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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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両神山狩倉尾根◆写真 

両神山塊、狩倉岳

18いよいよ最後の難関が近づく(左から横八丁最後の岩峰・狩倉槍・狩倉岳)  [いよいよ最後の難関が近づく(左から横八丁最後の岩峰・狩倉槍・狩倉岳)]

【山域】北秩父  
【ルート】両神山、梵天尾根~狩倉尾根 
【登山方法】藪岩稜歩き 
【山行日】4/1 
【メンバー】L柘植、吉川(記) 
【行程】3/31土気20:00-関越道-花園IC-大滝温泉(仮眠)
4/1大滝温泉4:30-持桶トンネル車止め5:35-長栄橋5:40-石舟出合6:30
-大峠8:00-大笹10:00-狩倉槍11:50-狩倉岳12:30-1435峰13:10-
1341峰14:00-持桶トンネル車止め15:30-花園IC-関越道-帰葉

【内容】
寒く、薄暗い中、大した支度もないのに手間取ってしまい、
すっかり明るくなって出発した。山側の崖には防護ネットが張り巡らされ、
この辺りに降り立ち四苦八苦した記録があったが、どう足掻いても
このネットは越えられません。間もなく枝で作られた手すりの階段を登り
沢沿いの仕事道を進む。
崩壊箇所の厳しいところもあったが、足場の悪いへつりは、真新しい桟橋で
修理され歩き易い。左からの藪沢(藤十郎沢)とその上部に伐採された
山肌が見えてきた、ここに降り立つ予定だ。ここを見送り間もなく、左俣に
石灰岩の大岩壁の石舟が見えるが、右俣の15mの涸れた滝の右岸を高巻いて
滝上に出る。これからは、踏み跡は殆どない落ち葉と岩の沢を登り、岩鬼を
左手に見て、ひたすら峠沢を忠実に急峻な厳しい詰で、大峠に出る。

ここから踏み跡は、しっかりあるが廃道となった登山道は注意が必要、
おまけに尾根の東側は、氷が張り付いていて緊張の連続。ミヨシ岩の岩頭て、
狩倉尾根の展望後、凍りついた崖に阻まれ10mほどの懸垂で降りる。この先、
横八丁の岩場は、南側が切り立っているので、北側の巻きが心配になる。
明るい潅木の尾根に笹が茂る大笹に出る。ここから進路は西に向かう。
前方にぼこぼこした藪尾根の先に狩倉槍がそそり立ち、その右手には、
一昨年歩いた赤岩から長付山などの上武国境の山々が連なる景色に感激して
写真撮影に夢中になっていると、リーダーは、核心部が気になるらしく、
藪に消えてしまった。横八丁の岩場は、岩稜の尾根で行き詰ったら、戻り
右か左に巻き道を見つけ進んでいくルートハンティングが楽しい。

クラック状の下降では、染み出た水が凍り氷のミックスになっていたので、
20mのロープと細引をつないで懸垂で下降した。この岩稜にツツジが群生
している。ヤシオツツジらしいが花の時期は綺麗だろう。狩倉槍は、南側が
切り立つ岩肌を露出させているもののすんなり急登で藪越しの山頂に立た。
あまり特徴のない狩倉岳周辺は、馬酔の木が目立った。山容が、がらりと
変わり、北側の谷に日窒鉱山の小倉沢方面が見えてきた。一昔は賑わって
いただろうが、今はひっそりしている。1435峰からは、暫く急斜面を下り
ブナの点在する平坦な尾根を下って、1133峰は踏み跡を辿り西側をトラバ
ースし、檜の植林帯を下って伐採地に出る。木苺のような茨を潜り抜け
藤十郎沢に降り目的地に出た。久々に10時間の行動と緊張の連続に1日とは
思えない充実感に浸る。


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杉ノ原~赤倉山山スキー◆写真 

菊池@ちば山の会・信濃町在住
昨日、信濃町在住1周年となりました。今日は守門岳の予定でしたがで
天候不順で中止、急遽スキー場最終日に築田さんの妙高連邦スキーツアー
コースCD2012年版のGPSルートを参考に杉ノ原スキー場ゴンドラトップ
から赤倉山(1950m)ー林間滑走で駐車場へ滑り降りました。


00 杉ノ原・赤倉山-2   [杉ノ原・赤倉山ルート]

【山域】妙高山・赤倉山
【日時と天候】2012年4月1日、晴れのち曇り・小雪
  1950m地点で気温―5℃、風やや強し
【メンバー】菊池単独(TM:ブラックダイアモンド・ドリフト176cm)
【行程】駐車場ー杉ノ原スキー場ゴンドラトップ9:00ー林道ー南東斜面を
 登行ー赤倉山1950m(細尾根手前)-林道ー南東林間ルートー12:40駐車場


・新雪が15~20cm、今シーズン最後と思われるパウダー(やや重)は、
下部ほど重い雪質となったが、ファットのドリフトは威力を発揮し十分ツリー
ランを堪能できた。この時期にしては儲けものの標高差1100mのツアーであった。
・林道からのドロップポイントと滑走ルートが築田さんのポイントよりかなり
左よりのため途中、小さな沢状地形を経てルート修正したり、下部で密な杉林の
凸凹雪面の通過にやや苦労した。
・今シーズン3回目の赤倉山であるが前回までの2回はいずれも池の平スキー場
からの入山であったが、今回のルート、特に築田さんのGPS軌跡が忠実に
辿れれば、かなり楽しめるロングルートであるようだ。もう少し早いパウダー
適期に再度挑戦したい。

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蔵王熊野岳山スキー◆写真 

村野です。

蔵王の記録を送ります。
ヒヤリハットはまた別に報告します。


010ビバークの様子  
  [ビバークの様子]

【山域】蔵王連峰 熊野岳
【登山方法】山スキー
【山行日】2012/03/31-04/01
【メンバー】村野
【天気】3/31 曇後雪 4/1 晴後曇一時雪
【コースタイム】
3/31 リフトトップ(09:00)-刈田岳分岐(10:30)-馬の背1,740m(11:00)-
刈田岳分岐(11:30)-レストハウス避難小屋(11:45)
4/01 避難小屋(06:15)-刈田岳分岐(06:30)-リフトトップ(07:10)

【内容】

3/31
 リフト2本乗り継いリフトトップに着いた。ゲレンデ脇でシールを
つけて歩き出す。熊野岳も刈田岳も山頂がよく見える。山頂の神社まで
見える。道標に従い歩き始める。30分ほど歩くと御田の神の避難小屋が
見えてくる。雪原を抜ると夏用リフトに沿って登る。
 刈田岳分岐を左に曲がり熊野岳へ向かう。この辺りで少し風が少し
強くなってきて空が崩れ始めてきた。2名の先行者が熊野岳に進んで
いるのが見えていた。先に進むと段々と視界が悪くり風も強くなってきた。
まだ天気が完全に崩れるまで時間があるだろうと思い先に進む。
30分ほど登り馬の背の辺りに来るとますます風が強くなり雪が激しく
なってきた。仕方が無いここらで降りるかと馬の背途中でUターンした。
刈田岳の分岐点まで戻ってきたがライザに向かうコースの道標が全く
見えなくなっていた。この吹雪の中2ヶ所の雪原を越えていく自信がない。
ツェルトビバークになることはなんとしても避けたかった。

 稜線の道標は太く間隔も短のでなんとかまだ辿るくことができる。
刈田岳に向かう途中のレストハウス2階が避難小屋として開放されて
いるのは知っていた。明日は天候が回復されるはずなので無理に降りる
より避難小屋で一晩過ごして降りるほうが安全だろう。そう判断して
道標を辿りレストハウスにたどり着く、はしごを登り雪に埋もれた
入り口を掘り起こし中に逃げ込んだ。
 山行管理者と家族に悪天候で下山が遅れる旨を伝える。外はどんどん
風が強くなり、目の前にあるはずの道標支柱すら見えなくなっていた。
無理しないでよかったと胸を撫で下ろす。
 ひとしきり連絡を済ますとすることもなくダンボールの上でレスキュー
シートとツェルトに包まりじっと時間を過ぎるのを待つ。早く日がくれて
夜が開けないかなと思っても時間はなかなか経たない。震えるほどの
寒さでないのだが、だからといって眠れるほど暖かくもなかった。
外は一晩中ブリーザが吹き荒れていた。

4/1
 昨日の昼過ぎに小屋に逃げ込んだ。あれから17時間以上経過して
待ちに待った夜明けの時間がやって来た。5時過ぎてようやく窓の外が
明るくなってきた。ドアを開けるとまだ一面真っ白だったが、太陽が
高く登れば霧も晴れるだろうと思いもうしばらく出発を待つことにした。
 6時過ぎると霧は晴れて熊野岳頂上まで見渡すことができた。一晩で
ガリガリの雪面になっていた。昨日は全く見えなかった岐先の支柱も
はっきりと見えゲレンデトップまで無事戻ることができた。

蔵王ライザワールドスキー場駐車場無料 営業時間はトイレ有り
上山温泉 二日町共同浴場 150円+洗髪料100円(シャンプー・石鹸なし)


蔵王熊野岳下山遅れの件報告します。

壊れたコンパス
  [壊れたコンパス]

【山域】蔵王連峰 熊野岳
【登山方法】山スキー
【山行日】2012/03/31
【メンバー】村野
【天気】3/31 曇後雪(ブリザード) 4/1 晴後曇一時雪
【行動時間と概要】
09:00 リフトトップ    頂上まで見渡せる視界
10:30 刈田岳分岐     頂上が雲に隠れる程度の視界
11:00 馬の背1,740m ポールが10本程度の視界(100m~200mほど):引き返し
11:30 刈田岳分岐     ポールが2~3本程度の視界(50mほど)
                       分岐先のポールは見えず
11:45 避難小屋              ポールが1~2本程度の視界(10mから20mほど)
12:30 避難小屋              ポールが見えず
※稜線の木製ポールは間隔が10mほど、ライザ-分岐までの鉄柱ポールは
間隔が20~30mほど

【ヒヤリハット】

刈田岳分岐(10:30)に差し掛かった時点で風が強くなってきた。
この時点でUターンすれば確実に戻れたと思う。
ただ分岐から先の熊野岳に向かう先行者2名が見えておりまだ行ける
だろうと判断した。
 →次の日、地元の登山者に出合って話をすると
  刈田分岐からライザまでの間は吹雪くとルートファインディングが
  難しいと言われた。
  ただし、ご本人は何度も登っているので大丈夫だとも言われた。
この話からも先行者2名と自分の地理的感覚や能力の差をきちんと判断
できていなかったと言える。
道標支柱がある分天候がくずれてのホワイトアウトを甘く見ていた。
また、コンパスが壊れていたのも分岐から先下山出来なかった追加
要因にもなった。

刈田岳分岐戻り
  [刈田岳分岐戻り]

【計画時点で考慮した点】
・道標支柱があり悪天候でも迷いにくい山を選択
・避難小屋がある山を選択
・携帯電話が通話ができるだけ可能な地区
・予備日として日曜日の確保
※万が一を考慮したコース選択だったが、残念ながらそのとおりに
なってしまった。

【避難後の行動】
・山行管理者・家族に下山遅れの報告した
・ダウンウェアを着る
・アウターウェアの着乾かしを行った
・濡れたグローブは予備グローブと取り替えた
・テレマークのインナーブーツを履いて足が寒くないようにした
 →途中足先が寒くなりインナーグローブを足先に履いた
・ツェルトとレスキューシートに包まりじっとしていた
 →ないより包まれている方が暖かった。(心理的にも安心感があった)
・小屋の中にあったダンボールをマットがわりにできた
・食料は行動食と非常食を少しづつ食べて特に不足することはなかった
・飲料水はサーモス300ml殘、500mlアクエリアスがあり不足することはなかった
 →いつも下山時に500mlは残るようにしている
・予備バッテリーで携帯電話に充電
・うとうと出来るだけで寝ることは出来なかった
 →小屋のなかはおおよそ0℃を僅かに下回るくらい
・小屋の中にあった鍋と持っていたメタでサーモスの中身を温め直した
 →たまたま鍋があり助かった。小型コッヘルを持参する必要性を感じた。

【利用した装備】
行動食
 おにぎり2個、エナジーバー1本、ウィダーインゼリー1個、チョコレート、
クッキー
非常食
 エナジーバー2本
飲料水
 サーモスに300mlくらい
 500mlアクエリアス
非常用装備
 レスキューシート、ツェルト、カイロ1個、メタ2個
 携帯電話の予備バッテリー
 ヘッドランプ、GPSの予備電池
 ダウンウェア
 予備グローブ

-以上-


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