5/19~20と同じルートとなりましたが今回は4月中旬ということもあり、積雪量が多かった。爺ヶ岳東面のヒマラヤ模様や国境稜線の雪庇は見事でした。

このルートは完璧?です!、ルートの各難所を理解できました。
これで、鹿島槍ヶ岳への雪山・積雪期アルパインに弾みがつきます!!。
また一歩前進です。


17 爺ケ岳中峰にテ(樋口)_R  [爺ケ岳中峰にテ(樋口)]

【山域】北アルプス 後立山連峰
【コース】爺ヶ岳東尾根 積雪期バリエーション
【日程】 H25年4/13~14
【形式】 雪山縦走
【参加者】 CL 樋口、 鈴木(卓)

【行程】
 4/13 快晴
  6:23発 鹿島山荘 爺ヶ岳東尾根(積雪期)登山口
  7:26着 標高1240m 休憩
  7:34発
  8:23着 標高1441m 休憩
  8:42発
  9:31着 標高1562m 休憩
  9:44発
  10:42着 下のJP 標高1766m 休憩
  11:07発
  12:05着 標高1903m 休憩
  12:21発
  13:46着 P2手前でアイスバーンの急登となる、アイゼン装着。
  14:43着 P2 標高2198m テント設置。

 4/14 朝方は快晴、晴れのちくもり、風が徐々に強まる。
  4:45発 爺ヶ岳東尾根 P2
  6:45着 爺ヶ岳 2669.8m 山頂
  7:08発
  7:57着 冷乗越
  8:08発
  8:35:着 赤岩尾根の安全地帯に入る
  9:09発
  10:01着 標高2090m 休憩
  10:21発
  14:13着 鹿島山荘

【内容】

4/13
予報通り、前日に雪が降った。麓は薄ら雪化粧。上部はもっと積もったことでしょう。
ですから、踏み跡なんてありゃしません。私たちがトレースを付ける、大変ですが遣り甲斐ある。
前向きで行こう。
今日は快晴、明日は午後から寒冷前線が通過する、ということで、今日中にできるだけ距離を稼ぎ、明日は午前中に国境稜線を脱出しよう、そんな計画を頭の中で描いた。

 爺ヶ岳東尾根の登りですが、登山口からの1本目は急登で、とにかく脹脛がパンパンになる。
 東尾根に取り付いてからは、マイナーピークの手前は傾斜がきついものの、マイナーピークにたどり着くと平坦となる、そんな繰り返しで高度を稼いでいく。
 雪が豊富なので笹やぶはほとんどない。下のJPあたりから快適な尾根歩きとなる、
 見晴はよい、鹿島槍ヶ岳の白さがやたらに目立つ、その一方で、無人の領域に立ち入る冷たさというか、頼れるものは自分たちだけであることのプレッシャーをどこか感じる。
 自分との戦いである。

 P1を過ぎてから、後発の2パーティーがいることに気が付く。P2手前で追いつかれ、二人組の女性パーティーに先頭を譲る。
 「ここまで、トレースを利用させてくださり、助かりました。ありがとう。」
 この一言で、心が落ち着く。少し会話すると、やはり明日の天気を気にしていて、今日はできるだけ頑張りたいとのこと、我々と同じ考えである。

 P2の手前で右の急な斜面を登るが、ここが結構難しい。突然アイスバーンとなる。
 去年も滑落しそうな危険地帯であることを記憶していたが、やっぱりそうだった。
 ここを乗り越えると、P2に到着。
 痩せ尾根ですが、2-3人用テントならば十分に張れる。
 風がないのでP2にテントを張れましたが、風があるならば標高2000m付近までがテント適地です。

 日が暮れるまで、後立山連峰の雪山を満喫できます、素晴らしい眺めです。
 とても贅沢です。日本酒を飲みながら今この時を楽しもう。ほんの一時ですが、緊張感が緩む。
 そしてこのまま、就寝です。もちろん、最新の天気予想図を確認し、寒冷前線の通過タイミングを確認してからですとも。

4/14
 天気はよいが気温が高い。遅くとも午前中に国境稜線を脱出しようと描いていたが、一昨日の降雪量から判断して、雪崩を警戒しなければならない。
そう、国境稜線から赤岩尾根に入る地帯は雪崩多発地帯(滑落多発地帯)であるが、ここを通過しなければならないのでできるだけ早く通過した方がよい。少しでも早く、気温が上がる前に通過しないといけない。

歩くペースが自然と早くなる。P2からP1間に痩せた稜線があるものの、去年ほど怖さなく。
P1に着いても風が強いので、立ったまま少し休憩し、先を急ぐ。そして、昨日P2手前で譲った女性二人組のパーティーを追い抜き、再び先頭にたつ。

目の前に迫ってきた爺ヶ岳。中峰と北峰の間の雪の付き方には驚く。積雪期の爺ヶ岳東面の姿は多くのクライマーを虜にしてきたことに納得する。
今回の東尾根から中峰はプレーンであるが、冷尾根から北峰を目指すルートは雪稜系アルパインクライマーの憧れのルートに違いない。

やったね、爺ヶ岳に一番乗り。本来山頂は広々しているはずなのだが、積雪量が多いので、山頂は狭い。そうそう、雪庇のような積雪状態を乗り越えてピークがあるからだ。
行動食をとり、鹿島槍ヶ岳をバックに記念撮影したら、足早に国境稜線を北上する、右が長野県、左は富山県。

積雪期の赤岩尾根への下降点は冷乗越からトラバースするのでなく、赤岩尾根の頭から下降することが一般的である。
今回は、雪庇の張り出し大きいこと、積雪量が多く一昨日の降雪もあり気温が高いことから雪が緩んでいて足元が崩れやすいことから、赤岩尾根の頭から真下に下りることも、冷乗越からトラバースすることも危険と判断。とにかく、赤岩尾根に最短で安全に取り付けるルートを探すことに。

観察すると赤岩尾根の頭から冷乗越の中間上部よりで雪庇がない区間がある、ここからであればトラバース量も少ないし、斜めに下りるように上部をトラバースすれば最短で赤岩尾根に取り付け、安全地帯である赤岩尾根のマイナーピークにたどり着ける。それが唯一の答えであり、それ以外の答えが思い浮かばなかった。

気合が入る、戦闘モードに突入、鈴木さんに「距離をおいて行動する、私の真上に入らない。お願いします。」
といったと思う。とにかく真剣で必死だったと思う。一歩一歩、細心の注意を払う。
短い距離であるが、すごく長く感じた。

振り返ると国境稜線から赤岩尾根の私の足元まで、一筋のトレースが入った。
美しく綺麗な踏み跡である。あとから鈴木さんがトレースを辿る、これまた雪の多さで腰あたりまで沈んでいく姿に惚れ惚れしちゃいました。恰好よすぎるし、深雪を楽しんでいる、そう思えた。

緊張感から解放された、午前9時前に雪崩危険地帯&滑落多発地帯を通過、できる限りの危険要素を無くして通過できたことに満足。やったやった、二人で大喜び。大休止にはいる。

この先は、雪の深さに苦しめられるものの、いつまでも鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳の眺めを楽しみながら下山できた。高千穂平からは夏道をとおらず、西沢の雪渓を利用した。
下山後、信濃大町温泉郷で汗を流す、鹿島槍ヶ岳の北峰と南峰がみえる、
また挑戦するさ、必ず。

以上、北アルプス 後立山連峰 爺ヶ岳東尾根 雪山バリエーションルートの報告でした。


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武能岳西尾根◆写真 

吉川です。
 渡渉、ヤブありの雪山テント山行の報告です。


16蓬峠から朝日岳方面の展望  [蓬峠から朝日岳方面の展望]

【山域】谷川連峰 
【ルート】武能岳西尾根 
【登山方法】雪山登山 
【行動日】4月13日~14日 
【メンバー】CL柘植、吉川(記) 
【日程】
4/13土気3:20-大宮IC-関越道経由-湯沢IC-土樽駅駐車6:40-堰堤9:20/9:50-1420m付近14:00幕営 
4/14幕営地1420m付近6:40-主稜線8:30-武能岳山頂9:00/9:10-1420m付近テント撤収10:40/11:50-堰堤12:50-土樽駅13:40-湯沢IC-関越道経由-大宮IC-土気


【内容】
4/13(晴)
湯沢インター付近の山々は、春山の装いに変わってきていた。土樽駅で、山スキーの支度をしているグループを横目に我々もザックに詰め込み出発。蓬沢に入って間もなく堰堤の付近で渡れそうな所を探している時、尾根に取り付いている先行隊を発見!堰堤を渡って行ったようだ。
靴を脱いでネオプレーンの靴下に履き替え渡渉したので、冷たくならずに済んだ。ここから、尾根に取り付くが、腐りかけた雪の急斜面から、雪がずり落ちた滑る岩の斜面は、枝を頼りに這い上がる。この後、檜や姫小松の大木を縫うようにヤブ漕ぎとなる。シャクナゲが茂ってくると益々体力を消耗する。標高900mを越える頃から、明るいブナ林になるとやぶも薄くなり雪山らしく楽に登行できる。1200m付近を幕営地の予定だったが、1420mまで進みテントを張る。素晴らしいロケーションに大満足!万太郎山、仙ノ倉山の迫力に圧倒され、振り返れば、足拍子岳、クロガネの頭の黒々した岩峰が負けてない!テントを張りまず水作り、春の雪は融けるのが早い!早目の夕ご飯を済ませ、サンセットショウ楽しんだ。薄暗くなると土樽パーキングがキラキラ冷たく輝いて綺麗だった。

4/14(曇りのち晴)
深夜から朝方まで風が強く、4時に起きたものの出発は6時40分とゆっくりした。この頃は、風も止み快適に雪稜を進む。途中岩稜や雪の急斜面通過等、気を付ける所はあったが、問題なく武能岳山頂に立つ。登りで、武能岳と蓬峠への主稜線に出た時、枝につけた赤布を外し、西尾根に下る。テントまでの尾根上で、今山行の目的のロープワークを3ピッチ、ピッケルを支点に取る方法等を練習しテントに戻り、コーヒーを飲み一休みして、昨日のトレースを下る。堰堤の渡渉は、靴を履いたまま渡ったが、足を濡らさずに渡れた。この渡渉点と尾根の取り付きが、今回の核心部だった。


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鍋割山◆写真 

永田です。
4月14日に久しぶりに丹沢鍋割山を歩いてきました。

IMGP2339.jpg
今は春、低山も春めいて新緑が綺麗でした。
登山道は特に変わった箇所もなく広くて快適に歩けました。
登山道のほとんどが犬を連れても問題なく歩けました。(問題があるとすれば、鍋割山で人が多く鍋焼きうどんを注文しなかったくらいです。)
とりあえず情報です。
大倉の駐車場は8時30分からオープンします。
ここを利用して登る場合は時間に注意しましょう。
今回は管理者の方が気遣ってくれて7時50分くらいに入れました。
料金は500円です。
自分は電気自動車で大倉まで行ったのですが、高速・駐車代金・電気代ふくめて交通費は5000円程度でした。

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鳳凰三山(薬師岳)◆写真 

田中孝平です。
南ア)鳳凰三山(薬師岳)山行報告を致します。
今回の山行は5月後半連休の北ア表銀座(東鎌尾根)から槍ケ岳の体慣らし山行として実施をした。


023平さんと合流
期日)平成25年4月12日夜~14日(土日)
天候)13日 快晴  14日 晴れ
メンバー)CL 田中(孝)・三代川
日程/行程)
12日(金)津田沼22:30=中央高速)甲府昭和IC=夜叉神の森駐車場1:30(仮眠)
13日(土)夜叉神の森駐車場6:30~11:20南御室小屋テント場(テント設営)12:20~薬師小屋~薬師岳(三代川)15:00(田中は遅れ15:30山頂直下でUターウン)~薬師小屋~南御室小屋テント場16:30(テント泊)
14日(日)テント場7:45~往路を下山~夜叉神の森駐車場11:20=入浴後に往路を帰還=津田沼16:15

内容)

13日(土)早朝1:30に夜叉神の森駐車場に着き、ガラガラの駐車場ど真ん中に停めて仮眠をする。6:00に周辺が騒がしくなり目覚め、身支度の上で快晴の登山を開始する。
最初は夜叉神峠まで1時間強の急登をして山荘前に着くと白根三山が真っ白に輝き、我々を迎えてくれた。
今回は新調した「GPS」をマニュアルを読みながら操作して準備した挿入ルートを実際に確認しながら進んで見た。
杖立峠手前から雪は少ないが登山道に踏まれた氷道が延々と続いていて、転ばない様に注意して慎重に歩いて行く。
この先の苺平から南御室小屋までは雪は有るが、さほど多くも無く歩くには、苦になる事も無く、やがてキャンプ地の南御室小屋前に着いた。
(小屋は閉まっていたが、水は豊富に汲めて1棟の小さな冬期小屋開放とトイレ開放があり)
テントを雪の広場ど真ん中に張り、アタック準備をして山頂を目指して出発をした。
前回の山から3週間以上の間が開き足が重く中々先進のスピードが上がらない為途中から三代川を先行して進め、私はマイペースで登ると15時に薬師小屋に着いた、
山頂にはその時、三代川は到着して写真撮影の後に下山に掛かる。私は少しでも山頂方面に進み中間部で合流して、此処からはタイムリミットで下山とした。
小屋周辺からの南アルプスの白き絶景を堪能して写真に収めて今宵の酒を楽しみに往路を引き返す。
テント場には小さいテントが主だが20張りほど張られていた。
夜はインスタント食材(主食1食袋+副食1食袋)を1人分を2人で食べる最低限の食事スタイルで夕食と朝食を食した。

14日(日)夜は2000mを越える高所での3シーズンシュラーフでは、やはり寒さは二人とも感じたが3000m近い槍のテント泊地では減量化の為、薄いシュラーフで過ごす事が必須で、各自に軽量化と寒さ対策を考えるには良い夜となった。
朝も1食を2分割して食し、不足分はエネルギーイン食材で注入した。
日が出て暖かくなった中で、昨日の氷付いた嫌らしい道を警戒してアイゼンを付けて下山とした。
お風呂は半数は冬期休業でやって居らず、古い旅館で1000円の風呂につかり早々と千葉に帰り着いた。


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鍋倉山山スキー◆写真 

菊池です。
4/13の残雪期鍋倉山山スキー報告です。


14 山頂で記念撮影  [山頂で記念撮影]

【山域】関田山脈・鍋倉山
【日程と天気】2013年4月13日(土)晴れ
【メンバー】CL菊池(TM:細板・革靴)・村野(TM:ファット)
【行程】温井10:00-田茂木池沿い-小屋ー台地ー沢沿いルートー黒倉山・鍋倉山鞍部ー鍋倉山山頂ー巨木(森太郎)-台地ー14:55温井 (ルート図参照:写真館に掲載予定)


・ちば山山スキー部門の恒例となったパウダー狙いの鍋倉山は、豊富な残雪とブナの美林・巨木などをゆっくり楽しみながらの残雪期ツアーも大きな魅力である。パウダー期は中級以上が対象となるが、この時期は初級者も対象となるため、今回多くの方々の参加を期待したが、最終的には村野さんとの二人三脚でやや淋しいツアーであった。
・昨年より、残雪は少ないが今しばらく山スキーは楽しめそうです。さすがに人気スポットであり、この時期でも約20台の車が温井の道路沿いに駐車していた。温井から関田峠への道路の除雪が始まり、23日以降になると、かなり上部まで入れるが、それまでは温井からの入山である。温井付近の残雪はかなり減ったが、まだ初めから板を外すことなくシール登行できる。来週には、田茂木池の平原に上がる前の斜面で雪のつながりが途絶える可能性はあるようだ。
・パウダー時期では深雪のため、できるだけ早く尾根に乗るルート選択がよいが、残雪期はやや遠周りになるが、鍋倉山と黒倉山への鞍部をめざして沢沿いにゆっくり高度を上げていくルートが省エネルートとして、急斜面がなく、なかなか好ましいルートである。
除雪が進むと、巨木観察登山道の入口付近に車を駐車すると、さらに短時間で山頂に達することができ、新緑と残雪のコントラストを楽しみながら、半日で種々ルートを楽しめる。

・前日まで、数日寒気のため新雪が積もり、上部の滑走は板が横ずれしにくくややてこずったが、下部ではザラメ斜面に細版でも十分快適なターンを刻めた。
・ブナの巨木「森太郎」を皆さんに案内することを今回のツアーの大きな目標とした。東側の尾根から水平にトラバースで、約200mほど先にある森太郎に向かった。近くでみる「森太郎」はまさに威厳があり迫力満点、「正真正銘の巨木ぶな」であることをあらためて実感した。少し下部にあった、一昨年秋に出会えた「森姫」は枯れて倒れたらしい。鍋倉のブナ林は何度訪れても飽きず、魅力的である。
今秋には錦秋の信越トレイルと絡めたの「森太郎」見学ツアーを企画するかな。(10月最終週がベスト)


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湯河原幕岩でクライミング 

吉川です。
 目まぐるしく変化する天候の中、湯河原幕岩でクライミングを楽しんできました。


P1050132_1_1.jpg
【山域】神奈川県足柄下郡 
【場所】湯河原幕岩 
【形式】フリークライミング 
【メンバー】CL川本 渡辺(理) 武藤 吉川(記)
【日程】4月11日 (朝のうち雨、曇りのち雨、霰のち晴)8:30~16:38

【内容】

京葉道路で雨が降り出し心配になるが、神奈川県に入る頃青空が覗き始めホッとする。梅林の梅の木は小さな実をつけていた。新緑の山を眺め桃源郷でクライミング開始。
サンセット5.10a、Wasing5.7、いんちきするな5.8をそれぞれチャレンジする。そのうち、雨がぽつぽつ降りだし霰も落ちてきた。暫く中断し、お茶タイムで雨上がりを待った。次は、マコロンランドに移動し、マゾおけさ5.10b、ニューアライ5.10a、シャワーコロン5.9次は、アリババの岩場で、アリババ5.10b、ここから少し下がったシンデレラフェイスでシンデレラ5.7等をそれぞれアタックした。ニューアライとシャワーコロンは出だしが難しく、アリババは、小さなホールドは豊富だが傾斜がきついので直ぐ離されてしまうが、慣れてくるとつかめるようになり頑張れる。
久々の外岩を楽しみました。
 今回、ロープを間違えてダブルを持っていってしまいお仲間に不自由を掛けてしまい済みませんでした。以後気を付けます。

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焼額山ー毛無山山スキー◆写真 

菊池です。
歴史ある一風変わった、超ロングハードツアーに参加でき、貴重な体験ができました。


04 さあ、竜王に向かってのスタートだ  [さあ、竜王に向かってのスタートだ]

【山域】焼額山ー毛無山
【日程と天気】2013年4月10日(水)曇り(時々薄日がさす)-ガスで視界不良―小雪模様
【メンバー】56数名(5班に分けた)、山スキー・ゲレンデアルペンセット・テレマーク(細板ステップソール~太板)・ボード・スプリットボード(女性3名)など種々雑多。小生はセンター78mm、最大幅118mmのアトミックテレマーク板・ガルモントプラブーツ
【行程】9日:奥志賀スポーツハイムに宿泊
10日:8時集合-ゴンドラ・リフトー焼額山山頂(1960m)8:50-高標山(1747m)-カヤノ平(1450m)・昼食ー地蔵山(1565m)-16:45毛無山(1650m)-ゲレンデ滑走ーゴンドラー野沢温泉(野沢温泉ホテルにて慰労会・宿泊)
11日:朝、信濃町へ帰宅、勤務


・このツアーの歴史は70年ほどになるとのこと、野沢温泉スキークラブと志賀高原スキークラブが中心となり、遭対協の訓練の一環として行われている。多いときには100名以上の参加があったとのこと。
・sTs(信濃町テレマークスキークラブ)で知り合りあい、ペンション経営をなさっているO氏はなんと10回連続参加で表彰されたとのこと、この方の勧めで小生にとっては縁の深い奥志賀と野沢温泉を結ぶ直線距離にして20km以上の過酷なツアーに参加することができた。
・奥志賀ホテルがオープンした年にホテルでアルバイトをし、また大学のころ競技スキーを少しかじり、野沢温泉で合宿を行ったり、大会に参加したり、いずれも40数年前で極めて懐かしいところである。前夜の宿舎、スポーツハイム志賀はあの有名なプロスキーヤー杉山進さん経営、慰労会で宿泊した野沢温泉ホテルは学生の頃は高級で泊まれず、喫茶室でコーヒーをすすりながら、アダモの「雪は降る」を聞いた思い出、そして野沢スキー場のゲレ食で、札幌オリンピックで笠谷が優勝したシーンをテレビで見たことなどなど、青春の日々を思い出しながらの有意義で楽しいイベント参加であった。
・コースはクラシックツアールート(残雪期以外は1泊2日コース)であり、アップダウンを繰り返す長丁場、長い登りではライトツーリング仕様の方々や若者には大幅に遅れをとる省エネペース、気温上昇がなく、また硬い残雪の上に数cmの新雪でリセットされた斜面は快適な林間滑走が楽しめた。後半はガスで視界不良、気温低下により毛無山からゴンドラまでのゲレンデ滑走はガリガリバーンと化していた。終盤近くまで省エネを図ったためか、余力を残しており、毛無山への登りはまあまあのペースで、中間位の順位で完走、ご褒美のビールにありつけた。

・信濃町からは、同行下さったサンプラのYさん(私と同年齢)と息子さんほか3名の若者、そして72歳で今回のツアー最年長のMさんが参加。Mさんはスワロースキーの立役者でネイチャースキー草分けの方、このツアーを体力のバロメーターとしているとのこと、参加メンバーとの話題豊富な談笑も今回の大収穫であった。Mさんは物理学と野外活動勉強後、スワロースキーで研究活動、脱サラ後は焦点は「スキー」から「自然」「環境」へ移り、現在、木水土里研究所代表、「センス・オブ・ワンダー遊び」雪の森遊び教室in黒姫のファシリテーターで、日本スキ学会の評議員(杉山進・平沢文雄も評議員)です。
・バックカントリーの楽しみは、パウダー狙い、春の標高差のある豪快な山岳スキーなどなど、興味つきないが、今回のような歴史ある趣深いハードなネイチャーツアーも、すこぶる楽しく、達成感が得られるものである。初参加者は少ないようで、この魅力にはまっている方々のリピートが多い。とくに「ポパイ」さんは35回の参加で表彰され、例年、翌日には逆ルートで奥志賀に帰るとのこと。まったく尊敬しちゃいますね。
・11日は朝食前に外湯3か所、大湯・河原の湯と初体験の「熊の手洗い湯」を楽しみ、約1時間で信濃町へ帰った。


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